東京都は23日、新型コロナウイルスの新たな陽性者が2447人報告されたことを発表した。重症者数は272人。
陽性者がもっとも多かったのは20代で744人。以降は30代で508人、40代383人、50代244人、10代は277人、10歳未満は136人だった。65歳以上は100歳以上2名を含む94名だった。
東京都は23日、新型コロナウイルスの新たな陽性者が2447人報告されたことを発表した。重症者数は272人。
陽性者がもっとも多かったのは20代で744人。以降は30代で508人、40代383人、50代244人、10代は277人、10歳未満は136人だった。65歳以上は100歳以上2名を含む94名だった。
東京都の小池百合子知事が8月20日夕に行った定例会見で、改めて新型コロナウイルスによる感染症の拡大に危機感を現した。
小池知事は冒頭「医療非常事態対応体制として都庁の総力を挙げて取り組んでいく」と話した。そしてここ7日間平均で新規陽性者が4600人という数字を挙げ「3週連続で過去最多を更新している」と現状を語ったうえで、人流については「宣言が出る直前の7月初旬に比べると35%下がっている。それだけ人流を意識してくれた成果かと思うが、お盆明けからは下げ止まっている。先生方からは感染力が強くなっているデルタ株への変異、すでに置き換わっているということも報告されている」と警鐘を鳴らした。
また「これまでは“自分の周りにかかった人はいない”という人は多かったが、最近は職場や学校、あるいは家庭などで身近で感染された方が出てきて“自分も大丈夫かな?”と感じている方が増えている。デルタ株はもう皆さんのすぐ隣にいるという意識を持っていただきたい。その意識が人流を下げたり、夜の時間帯の行動に気を付けたりという行動変容につながるのではないかと思う。この時期にどうやってみんなで押さえ込んでいくか、人と人との接触を可能な限り減らしていけるか、ということを他人事ではなく自分事として考えていただきたい。みんなで意識を共有していきたい」と訴えた。そして「お盆明けの初の週末を迎えるが、外出したい気持ちをぐっと押さえて、やむを得ず外出する場合は頻度、人数、時間を半減していただきたい」と週末の過ごし方についても言及した。
入院できない感染者がいるという逼迫した状況については都内の医療機関に対し「一昨日の段階で中等症病床の一部を重症病床への転換をお願いしている」とし、「入院待機患者を一時的に受け入れる『TOKYO入院待機ステーション』は現在の平成立石病院のほかに八王子市内の医療機関で設置するよう調整中」と話した。17日に発表した酸素ステーションについても「明日土曜から荏原病院で、来週の23日には都民の城(旧こどもの城)で開設する。今後、感染状況を考慮しながら順次拡大していく」とした。
また、18日に発表した若者を対象としたワクチン接種会場については渋谷区立勤労福祉会館に開設し、期間は8月27日~10月8日まで。16歳以上39歳以下の都内在住、在勤、在学者を対象とすることを発表した。接種券と身分証明書を持参すれば予約なしで接種ができる。規模は1日200人程度となっている。
小池氏は「ワクチンという武器をいかに得るか。重症化させないためにも、まだ済んでいない方は1日も早く打ってほしい。人流を下げるのは人と人との接触を下げるという意味で大きな守りになる」と“守りと攻め”の両面で感染拡大を防ぎたいという考えを改めて示した。
東京都は19日、新型コロナウイルスの新たな陽性者が5534人だったと発表した。都のルールによる重症者は274人。
年代別で見ると、最も多いのは20代で1674人で、次は30代で1106人、40代は911人、50代が621人。10代は540人、10歳未満も316人と増加した。65歳以上の高齢者は243人だった。
また4名の死亡も発表された。
人気キャラクターの「リラックマ」(サンエックス株式会社)が千代田区観光協会の観光大使を務めることになり、18日都内で就任式が行われた。「リラックマ」は今後、コラボグッズの発売やコラボカフェなどさまざまな取組みを通じて、千代田区の魅力を伝えていく。
千代田区観光協会の石黒克巳会長は「リラックマの観光大使就任を機にファミリー層や若い方が千代田区を訪れたくなるような取組みを進めていきたい」と挨拶。
サンエックス株式会社の千田洋史社長はリラックマの観光大使任命の感謝とともに「神田で操業して90年になるが、本社がある千代田区に地域貢献ができることをうれしく思う」。
樋口高顕千代田区長も「若い方やファミリー層がリラックマと一緒にコロナに打ち克ち、千代田区をもっと観光していただければうれしい」と期待を寄せた。
今後は、千代田区を観光案内するリラックマたちのオリジナルアートで作ったコラボ商品を千代田区観光案内所で販売するほか、千代田区内の複数のカフェにてコラボカフェの展開も予定している。
また、若者層へのワクチン接種推進や、「ワクチンを接種してコロナに打ち克ち、千代田を観光しよう」の気持ちを込めて、ワクチン接種会場にて来場者2000名(予定)にクリアホルダーを配布する。
就任は、サンエックス株式会社の本社がある千代田区に地域貢献をしたいという思いと、一般社団法人千代田区観光協会が若い層やファミリー層の観光客の来訪を増やしたいと考えていたことと同社の「リラックマを通してすべての人が自分らしく安心して暮らせる未来を願う」という理念に共感したことから実現した。
東京都は18日 、新型コロナウイルスの新規陽性者が5386人確認されたと発表した。都の基準による重症者の数は275人。
陽性者がもっとも多かったのは20代で1661人、30代は1137人、40代が892人、50代610人、10代は491人、10歳未満は266人。60代が179人だった。
都はまた6人の患者の死亡も報告した。
政府は17日、東京都を含む緊急事態宣言の期間を9月12日まで延長すると発表した。
政府は17日、緊急事態宣言の対象地域に20日から茨城、栃木、群馬、静岡、京都、兵庫、福岡の7府県を加えることを決定した。期限は、8月20日から9月12日までで、今月31日までの期限で現在宣言下にある東京など6都府県は9月12日までの延長になる。
決定を受け、都は都民および事業者には現行の要請を引き続き行い、都民には新たに混雑した場所などへの外出を半減することの徹底を要請する。
また、新規陽性者数や重症者が増え続けている状況を医療非常事態と位置づけ、都立・公社病院、宿泊療養、自宅療養、酸素ステーション、療養調整といった医療体制の課題解決に向けた医療非常時対応体制を構築し、死者や重症者を出さないことを最優先に取り組んでいく。
酸素ステーションは、都立・公社病院に、救急隊の受入れ要請に応える病床(36床)を既に整備、新たに中等症の酸素投与等を行う病床(80床)を用意する。また、渋谷区の都民の城を活用し軽症の患者を一時的に受け入れる病床130床を整えるとした。
小池百合子都知事は、都民に対して、改めて基本的な感染対策の徹底を呼びかけるとともに、人との接触を徹底的に減らすこと、人流を宣言開始直前の約5割に削減することが必要だとし、外出の頻度、人数、時間を半減するよう協力を求めた。
都知事は「またお願いベースだと言われるけれども、特措法の文言のなかでいろいろ工夫しながらできることをやっていくのが都庁としての役割。それをしっかり遂行していきたい。いつまでやるんだという声も聞こえる。それを終わらせるためにも協力をお願いしたい」と、話した。
東京都は17日、新型コロナウイルスの新たな陽性者が4377人だったと発表した。都の基準による重症者の数は276人となり、8日連続で過去最多を更新した。
陽性者がもっとも多かったのは20代で1326人。以下は、30代で917人、40代が736人、50代503人、10代は416人、10歳未満は202人。60代が156人だった。
都はまた8人の患者の死亡も報告。中には30代の男性2名、40代の女性1名も含まれている。
東京都は14日、新型コロナウイルスの新たな陽性者が5094人報告されたことを発表した。入院している重症者数は245人となり過去最多を更新した。
陽性者がもっとも多かったのは20代で1568人。以降は30代1079人、40代824人、50代583人、10代は468人、10歳未満は271人だった。
東京都は13日、新型コロナウイルスの新たな陽性者が5773人、重症者数は227人報告されたと発表した。どちらも過去最多。
陽性者がもっとも多かったのは20代で1810人。そのほかは順に30代が1189人、40代が955人、50代が689人、そして10代は526人、10歳未満は276人だった。新らたな陽性者が増えるとともに、どの年代においても増加し続けている。
都の新型コロナウイルス感染症対策サイトによると、最新(13日時点)の入院患者は3727人、宿泊療養者は1778人、自宅療養者2万1723人、調整中が1万2574人。
13日の新規陽性者数の発表前に開かれた定例会見で小池百合子都知事は、前日のモニタリング会議での専門家の「災害レベルで感染が猛威を振るう非常事態」という総括を受けて、コロナは見えない災害であると強調。不要不急の外出を控えること、都境県境を越えての移動を控えること、基本的な感染症対策を行う事などを改めて呼びかけた。
会見ではまた、緊急搬送時に受け入れ先が見つからない場合に、必ず受け入れる「搬送困難対応入院待機ステーション」を整備すること、宿泊療養施設が16施設に増えて約6200室となったこと、また自宅療養者が増えるなかで東京都医師会や地区医師会と連携した訪問診療体制を強化したことを報告した。
約120カ所ある入院重点医療機関で抗体カクテル療法を実施できるように準備を進めており、まずは都立公社病院で専用病床を20床確保し今後拡充していくよいう。一部の宿泊施設においても対応ができるよう医師を置き、体制を整備したと報告した。
東京都は12日、新型コロナウイルスの新たな陽性者が4989人だったと発表した。重症者数は過去最多の218人で初めて200人を超えた。
陽性者がもっとも多かったのは20代で1490人、その他は順に30代の1031人、40代の865人、50代の627人、そして10代の473人だった。10歳未満は235人だった。
12日の新規陽性者数の発表前に開かれたモニタリング会議で、専門家は現在の感染状況について「かつてないほどの速度で感染拡大が進み、新規陽性者数が急増しており、制御不能な状況である。災害レベルで感染が猛威を振るう非常事態である。この危機感を現実のものとして皆で共有する必要がある」と総括。さらに「もはや災害時と同様に自分の身は自分で守る感染予防のための行動が必要」だとした。
濃厚接触者による感染経路については、家庭内感染が61.4%と最も多く、職場が16.3%、施設や通所介護での施設が5.5%と増えており、会食は3.9%だった。
専門家は新宿エリアの複数の大規模商業施設でクラスタが発生していることに触れ、「第4波までとは明らかに異なる速度や範囲での感染が爆発的に拡大している」とし、「人と人との接触の機会を減らす対策を抜本的に見直すことが必要」とした。
医療提供体制については、東京ルール入院患者数・重症患者数は過去最大になっているとし「重症患者が急激に増加しており、救急医療や予定手術等の通常医療も含めて医療提供体制が深刻な機能不全に陥っている。現状の感染状況が継続するだけでも、医療提供体制の維持が困難になる」とコメントした。
専門家は40・50代を中心に重症患者が急増しており、通常の医療を含めて医療提供体制が「深刻な機能不全に陥っている」と報告。入院患者のうち40・50代が全体の44%、30代以下は33%で、ともに増加している。
新規陽性者が増えている。都の新型コロナウイルス感染症対策サイトによると、最新(11日時点)の全療養者は3万5689人、その内訳は入院患者は3667人、宿泊療養者は1765人、自宅療養者1万9396人、調整中が1万861人。
国内外のアーティストによるコンサートや大型クラブイベントなどが開催されてきた新木場のイベントホール「STUDIO COAST」が2022年1月で閉館となる。12日、同施設を運営をする株式会社マザーエンタテイメントが報告した。これにより、人気クラブイベントの「ageHa」も同施設での活動を終了する。
同施設は2002年に開業。昼間はライブハウス・多目的ホール、夜間はオールナイトイベント「ageHa」として、約20年で5000本以上のイベントが開催され、延べ700万人以上が来場した。