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栗山千秋「ドラマ『不機嫌な果実』はセクシー先生が頼りです」

2016.04.24 Vol.665

 林真理子による傑作不倫小説『不機嫌な果実』がドラマ化される。テレビ朝日系の金曜夜、これまで数々の名ドラマを生み出してきた金曜ナイトドラマ枠、ゴールデンウイークの始まりである29日にいよいよ初回放送を迎える。

 既婚者の女性・麻也子が情熱的な音楽評論家との禁断の愛に溺れていく姿を描く、大人の泥沼恋愛劇。主人公の麻也子は栗山千明が演じる。

「撮影前は、内容が内容なので、緊張感のあるピリピリした現場になるのかなと思っていたのですが、意外と和気あいあいとやらせていただいています。セクシーなシーンも多いのですが、それもまた楽しみながら……。照れると逆に恥ずかしくなってしまうので楽しんでやっています」

 林も驚いたという過激なシーンもある。

「緊張を和らげるためにも、空き時間には他愛もない話をしたりして、相手の方とコミュニケーションをとっています」 

 禁断の愛におぼれる相手の音楽評論家は市原隼人が演じるが、序盤では元カレの広告マン・成宮寛貴とのラブシーンが多いという。

「現場では成宮さんのことを、セクシー先生と呼んでいるんです(笑)。(成宮は)モニターを見ながら、この角度のほうがきれいに見える!といったアドバイスをくださるんです。頼りにしています」

 成宮いわく、そういった艶っぽいシーンを栗山と「2人で作っていく感じがすごく楽しい」という。その言葉には、マザコンな夫役の稲垣吾郎、禁断の愛のお相手役の市川も、不機嫌気味に? 

 それでもドラマはスタートする。

「麻也子が不機嫌になってしまう理由に共感していただいたり、ユーモアあふれるシーンにちょっとニヤッとしていただいたり……。そんなふうに楽しんでいただけるのではないかと思います。金曜日の夜に日ごろのストレスを発散できるような内容になっていると思います」

 金曜ナイトドラマ『不機嫌な果実』テレビ朝日系にて毎週金曜午後11時15分〜。4月29日スタート。

井上、浦井、山崎のミュージカルの3プリンスがコメディ「イメージ壊れるシーンある」

2016.03.08 Vol.661

 井上芳雄、浦井健治、山崎育三郎からなるミュージカル界のプリンスユニットStarSが福田雄一とタッグを組み、ミュージカルコメディ番組『トライベッカ』(WOWOWプライム)をスタートさせることになり、8日、都内で制作会見が行われた。浦井は「ミュージカルを愛しているメンバーが集まっている(番組)。それをWOWOWでできるのがすごくうれしい」と、手放しで喜んだ。

 歌あり、ダンスあり、笑いありの番組。建設会社を舞台にしたミュージカルコメディドラマ『レッツゴーっ!営業3課』のほか、コント、トークのコーナーなどで構成される。脚本・演出は福田。アイデアのベースにはクレージーキャッツがあるという。ミュージカルではもちろん、テレビなどにも活躍の場を広げているStarSの3人だが、本番組では彼らの新たな1面が見られそうだ。

 すでに撮影に入っているが驚きの演出があったという山崎は「自分の役がまだつかめていない。どこまで自分のふり幅に挑戦できるかと思っています……ふり幅は広いです」と、同じフレーズを重ねて使い、ふり幅の広さを強調。さらに「ミュージカル俳優って、スーツやタキシードで決めているイメージがあるかもしれないですが、そのイメージが壊れるところがいっぱいあります」と付け加えた。

 また、本番組には、まゆゆことAKB48の渡辺麻友もレギュラー出演が決定。会見に同席したまゆゆに対し井上は「ミュージカルの現場では出会うことのない美しさ!」と、周囲をどよめかせるコメント。ミュージカル好きで3人の舞台も観劇しているというまゆゆは「すごい方たちと一緒にやらせていただかせていいのかと思っています。緊張していて手汗がすごい」とコメント。建設会社の新入社員で、自由奔放で個性的な上司に振り回される役どころについては、「ついていくのが大変ですが、コメディチックな一面を見せられるように頑張りたい」と意気込んだ。

 ミュージカル好きが集まった番組。福田をはじめ、キャストらは「この番組を見て、ミュージカルに行ってみたいと思っていただけたら」と口を揃えた。

 WOWOWプライムにて4月22日深夜0時から。月1回放送で全6回。

真木よう子、最新主演ドラマで男たちを見返す

2015.01.09 Vol.634

 真木よう子が主演する新ドラマ『問題のあるレストラン』(フジテレビ系、木曜午後10時〜)が15日にスタートする。全員職なしでポンコツ女のレッテルを張られた女たちがレストランを立ち上げ、自分たちを苦しめてきた男たちを見返すというストーリー。7日に、ドラマの舞台になる表参道のランドマーク、表参道ヒルズで行われた記者会見には真木ほか主要キャストが勢ぞろい。互いにファイティングポーズで宣戦布告した。

 報道陣からの「嫌いな男性は?」の質問に、真木は「お金を無心する男性」。司会者が「そういう経験が?」と反応すると、「はい。今は大丈夫ですけど」と答えて、会見場をざわざわさせた。また、女性陣の最大の敵となる杉本哲太演じる雨木太郎がヤリ玉に。「ひどい」「大嫌い」「消えてしまえばいいのに」と女性陣から散々な言葉を浴びせられ、杉本は「ありえない男の見本。自分の中の悪いところを最大限に引き出してやりたい」と苦笑いしつつ意気込んだ。

 杉本以外の男性陣も嫌なキャラクターになっているようで、東出昌大も「演じたことのない役。存分に毒気を出したい」、田山涼成も「サイテーなセクハラ社員。世の老けた男性の反面教師になれば」とやる気だった。

松本潤が新ドラマPR「片思い同志、傷をなめ合おう」

2014.01.09 Vol.608
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 嵐の松本潤が主演する新月9ドラマ『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系、月曜9時)の記者発表が9日、都内で行われ、主要キャストが出演した。松本が演じるのは片思いしている女性がチョコレートが大好きであったことからショコラティエになってしまうという男性。この日は、バレンタインデーを前に、片思いをしている人たちにむけて、「片思い同志、傷をなめ合おう!」と、笑顔でドラマをPRした。

 水城せとなによる同名の人気コミックをドラマ化。小悪魔系女子・サエコに恋した主人公・爽太(そうた)が、彼女に振り回されながらも、彼女を想い続け、彼女の大好きなチョコレートを捧げるというもの。

 松本は、「きれいに切り取られることが多いこれまでのラブストーリーと違って、みんながそれぞれの悩みを抱えていたり、人に見せたくない部分を見せていることでリアリティーがある。バランスがすごくいい」といい、「寒い冬をあったかくできるような作品になれば」と抱負を語った。

 ドラマでは、徹底的に片思いな爽太が、サエコとの恋愛模様を妄想するシーンも見どころ。サエコを演じる石原さとみは「すごい妄想をするな、と。それを映像化するのが大変です。クランクイン2日目から妄想シーンの撮影でした。チョコレートのお風呂に入ったりもしました」と、苦笑い。また、妄想するときの松本の表情も見逃せないという。

 笑いの絶えない発表会だったが、ムードメーカーは主人公の友人で、日仏ハーフのオリヴィエ・トレルイエ役の溝端淳平。冒頭からフランス語であいさつして驚かせ、撮影現場で鍋をしたエピソードでは、「松本君からお金をもらって鍋からコンロからすべて準備しました。じゃんけんで負けて、ジュースを買いにいったり......あの日は、撮影というよりもぱしりでした」と、笑わせた。

 13日スタート。初回は15分拡大。主題歌は嵐の『Bittersweet』。

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