EXILE TRIBEのメンバーをはじめ豪華キャストが出演する注目の映画『HiGH&LOW THE MOVIE』の完成披露プレミアイベントが4日都内にて行われ、映画舞台挨拶史上最多となる50人が登壇。約4000人の観客が会場を埋め尽くしたほか、全国101スクリーンでもライブビューイングが行われ、日本中が50人の熱き男たちに大声援を送る一大イベントとなった。
同作はドラマ、コミック、オリジナルアルバム、ライブなど、さまざまなメディアコンテンツが連動する『HiGH&LOW』プロジェクトの軸となる作品。地上波で放送されていたドラマシリーズに続くストーリーが展開される。
会場を揺るがすような大歓声で迎えられた50人の登壇者たち。本作のプロデュースを手掛けたEXILE HIROも「熱気がすごくて最高です!」と万感の面持ちで「作品が完成するまで数えきれないくらい見ました。久保監督をはじめ多くのスタッフやキャストたちの熱い思いがつまった作品になっているので皆さんにもいろいろなことを感じてもらえたらうれしいです」と、完成作に自信を見せた。通常の舞台挨拶であれば一人一人コメントが求められるところだが、さすがに50人全員は難しいということで、劇中のチームごとに代表者がコメントをすることに。
〈ムゲン〉チームからはAKIRA、青柳翔、井浦新が挨拶。AKIRAが「改めてHiGH&LOW旋風を起こしたい」と意気込めば、青柳は「ムゲンメンバー7人がバイクで並走したシーンの撮影が本当に楽しくて、実際にバイクチームを作っちゃう?という話もしました」と明かし、演技派俳優の井浦も「僕ももっとアクションをやりたかった(笑)」とコメント。〈雨宮兄弟〉の兄役を演じたTAKAHIROは「お兄ちゃんの話を聞きなさい、というセリフがあるのですが、実際に登坂と飲んでいると、熱く話しているのに話を聞いてないときがあって(笑)」と暴露。その弟役・登坂広臣も苦笑しながら「役を演じていただけです」と返し仲の良さを見せた。〈山王連合会〉コブラ役の岩田剛典はMCから「アントニオ猪木さんをリスペクトしているという役ですが…」と暗にモノマネを振られるも、すかさず隣にいたAKIRAがモノマネで「バカヤロー!」と助け舟。これには会場も大爆笑。他にも、黒木啓司、山田裕貴、窪田正孝、林遣都、ELLY、橘ケンチ、町田啓太らが挨拶。その度に大歓声が飛び交い、会場はさながらライブコンサートのよう。
このそうそうたるキャストとともに作品を完成させた久保茂昭監督は最後に「濃いキャラクターをまとめたというより、皆が1年間、一つの役を演じて、自分で個性を作っていってくれた。そのエネルギッシュさが詰まった作品なのでぜひ楽しんで」と語った。
映画は7月16日から全国公開。