大河ドラマ『麒麟がくる』は3日、2021年になって初回の放送となる。年が明けて物語はクライマックスとなる「本能寺の変」に向けて、よりドラマティックになっていく。
撮影期間も長くなった。羽柴秀吉を演じる佐々木蔵之介は「明智光秀役の長谷川博己さんをはじめ、多くの共演者と、藤吉郎から始まり、木下藤吉郎、羽柴秀吉と、ゆっくりと役を積み上げながら演じさせていただいたことはとても幸せでした」。
大河ドラマ『麒麟がくる』は3日、2021年になって初回の放送となる。年が明けて物語はクライマックスとなる「本能寺の変」に向けて、よりドラマティックになっていく。
撮影期間も長くなった。羽柴秀吉を演じる佐々木蔵之介は「明智光秀役の長谷川博己さんをはじめ、多くの共演者と、藤吉郎から始まり、木下藤吉郎、羽柴秀吉と、ゆっくりと役を積み上げながら演じさせていただいたことはとても幸せでした」。
放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』に、織田信長役で出演している染谷将太。魅力的な登場人物であふれている本作だが、なかでも信長は、歴史上のスーパースター。それもあってか初登場してからというもの、画面に現れるたびに、どんな姿や振舞いを見せてくれるのかとワクワクやドキドキが止まらない。
「今、職業はなんですかと聞かれたら、織田信長ですと言っちゃいそうなくらい信長と過ごしている日々です」と、染谷。「今回の信長は、ピュアな信長として一貫していますが、年齢を重ねるごとに、見た目も、感情も、振る舞いも、どんどん熟していくのを肌で感じることができました。1年半もの長い時間がこの作品の信長像を作ってくれたんだと思っています」
大河ドラマとしては初めて年を越えて放送されている『麒麟がくる』。2021年最初の放送は3日から始まる。物語はクライマックスとなる本能寺へ向けて加速していく。
大ヒットドラマ「愛の不時着」の展示会「愛の不時着」展の音声ガイドナビゲーターに、笑福亭鶴瓶と齋藤飛鳥(乃木坂46)が就任。鶴瓶は「たくさんのファンがいる作品なので、正直大役すぎて荷が重かったです。本当はお断りしようかと思っていたのですが、今こうしてナビゲートの収録が終わったときにやってよかったなと思いました」と振り返りつつ、3回も見たという作品に音声ガイドという形で携わった喜びをあらわに。「かねてより『愛の不時着』ファンを公言していたことがきっかけで、リ・ジョンヒョク役を演じたヒョンビンさんから直筆の手紙をいただいたり、ユン・セリ役を務めたソン・イェジンさんのオンラインファンミーティングに電話出演させてもらったことなど“すべて縁”のおかげです」と就任に喜びのコメント。
一方の齊藤も、音声ガイドのオファーに驚いたと振り返り「私の周りのメンバーやスタッフさんの中には『愛の不時着』ファンを公言する人が多かったのですが、私はどちらかというと、ひっそりしっかりハマっているタイプだったので、そんな私を見つけてくださり、お声がけいただいたことにとてもうれしく感じています」と感激のコメント。普段ドラマを見るときはどうしても撮影の裏側を意識してしまうという齊藤だが、本作には「自分でも驚くくらい魅力されました」と、ハマっている様子を明かし「今回の音声ナビゲートの収録の際に改めて作品にまつわる写真を見て、もう一回『愛の不時着』を見たくなりました。『愛の不時着』展も、この作品と同じ様に何度訪れてもさまざまな発見があり、いろいろな考察が自分の中で出来ると思うのでぜひ皆さんならではの楽しみ方を見つけて」とアピールした。
「愛の不時着」展は2021年1月8日から東京を皮切りに全国4カ所で開催。音声ガイドの利用料は500円。チケットは一般1800円。専用サイトより要申し込み。
大ヒットドラマ「愛の不時着」の世界観を体感できる展示会「愛の不時着」展がいよいよ1月8日から東京を皮切りに全国4カ所でスタート。
音声ガイドナビゲーターには、「愛の不時着」の大ファンと公言する笑福亭鶴瓶と、乃木坂46の1期生としてグループを牽引する齋藤飛鳥が就任。開催に向けますます盛り上がる「愛の不時着」ワールド、その魅力と「愛の不時着」展の見どころ最新情報を紹介!
放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』で、主演の長谷川博己が27日にクランクアップした。
長谷川は、2019年6月3日から撮影に入り、約3カ月にも及ぶ 撮影休止期間を経て、主人公である明智光秀を演じきった。
「まだ実感は湧かないのですが、とにかくクランクアップできて本当に安心しました。長く険しい道でしたが、出演者、スタッフのみなさんひとりひとりに、感謝の気持ちをこめて、ありがとうと伝えたいです。スタッフのみなさんのプロフェッショナルさが本当にすばらしくて感服しました」と、長谷川。
また、「 大河ドラマは日本の文化なんだとすごく感じましたし、絶対これは続けていきたい、後につなげていきたいと思いました。 現世でも、麒麟がくる世を願って。 みなさま、本当にありがとうございました! 」と、明智光秀として生きた約1年半を振り返った。
制作統括の落合将氏は「 思えば、新型コロナウイルスによる撮影中断・放送中断という前代未聞の出来事をはじめ、実にさまざまなトラ ブルが降りかかってきた大河ドラマでした。しかし、どんなトラブルが起こっても、長谷川さんは池端俊策先生の世界観を強く信じ、池端さんが紡ぎだす明智光秀像と自分なりに格闘し、この物語を現代に送り出す意味を常に考えながら、ぶれない姿勢でチームを引っ張ってくれました。大きく身を削ったであろうその長い長い闘いは、 完成した作品の中の光秀の芝居にすべて現れていて、この21世紀版戦国叙事詩ともいえる大河ドラマの中心で 特別な輝きを放ったと思います」
『麒麟がくる』は年越えて2021年2月7日の第44回まで続く。大河ドラマとしては史上初の越年放送となる。落合氏は「年明けからは最終章として本能寺の変に 向けて大きなクライマックスを迎えます。大変な時代ですが、お茶の間の娯楽として、あっと驚く結末に向けて 最後まで楽しんでご覧いただければと思います」と話している。
27日放送の大河ドラマ『麒麟がくる』は静かながら胸を締め付けられるシーンでスタートした。谷原章介演じる三淵藤英に切腹の沙汰が言い渡された。三淵は明智光秀の娘・たまと穏やかな時間を過ごし、光秀と静かに語らい、信長への助命嘆願を断って、明智家の庭で切腹した。
「自分なりにやり切ったという思いでした」と、谷原。「もちろん胸の内には、信長についていれば…将軍と距離をおけば…そのような思いもあったのかもしれません。でもそれをしてしまうと(弟の)藤孝と同じになってしまう。そうして生き残ったとて、三淵にとっては死んだも同然の意味のない生になってしまう。どう生きるかということはどう死ぬのかということなのかもしれません。その晩節を助命嘆願で汚したくはなかったのです」
三淵藤英は前回放送まで声を荒げるようなこともなく、つねに冷静沈着だった。
「感情を表に出すことが少なく、策士なのか? 特権意識で凝り固まった嫌なやつなのか? どういう人間なのか掴みづらかったです。物語が進むにつれ徐々にその姿が僕にも見えてきて、彼を好きになっていきました。三淵と藤孝は対照的な二人だと思います。藤孝の生き方は人間としては正しいと思います。ですが三淵の生き方は幕臣として正しいものであったと思います。三淵藤英という役に出逢えて、演じることができて幸せでした」
『麒麟がくる』は、毎週日曜、総合で午後8時、BSプレミアムで午後6時、BS4Kで午前9時。再放送もある。
芦田愛菜が27日放送の大河ドラマ『麒麟がくる』の第38回で初登場する。芦田が演じるのは、明智光秀の娘のひとり、たま。のちの細川ガラシャだ。
「戦国の女性の中でもあこがれだった、たまの役をいただき、本当にうれしかったです。作品に入る前に監督やプロデューサーの方とお話させていただき、たまはすごく芯が強く、幼いながらも戦国に生きる女性としての覚悟を持っているので、それを根底に演じてほしいと言われました。私が今まで持っていたガラシャのイメージも、芯が強くてかっこいい女性を思い描いていましたので、そこを意識して演じました」
また、「たまにとっては、母の熙子が理想の女性」といい、「お母さんのようにあたたかく優しく、そして大好きな父上や家庭を支えていく存在になりたいという気持ちを持っていたのではないかなと思いながら演じました」と、話している。
第38回「丹波攻略命令」では、信長(染谷将太)が三淵(谷原章介)に切腹の沙汰を言い渡す。美濃から家臣にしてほしいと光秀のもとへやってきた斎藤利三(須賀貴匡)の扱いをめぐって信長に呼び出された光秀は、利三の命の代わりに、敵対勢力が多い丹波を平定するように言い渡される。
『麒麟がくる』は、毎週日曜、総合で午後8時、BSプレミアムで午後6時、BS4Kで午前9時。再放送もある。
加藤清史郎が27日放送の『麒麟がくる』第38回に登場する。加藤が演じるのは、正親町天皇(坂東玉三郎)の嫡男である誠仁親王。正親町帝と距離ができてしまった信長が接近する。加藤は「誠仁親王は、“信長好きの蹴鞠王子”です。 信長と蹴鞠への愛にあふれている誠仁を、どうぞお楽しみに」とアピールしている。
本作以前にも、大河ドラマには『天地人』や『風林火山』で出演。『天地人』では主人公の直江兼続の少年時代を、『風林火山』では武田信玄の嫡男である武田義信の幼少期を演じている。
「天皇の嫡男の役ですし、そのほかのキャラクターに比べて情報が少ないので、どのように役作りをしていくのか、いろいろ考えました」と、加藤。「誠仁親王は“信長のことが大好き”“蹴鞠が大好き”ということ、さらに誠仁の聡明さも出していかなければいけないと考えて演じました」
蹴鞠も練習したという。
「サッカーはやっていましたが、蹴鞠はいろいろルールが細かく決まっていますので、またサッカーとは全然違う、新鮮な気持ちで臨みました。楽しみながらできたのでうれしかったです」
第38回「丹波攻略命令」では、信長(染谷将太)が三淵(谷原章介)に切腹の沙汰を言い渡す。美濃から家臣にしてほしいと光秀のもとへやってきた斎藤利三(須賀貴匡)の扱いをめぐって信長に呼び出された光秀は、利三の命の代わりに、敵対勢力が多い丹波を平定するように言い渡される。
これからの『麒麟がくる』について、加藤は「誰もが知っている歴史へと進んでいきます。なんとなく歴史を知っている方も、歴史の裏側ではこういうことが起きているんだということもわかると思いますし、光秀の生きざまをすごく感じることができると思います。素敵な作品ですので、僕と同世代の方にもぜひご覧いただきたい」と話している。
『麒麟がくる』は、毎週日曜、総合で午後8時、BSプレミアムで午後6時、BS4Kで午前9時。再放送もある。
工藤阿須加が、BS朝日開局20周年記念特別番組『僕らはあきらめない~2020 コロナ禍の高校球児たち~』(BS朝日、29日19時)でナレーションを担当する。
新型コロナウイルスの影響で、春のセンバツ、夏の甲子園が中止となった高校球児たちの苦悩、夢を諦めずに独自大会やトライアウトなどに挑戦する姿を追うドキュメント。工藤は、祖父、父、兄(ヤクルトの奥村展征)が甲子園に出場しているという、龍谷大平安高校の奥村真大選手などを担当している。
工藤は「コロナ禍で、甲子園が中止になった球児たちの苦しみをどれだけくみ取れるだろうかと思いました。でも彼らの映像、言葉を一つひとつ聞いて、目で見て、彼らの表情から伝わるものがあり、自ずと僕の心が動いて、それが声に乗った部分も大きかったと思います。むしろ、彼らに背中を押してもらった気がして、僕自身は有意義な時間を過ごさせていただきました」。工藤自身は高校時代をテニス部で過ごしている。
見どころは「全部です。最後まで見ていただきたい」と、工藤。「前日に家で練習した時、文章だけでもぐっと来るものがあったので、録音はどうなってしまうかなと思ったんですが、『いや、今、俺が感動している場合じゃない』という気持ちを強く持ったので、なんとか持ちこたえました」。
高校球児たちと同じように、工藤もコロナ禍で、特別な1年を過ごした。
「僕自身は、仕事はもちろん、家族や友人との係わりを改めて考える時間が多かったです。来年はキャンプや釣りなど自分の趣味をもう少し突き詰めたいと思っています。コロナのこともあって、自然と向き合う時間が大切だと気付かされました。いつか、それがまた仕事につながればと思っています」と、抱負を語った。
番組では、工藤とともに、優香もナレーションを担当している。優香今年4月に第1子を出産。復帰後初のナレーション収録となった。女手一つで育ててくれた母への恩返しを誓う県立山形中央高校の太田大和選手、甲子園にあこがれて岡山共生高校に留学した台湾のリュウ・チュンティン選手、熊本県人吉市の県立球磨(くま)工業高校のパートを担当している。
放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』は20日、第37回「信長公と蘭奢待」を放送する。織田信長が、朝倉と浅井に対して兵を挙げて一気に攻める。
ユースケ・サンタマリア演じる朝倉義景のいとこで、家臣の朝倉景鏡を手塚とおるが演じている。手塚が大河ドラマに出演するのは初めて。
出演したいずれの作品でも、一癖も二癖もある演技で観客や視聴者の視線を集めて来た手塚。『麒麟がくる』でもまたそんなシーンが見られそう。
「朝倉家にとって景鏡はやはり特別な存在ですよね、悪い意味で(笑)。それを踏まえて、ユースケさんの演じる義景がとても素敵だったので、そこに嫉妬という感情を足して、合せ鏡になるようにつくれたら良いなと考えて演じさせていただきました」。さらに「ユースケさんの演じられる義景は、引き算の美学を感じる、とても色気がある義景になっていたと思います。そのユースケさん版義景に僕の景鏡がどう思われるだろうか? その事を中心に考えていました」と、話している。
「あこがれの先輩」だという榎木孝明との関係性の見せ方も見どころだ。
『麒麟がくる』は、毎週日曜、総合で午後8時、BSプレミアムで午後6時、BS4Kで午前9時。再放送もある。