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伝説の”ワルメン”映画がよみがえる!『クローズEXPLODE(エクスプロード)』

2014.04.13 Vol.615

 累計発行部数7500万部を超える不良漫画の金字塔にして男たちのバイブルを映画化した大ヒットシリーズ最新作。映画第1作『クローズZERO』で“ワルメン”ブームを巻き起こし、続く『クローズZERO㈼』は前作をしのぐ大ヒット。それから5年、ついに新たなるクローズ伝説が幕を開ける!『ZERO』のその後を描くオリジナルストーリーを、豪華なキャスト&スタッフで描く注目作だ。

 今回、新たに若き“カラス”たちを演じるのは、豪華で旬な男優陣。主演には、『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー新人俳優賞を受賞し、NHK朝の連続テレビ小説『ごちそうさん』でヒロインの相手役を務めた東出昌大を抜擢。さらに、劇団朱雀の二代目として活躍する早乙女太一、多彩な作品で存在感を発揮している演技派・勝地涼、三代目J Soul Brothersのパフォーマーとしても活躍する岩田剛典、『ふがいない僕は空を見た』など難役でも評価される実力派・永山絢斗、『誰も知らない』でカンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞、近年は『許されざる者』など話題作が続く柳楽優弥ら、同世代のオールスターが集結。『青い春』『空中庭園』などで高い評価を集める豊田利晃が監督を務める。

“頂点”の席を狙って繰り広げられる壮絶な内部抗争の果てに待つ、鈴蘭高校のピンチとは…!?

今週のオススメMOVIE 2014.4.14〜

2014.04.12 Vol.615

『アクト・オブ・キリング』
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60年代のインドネシアで密かに行われた100万人規模の大虐殺。その加害者を取材し、彼らに自らの過去の殺人を演じさせるドキュメンタリー。

監督:ジョシュア・オッペンハイマー  出演:アンワル・コンゴ他/2時間1分/トランスフォーマー配給/シアター・イメージフォーラム他にて公開中 http://www.aok-movie.com/

©Final Cut for Real Aps, Piraya Film AS and Novaya Zemlya LTD, 2012

『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』
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学生時代に成し遂げられなかった“1晩に5人で12軒のハシゴ酒”にリベンジするため街にもどってきたアラフォー男たち。しかし街は“何者か”によって操られており…。

監督:エドガー・ライト  出演:サイモン・ペッグ他/1時間48分/シンカ 配給/シネクイント他にて公開中 http://www.worldsend-movie.jp/

©Focus Features

『8月の家族たち』
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父親が失跡したという知らせを受け母の住む実家に集まった3人の娘とその家族たち。感情をぶつけ合ううちに“隠し事”の数々が明るみに…。

監督:ジョン・ウェルズ 出演:メリル・ストリープ他/2時間1分/アスミック・エース 配給/4月18日(金)よりTOHOシネマズシャンテ他にて公開 http://august.asmik-ace.co.jp/

©2013 AUGUST OC FILMS, INC. All Rights Reserved.

『そこのみにて光輝く』
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ある出来事をきっかけに仕事を辞め、目的も無く暮らしていた達夫は、粗暴だが人なつこい青年・拓児と知り合い、その姉・千夏に心惹かれるのだが…。

監督:呉美保 出演:綾野剛、池脇千鶴他/2時間/東京テアトル配給/4月19日よりテアトル新宿他にて公開 http://hikarikagayaku.jp/ R15+

©2014 佐藤泰志/「そこのみにて光輝く」製作委員会

『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』
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アベンジャーズの戦いから2年。国際平和維持組織に加わったキャプテン・アメリカことスティーブだったが組織のある計画に疑問を抱き始める。

監督:アンソニー&ジョー・ルッソ 出演:クリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソン他/2時間16分/ディズニー配給/4月19日より丸の内ルーブル他にて公開 http://disney-studio.jp/

©2014 Marvel. All Rights Reserved.

『シャドウハンター』
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ごく普通の少女・クラリーは美しい少年・ジェイスの禁断の秘密を知ってしまう。ジェイスは妖魔を始末するシャドウハンターだった。

監督:ハラルド・ズワルト 出演:リリー・コリンズ他/2時間10分/プレシディオ配給/4月19日よりTOHOシネマズシャンテ他にて公開 http://www.shadowhunter.jp/

©2013 Constantin Film International GmbH and Unique Features (TMI) Inc.

『ファイ 悪魔に育てられた少年』
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17歳のファイは学校に通う代わりに“5人の父親”から犯罪のスキルを教え込まれて育った。父たちと同じ道に生きることを余儀なくされたファイの運命とは…。

監督:チャン・ジュナン 出演:ヨ・ジング他/2時間5分/ツイン配給/4月19日よりシネマート新宿他にて公開 http://www.hwayi-movie.net/

©2013 SHOWBOX/MEDIAPLEX AND NOW FILM ALL RIGHTS RESERVED.

『レイルウェイ 運命の旅路』
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鉄道好きの青年・エリックは第二次世界大戦下に日本軍の捕虜となり、タイとビルマを結ぶ鉄道の建設に狩り出されてしまう。

監督:ジョナサン・テプリツキー 出演:コリン・ファース、真田広之他/1時間46分/KADOKAWA配給/4月19日より角川シネマ有楽町他にて公開 http://www.railway-tabi.jp/

©2013 Railway Man Pty Ltd, Railway Man Limited, Screen Queensland Pty Limited, Screen NSW and Screen Australia

エスパー伊東、映画イベントでビールを”逆立ち飲み”

2014.04.10 Vol.614

梅田彩佳 初ミュージカルのリハは「72点」

2014.04.04 Vol.614

 ミュージカル『イン・ザ・ハイツ』が4日、渋谷のBunkamura シアターコクーンで幕開けする。2008年にはトニー賞も受賞したこの作品を、日本版として上演するもので、劇中の楽曲の日本語歌詞をKREVAが担当したほか、Def TechのMicroが出演していることでも話題だ。

 初日に先立って行われた通し稽古では、主演の松下優也と梅田彩佳がキュートなカップルを演じ、マルシア、前田美波里らが貫禄のパフォーマンスで圧倒した。
 
 リハーサル後、取材に応じた梅田は「(自身が演じる)ニーナはかわいい役。AKB48のメンバーでも、がちアイドルなメンバーを思い出しながらやっています。8年、AKBをやってて良かった!」と、にっこり。とはいえ、稽古の自己評価を求めると「72点」と、渋い。「72は逆にするとニーナだから(笑)。これまでは周りの人に支えてもらってきたので、舞台では自分の意志や強さを出していけたら、欠けてる部分は埋まるんじゃないかな」と、意気込んだ。

   20日まで同所で。大阪、福岡、名古屋、横浜でも公演がある。

ブラマヨ・小杉、持ちネタ”ヒーハー!”取られる!?

2014.04.02 Vol.614

 映画『サンブンノイチ』の初日舞台挨拶が1日、都内にて行われ監督の品川ヒロシ、主演の藤原竜也ら豪華キャストが勢ぞろいした。
 同作は『ドロップ』『漫才ギャング』に続く品川監督第3作目。大金をかけて繰り広げられる悪党たちの騙し合いを描くクライムムービー。
 舞台挨拶には、品川監督、藤原に加え、小杉竜一(ブラックマヨネーズ)、田中聖、中島美嘉、窪塚洋介さん、池畑慎之介☆、赤羽健一(ジューシーズ)、さらには原作者・木下半太、主題歌を担当した→Pia-no-jaC←という総勢11名が集結。
 この日はエイプリルフールとあって、ジューシーズの赤羽がウソの“小杉”として登場。「小杉です、ヒーハー!」とあいさつとしたところで本物の小杉が現れ「おかしいでしょ!」とツッコミ。しかし共演者から笑いを取ることができず「どうですこの仲の良さ!」とヤケ気味に。さらに窪塚が「ラブ&ピース、窪塚洋介です。初日に集まっていただきましてありがとうございます。ヒーハー!!」、池畑が「池畑慎之介☆です。ピーター!!(ヒーハー風に)」と、小杉の持ちネタの“ヒーハー”で笑いを取るなど、小杉は終始イジラレまくり。
 また、田中について「聖くんはアクションシーンもすべて吹き替え無しだった」、藤原について「素晴らしい座長として頑張ってくれた」と絶賛する品川監督に、すかさず小杉が「なんで、俺には(ほめ言葉が)無いねん!」と憤慨すると、監督は「先日、竜也くん、聖くん、小杉さんの4人で飲みに行ったんですよ。僕が眠くなっちゃったら、小杉さんが先輩なのに膝で寝てええでって言ってくれて。寝ながら3人の楽しそうな声を聞いていたら、このまま死んでも幸せかな~って思いましたよ」と“ちょっといい話”を披露。互いにイジり合いながらも、仲の良いチームだったことをうかがわせる舞台挨拶となった。
 映画は現在公開中。

福士、パックン、柴咲コウがスナイパーに!?

2014.04.01 Vol.614

 映画『名探偵コナン 異次元の狙撃手』の完成披露試写会が31日都内にて行われ、レギュラー声優陣の高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也の他、同作にゲスト声優として参加した福士蒼汰とパトリック・ハーラン、主題歌を担当した柴咲コウが登壇した。

 今回、福士は32歳の元海兵隊員という役どころで、劇中では流暢な英語のセリフを披露。声優初挑戦だという福士は「今回は、32歳という実年齢より一回り年上の役を演じました。もともと声は低い方だったのでそれを生かそうと思ったんですが、全然ダメで…。滑らかな声ではなく、もっとかすれた感じで、自分が32歳になったらこういう声なんじゃないかというイメージで演じました」と役作りの苦労を振り返った。するとパックンが「収録のときに福士くんから“このキレイなよく通る声じゃダメだ、そのガラガラ声いいなあ”と言われました」と暴露。一方で「英語を指導する必要がなかっただけでなく、英語で演技ができるすばらしい俳優さん」とほめられ、照れていた。

 またイベントでは福士、パックン、柴咲コウがタイトルにちなみ、それぞれ的を撃ちぬいて「祝」「完」「成」の文字を出現させ、会場を沸かせた。

 映画は4月19日より全国公開。

『カンチョリ オカンがくれた明日』試写会に10組20名

2014.03.31 Vol.614

 釜山の港町を舞台に、病気の母親を支えるため、金もコネもない青年が奮闘する姿を描く感動作。
 注目俳優ユ・アインが、無愛想ながらも情に厚く、母親思いの主人公・カンチョリを、認知症を患いながらも天真爛漫な母・スニを“韓国の母”といわれるベテラン女優キム・ヘスクが好演。本当の親子のように息の合った2人の演技が、ときにコミカルに、ときに熱い感動で包み込む。
 ぶっきらぼうだが情に篤いカン・チョル、通称・カンチョリは、病気で認知症の母スニと二人暮らし。お金もコネも夢もないが、母の面倒を見ながら、釜山港で働きながら一日一日を懸命に生きてきた。そんなある日、カンチョリはソウルからやってきた自由人・スジと出会う。彼女と心を通わせていくカンチョリは、しだいに人生で初めて、外の世界へ旅に出る夢を抱くようになる。ところがそんなとき、スニの容体が悪化してしまう。
 5月17日よりシネマート新宿他にて公開。

『とらわれて夏』試写会に15組30名 

2014.03.31 Vol.614

『マイレージ、マイライフ』、『JUNO/ジュノ』、『サンキュー・スモーキング』と、鮮烈な才能でハリウッドに新しい風を吹き込んできたジェイソン・ライトマン監督が、障害を乗り越えて純愛を貫こうとする男女を、13歳の少年の視線を通して描くという、かつてない感動のラブストーリーに挑む。
 主演は『愛を読むひと』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたケイト・ウィンスレット。思わぬ出会いによって再び希望を見出していく女性・アデルを演じる。アデルと惹かれあう脱獄犯・フランク役に『ミルク』の演技派、ジョシュ・ブローリン。
 アメリカ東部の静かな町。心に傷を持った母・アデルと13歳の息子・ヘンリーは、偶然出会った逃亡犯・フランクを自宅にかくまうことになる。2人に危害を加えないと約束したフランクは、母子の暮らしに寄り添い、しだいに心を通わせていく。ついに3人は人生を変える決断を下すのだが…。
 5月1日(木)よりTOHOシネマズシャンテ他にて全国順次公開。

『ぼくたちの家族』試写会に15組30名 

2014.03.31 Vol.614

『舟を編む』で日本アカデミー賞を席巻した石井裕也監督が妻夫木聡ら豪華キャストを迎え、“家族”というテーマに全力で挑んだ。
 注目の新進作家・早見和真が、自身の体験をもとに書き上げた同名小説を読み、「僕自身の話だ」と驚いたという石井裕也監督が「本気で家族というものに向き合いたかった」と自ら脚本を書き上げた意欲作。真面目な長男・浩介役に妻夫木。一見クールな次男・俊平役に池松壮亮。見栄っ張りで頼りない父役に長塚京三。そしてしだいに少女のようになっていく母役に原田美枝子。
 若菜家は、息子2人、父と母の平凡な家族。だがある日、若菜家の母・玲子に脳腫瘍が見つかった。末期症状のため余命1週間だという。父は取り乱し、長男の浩介は言葉を失くし、次男の俊平は冷静を装う。やがて“どこにでもいる家族”に潜んでいた秘密が表面化していく。どうしたらいいか分からない、でも投げ出すことなんてできない。若菜家の男たちがとった“悪あがき”とは…。
 5月24日より全国公開。

共依存に苦しむ3組の男女を描く『共に歩く』が公開

2014.03.30 Vol.614

 近年急増していると言われる“共依存”をテーマにした映画『共に歩く』が公開される。監督・脚本は同作品で長編デビューとなる宮本正樹。
「この映画では心の問題を扱っていて、“共依存”という状態と『アルコール依存症』『アルツハイマー型認知症』『子どもの強迫障害』を取り上げています。実はそれらすべては自分の体験なんです。自分が体験して苦しかったですし、相手も苦しんでいた。だから同じような状態で苦しんでいる人の助けになればと。また、世間では“共依存”ということがなかなか認知されてないので、それを知ってもらいたい。それがこの作品を作るにあたりの大きな原動力になりました」
 実体験をテーマにするのは辛くないのだろうか。
「生涯のテーマだったので、いつか撮ろうという思いがありました。自分自身の中では客観化できていると思っていましたが、撮影中はやっぱり辛かった。シナリオを書いている時は割と平気だったのですが、撮影でリアルに再現されると、フラッシュバックというか…。撮影後も辛い状態がしばらく続きましたね」
 重いテーマだが、見終わったあと不思議とほっこりとした気持ちになる。
「心の病気について理解してもらいたいし、苦しんでいる人がいたら助け舟を出してあげてほしい。周りの人が気づいてあげるだけで救われることもあるんです。そんな思いもありつつ、自分自身ハッピーエンドが好きなので、暗いまま終わりにしたくなかった。見終わってみると救いがあるというか、清涼感や清々しさを感じてほしい。テーマが重たい分、重々しく終わるとしんどいし、その先に希望が見えるようなエンディングにしようと思いました。重いテーマをリアルに描きつつ、前向きになれるエンターテインメント作品として楽しんでいただけたらと思います。欲張りですけど(笑)」

第6回沖縄国際映画祭 REPORT part.2

2014.03.30 Vol.614

 沖縄国際映画祭では、話題の超大作から新進監督たちの秀作までバラエティー豊かなラインアップが魅力となっている。今年の招待作品はひときわ豪華。伊坂幸太郎の同名小説を映画化した『オー! ファーザー』では主演の岡田将生をはじめ俳優陣が映画祭に登場。ベン・スティラー監督の話題作『LIFE!』も上映され日本語吹き替え版を務めたナインティナイン・岡村隆史も舞台あいさつに登壇し会場を盛り上げた。コンペ部門にも芦田愛菜主演&行定勲監督の『円卓』、森三中の大島美幸がおっさん役に挑んだ『福福荘の福ちゃん』など個性的な話題作が勢ぞろい。豪華作品に加えて、今年新設されたTV DIRECTOR’S MOVIE部門、『クリエイターズ・ファクトリー』など新たな才能と出会える作品も多数上映された。

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