世界中の一流映画祭出品作から、他では見ることができないレア作品まで、多彩なショートフィルムが集結する国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)』が今年も6月1日から開幕。
グランプリ受賞者には米国アカデミー賞への道が開けるオフィシャルコンペティションをはじめ、環境問題をテーマとした〈地球を救え!部門〉や、国内外の人気楽曲の世界を映像で堪能できる〈ミュージック部門〉、東京の魅力を伝える作品が集う今年の新設部門〈Cinematic Tokyo部門〉など、映画としてのショートフィルムにとどまらない多彩な映像作品が、基本無料で上映される。
そんな人気の映画祭に今年、さらなる豪華企画が誕生。それが、SSFF & ASIAとEXILE TRIBEがコラボする『シネマファイターズ』だ。昨年の映画祭授賞式で発表され、話題を呼んだ本企画は、人気作詞家・小竹正人氏が手掛けるEXILE TRIBEの楽曲をモチーフに、個性豊かな映画監督たちが一人1本ずつショートフィルムを制作。もちろん、作品にはEXILE TRIBEの人気メンバーたちも出演。作品は全6本。カンヌ受賞監督・河瀨直美がメガホンをとった『パラレルワールド』は三代目 J Soul Brothers の『Unfair World』をモチーフに、山田孝之と石井杏奈共演で描く物語。EXILEの『Heavenly White』をモチーフにしたラブストーリー『スワンソング』は岩田剛典と桜庭ななみが共演。Dream Ami主演作『色のない洋服店』はDream Amiの『ドレスを脱いだシンデレラ』をモチーフとしたファンタジックな作品。
町田啓太主演作『終着の場所』は三代目 J Soul Brothers の『花火』をテーマにした切ないラブストーリー。E-girlsの「Mr.Snowman」をモチーフにした『SNOWMAN』はベテラン女優・倍賞美津子主演作。『キモチラボの解法』は Flowerの『白雪姫』をモチーフにしたAKIRA主演作となっている。
今年の映画祭で上映される『シネマファイターズ』だが、上映前売り予約は即、定員となるほどの人気ぶり。プレミア上映イベントではキャスト・スタッフの来場も予定されており、映画祭の幕開けに華を添えてくれそうだ。