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松村北斗と上白石萌音が「あけおめ」動画!『夜明けのすべて』でW主演で映画初共演

2024.01.01 Vol.web original

 映画『夜明けのすべて』(2月9日公開)でW主演を務める松村北斗と上白石萌音による元旦のメッセージ動画が解禁された。

 瀬尾まいこの同名小説を『ケイコ 目を澄ませて』の三宅唱監督が松村北斗と上白石萌音をW主演に迎えて映画化。月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる“藤沢さん”と、パニック障害を抱える“山添くん”が、周囲の理解に支えられながら特別な関係を築いていく物語。

 今回、元旦に合わせ、W主演の2人が新年の挨拶をするスペシャルメッセージ動画が到着。

 さらに、藤沢さんが山添くんを、山添くんが藤沢さんを、それぞれの視点で紹介するキャラクター動画も合わせて解禁。

 藤沢さん視点で描かれる山添くんバージョンは、職場での山添くんの様子が藤沢さん視点で切り取られつつ、一見、無気力に見えながらも、PMSに苦しむ藤沢さんをさりげなく気遣う、山添くんの優しさや藤沢さんへの思いが見えてくる。

 一方、山添くん視点で描かれる藤沢さんバージョンでは、世話好きでおおらかな性格だが、月に一度のPMSでイライラが抑えられなくなり、職場で声を荒げてしまう藤沢さんの二つの顔が映し出される。やがて藤沢さんの抱える生きづらさを知った山添くんが藤沢さんに歩み寄り、笑い合う仲になっていく姿がとらえられている。

 第一印象で相手のことを決めつけず、「本当にそうだろうか?」と考え、もう一度問い直していく2人。それぞれの人間らしさが愛おしく浮かび上がるキャラクター動画となっている。

 NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」での夫婦役を経て、本作で映画初共演&W主演を務める松村と上白石。互いに生きづらさを抱えながらも相手に向き合うことで変わっていく主人公たちに注目だ。

 

【山添くんキャラクター動画】 

 

【藤沢さんキャラクター動画】

 

 

A.B.C-Z 5人最後の千秋楽 河合郁人の「ごめんね」に観客も涙、最後の掛け声で大爆笑!

2023.12.22 Vol.web original

 

 人気グループA.B.C-Zの最新作『ABC座星(スター)劇場 2023 〜5 Stars Live Hours〜』が21日、帝国劇場にて千穐楽(千秋楽)を迎え、メンバーの橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一が感動のカーテンコールで5人体制の最後を飾った。

 A.B.C-Zが2012年のデビュー以来、続けてきた人気公演の最新作。帝国劇場は2025年に建て替えのため休館を控えており、現・帝国劇場での『ABC座』はこれが最後。またメンバーの河合は脱退を発表しており、5人体制でも最後の公演となる。

 千秋楽を迎えたステージの最後は、メンバー1人ひとりが観客にメッセージ。 

 橋本は「これにてA.B.C-Z第1章が終わりますけど明日から第2章が始まると思うとワクワクしてます」と言い、果たせなかった5人での東京ドームの夢を振り返りつつ「明日で僕はセンターじゃなくなります。でも皆さんの心の中のセンターからは一生どきませんので」。

 戸塚は「河合の“脱退”という言葉がピンと来なくて。脱はいい。A.B.C-Zを脱ぐから。でも退くではなく、進むんだと、自分で“脱進”という言葉を作りました…と思って調べたら、脱進機という時計のパーツの言葉がありました。…明日から時計の針を進めます」。

 最後に河合が「今日で僕がA.B.C-Zのメンバーとしてここに立つのは最後になります」と語り始めたが、やがて声を震わせ「強がっていろんな約束しちゃったけど、叶えられなくてごめんね。僕の力不足です」。涙ながらに語る河合に会場からもすすり泣きや応援の声。河合は「力強いみんなの応援があったからこそ前に進める。今メンバーが背中を押してくれる気持ちを背負って、僕は新しいステージに行きます」と胸を張った。

 鳴り止まないアンコールの拍手。特別カーテンコールで再登壇した5人は 『明日の為に僕がいる』、最後は『サポーターズ!』を会場と一体となり大熱唱。

 その後のトークでは、大活躍だったジュニアたちの一部も登場。SpeciaLから「4人でもできるスターポーズ」と、河合のために「1人でもできるスターポーズ」を提案され一同が大笑いする一幕も。

 最後は橋本が「郁人もこれから頑張っていくと思うんですけど、僕たちも頑張っていきますので応援していただければ」と言い、お約束の掛け声をしようとすると、塚田が「これから言うときは“オレたちとみんなと河合で!”って…」と新しい掛け声を提案。河合が「そんな気を使わなくても(笑)。オレがライブを見に来たら言って」と苦笑すると、今度は五関が「それか、みんなに言ってもらうとこ変える?“オレたちとみんなでA.B.C-Z”、“河合も~!”って」と言い、会場も大爆笑。

 カーテンコールの2曲を加え合計61曲を披露した大千秋楽。最後は大きな笑顔に包まれ「オレたちとみんなでA.B.C-Z!」の掛け声で、5人は新たな旅立ちを迎えた。

HiHi Jets、美 少年らが帝劇新春公演に意気込み!タイトルは『Act ONE』に決定

2023.12.10 Vol.web original

 

 日比谷・帝国劇場の2024年新春公演の新作タイトルが『Act ONE』に決定。合わせてHiHi Jets、美 少年ら出演グループの躍動感あふれるポスタービジュアルが解禁された。

 堂本光一がスーパーヴァイザーを務め、HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者の4グループらオールキャストが演出に参加する注目の舞台。2025年に建て替えのための休館を予定している帝国劇場の記念ラインナップの第一弾となる。

 タイトル発表に合わせて、4グループのメンバーそれぞれも意気込みのコメントを発表。

 HiHi Jetsの井上瑞稀は「2024年のトップバッターとして帝国劇場に立つ責任感を持ちつつ、今の僕たちにできるマックスを出そうと思っています。ファンの方たちに楽しんでいただくことは大前提。そこに帝国劇場だからこそ可能な演出も取り入れて、海外のお客様にも通用する内容に仕上げます。そして、4グループの中でHiHi Jetsがぶっちぎりたいと思っています!」と熱いコメント。

 美 少年の岩﨑大昇は「僕たち美 少年は、やはり華やかでキラキラしたステージが特徴。それだけに“美しい”をテーマにしました。今回は僕たち自身が演出家。4グループで切磋琢磨し、最高の公演を作り上げます!」と演出にも意気込み。

 7 MEN 侍の中村嶺亜は「今回の7 MEN 侍のテーマはワイルド。僕たちは楽曲も激しいものが多いので、他のグループとは一味違う熱いステージを展開したいと思っています」と早くもアイデアがあふれ出ているようす。

 少年忍者の川﨑皇輝は「21人だからこそ出せる少年忍者のパッションは誰にも負けません! それにアクロバットもすごい。ここ数年の経験を今回の公演で爆発させるので、集団で見せるアクロバットも楽しみにしていてほしいです」と持ち味を生かした舞台に意気込みのコメントを寄せた。

 帝国劇場2024年新春公演『Act ONE』は2024年1月1日に初日。27日に千秋楽。全36公演(全日程完売)。

A.B.C-Z「最後の」ショーで圧巻パフォーマンス!5人体制ではラストの『ABC座』開幕

2023.12.08 Vol.web original

 

 人気グループA.B.C-Zの最新作『ABC座 星(スター)劇場 2023 〜5 Stars Live Hours〜』の公開ゲネプロが7日、帝国劇場にて行われ、メンバーの橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一が5人体制では最後となる熱いショーを繰り広げた。

 A.B.C-Zが2012年のデビュー以来、続けてきた人気公演の最新作。帝国劇場は2025年に建て替えのため休館を控えており、現・帝国劇場での『ABC座』はこれが最後。また、メンバーの河合がグループ脱退を発表しており、5人体制でも最後の公演となる。

 A.B.C-Zならではの歌とダンス、フィジカルなパフォーマンスが繰り広げられる『ABC座』最新作。11作目となる今回は2部構成で、代表曲はもちろん新曲、さらには、シブがき隊の「スシ食いねェ!」や木村拓哉の「I’ll be there」、King & Princeの「恋する月夜に君想ふ」など事務所の先輩後輩グループや外部アーティストの楽曲まで、ABC座史上最多の59曲が登場。

 第一幕では、ステージの幕が開けるや、星形の大型装置を使ったアクロバティックなパフォーマンスで会場を沸かせた「Za ABC ~5 stars~」から怒涛のメドレーがスタート。事務所の先輩・後輩グループによる人気曲の数々を万華鏡のように演出を変えながら熱唱。ジュニアたちも加わり、歌とダンス、パフォーマンスが縦横無尽に展開する圧巻のライブショーが繰り広げられた。

 第二幕では、新作の1stEP『5 STARS』からの新曲を含む人気曲の数々を、ときにはソロも交えて歌い上げた一同。クライマックスでは「頑張れ、友よ!」「また出会える日まで」など、5人最後のショーに彼らが込める思いがあふれるステージに、会場も感動に包まれていた。

『ABC座 星(スター)劇場 2023 〜5 Stars Live Hours〜』は12月21日まで帝国劇場で全23公演。チケットは全日程即日完売している。

A.B.C-Z河合郁人、5人最後の公演会見でメンバーからオファー「来年もショーの構成考えて」

2023.12.08 Vol.web original

 

 人気グループA.B.C-Zの最新作『ABC 座星(スター)劇場 2023 〜5 Stars Live Hours〜』の記者会見が7日、帝国劇場にて行われ、メンバーの橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一が5人最後のステージへの思いを語った。

 A.B.C-Zが2012年のデビュー以来、続けてきた人気公演の最新作。帝国劇場は2025年に建て替えのため休館を控えており、現・帝国劇場での『ABC座』はこれが最後。またメンバーの河合は脱退を発表しており、5人体制でも最後の公演となる。

 冒頭、いつものように河合が会見の場を取りまとめ始めると、4人が口々に「来年からも会見を仕切りに来て」。ショーの楽曲構成を考えたのも河合だと言い、橋本が「やっぱり、こういう人がいると助かりますね。卒業しても来年のも構成を考えてほしい」と言うと河合は「今のところ、来年のスケジュールは、この公演の構成とMC(笑)」と苦笑した。

 一方で、河合の脱退をまだ実感していないというメンバーたち。五関が「稽古でデビュー曲が流れる度にみんな泣いちゃって…いえ、実際は何も変わらずです(笑)」と言えば、河合自身も「毎年の、いつも通りの楽しさの方が強いです。千秋楽くらいに来れば泣いているかもしれない(笑)」。

 グループ活動の楽しさやメンバーの頼もしさを語りつつ「みんなが背中を押してくれたのでその気持ちを背負いながら進んでいきたい」と河合。そんな河合の決断に、戸塚は「河合くんが新しい夢を話してくれたときにすごくうれしかった。ここからもう一つチャレンジしに行くんだこいつ、と思って」と目を輝かせた。

 第2幕冒頭、星型の装置に乗って空中から降りてくる場面で少し目がうるんで見えたと言われた塚田が「星になって、また5人で生まれ変わって宇宙から降りてくる…という想像をしちゃって」と明かし、よもやの想像に一同が爆笑する一幕も。

 河合は「自分にとっての今年の漢字」を聞かれ「つながるの“繋”。今年は自分たちのこともそうですけど、僕たちの周りのこととか、ファンの方たちも戸惑った一年だったと思う。僕もいろいろ言われたりもしましたがこうやって応援してくれる人がいる」と“つながり”に感謝していた。

『ABC座 星(スター)劇場 2023 〜5 Stars Live Hours〜』は12月21日まで帝国劇場で全23公演。チケットは全日程即日完売している。

永瀬廉、短髪ウィッグで見た目が中2に?「正直、僕も似合ってると思った」坊主頭にも興味

2023.11.10 Vol.web origial

 映画『法廷遊戯』の舞台挨拶が10日、都内にて行われ、 俳優の永瀬廉(King & Prince)、杉咲花、北村匠海と深川栄洋監督が登壇。深川監督が永瀬に「坊主頭」を勧め会場の笑いをさそった。

 ミステリー界の新星・五⼗嵐律⼈が現役司法修習生時代に刊行された同名ベストセラーの映画化。

「ただただうれしい」と公開初日を喜んだ永瀬。北村が、登壇時に流れていたKing & Princeによる主題歌『愛し生きること』に「いい曲流れてましたね」と言うと「よくお気づきで。我々が歌わせていただいております!」とご満悦。

 撮影時の思い出を聞かれた永瀬は「商店街のようなところで撮影していたときに小料理屋みたいなところで大森南朋さんと待ち時間を過ごしていたんです。そのお店の方と、その娘さんと話してました(笑)。大森さんと一緒に飲みに行ったような気持ちになりました」と振り返った。

 この日は、深川監督が3人に感じた印象を語り、それに対し3人が「異議あり」「異議なし」を回答する企画を実施。

 今回、高校1年生のころも演じた永瀬に、深川監督が「だいたい髪の長めのウィッグをつけて“おぼこく”するんですけど、逆を行ってみようかなと短いカツラを用意したんですけど、永瀬さん、被る瞬間すごく嫌そうでしたね(笑)」と暴露。すると永瀬も「なんか恥ずかしかったんです(笑)。人生であんなに前髪を短くすることがないので」と照れ笑い。

 深川監督が「あの永瀬さんは僕の発明だと思う。高1を通り越して中2くらいまでいったんじゃないかと。すごく似合ってた」と言い、さらには「お坊さんの役とかも似合うんだろうな」と短髪どころか剃髪推し。北村も「ぜひやってほしい」と言い、永瀬は「坊主で踊ったらすごいことになる」と苦笑しつつ「これは異議なし。正直、僕も似合っているなと思って。待ち受けにしようか迷ってました」と明かした。

 この日はイベント中に永瀬が汗を拭くため2度、降壇するというハプニングが発生したものの、北村が「僕が永瀬です」と永瀬役を買って出て会場を盛り上げていた。

 映画『法廷遊戯』は公開中。

M!LKのキラキラなライブと佐野勇斗のモフモフの話で横浜アリーナがほっこり〈バズリズムLIVE2023〉

2023.11.04 Vol.Web Original

 5人組ダンスボーカルグループのM!LKが11月3日、横浜アリーナで行われた音楽イベント「バズリズムLIVE2023」に出演し、キラキラした音楽ライブとモフモフの話でほっこりさせた。

 モフモフの話はメンバーの佐野勇斗のクレームが発端。この日5人は白いリボンがアクセントになった赤の衣装で登場した。それぞれデザインとコーディネートしたアイテムが違う衣装で、佐野はモフモフしたロングジャケットだった。

 ライブが始まって「Break it down」「Brave Saga」と2曲パフォーマンスしたあとのMCで、メンバーが会場の熱気のすごさに触れつつ佐野を心配すると、佐野が「日本の気候に向いているジャケットじゃない。南極北極向きだよー!」とヘロヘロの声でクレーム。デザインしたメンバーの山中柔太朗は「最初は名作を描いたと思った。佐野さんだけ雰囲気違ってアクセントになると思ったんだけど、この汗を見てゴメンと思った」。

 衣装はツアーでも着用していたそうだが、この日もパフォーマンス中にも「口に入りまくった」という。フワフワは宙に浮いて他メンバーにも影響があるようで、曽野舜太が被害を報告していた。

XY、“ファッション”な世界観の新曲を初披露 YOSHIKIプロデュースの13人組ボーイズバンド

2023.11.03 Vol.Web Original


 アーティストのYOSHIKIがプロデュースする13人組ボーイズバンドのXYが11月3日、横浜アリーナで開催されたライブ『BUZZ RHYTHM LIVE 2023』で新曲「Spiky Fashion」を初披露した。

 プロデューサーであるYOSHIKIが作詞作曲した楽曲で、ランウェイを思わせるフォーメーションや振付を取り入れたファッショナブルな世界観のパフォーマンスに観客はじっと見入り、エモーショナルに歌い上げるボーカルに聴き入った。

 この曲の振付はマイケル・ジャクソンなどの振付師としても有名な世界的コレオグラファー、トラヴィス・ペインが手掛けたという。

亀梨和也が大慌て 中村獅童が「あの話バラすからね」

2023.10.31 Vol.web original

 

 映画『怪物の木こり』(12月1日公開)の舞台挨拶が31日、都内で開催中の第36回東京国際映画祭にて行われ、主演・亀梨和也らキャスト陣と三池崇史監督が登壇。以前から親交があるという亀梨と中村獅童が爆笑トークを繰り広げた。

 2019年に『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した倉井眉介の同名小説を映画化。連続猟奇殺人鬼と、そのターゲットにされたサイコパスの弁護士の戦いを描く。

 連続猟奇殺人のターゲットにされたサイコパスな弁護士という役どころを演じた亀梨に、3度の共演経験を持つ菜々緒は「今でに一番怖いキャラクター。アーティストとして本当に多彩。キャスターもされているし、どこまで亀梨さんは進化していくんだろうと楽しみ」。すると亀梨が「YouTubeとインスタも始めました」と胸を張り「何になっていくんですか(笑)」と菜々緒から言われ「僕もまだ分かりません(笑)」。

 亀梨は「あうんの芝居ができる」という菜々緒をはじめ吉岡里帆や染谷将太との共演を振り返っていたが、中村獅童について語る前に「以上です」と言ってしまい、中村が「おい! ほめられるの待ってたのに!」。

 さらに中村は「亀ちゃんてそういうとこあるよね。オレ、あの話バラすからね」とぼやき、亀梨は慌てて「ダメダメ! 何の話か分からないけど」と制し、会場も大笑い。以前からプライベートで親交があったという亀梨と中村が“わちゃわちゃ”トークで会場を盛り上げていた。

 この日の登壇者は亀梨和也、菜々緒、吉岡里帆、染谷将太、中村獅童、三池崇史監督。

 

 

作家・加藤シゲアキ、旧ジャニーズ事務所に「この会社にいる必要があるのか」への答え語る

2023.10.24 Vol.web original

 

 小説家で人気グループNEWSのメンバー・加藤シゲアキの新刊小説『なれのはて』発売記念会見が24日、都内にて行われ、加藤が執筆のいきさつから、所属する旧ジャニーズ事務所への思いにも触れ、作家としての覚悟を語った。

『なれのはて』(10月25日発売・講談社)は作家・加藤シゲアキが、吉川英治文学新人賞を受賞した『オルタネート』から3年を経て書き下ろした最新長編小説。終戦前夜に起きた日本最後の空襲といわれる秋田・土崎空襲の史実を軸に力強く生き抜こうとする人々の姿を一枚の絵の謎を通じて描く。

「社会的な題材、30代半ばの男性として書きたいもの、読みたいものを形にしたいと挑戦したのがきっかけ」と執筆のいきさつを振り返った加藤。

 もともと広島に生まれた縁で戦争や原爆の話に触れることが多かったと言い「まだ描かれていない戦争があるのではと、母の出身地である秋田にまつわる戦争をネットで調べたところ“土崎空襲”という日本最後の空襲が秋田であったことを知り、調べるうちにこれは自分が書かなければならない、ある種、宿命のようなものを感じました」。

 一方で「戦争を物語化していいのか、しかし書くことによって伝わるものもあるという葛藤があった」という加藤。資料のファクトチェックといった苦労のほか「遺族や被害者の方々がいることなので、その傷をえぐらないように配慮した」と振り返りつつ「文体として配慮しながら戦争の恐ろしさをきちんと描くことが意識し続けたポイント」と明かした。

 性加害問題で揺れる旧ジャニーズ事務所問題について報道陣から質問が上がると加藤は被害者への配慮に重きを置きつつ「自分たちの会社で起きた問題ですから、自分たちが一番厳しい目を向けるべきだと思っています」と語り「作家業として、この会社にいる必要があるのかと思われる方もいるかもしれないが、僕個人としては内側から監視したい。内側から組織を見つめたいし、いつか執筆をする上で自分の中で大きなテーマになる可能性もありますし。おこがましいけれど自浄作用の一端になれれば。それができないのであれば僕はその組織に必要ないと思う」と語っていた。

二宮和也「大野智がすごく元気に歩いてました」主演作初日に事務所仲間たちとの“縁”

2023.10.06 Vol.web original

 

 映画『アナログ』の初日舞台挨拶が6日、都内にて行われ主演の二宮和也をはじめ波瑠、桐谷健太らキャストとタカハタ秀太監督が登壇。二宮が嵐・大野智と遭遇したエピソードを披露した。

 SNSで募集した「大切な人に会えてうれしかったこと」エピソードが書かれたボードに感激したキャストたち。二宮も「お客さんに会場で会えたこと」という自身のコメントに「絵日記みたいになっちゃった」と照れつつ、寄せられたメッセージの数々に「読み応えあってうれしい」と感激しきり。

 本作を誰と見たいかという質問に「この映画を1人で見て、会いたい人は誰なんだろうと確かめるのもいいかなと思っていた」と回答していた二宮。事務所の後輩でもある、なにわ男子の藤原丈一郎が「僕はなにわ男子のメンバー全員と見たい」と言うと「結成5周年だもんな」と言い、会場も拍手。すると藤原は「メチャクチャうれしいんですけど…自分の口から言おうと思ってた…」と会場の笑いをさそいつつ「知っててくれたのうれしい。(映画)公開日と結成日が同じなんて」と感激。

 二宮は「この映画に、奇跡は存在するとか縁とか運とか、1日でも同じ日はないとか、毎日一生懸命生きるべきと改めて思わされた」と振り返りつつ「本当に何が起こるか分からない。今日ここに来る途中に元気に歩いている大野智に会いました。すごく元気に歩いてました」と嵐・大野智との思わぬ再会を報告。「何か見たことがある人が歩いてるなと思ったら。こんなことがあるんだなと思って。“何しに行くの? “今から舞台挨拶なんで” “へ~、頑張って~” って(笑)。縁でつながっているんだと思わざるを得ない」と“会う”喜びを語っていた。

 この日の登壇者は二宮和也、波瑠、桐谷健太、浜野謙太、藤原丈一郎、板谷由夏、タカハタ秀太監督。

 映画『アナログ』は公開中。

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