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4日後渡米のゆりやん、流ちょうな英語で来日クリストファー・ロイドと漫才トーク

2024.12.06 Vol.web original

「東京コミコン2024」オープニングセレモニーが6日、千葉県・幕張メッセにて行われ、ジュード・ロウやベネディクト・カンバーバッチら豪華来日セレブが登壇。サプライズゲストとして山下智久とゆりやんレトリィバァも登壇。ゆりやんが名優クリストファー・ロイド流ちょうな英語で爆笑トークを繰り広げた。

 2016年から開催され、今年で第8回目の東京開催となる、アメコミ、映画、ポップ・カルチャーの祭典。

 オープニングステージには、ジュード・ロウやベネディクト・カンバーバッチら豪華な来日キャストに加え、日本からも山下智久、ゆりやんレトリィバァがサプライズゲストとして登場。

 セレブたちが恒例の鏡開きとフォトセッションを終えて降壇したのち、クリストファー・ロイドの「親しい友人」として紹介されたのはお笑い芸人のゆりやんレトリィバァ。大ヒット中の主演ドラマ『極悪女王』さなが竹刀を振り回して登場したゆりやんに、クリストファーが逃げ惑うフリをして会場も大笑い。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の”ドク”ことエメット・ブラウン博士役でおなじみのクリストファーは同作のサイン入りミニポスターをゆりやんにプレゼント。

 ゆりやんが英語で「LAに4日後、移住するんです」と伝えるとクリストファーは「OK。LAでどうするの?」。

「あなたのようになりたいんです!」と告白のような返しにクリストファーもやや戸惑いつつ「OK」。

「コメディーや演技、映画監督もやりたい」というゆりやんに「忙しいね」とにっこり。

 司会からLAで会うこともできるのでは?と言われたゆりやんが「マイテレフォンナンバーイズ…」とボケると、クリストファーが胸元を探りメモとペンを探すしぐさをし、2人の息の合ったやり取りに会場も爆笑。

 ゆりやんにアドバイスはと聞かれたクリストファーは「とにかく努力をしてください。たくさんのチャンスをつかむためにも」とエール。ゆりやんも「ベストを尽くします」と真剣なまなざしで返しつつ「あと放送禁止用語も言わないようにします」と言い、おなじみのNGワードの○×ポップを口に当てブザー音を鳴らすと、クリストファーも大ウケ。「それ欲しいね」と言いゆりやんからプレゼントされる大喜びしていた。

 この日の登壇者はジョン・ボイエガ、アンセル・エルゴート、ダニエル・ローガン、モリーナ・バッカリン、ベン・マッケンジー、ジェイソン・モモア、フルール・ジェフリエ、マッツ・ミケルセン、ベネディクト・カンバーバッチ、ジュード・ロウ、クリストファー・ロイド、C.Bゼブルスキー、伊織もえ、斎藤工、山東昭子、山下智久、ゆりやんレトリィバァ。

「東京コミコン2024」は12月8日まで幕張メッセにて開催。

作間龍斗らジュニア4人登壇 涙する畑芽育にハンカチ差し出した「最高の弟」は…?

2024.12.05 Vol.web original

 

 映画 『うちの弟どもがすみません』(12月6日公開)のイベントが5日、都内にて行われ主演の畑芽育と“弟”役の作間龍斗、那須雄登、織山尚大、内田煌音が登壇。ジュニアメンバー4人が「最高の弟」を競った。

 オザキアキラによる同名少女コミックの実写化。突然4人の弟たちの姉となった女子高生と弟たちのドキドキの毎日を描くコメディー。

 この日は、4人の弟たちを演じたジュニアのメンバーがお題に沿って「最高の弟」を競い、一番を姉役の畑が決めるという企画に挑戦。

 長男・源を演じるHiHi Jetsの作間龍斗は「実際には長男なので弟役を演じるとは思ってなかったんですけど頑張ります」、次男・洛を演じる美 少年の那須雄登も「僕もリアルは長男なんですけど、弟らしい可愛らしいところもファンの人に見せられたら」。三男・柊を演じる少年忍者の織山尚大は「僕は真ん中っ子なんです。兄でもあり弟でもあるので任せてください」。四男・類役を案じる11歳、内田煌音は「最年少パワーで頑張ります!」とそれぞれ意気込み。

 出されたお題は「いつも頑張りすぎてしまうお姉ちゃんを元気づけるひと言」。

 トップバッターに名乗り出た那須は「いつも頑張りすぎだよ、たまには弟に頼ってもいいんだよっ」。
内田は「いつも頑張ってるからギュッてしてあげる!」と言い、キュートさに会場もメロメロ。作間は「お姉ちゃ~ん、宝くじ当たったよ~」と、のんきキャラで笑いをさらったが、優勝は「疲れちゃったの、今日は僕がご飯作ってあげる」と回答し、畑から「お姉ちゃんに寄り添う優しさが見えました」と評された織山。

 さらにこの日は原作者オザキアキラ氏より畑にサプライズで労いの手紙が届き作間が代読。「突然、4人の弟ができて、撮影は猛暑の中で、と数えきれないご苦労があったと思いますが、微塵も感じさせない最強にカワイイ長女っぷりでした」との言葉に畑も思わず涙。すると“末っ子”内田が自分のハンカチを畑にそっと差し出し、会場からも拍手と感嘆の声。内田の紳士ぶりに作間たち兄3人は「そんなモテ男ムーブを…」と脱帽していた。

佐藤健とセカオワFukaseが「バチバチ」からイチャイチャ?「照れんなよ」「照れてねーよ」

2024.12.04 Vol.web original

 

 映画『はたらく細胞』のプレミアイベントが4日、都内にて行われ、俳優の永野芽郁、佐藤健、芦田愛菜、阿部サダヲら豪華キャスト14名と武内英樹監督がプレミアイベントに登壇。佐藤とFukaseが迫力のバトルシーンを振り返った。

 細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画『はたらく細胞』『はたらく細胞BLACK』の2作品を映画化したエンターテインメント。

 レッドカーペットでは大声援が飛び交う中、たっぷりとファンサービスを行った一同。

 白血球(好中球)役の佐藤健と対峙する“ラスボス”を演じるFukaseは、佐藤とのバトルシーンに「普段わりとのろまなんですけど、人生史上、最速で動きました」と言うと、観客から「かわいい~!」

 そんなFukaseに佐藤は「めちゃくちゃ早く動いてましたよ。強敵でした」と太鼓判。思わず笑顔になったFukaseに佐藤が「照れんなよ。照れてんの、今」と言うとFukaseは「照れてねーよ」。そんな2人のやり取りに観客からはさらなる「かわいい~」の大合唱が起こり、Fukaseは「やだなあ、この人」と苦笑。

 その後の舞台挨拶でも「なぜか悪役ばかり…」とぼやいていたFukaseだったが、佐藤との対決シーンでは「健くんとバチバチにやりあうシーンがあるんですけど、健くんが“手加減しなくていい、映像に出ちゃうから”と。でも何回やっても“もっと来い!”みたいな感じなので“死んじゃえ!”みたいな感じでやったんです」と熱演の陰に佐藤の存在があったことを明かし「前回は菅田将暉をメッタ刺しにしたりして…。役者ってこんな感じなのかなって」と前作『キャラクター』(2021年)での殺人鬼役を振り返り、会場の笑いを誘っていた。

 この日の登壇者は永野芽郁、佐藤健、芦田愛菜、阿部サダヲ、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、板垣李光人、加藤諒、加藤清史郎、マイカピュ、新納慎也、小沢真珠、Fukase、武内英樹監督。

阿部サダヲ、芦田愛菜の成長ぶりにドヤ顔「どうです、大人になったでしょう」

2024.12.04 Vol.web original

 

 映画『はたらく細胞』のプレミアイベントが4日、都内にて行われ、俳優の永野芽郁、佐藤健、芦田愛菜、阿部サダヲら豪華キャスト14名と武内英樹監督がプレミアイベントに登壇。芦田と阿部が久しぶりの親子共演を振り返った。

 細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画『はたらく細胞』『はたらく細胞BLACK』の2作品を映画化したエンターテインメント。

 レッドカーペットで大声援を受けながらファンサービスを行った一同。主演の永野、佐藤らも観客の熱気に大感激。

 久しぶりに共演した芦田と阿部。芦田が「本当に久しぶりに共演させていただいたんですけど、安心感があって。親子の絆を描く物語でもあるので、お芝居をたくさん引き出していただきました」と語ると、父親役の阿部は「どうですか、大人になったでしょう」とドヤ顔。成長した芦田との共演に「頼もしかったですよ」と目を細め、ドラマ『マルモのおきて』(2011) での共演を引き合いに「今回は本当に血のつながった親子を演じさせていただいたので」と芦田と顔を見合わせにっこり。
 
 舞台挨拶では、芦田と加藤清史郎がデートシーンを振り返り盛り上がる一幕も。シャチから、予想外に大量の水をかけられたといい、芦田が「ドーパミン全開になりました。ダッフルコートが絞れたんです」と言うと加藤も「カッパは着てたんですけどね」。そんな2人に佐藤が「デートは濡れたほうがいいらしいですよ。4DXだと水が出て2人で濡れることができるので非常におすすめ」と本作の劇場情報をアピールし、一同も大笑い。
 
 さらに加藤は「同時期に、別の作品で愛菜ちゃんをいじめ倒す役を演じていたので、ある日は爽やかな先輩、ある日はオラ!って…」と苦笑し笑いを誘っていた。

 この日の登壇者は永野芽郁、佐藤健、芦田愛菜、阿部サダヲ、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、板垣李光人、加藤諒、加藤清史郎、マイカピュ、新納慎也、小沢真珠、Fukase、武内英樹監督。

 

佐藤健が絶叫するファンを心配「押しつぶされてないですか」映画レッドカーペットで熱狂

2024.12.04 Vol.web original

 

 映画『はたらく細胞』のプレミアイベントが4日、都内にて行われ、俳優の永野芽郁、佐藤健、芦田愛菜、阿部サダヲら豪華キャスト14名と武内英樹監督がカーペットイベントに登壇。観客約400人にたっぷりとファンサービスを行った。

 細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画『はたらく細胞』『はたらく細胞BLACK』の2作品を映画化したエンターテインメント。

 まさにオールスターキャストが登場すると会場は冒頭から大熱狂。赤血球役の永野芽郁、白血球(好中球)役の佐藤健ペアはもちろん、親子役を演じた芦田愛菜と阿部サダヲ、ゴールドに輝くタイトなロングドレス姿の仲里依紗ら、ドレスアップした豪華俳優陣に観客も大興奮。「健さーん!」「芽郁ちゃんキレイ!」「愛菜ちゃんカワイイー!」「Fukaseさーん!」と絶叫が飛び交い、キャストたちへの掛け声で盛り上がった。

 たっぷりと時間をかけてファンサービスを行った一行。佐藤は「大丈夫ですか、前の方の方とか押しつぶされてないですか?心配だったんですけど、皆さんの熱気が伝わりました」とファンの熱狂に感激していた。

 この日の登壇者は永野芽郁、佐藤健、芦田愛菜、阿部サダヲ、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、板垣李光人、加藤諒、加藤清史郎、マイカピュ、新納慎也、小沢真珠、Fukase、武内英樹監督。

 

なにわ男子・大橋和也 イベントで一発ギャグ「お尻プリンプリン!」キッズ大ウケ

2024.12.03 Vol.web original

 

 映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(12月13日公開)の完成披露舞台挨拶が3日、都内にて行われ、主演の天海祐希と共演の上白石萌音、大橋和也(なにわ男子)、伊原六花と中田秀夫監督が登壇。小学校教師役を演じた大橋が一発ギャグで会場の子どもたちの心をつかんだ。

 廣嶋玲子・作、jyajya・絵(偕成社刊)による大人気児童小説を原作に描く、幸運な人だけが辿り着ける、ふしぎな駄菓子屋“銭天堂”を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の物語。

 多くの親子が参加したこの日の試写会。冒頭の挨拶で大橋は「プリン食べ過ぎてお尻プリンプリン!」と客席にお尻をフリフリ。会場の子どもたちにも大ウケし「良かったです(笑)」。

 映画オリジナルキャラクターとなる小学校教師・等々力小太郎役の大橋。「教師役は初めてで。いつもやったら生徒役なんですけど。僕が小学校のときの先生ってすごく大人に感じたんで、どうしようと思って。自分の精神年齢より大人でないといかんな、と思って」と振り返り「でも教壇に立ったらみんなが一点集中して見てくるんです。めっちゃかわいくてセリフ飛びましたね。ずっとしゃべっていたかったです」と目じりを下げた。

 撮影時、自身のグループなにわ男子のメンバーには教師役であることは言っていなかったと明かし「先生役言ったら“大橋が!?”って言われるんで(笑)」と照れ「(映画館に)みんなそろっていきます」と宣言。すると天海が「それを後ろから見たい」と参加希望。

 そんな天海は大橋との共演を聞かれ「すごいアイドルですから、どうしようかなって思っていたんですけど。この通りですよ、腰の低い、明るい、ハンサム」と力説しつつ「いろいろ話を聞いて、ちゃんと志を持ってここまで来た人なんだな、と思いました」と絶賛。天海からのほめ言葉に大橋も「汗ダラダラ」と恐縮しつつ「天海さんをテレビで見ていたときはかっこええ~と思っていたんですけど、共演してみるとかわいらしいところもあって…」と振り返り、天海も「もっと言って!」。

 一発OKが出ると2人で歓喜のダンスを踊るなど、楽しい撮影を振り返っていた。

藤竜也、ジャック・ニコルソンから声をかけられた思い出明かす

2024.11.30 Vol.web original

 第16回TAMA映画賞授賞式(第34回映画祭 TAMA CINEMA FORUM)が30日、多摩市・パルテノン多摩にて開催。最優秀男優賞を受賞した 藤竜也が笑いを交えハリウッドのレジェンドはとの出会いを明かした。

 多摩市及び近郊の市民からなる実行委員が映画ファンの立場から表彰する映画賞。

 認知症で不安定になっていく姿を演じた『大いなる不在』で最優秀男優賞を受賞した藤は「バリバリのトップランナーに混ぜていただいて自分はまだ現役なんだとうれしくなりました」と笑顔。

「自慢にもなりませんけど63年この道を歩いてきて、いい加減くたびれてきましてね。そこにTAMA映画賞さんが1杯の冷たい水をくれたようで生き返りました」と受賞に感謝。

 同作では海外でも高く評価。今年の7月、ニューヨーク映画祭で生涯功労賞を受賞し英語でスピーチ。

 藤は「大したことないです」と謙遜しつつ「50年前に『愛のコリーダ』で大島渚さんとNYに呼んでいただいたんですけど、検閲で上映できず大島さんの別の映画を上映することになったんです。でも良いことももあって。上映後、控室から出ようとしたら、見たことのあるような人がどんどん近づいてきて…」と、それがジャック・ニコルソンだったと明かし「私の目を見て“サンキュー、良い映画だった”みたいなことを言ってくれて…勝手に思ってるだけですけど」というエピソードを明かし会場も感嘆。

 当初『大いなる不在』の脚本が「面白くなかった」とあけすけに明かし「完成作を見たら年甲斐もなく興奮して、魂を持っていかれた。何年経っても台本を読む力が無いんだなと思いました」と肩を落とすなど、茶目っ気たっぷりのトークで多摩の映画ファンを楽しませていた。

 

【受賞一覧】
最優秀作品賞:本年度最も活力溢れる作品の監督及びスタッフ・キャストに対し表彰
『夜明けのすべて』 三宅唱監督 及びスタッフ・キャスト一同
『ぼくのお日さま』 奥山大史監督 及びスタッフ・キャスト一同

特別賞:映画ファンを魅了した事象に対し表彰
呉美保監督 及びスタッフ・キャスト一同 (『ぼくが生きてる、ふたつの世界』)
押山清高監督 及びスタッフ・キャスト一同(『ルックバック』)

最優秀男優賞:本年度最も心に残った男優を表彰
藤竜也 (『大いなる不在』)
吉沢亮 (『ぼくが生きてる、ふたつの世界』『キングダム 大将軍の帰還』『かぞく』)

最優秀女優賞:本年度最も心に残った女優を表彰
上白石萌音(『夜明けのすべて』)
河合優実(『ナミビアの砂漠』『あんのこと』『ルックバック』『四月になれば彼女は』)

最優秀新進監督賞:本年度最も飛躍した監督、もしくは顕著な活躍をした新人監督を表彰
近浦啓 監督 (『大いなる不在』) ビデオメッセージ上映
山中瑶子 監督 (『ナミビアの砂漠』)

最優秀新進男優賞:本年度最も飛躍した男優、もしくは顕著な活躍をした新人男優を表彰
松村北斗(『夜明けのすべて』『ディア・ファミリー』『キリエのうた』)
齋藤潤(『カラオケ行こ!』『瞼の転校生』『からかい上手の高木さん』『正欲』)

最優秀新進女優賞:本年度最も飛躍した女優、もしくは顕著な活躍をした新人女優を表彰
森田想(『辰巳』『朽ちないサクラ』『サユリ』『NN4444』『愚鈍の微笑み』『正欲』)
早瀬憩(『違国日記』『あのコはだぁれ?』)

PMSに「私も…」と共感の上白石萌音“理解ある”現場に感謝「あと1回休んだら単位が…」

2024.11.30 Vol.web original

 

 第16回TAMA映画賞授賞式(第34回映画祭 TAMA CINEMA FORUM)が30日、多摩市・パルテノン多摩にて開催。『夜明けのすべて』で最優秀女優賞を受賞した上白石萌音が撮影当時、大学の授業を優先した日があったといい“働きやすい”三宅唱監督の現場に感謝した。

 多摩市及び近郊の市民からなる実行委員が映画ファンの立場から表彰する映画賞。

 PMS(月経前症候群)を抱える主人公“藤沢さん”を演じた上白石。役作りの難しさを聞かれると「藤沢さんほどではないんですが私も生理が重くて生理前にはかなり心身が不安定になるんです。このつらさが何かの役に立つんだなと思いました」と明かし役に共感。

 今年は海外公演も行った舞台『千と千尋の神隠し』や歌手活動の開始などひときわ多忙な一年。
 
 上白石は「ありがたいことにたくさんの挑戦をさせていただきました」と振り返りつつ「その度に壁にぶつかり、自己嫌悪と嫉妬にさいなまれたんですが、周りの方に支えていただいた」と明かし「負の感情はつきものだと思うんですが、その度に周りを見渡し感謝して進んでいきたい」。

 同作は共演の松村北斗の最優秀新進男優賞と、最優秀作品賞も受賞。三宅唱監督が、上白石が大学の授業のため撮影に来れないこともあったと明かすと、上白石は「あと1回、休んだら単位が取れないという状況で…」と恐縮しつつ、劇中の主人公たちの職場と同じく「三宅組も理解あるよい現場でした」と感謝していた。

【受賞一覧】
最優秀作品賞:本年度最も活力溢れる作品の監督及びスタッフ・キャストに対し表彰
『夜明けのすべて』 三宅唱監督 及びスタッフ・キャスト一同
『ぼくのお日さま』 奥山大史監督 及びスタッフ・キャスト一同

特別賞:映画ファンを魅了した事象に対し表彰
呉美保監督 及びスタッフ・キャスト一同 (『ぼくが生きてる、ふたつの世界』)
押山清高監督 及びスタッフ・キャスト一同(『ルックバック』)

最優秀男優賞:本年度最も心に残った男優を表彰
藤竜也 (『大いなる不在』)
吉沢亮 (『ぼくが生きてる、ふたつの世界』『キングダム 大将軍の帰還』『かぞく』)

最優秀女優賞:本年度最も心に残った女優を表彰
上白石萌音(『夜明けのすべて』)
河合優実(『ナミビアの砂漠』『あんのこと』『ルックバック』『四月になれば彼女は』)

最優秀新進監督賞:本年度最も飛躍した監督、もしくは顕著な活躍をした新人監督を表彰
近浦啓 監督 (『大いなる不在』) ビデオメッセージ上映
山中瑶子 監督 (『ナミビアの砂漠』)

最優秀新進男優賞:本年度最も飛躍した男優、もしくは顕著な活躍をした新人男優を表彰
松村北斗(『夜明けのすべて』『ディア・ファミリー』『キリエのうた』)
齋藤潤(『カラオケ行こ!』『瞼の転校生』『からかい上手の高木さん』『正欲』)

最優秀新進女優賞:本年度最も飛躍した女優、もしくは顕著な活躍をした新人女優を表彰
森田想(『辰巳』『朽ちないサクラ』『サユリ』『NN4444』『愚鈍の微笑み』『正欲』)
早瀬憩(『違国日記』『あのコはだぁれ?』)

河合優実『ルックバック』監督もオーディションで即決「ひと言で決めた」

2024.11.30 Vol.web original

 

 第16回TAMA映画賞授賞式(第34回映画祭 TAMA CINEMA FORUM)が30日、多摩市・パルテノン多摩にて開催。今年5作品が公開された河合優実が最優秀女優賞を受賞した。

 多摩市及び近郊の市民からなる実行委員が映画ファンの立場から表彰する映画賞。

『ナミビアの砂漠』『あんのこと』『ルックバック』『四月になれば彼女は』という今年公開された5作品で最優秀女優賞を受賞した河合。

「今年はいろんなことがあった1年でした。カンヌ国際映画祭にも行かせていただき、自分の過去作や今年の公開作をちゃんと見てくれている海外の方と触れ合い、届いているんだと実感しました」と振り返り、それぞれの作品の現場に「特別なものづくりの場に立ち会えました」と感謝。

 また『ナミビアの砂漠』の山中瑶子監督は最優秀新進監督賞を、河合が声の出演をしたアニメーション『ルックバック』押山清高監督も特別賞を受賞。

 押山監督と山中監督も河合の横に並び、受賞を祝福。
テープオーディションで河合に即決したという押山監督は「声優さん役者さん100人以上から、藤野という難しい役を決めるのでかなり悩むだろうなと思ったんですけど、河合さんのひと言目を聞いたら“この子”とすんなり決まってしまった」と振り返り、声優初挑戦だった河合に「いきなり上手くて(笑)。不安をいっぺんに吹き飛ばしてくれた」と感嘆。

 山中監督も高校時代の河合と出会った当時を「まなざしの鋭い、勝気な目をした子が来たな、と思った」と述懐。そんな山中監督はガザやウクライナ問題に言及しつつ「この時代に映画を撮る意味を考え続けたい」と語り、河合も「まさに同じことを言おうと考えていました。世界に痛みが増え続けているように私も感じているので、そういう世界で自分が物を作ることが世界にどういう働きかけになっているのか考え続けたい」と今後への意欲も語っていた。

【受賞一覧】
最優秀作品賞:本年度最も活力溢れる作品の監督及びスタッフ・キャストに対し表彰
『夜明けのすべて』 三宅唱監督 及びスタッフ・キャスト一同
『ぼくのお日さま』 奥山大史監督 及びスタッフ・キャスト一同

特別賞:映画ファンを魅了した事象に対し表彰
呉美保監督 及びスタッフ・キャスト一同 (『ぼくが生きてる、ふたつの世界』)
押山清高監督 及びスタッフ・キャスト一同(『ルックバック』)

最優秀男優賞:本年度最も心に残った男優を表彰
藤竜也 (『大いなる不在』)
吉沢亮 (『ぼくが生きてる、ふたつの世界』『キングダム 大将軍の帰還』『かぞく』)

最優秀女優賞:本年度最も心に残った女優を表彰
上白石萌音(『夜明けのすべて』)
河合優実(『ナミビアの砂漠』『あんのこと』『ルックバック』『四月になれば彼女は』)

最優秀新進監督賞:本年度最も飛躍した監督、もしくは顕著な活躍をした新人監督を表彰
近浦啓 監督 (『大いなる不在』) ビデオメッセージ上映
山中瑶子 監督 (『ナミビアの砂漠』)

最優秀新進男優賞:本年度最も飛躍した男優、もしくは顕著な活躍をした新人男優を表彰
松村北斗(『夜明けのすべて』『ディア・ファミリー』『キリエのうた』)
齋藤潤(『カラオケ行こ!』『瞼の転校生』『からかい上手の高木さん』『正欲』)

最優秀新進女優賞:本年度最も飛躍した女優、もしくは顕著な活躍をした新人女優を表彰
森田想(『辰巳』『朽ちないサクラ』『サユリ』『NN4444』『愚鈍の微笑み』『正欲』)
早瀬憩(『違国日記』『あのコはだぁれ?』)

吉沢亮の手話演技は「日本人俳優トップレベル」TAMA映画賞で最優秀男優賞

2024.11.30 Vol.web original

 

 第16回TAMA映画賞授賞式(第34回映画祭 TAMA CINEMA FORUM)が30日、多摩市・パルテノン多摩にて開催。最優秀男優賞を受賞した吉沢亮が「白鳥のよう」と絶賛された。

 多摩市及び近郊の市民からなる実行委員が映画ファンの立場から表彰する映画賞。

 今年公開された『ぼくが生きてる、ふたつの世界』『キングダム 大将軍の帰還』『かぞく』で最優秀男優賞を受賞した吉沢亮。

『ぼくが生きてるー』ではろう者の両親を持つ“コーダ”の主人公を中学生時代から演じた吉沢。「今年30歳になるという男が中学生をやるのは大変でしたね」と苦笑。

 また『ぼくが生きてるー』は特別賞も受賞。呉美保監督から、監修や指導ではなく“手話演出”として参加を依頼したという話者2名も「日本人俳優トップレベルで素晴らしい。白鳥のように優雅に見えるが水面下ではものすごく努力されている」と日常会話のニュアンスを見事に表現した吉沢の手話演技を絶賛。

 吉沢も「白鳥」のほめ言葉に照れ笑いしつつ「ハードルは高かったんですけど2カ月くらいみっちりやらせていただいてどうにかやれました」と謙遜しながら胸を張っていた。

【受賞一覧】
最優秀作品賞:本年度最も活力溢れる作品の監督及びスタッフ・キャストに対し表彰
『夜明けのすべて』 三宅唱監督 及びスタッフ・キャスト一同
『ぼくのお日さま』 奥山大史監督 及びスタッフ・キャスト一同

特別賞:映画ファンを魅了した事象に対し表彰
呉美保監督 及びスタッフ・キャスト一同 (『ぼくが生きてる、ふたつの世界』)
押山清高監督 及びスタッフ・キャスト一同(『ルックバック』)

最優秀男優賞:本年度最も心に残った男優を表彰
藤竜也 (『大いなる不在』)
吉沢亮 (『ぼくが生きてる、ふたつの世界』『キングダム 大将軍の帰還』『かぞく』)

最優秀女優賞:本年度最も心に残った女優を表彰
上白石萌音(『夜明けのすべて』)
河合優実(『ナミビアの砂漠』『あんのこと』『ルックバック』『四月になれば彼女は』)

最優秀新進監督賞:本年度最も飛躍した監督、もしくは顕著な活躍をした新人監督を表彰
近浦啓 監督 (『大いなる不在』) ビデオメッセージ上映
山中瑶子 監督 (『ナミビアの砂漠』)

最優秀新進男優賞:本年度最も飛躍した男優、もしくは顕著な活躍をした新人男優を表彰
松村北斗(『夜明けのすべて』『ディア・ファミリー』『キリエのうた』)
齋藤潤(『カラオケ行こ!』『瞼の転校生』『からかい上手の高木さん』『正欲』)

最優秀新進女優賞:本年度最も飛躍した女優、もしくは顕著な活躍をした新人女優を表彰
森田想(『辰巳』『朽ちないサクラ』『サユリ』『NN4444』『愚鈍の微笑み』『正欲』)
早瀬憩(『違国日記』『あのコはだぁれ?』)

 

清水美砂、全裸入れ墨姿は「大好きな本木雅弘さんのために」本木も照れつつハグ

2024.11.23 Vol.web original

 公開中の映画『海の沈黙』の舞台挨拶が23日、都内にて行われ、 俳優の本木雅弘、石坂浩二、清水美砂、菅野恵と若松節朗監督が登壇。本木と清水が過去の共演作を振り返りつつ、本作での撮影を振り返った。

「前略おふくろ様」「北の国から」の巨匠・倉本聰が長年にわたって構想してきた渾身のドラマ。贋作事件を機に、ある天才画家の秘めた思いと過去が明らかになる大人のラブストーリー。

 公開を迎え、喜びや緊張を語った一同。その中で、全身入れ墨姿の謎めいた女性を演じた清水は「17歳のときに倉本先生の作品を見て、いつか先生の作品に出られるような大人の女性になると思いました。その夢が叶いました。これが倉本先生の最後の映画になると聞いて…」と感慨深げに語ったが、若松監督は「あのオヤジは最後ならない気がする。89歳ですけどまだまだシナリオを書いてくださる気がします(笑)」

 

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