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『よつばと!』の原画展が池袋・トキワ荘マンガミュージアムでスタート 生原稿や作品資料一挙140点を展示

2023.08.08 Vol.web original

 

 あずまきよひこによる人気コミック『よつばと!』の原画展が豊島区立トキワ荘マンガミュージアムにてスタート。記者発表会に登壇した高際みゆき豊島区長も「漫画家を夢見る人たちにとって参考書のような企画展」と展覧会の魅力を語った。

『よつばと!』は2003年にコミックス1巻が刊行されて以来、20年以上にわたって幅広い層にファンを持つロングセラーコミック。同展は、10周年を記念して開催された「よつばとダンボー展」に続く第2弾として2019年より全国巡回中。今回、トキワ荘マンガミュージアムでの展示では、「原画」にスポットを当て、「直で見て面白い生原稿」を基準に厳選。また、原画をより楽しんでもらうため、作画風景の動画や資料写真・小物・絵コンテなども展示。原画を含む資料、総計約140点が登場する。

 同作は、10巻(2010年)以降はデジタル入稿になり、印刷に使用される「1枚の原画」ではないものの、スクリーントーンや一部の合成作業以外の作画は、現在もすべて手作業で行われており、デジタル作画全盛の昨今では珍しくなってきた生原稿の存在感を楽しむことができる。

 他にもあずま氏の執筆の様子が分かる映像上映や、本展のために描き起こされた直筆原画(ポスタービジュアルの原画)、体験コーナーや等身大「よつば」と「ダンボー」のフォトスポットも設置。

 4日に行われた記者発表会に登壇した高際みゆき豊島区長は、7月7日に開館3周年を迎えたトキワ荘マンガミュージアムに「3周年で12万8000人のお客様にお越しいただき、本当に感謝しております。『よつばと!原画展』は10回目の企画展となります。本展は、マンガの制作過程を間近で体感でき、マンガ家を夢見る人たちにとって『参考書』のような企画展です」と制作過程や作品のための資料も展示された同展の見どころを紹介しつつ「漫画の中には池袋や西武池袋線沿線の風景も描かれています。ファンの方は“聖地巡礼”と言いますか。“この場面見たことがある”と、ワクワクすることもたくさんあるのでは」とアピールした。

 あずま氏からも「この殺人的に暑い中、はるばる『よつばと!』の原画展にお越しの皆様はちょっとおかしい。でも見に来たかいがあったと思ってもらえたら幸いです」とコメントが寄せられた。

 豊島区立トキワ荘マンガミュージアム 特別企画展 『よつばと!原画展』は11月26日まで、東京・豊島区立トキワ荘マンガミュージアムで開催中(10~18時 月曜休館 特別観覧料・グッズ付き:大人500円、小中学生100円、未就学児・障害者手帳を提示の人および介助者1名まで無料)。

新宿の夏の風物詩!4年ぶり芸能山城組「ケチャまつり」盛況 初の入場規制も

2023.08.06 Vol.Web Original

 新宿区西新宿の新宿三井ビルディング55HIROBAにて、芸能山城組による「第45回記念 ケチャまつり」が開催されている。

「JAPANESE CURRY FESTIVAL 2023」開幕。全国各地の名物カレーが渋谷に集結

2023.08.04 Vol.Web Original

 カレー細胞ことカレーキュレーターの松宏彰氏がプロデュースする「JAPANESE CURRY FESTIVAL 2023 in SHIBUYA」が8月4日に開幕した。20日までの期間中、渋谷全域で地方のカレーの名店が期間限定営業を行い、渋谷にあるカレーの名店では限定メニューを提供する。

 今年で3回目となる同フェスの今年のテーマは“ミライカレー”というもの。さまざまなカレーを食することができるだけでなく、西武渋谷店A館地下1階の西武食品館では全国のレトルトカレー120種以上が集合。また期間中、登録カレー店に入店した人を対象にデジタルスタンプラリーを実施するのだが、今年は50店舗以上が参加。アニメ「やさいのようせい N.Y.SALAD」とコラボし、ラリー達成特典として可愛いキャラ画像や限定フィギュアなどが用意されている。

 この日はオープニングイベントとして渋谷区内で「『原点×今』ニッポンカレー最新トレンド」と題したトークイベントを3回にわたって開催。

稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾「TOKYOパラスポーツFORWARD」に出演

2023.08.04 Vol.Web Original


 パラスポーツを体感できるイベント「TOKYOパラスポーツFORWARD」が24日、都庁周辺で開催される。そのスペシャルステージのゲストとして、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾の出演が発表された。

 当日は、都庁前の都民広場を中心に、パラスポーツ体験や、パラ陸上(車いすレーサー)、タンデムなどパラ自転車といったアスリートによる競技デモンストレーション、トークショーなど、さまざまな企画が行われる。

 また、先月開催されたウインブルドン選手権で優勝した車いすテニスの小田凱人、パリ2023世界パラ陸上競技選手権大会から帰国した佐藤友祈が登場する。

 スペシャルステージは19~20時の予定。会場は都民ホール。抽選で250名を無料招待する。6日まで事前申込を受け付けている。

 「TOKYOパラスポーツFORWARD」は10~20時。

 

「としまでまなぶ夏の1日」で子どもたちが職業体験

2023.08.03 Vol.Web Original

 東京都豊島区の歴史的建造物「自由学園明日館」にて7月30日、子どもたちが楽しみながら地域の事業や防災などについて学ぶイベント『としまでまなぶ夏の1日』が開催された。昨年、豊島区制90周年を記念して第1回目が催されたこのイベントは、今年も多くの子どもたちや保護者にとって夏休みの有意義な学びの場となった。

渋谷で夏を踊れ! 「第4回 渋谷盆踊り」5日開催 

2023.08.03 Vol.Web Original

「第4回 渋谷盆踊り」が5日開催される。2019年以来、4年ぶり。渋谷109イベントスペースおよび周辺道路(道玄坂・文化村通り)を会場に、18~21時30分まで行われる。それに伴い、18時30分~22時30分まで交通規制も行われる。

「渋谷盆踊り」は、渋谷に暮らす人と訪れる人の触れ合いの場として、また日本らしい、渋谷らしい文化を楽しめる場として2017年に初開催された。

東京の今を映し出すドラマ「SO TOKYO」がスタート。東京ローカル局の目線で暮らしに寄り添う

2023.07.31 Vol.Web original

 TOKYO MXによる“東京の今”を映し出す動画プロジェクト「SO TOKYO」がスタート。東京で生活する人の日常をドラマ形式で展開している。

「SO TOKYO」は、東京の生活者のかけがえのない日常にスポットライトを当てるプロジェクト。多種多様な人たちが行き交う街、通勤通学、子供たちの送り迎え。学校や職場での他愛のないやり取りや、帰宅時に眺める街並み。そのインフラを支える人たち、想いを馳せて上京した人。都民でなくても、東京を想い、東京にいる我が子を想う人、東京との関わりを持って仕事をする仲間たち。どれも、ニュースやワイドショーには映らない日常だが、かけがえのない時間で溢れている。

 TOKYO MXでは、こうした生活者から日常のエピソード、そこで生まれた想い、笑い、感動を募集し、そのエピソードを基に動画を制作し、SNSやウェブサイトで配信する。

 プロジェクト第一弾として、TOKYO MX公式ホームページ内「SO TOKYO」サイトでは約10分のドラマを公開中。「SO TOKYO」公式インスタグラム・ TikTokでは、ドラマのサイドストーリーなどが公開されており、このドラマは、制作スタッフの実際の日常を基に制作したものだという。エピソードは「SO TOKYO」サイトにて募集中。

南池袋小学校で環境問題を考える「出前授業」。生きるために必要な5つの要素とは

2023.07.21 Vol.Web Original

 区制90周年企業実行委員の継承・発展型である「チームとしま」の活動がスタートしている豊島区が7月13日、区内の南池袋小学校で環境問題をテーマとした「出前授業」を開催した。

 講師を務めたのは西武造園株式会社に所属する富良野自然塾東京校インストラクターの前杉昌枝さん。同社は豊島区の地元企業でチームとしまの一員。南池袋公園の芝生広場を含めた植物維持管理に携わるとともに「南池袋をよくする会」の一員として公園の魅力向上のための取り組みに参画している。

 この日は同社が実施している「富良野自然塾」のプログラムを行う際により理解を深めるために用意されている「事前学習」をベースとした出前授業を展開した。

 前杉さんは「富良野自然塾というのは自然、それから地球の環境にとって大事なことを公園のコースを歩きながら学ぶ体験型の環境プログラムなんです。なので今日は、環境問題ってな〜に?っていう地球の話をしたいと思います」と挨拶。

豊島区内の小学校でSDGsの出前授業「解決方法を考える」環境問題がテーマ 

2023.07.15 Vol.Web Original


 豊島区は10日、SDGs(持続可能な開発目標)を達成するためのアイデアを考えるためのヒントとなる講座として展開する「出前
授業」を豊島区立豊成小学校で行った。講座には同校の4~6年生197名が参加し、社会が抱えている問題を知るとともに、問題を解決する方法について考え、意見を交換した。

 講師は環境問題に取り組む社会業家の中西武氏が務めた。テーマは『環境問題を考えよう/解決方法を話し合おう』。

 東京で今年最初の猛暑日となったこの日、中西氏は「環境問題って何だろう?」とスタート。

「温暖化って何が問題なんだろうって考えた方がいいと思うんだよね。気温が上がったら暑いけど、気温が上がって喜ぶ動物や植物だっているよね?」と問いかけると、児童たちは「植物や動物たちが居られる場所が少なくなる」「今いるところに住めなくなってしまう」「今の食物連鎖が崩れてしまう」。さらに「10年に1度とか、100年に一度とか言うよね?」と西日本での大雨の被害などを示すと、「1週間に一度ぐらいになっている気がする!」と元気なレスポンスだ。

50周年の『あずきバー』井村屋・浅田氏「食べ物で2番目に固いと言われている」1番目は?

2023.06.30 Vol.web original

 

『あずきバー』の発売50周年記念の記者発表会が30日、日本橋・コレド室町テラスにて行われ、活動50周年のガチャピンとムックが祝福にかけつけた。

『あずきバー』は「ぜんざいを凍らせたようなアイスができないか?」という発想で開発された井村屋の代表商品。あずき、砂糖、水あめ、食塩のみというシンプルな原料や生豆から炊き上げる製法などは変わらない一方、嗜好の変化に合わせ、砂糖の量を減らし甘さを控える改良を行ってきた結果、発売当時より固くなっているとのこと。

 井村屋グループ株式会社 取締役会議長の浅田剛夫氏は「2022年には年間3億本売り上げを達成しました。あずきバー発売から念願としておりました、人口1億2000万の人々に1人1本は食べていただきたいと思ってまいりました」と感謝。

 また、香港やシンガポールでも50周年記念イベントを行ったといい浅田氏は「今やアメリカでの販売も踏まえ、世界のあずきバーへと成長していくステップを踏んでいます。いよいよあずきバーの機能性、健康性が評価されて、世界へ羽ばたくステージができてきています。世界人口の10%目標も夢ではない時代も来ている気がします」と世界市場に期待を寄せた。

 この日は、活動50周年のガチャピンとムックもスペシャルゲストとして登場。あずきバーが大好きという2人に、浅田氏は「あずきバーは、冗談半分で、食品の中で2番目に固いと言われているんです。1番目は何だと思いますか?」とクイズ。

 ムックは「あずきバーより固い食べ物?」と頭をひねり、ガチャピンは「ゆでてないあずき」と斜め上の回答。浅田氏から「かつおぶし」と教えてもらい「確かに!」と2人。ムックは「あの固さで、最後まで安心して食べることができますよね」とうなずいていた。

 井村屋はあずきバー50周年を記念して、全国3会場(東京・大阪・名古屋)にて、合計約1万5000本の『あずきバー』を無料で配布するサンプリングイベントを実施。東京会場(コレド室町テラス 1F 大屋根広場)では6月30日から7月2日の3日間で8000本を配布するほか、わなげやヨーヨーすくい、スマートボールなどの屋台を楽しむことができる。

経営第一線から退く大前研一氏「経営者として苦しかったことはない」 今後も起業家育成に力

2023.06.29 Vol.web original

 

 経営コンサルタントの大前研一氏が29日、都内にて行われた株式会社ビジネス・ブレークスルー代表取締役会長退任の記者会見に登壇。今後は経営の第一線から退き起業家育成にさらに力を入れていくと語った。

 株式会社ビジネス・ブレークスルー(千代田区/代表取締役・柴田巌)は遠隔型マネジメント教育事業を目的として1998年に設立。大前氏は28日の株式総会をもって同社取締役を任期満了で退任。同社は今年10月1日に社名を「Aoba-BBT」へ変更する。

 大前氏は「今日からは株式会社ビジネス・ブレークスルーの経営からは降りて、ビジネス・ブレークスルー大学の学長ということになります」と28日の株主総会をもって同社取締役を退任したことを報告。

 また「今、日本政府が一生懸命やろうとしている起業(支援)、10兆円投資して…と言っていますが、私からするとちゃんちゃらおかしいと思っておりまして」と、日本政府のスタートアップ支援策に厳しい見方も示しつつ「起業に何が必要なのか。我々は誰よりも日本の中で起業のお手伝いしてきたと思いますし、私自身もマッキンゼーにいたころから現在まで、起業についてはいろいろとやってきたつもり」と、数々の起業家を輩出してきた経験を振り返りつつ「行政の起業支援には実際に起業を経験した人の視点が足りない」と指摘し、起業家教育や人材育成にさらなる意欲を見せた。

 この日は、同社ビル地下に新たに開設した学習スペースも公開。「これまでも、ここでの出会いを通して多くの起業家が生まれていった。改めて我々はここを“起業の聖地”とし、さらに多くの出会いを通して起業家を生み出していきたい」と大前氏。
 
 質疑応答では「経営者として一番苦しかったことは」と聞かれると「経営で苦しかったことはないですね。問題解決が商売なのでむしろ喜んでやります」と言い「一番苦しかったのはバイク事故で14カ月入退院を繰り返したこと。二度とバイクに乗るなと先生に言われましたが、その後、同じ場所に行ってリベンジし、また乗っております。その後は事故を起こしていませんので」と笑いをさそっていた。

 大前氏は1943年生まれ。マサチューセッツ工科大学博士。マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社長を経てスタンフォード大学経営大学院客員教授などを歴任した。

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