2025年3月。アジア最大規模の映画とTVのマーケット「香港フィルマート2025」に参加したついでに、日本でもロングランヒットを記録し、日本語吹替版の全国拡大公開も始まった映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』のセットを再現した九龍の展示会に足を運んだ。
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小栗旬と窪塚洋介の「批判を恐れない姿勢」に新型コロナ最前線に立ったDMAT医師役をオファー
映画『フロントライン』(6月13日公開)のイベントが10日、世田谷区・日本体育大学にて行われ、俳優の小栗旬と窪塚洋介がサプライズ登壇。小栗と窪塚が出演を決めた理由を熱く語った。
2020年2月3日に横浜港に入港し、その後日本で初となる新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」で対応に当たった災害派遣医療チームDMATの医療従事者らの闘いを、事実に基づく物語としてオリジナル脚本で映画化。
この日は、日本体育大学救急医療学科の生徒を対象に特別試写会を開催。上映後、主人公たちのモデルとなった阿南英明医師(地方独立行政法人 神奈川県立病院機構 理事長)と近藤久禎医師(DMAT事務局次長)、増本淳プロデューサーが登壇した。
DMATは、1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに2005年に発足した、各地の医師や看護師などから構成される、災害時に活動できる専門的な訓練を受けた医療チーム。
徹底した取材を重ね、当事者の2人も驚く再現度で映画化した本作。一方で、増本プロデューサーは「DMATのスタッフの方々から、お2人の役が小栗旬さんと窪塚洋介さんというのはかっこよすぎるのではという声も頂いたんですが(笑)」と笑いつつ「取材の中で、お2人ともに言っていたのが“やれることは全部やる。立場やセクションがどうかではない。満点じゃなくていい、外から批判もされるでしょう、それでもやる”ということ。批判を恐れず、厳しい状況に立ち向かっていく姿は本当にかっこいいと思いました。批判を恐れず自分が正しいと思う表現を生涯かけてやっている俳優として浮かんだのが、小栗さんと窪塚さんでした」とキャスティングを振り返った。
この日は、小栗と窪塚もサプライズで登場し学生たちも大盛り上がり。
それぞれモデルとなった医師と並んだ小栗と窪塚。阿南医師をモデルとした、DMATのリーダー結城を演じた小栗は「増本さんから聞いてましたが、実際にお会いしたら本当にアクが強かった(笑)」と笑いを誘いつつ医師2人の情熱に刺激を受けたと語り、窪塚も「2人の生き様がお守りというか、後押しになりました」。阿南医師の聴診器を撮影で使用していたという小栗に、阿南医師が「研修生の人にこうやってほしいというくらい、すごい再現度」と太鼓判を押す一幕も。
オファーを受けた理由について、小栗が「脚本を読んで、一体どれくらいの取材をしてこの脚本にたどり着いたんだろうと思った。まとめた資料が350ページ以上もあると聞いて、これはぜひ参加しないとと思いました」と振り返ると、窪塚も「正直、最初は警戒したというか。コロナにまつわるいろいろな話があるので。でも増本さんの取材に裏打ちされたリアリティーのある脚本と、細部まで事実を再現しようとする姿勢に安心して自分は背中を預けて演じられると思いました」。
そんな2人に、増本プロデューサーも「通常、俳優の方々にオファーすると“これは当たりますか”とか“もうちょっとこうしてくれたらやる”という話になることが多いんですが、2人とも自分がどうしたいとかではなく、小栗さんは一言めに“これはやるべきですよね”と言ってくれ、窪塚さんも“現場へのリスペクトを強く感じられたのでやりたい”と返してくれた。強く心を打たれました」と感謝。
今も災害救助のニュースなどを見ると「きっとDMATの皆さんが動かれているんだと思う」という小栗。「これからもDMATの活動を追い続けたいし、最前線にいる方々に敬意を持っています」。窪塚も「名もなきヒーローたちが我々を支えてくれていると気づく作品」と言い「まさに今、目の前にいる皆さんがこれから救急救命士などになっていくんだと思ったら、ぐっと来ました」と学生たちを感無量の面持ちで見渡していた。
来日ラミ・マレック『ボヘミアン・ラプソディ』を「2度映画館で見た」と言う三宅健にツッコミ「2回か…」
映画「アマチュア』(4月11日公開)のプレミアイベントが9日、都内にて行われ、来日した俳優のラミ・マレック、レイチェル・ブロズナハンとジェームズ・ホーズ監督が登壇。俳優・三宅健もゲストとして駆け付け、伝統工芸のプレゼントでラミを喜ばせた。
CIA最高のIQを持つが殺しは“アマチュア”のCIA分析官チャーリーが、最愛の妻の命を奪った国際テロ組織にたった一人で挑むスパイ・スリラー。
アカデミー賞主演男優賞を受賞した『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)以来7年ぶり、2度目の来日となったラミ。「日本には来たことがあるんだよ」と観客の笑いを誘いつつ「自分が大好きな2人と日本に戻ってくることができて本当にうれしいです」と、ホーズ監督と妻役のレイチェルを大絶賛。もともと友人だったというラミから「すべてを持っている、宇宙の中で最も稀有な生き物」と称賛されたレイチェルは投げキッスで感謝した。
頭脳で難局を切り抜ける主人公にちなみ「自身は頭脳派?武闘派?」と聞かれるとラミは「何よりも“Lover”ですね。Fighterではなく。だからどちらかと言うと頭脳派かな」
この日は俳優の三宅健がスペシャルゲストとして登場。三宅が「7年前『ボヘミアン・ラプソディ』を見て感動して2度、映画館に行きました」と言うと、ラミは「“2回”か…(笑)」と混ぜっ返し、会場も大笑い。
映画を一足先に見たという三宅が「以前、ある方から“知識は目に宿る”と教えてもらったことがあるんですが、チャーリーにもそれを感じました」と語ると、ラミは三宅に「すばらしい感想。プロモーションツアーに最初から参加してほしかった」。
そんな三宅から「もし自分の中にない感情を演じるときはどうやって役作りを?」と聞かれると、ラミは「人間は誰しも多くの感情を内包しているものだと思う。同世代の俳優ということなので、それなりに僕らは人生経験がありますよね。そこからいかに引き出すかだと思います」と回答し三宅も「ラミさんの言う通りだと思います!」
さらに三宅からラミへ、パズルが得意なチャーリーにちなんで日本の伝統工芸・寄木細工の宝箱をプレゼント。73回動かすと開くという箱にラミは「美しくて、技巧の素晴らしさを感じます。ここから始めようかなという部分は見つけました(笑)」。
「7年前、日本の人が本当にクイーンを愛していることを知りました」と言うラミ。「上映会の終盤にキャストたちと、観客の皆さんの反応を見に劇場内に入ったことがあったんですが、皆が歌っていたんです。人々を一つにする音楽、映画、アートの力を改めて感じるというすごい経験をしました」と感激の面持ちで振り返っていた。
向井理、孔明の衣装で舞台挨拶に登壇! 上白石萌歌も「本当の意味で軍師」と感謝
映画『パリピ孔明 THE MOVIE』(4月25日公開)のプレミアが7日、都内にて行われ、俳優の向井理、上白石萌歌らキャストと渋江修平監督が登壇。向井の孔明姿に観客が大盛り上がりだった。
原作・四葉夕卜、漫画・小川亮による大人気漫画「パリピ孔明」(講談社「ヤングマガジン」連載中)をドラマ化し大反響を呼んだ話題作の劇場版。
三国志の天才軍師・諸葛孔明がなぜか現代の渋谷に転生。アマチュアシンガー月見英子とともに音楽の力で“天下泰平”を目指す物語。
役衣装で登場したキャストたちに会場も大盛り上がり。向井が「姓は諸葛、名は孔明…」とおなじみのセリフで挨拶すると、英子役の上白石も「EIKOでーす!」。色とりどりのペンライトを振る観客にshin役の詩羽も「こんなフェスみたいな舞台挨拶は初めてです」。
存在感たっぷりの向井に、上白石が「撮影中、毎朝会うと拝みたくなる。美しくて。すごくない?うちの孔明」と言うと観客も同意の拍手。
そんな向井の座長ぶりを聞かれると上白石は「ライブシーンのリハーサル日、向井さんは撮影がないのに来てくださって、客席からご自分のスマホでライブシーンいろんな角度で撮って、リハ後に送ってくださったんです。それがすごくいいアングルで。ライブに向けて緊張していたんですけど、明日の本番は孔明のためにも歌いたいと思えました」と感謝し「本当の意味で軍師でした」。
詩羽も「撮影が夏場で本当に暑かったのに、この衣装で何の弱音も吐かず、まっすぐこのままたたずんでらっしゃった。これが座長なのかと実感してました」と、4~5キロはあるという衣装にも涼しい顔の向井に脱帽。
一同の言葉に向井は「座長といったことを考えたことは無く、軍師で裏方の役なのでマインドもそっち側で。パフォーマンスする方に気持ちよくやっていただくことがこの映画の成功につながると思っていたので、盛り上げることが、僕というか孔明として必要なことでした」と振り返り、司会を務めた宮野真守も「だからハートフルな現場だったんですね」。
「孔明さまに拍手を!」という宮野の呼びかけで会場から拍手喝さいが起こると向井は「本当、やめて(笑)」と照れつつ「フェス映画というものが本当に存在するんだと感じていただける作品」と胸を張っていた。
この日の登壇者は向井理、上白石萌歌、詩羽、渋江修平監督、宮野真守(MC)。
長澤まさみがムンク顔?海外映画祭で快挙の主演映画「まずはトイレに行ってから見て」
第45回ポルト国際映画祭(ポルトガル)でグランプリを受賞した映画『ドールハウス』(6月13日公開)の凱旋報告会が5日、都内にて行われ、主演・長澤まさみと矢口史靖監督が登壇。矢口監督が長澤の“ムンク顔”を絶賛した。
『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』の矢口監督が描く、スリリングな“ドールミステリー”。
「これまでスーパーハッピーな映画を作ってきましたが今回はゾクゾクする映画ができました」と胸を張った矢口監督。企画の発端を聞かれると「“片桐さん”という新人脚本家が見せてくれたストーリーが、ゾクゾクするのに面白くて。映画にできないかとプロデューサーに送ったらとんとん拍子で決まった」と語っていたが、しだいに「でも片桐という脚本家をいくら探しても誰も知らない、誰なんだということになってしまい…追い詰められた僕は“すみません、それ僕なんです”と嘘をついていたことを明かしまして」と、衝撃のエピソードを告白。
「なんでそんなことしたんですか」と驚く長澤に、矢口監督は「ずっとコメディーやハッピーな映画を作ってきたので、いきなりこれを公開したら、お客さんがドン引きするんじゃないかと。こんな人でなしだと思わなかったと嫌われたくなかった。誰かが作ったことにできないかと、原案・脚本・監督、ここに立つのも片桐さんでできないかと言ったらプロデューサーに怒られた」と明かし、脚本にほれ込んで出演を熱望したという長澤も「矢口監督で良かったです。片桐さんによろしく(笑)」。
そんな長澤に『WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜』(2014)以来、信頼を寄せる矢口監督。「この役は長澤さんしかできない」とオファーしたと言い「映画の“つかみ”の部分で、長澤さんの“ムンク顔”が出てきます。これを見たらもうトイレに行けない」と長澤の衝撃の表情を大絶賛。
長澤が「監督に“今までしたことがない、恐怖を感じた表情をして”と言われて、どういうことだ?と思いながらできる限りの表情をしました」と苦笑すると矢口監督は「この作品では“見てしまった人”の顔を見せる。その表情が生ぬるかったら観客にもゾクゾクしてもらえない。長澤さんのムンク顔を目に焼き付けてほしい」。
ポルト国際映画祭グランプリ受賞の快挙を受け、イタリアや香港の映画祭にも出品が決定。最後に矢口監督は「この映画はゾクゾクして、ストーリーが進むにつれワクワクする、今まで見たことの無いものを目指しました。ジェットコースターのように楽しんで」と語り、長澤も「まずはトイレに行ってから映画館へ」とアピールしていた。
長澤まさみ「人形が目で訴えかけてくる」に矢口史靖監督がゾクゾク?「やめて(笑)」
第45回ポルト国際映画祭(ポルトガル)でグランプリを受賞した映画『ドールハウス』(6月13日公開)の凱旋報告会が5日、都内にて行われ、主演・長澤まさみと矢口史靖監督が登壇。長澤が“アヤちゃん人形”との共演を振り返った。
『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』の矢口監督が描く、スリリングな“ドールミステリー”。
「これまでスーパーハッピーな映画を作ってきましたが今回はゾクゾクする映画ができました」と胸を張った矢口監督。
先日、世界三大ファンタスティック映画祭の1つ、第45回ポルト国際映画祭で、並み居る競合作品を抑え最高賞であるグランプリを受賞。映画祭の観客にも大人気だったという“アヤちゃん”人形と一緒に観光も楽しんだ矢口監督は「あちこち見たいと言うもんですから(笑)。ベビーカーに乗せて街を歩いたんですが、映画のことを知らない人に写真を撮られたり。映画の宣伝とは関係ないですけどウケてきました」。
一方の長澤も「アヤちゃんのことは共演者だと思っています」と言い「監督もアヤちゃんに対しての愛情がすごかったですよね」と話を振ると、矢口監督は「失礼ながら俳優さんよりアヤちゃんを見ている時間のほうが長かった。酷使するので色が取れてくる。毎日メイクさんが俳優さんと同じようにメイクするので表情が変わるんです」。
「それなりに重量感があるんです。だからこそ大切に感じられるのかも」とアヤちゃん人形を抱いたままトークをしていた長澤。共演にも「信頼感がありましたね。一緒のシーンは1人じゃないという気がしました」と振り返ると、矢口監督も「人形は文句言わないしね(笑)」。
すると長澤が「でも目で訴えかけてきますよ」と返し、矢口監督は「やめてよ、怖い」と苦笑していた。
広瀬すずの運動神経に映画監督が脱帽「車に飛び乗るシーンも何の苦も無く」
公開中の映画『片思い世界』の舞台挨拶が5日、都内にて行われ、俳優の広瀬すず、杉咲花、清原果耶と脚本の坂元裕二、土井裕泰監督が登壇。広瀬の運動神経に土井監督が舌を巻いた。
『花束みたいな恋をした』の脚本家・坂元裕二と土井裕泰監督が再びタッグを組んだ話題作。
共同生活を送る幼なじみ同士を演じ、すっかり意気投合した広瀬、杉咲、清原の3人。バスケットボールのシーンの練習では「すずちゃんは経験者なので引っ張ってくれて、清原ちゃんが血眼になって練習に励む姿に感化され…。自分は突き指をしたトラウマがあってドキドキしてました(笑)」と杉咲が振り返ると、広瀬も「ボールを触っていると感覚が追い付いてくると言われるので、お2人は撮影の合間も触っていて。努力家だなと思いながら見てました」と2人に笑顔。
この日は、一同で「以心伝心クイズ」に挑戦。「広瀬すずが暇な時間にすることは? A映画を見る、Bおいしいものを食べる、C体を動かす」という問題に、杉咲と清原は「料理も好きって言ってた」「すずちゃんはご飯大好きだもんね」とBを選択したが、広瀬の回答はC。正解した土井監督が「本当に運動神経が良くて。バスケだけじゃなくて車に飛び乗るシーンとかも何の苦も無く…。体を動かしてないとストレス溜まるタイプでは」と言うと、広瀬も「そうなんです。暇があるとジムに行ってます」。同じく坂元も「スポーツ万能というイメージがあるので。キックボクシングとかもすごいなと思ってたので」と語り、広瀬も照れ笑い。
この日は、3人の子ども時代を演じた子役、太田結乃、吉田帆乃華、石塚七菜子が花束を持って駆け付け3人も大喜び。子役たちの演技に「助けられた」と感謝していた。
40歳の美村里江が「40オーバーにおすすめなこと」、51歳の安田顕は「背中だけ映る俳優」目指す?
映画『おいしくて泣くとき』の初日舞台挨拶が4日、都内にて行われ、主演の長尾謙杜と共演の當真あみ、美村里江(旧芸名・ミムラ)、安田顕、横尾初喜監督が登壇。長尾の両親役を演じた美村と安田が、40代、50代を迎えての目標を語った。
人気作家・森沢明夫による同名小説を映画化。初恋、友情、突然の別れ…30年の時を超え明かされる“彼女の秘密”とは。
長尾演じる主人公の両親を演じた美村と安田。長尾との共演シーンが無かったという美村が「初めましてなんです。立派になって(笑)」と言うと、長尾も「初めまして。大きくなりました(笑)」。
父親役の安田との撮影もわずか2日間だったが長尾は「すごく濃密な2日間でした。個人としても学びがあったのでこれからの活動にもつなげていきたいと思っています」と言うと安田は「皆さん、聞きました?」とドヤ顔。
この日は一同に「自分や誰かに約束したいこと」を質問。美村は「アクティブレスト。40代になりまして。寝るだけでは取れない何かを感じ始めるんですよ。もうちょっと元気に過ごすのに、疲れたなと思った時こそ、ウォーキングとか活発に動くと逆に精神的にも肉体的にも疲れが取れるんです。おすすめということで、自分とともに40オーバーの皆さんに約束したい」。
そんな美村の回答に頷いていた安田も「すごく身に沁みます」。そんな安田が「僕は“背中で見せる”」と回答すると長尾も「かっこいい!」。
安田は「50代になってようやく、やれるかもなと感じている。これから60代、70代となって(作品に)呼んでいただいたときに(背中が)曲がっていたとしても伸びていたとしても、いろいろできるんじゃないか」と語っていたが「よく顔を、相手の“背中越し”に撮ることことがあるじゃないですか。“越し”って言うんですけど。“越し”が必要なときに絶対に呼ばれる人になりたいな、と。手だけのタレントさんがいるように“背タレ”になってみたい。背中といえばアイツ呼ぼう、と言われるように」と言い出し、会場も大笑い。
「これから50代、60代は顔を抜かれない(撮影されない)んじゃないか」と“背タレ”俳優に意欲満々の安田に、長尾も「いやいやいや!そんなことないです」とタジタジ。安田は「これからは“越し俳優”として頑張る」と続けつつ「“一声、二顔、三背中”と申しますから。背中で見せられる俳優を目指したい」と宣言。会場からも大きな拍手が飛んでいた。
『おいしくて泣くとき』は公開中。
長尾謙杜、當真あみからもらった四つ葉のクローバー「今も大切に持っている」
映画『おいしくて泣くとき』の初日舞台挨拶が4日、都内にて行われ、主演の長尾謙杜と共演の當真あみ、美村里江、安田顕、横尾初喜監督が登壇。“座長”長尾から感謝の花束を贈られた當真が本気で驚きつつ感激した。
人気作家・森沢明夫による同名小説を映画化。初恋、友情、突然の別れ…30年の時を超え明かされる“彼女の秘密”とは。
上映後、感涙する観客に「皆さん、おきれいですね、涙を流す姿も」と茶目っ気たっぷりに感謝。
心を通い合わせる幼なじみを演じた長尾と當真。作品宣伝のための取材を一緒に行うことも多いといい、當真は長尾に「インタビューやいろいろな場面で助けていただいて。質問されて止まっちゃったりすると、パッと答えてくださったり。そういういところでも助けられました」と感謝。
さらにこの日は、長尾から當真へサプライズで花束をプレゼント。當真が撮影中に見つけた四つ葉のクローバーを栞にしてキャスト・スタッフ全員にプレゼントしたことに感動していた長尾。「クランクアップのときに、あみちゃんから四つ葉のクローバーの栞を頂きまして、今も大切に持っているんですけど、そのお返しができていなかったということで。初日に僕から花束をプレゼントしたいな、と」と手渡すと、當真も「そんな深く考えてではなくて、良いことあったらな、くらい。こういうことは予想してなかったので…すごくうれしいです」と恐縮し、長尾も「良いことありました(笑)。スタッフさんの分の感謝も代表してお渡しします」。
當真も感激しながら「周りが本当にたくさん見えている、細かいところにも気づくのが本当にすごいなと思います」と長尾の座長ぶりを称賛していた。
『おいしくて泣くとき』は公開中。
“1億人俳優” ファン・ジョンミン『ベテラン』新作でチョン・ヘインを絶賛「心から拍手」
映画『ベテラン 凶悪犯罪捜査班』(4月11日公開)緊急来日記者会見が4月3日、都内で行われ、W主演の “1億人俳優(出演映画の累計観客数が1億人を超えた俳優)” ファン・ジョンミンとチョン・ヘイン、リュ・スンワン監督が登壇した。
赤楚衛二、台湾の空港にファン約200人! 泣きはらした観客に感激「目が赤いですね」
公開中の映画『366日』のイベントが3月31日に台湾で行われ、主演・赤楚衛二を、約200人のファンや取材陣が現地空港で出迎えた。
沖縄出身のバンド・HYの名曲「366日」からインスパイアされ、沖縄と東京という2つの都市を舞台にオリジナルストーリーで描かれる純愛映画。
4月2日の台湾での公開に合わせ、3月31日に台湾松山空港に到着した赤楚。待ち受けた約200名ものファンと取材陣に出迎えられた赤楚も手を振って感激しきり。
同日夜、台北で行われた舞台挨拶にもファンが殺到。滞在する3日間で行われる3回の舞台挨拶のチケット計1000枚は発売開始1分で完売したという人気ぶり。
冒頭、赤楚は「ホテルに到着して初めてやったことは、タピオカを飲むことでした」とファンに報告し「台湾と言えば屋台ですよね。行ってみたいのですが、雨が降っているので晴れてほしいです」と台湾滞在を楽しむ気満々。
上映後の、泣きはらした観客の顔を見た赤楚は「目が赤いですね。(感動してくれて)うれしい」と大感激。
質問コーナーでは観客から赤楚へ質問が殺到。「本作での大きな挑戦は何だったのか?」という質問に、赤楚が「10代から30代中盤まで演じなければならなかったこと。僕も、もう30代なので制服着れるかな?と思って」と答えると、場内からは「似合ってた!」という声。ファンの好評に赤楚も「じゃあ、また制服着ますね!」。
トークでは、劇中の1シーンをMCから乞われて再現してみせたり、撮影エピソードや裏話をたっぷり語り、台湾のファンを楽しませた赤楚。最後は「まさか台湾の皆さんに見て頂けると思っていなかったですし、しかも自分が皆さんの前で、こうしてお会いすることができると思っていなかったので本当にうれしいです。応援してくださっている皆さんの声が届いて、実現したということもあると思います。映画『366日』を、これからもぜひたくさん楽しんでください。謝謝!」と感謝していた。