東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県と北海道、福島で無観客開催となった東京オリンピック・パラリンピック。受動喫煙対策に加えて感染拡大「第5波」が首都圏を襲い、閉鎖されたままの公共喫煙所の周辺では路上喫煙やタバコの吸い殻のポイ捨てが横行している。そうした中で注目を集める取り組みが、今年に入って都内で続々オープンした「喫煙コンテナ/喫煙トレーラー」だ。コンテナ建築やトランクルームに関する事業を手がける株式会社ランドピアの小佐野宇志取締役に話を聞いた。
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都の新型コロナ新規陽性者が5042人 1週間前の五輪後の予測値を大幅超
東京都は5日、新型コロナウイルスの新規陽性者が5042人確認されたと発表した。1日当たりの新規陽性者が5000を超えるのは初。
発表に先立ち行われたモニタリング会議で、専門家は「経験したことのない爆発的な感染拡大が進行している。この危機感を現実のものとしてみなで共有する必要がある」と強調した。
新規陽性者数の7日平均は1日当たり3443.3人と大きく増加、増加率は前回を大幅に上回る178%となったとし、「入院医療、宿泊療養、自宅療養のすべての体制を緊急時の体制に移行する必要がある」とした。
新規陽性者数の7日間平均の増加比は6週連続で100%を超えている。このままのペースで行くと、1週間後の8月11日は1日当たり6129人、2週間後には1万を超えると試算した。
5日判明した陽性者を年代別で見ると、最も多いのは20代で1600人で、次は30代で1120人だった。40代も811人、50代も552人と、陽性者の増加とともに増えている。また10代は441人、10歳未満も229人と増加している。
ゲームチェンジャーとなるのはワクチンだが、都の接種状況は、12歳以上で1回目が46.9%、2回目が31.5%、65歳以上で84.6%、2回目が76.3%(8月4日時点)となっている。
都の新型コロナ新規感染者は4166人 過去最多を再び更新
東京都は4日、新型コロナウイルスの新規感染者が過去最多となる4166人報告されたと発表した。
先月29日のモニタリング会議で専門家は「これまで経験したことがない爆発的な感染拡大に向かっている」と指摘、東京五輪終了後には4500を超える試算を発表している。
年代別で見ると、最も多いのは20代で1380人で、次は30代と続く。ただ、40代以上の報告が増え、10歳未満も172人と増加している。
都の新型コロナ新規感染者は4058人 “経験したことがない爆発的な感染拡大”リアルに
東京都は31日、新型コロナウイルスの新規感染者が4058人報告されたと発表した。一日あたりの新規感染者数が4000を超えたのは初めて。都では感染拡大が進んで27日に初めて3000人を超え、3日連続で最多を更新。29日のモニタリング会議で専門家は「これまで経験したことがない爆発的な感染拡大に向かっている」と指摘し、東京五輪終了後には4500を超える試算が発表されているが、それよりも加速しているようにも見える。
年代別で見ると、最も多いのは20代で1484人。続いて30代で887人、40代が583人。50代はそれに続いて398人、10代も354人が報告されている。
都の緊急事態宣言8月31日まで延長へ 8月2日から3大学で大規模接種も開始
日本全国で新型コロナウイルスの新規感染者が過去最多となるなど感染拡大が止まらないなかで、30日、政府は緊急事態宣言の対象地域を拡大を発表した。現時点で宣言下にある東京都と沖縄県に、埼玉県、千葉県、神奈川県の首都圏3県と大阪を加える。また、北海道、京都府、石川県、兵庫県、福岡県は2日からまん延防止等重点措置となる。いずれも期間は8月31日まで。
決定に伴い、都は緊急事態宣言の期間が8月31日まで再度延長する。同日、小池百合子都知事が宣言延長を受けて取材に対応。都民に対しては不要不急の外出や都県境を超える移動の自粛、飲食店や大規模商業施設に対しては休業や営業時間短縮、イベント開催の制限などを引き続き求め、「この夏、最後のステイホームにしたい、みんなそういう思いだと思う」と強調して協力を仰いだ。
都での新規感染者数は27日から3日連続で過去最多を更新し、30日も3300人が報告された。年代別では、20代、30代、40代の順に多く、感染者数が大幅に増加している20代の対策も重要になる。都は、人流の抑制、人との接触機会を抑えるよう呼びかけるとともに、ワクチン接種を迅速化させる。8月2日からは青山学院大学と一橋大学、同7日からは都立大学で、大学と協力しワクチンの大規模接種会場を設ける。また、若者が集まりやすいエリアに会場を設けるなど気軽に接種してもらえるような仕組みを作れないかと検討しているとした。
豊島区が新たなSDGsプロジェクト アート傘のシェアリングで「誰もが主役になれる」まちへ
豊島区は、日本たばこ産業株式会社東京支社(以下、JT)、障がいのある作家とアートライセンス契約を結び、アートデータを軸に作品をプロダクト化するアートブランドなどを展開する株式会社ヘラルボニー、傘のシェアリングサービス「アイカサ」の株式会社Nature Innovation Group(以下、アイカサ)と協定を締結し、JTの社会問題と向き合う『Rethink PROJECT(リシンク・プロジェクト)』の新企画を始動する。27日、豊島区にある重要文化財の自由学園明日館で、それぞれの代表者が出席し、記者会見が行われた。
障がいのあるアーティストの作品を活用した晴雨兼用のアート傘1000本を、池袋エリアにある「アイカサ」のシェアスポットと、豊島区の本庁舎の1階と豊島区民センターの1階に新たに設けられるシェアスポットで展開するもの。アート傘は順次スポットに配置される。
これにより、池袋の街歩きをより楽しんでもらうことでエリアを盛り上げるとともに、SDGs(持続可能な開発目標)の4つの項目の10番「人や国の不平等をなくそう」、11番「住み続けられるまちづくりを」、12番「つくる責任つかう責任」、13番「気候変動に具体的な対策を」の達成にも貢献する。
傘のデザインは、岩手県花巻市のるんびにい美術館に在籍するアーティストの小林覚氏が担当。色々な数字や文字をつなげて描く作風で、喜びを与えるアートとして注目されている。傘はカラフルでポップなデザインで「Rethink PROJECT」の文字が浮かび上がる。
豊島区は、2020年7月に内閣府からSDGsへの優れた取り組みを行う自治体として「SDGs未来都市」に選定されている。
豊島区の齊藤雅人副区長はこの取り組みを「池袋にはなくてはならないシステム」とし、「行政だけではいい街は作れません。これからも民間企業のみなさんと手を携えて素晴らしい池袋の街づくりを進めていきたい。SDGsの理念は誰ひとりも取り残さない社会を目指すということ。豊島区も官民一体となって希望の持てる未来を切り開いていきたい。アイカサもそのひとつ。みなさんとともにいろんなところにアピールできればと思う」と、話した。
都の新型コロナ感染者、新たに2848人 過去最多
東京都は27日、新型コロナウイルスの新規感染者が2848人報告されたと発表した。重症者は82人。
年代別で見ると、最も多いのは20代で951人。続いて30代で610人、40代が466人。東京オリンピック開催前から”50代問題”として注目している50代がそれに続き、301人だった。
これまで最多だった2021年1月7日の2520人を超えて、過去最多となった。
小池都知事「希望のあかりとなるような、そんなすばらしい大会に」東京五輪開幕控えメッセージ
小池百合子都知事は23日、東京2020オリンピック競技大会の開幕にあたり、都庁から都民や国民、そして世界に向けてメッセージを発信した。
「いよいよこの日がやってきました」と始めたメッセ―ジで、知事は、開幕の日を迎えられたことについての感謝を各所に述べたうえで、「東京2020年大会のモットーは復興五輪」と強調。「2011年、東日本を襲った地震と津波は被災地はもとより日本中を深い悲しみに突き落としました。その時に世界中の皆様からいただきました温かいご支援を励ましを私たちはいつまでも忘れることができません」としたうえで、「これまでの世界からの応援支援に対し開催都市の知事といたしまして、また日本人として改めて感謝を申し上げます」と頭を下げた。
また、1964年の東京大会は都市の基盤整備が行われ、本大会は「人が生き生きと活躍でき、未来に向けて持続的な社会を築くことに向けられている」といい、「世界が直面している感染症や気候変動の危機にも対処をして、大会を通じて、持続的な回復(Sustainable Recovery)を目指していく」と宣言。
また、大会の開催が決定してから、「バリアフリー化や多言語対応などによって、誰もが優しさを感じられる街づくりを進めてきた」。今後も、感染症対策のひとつでもあるスムースビズを推し進めることで、「多様な働き方や快適な都市環境に貢献していく」とした。
最後に、都知事は「東京2020大会を多くの人々の記憶にいつまでも残り続ける、世界中の人々にとっての希望のあかりとなるような、そんなすばらしい大会にしてまいりましょう」と、結んだ。
開会式は20時から。
メッセージはアーカイブされている。
【東京五輪】ブルーインパルス、東京上空に「五輪マーク」描く 5色のカラースモークで57年ぶり
航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が23日、東京都心上空で1964年以来となるカラースモークによる「五輪マーク」の展示飛行を行った。
秋葉原のメイドさんたちが「開店打ち水、はじめました。」神田明神で疫病退散・商売繁盛祈願
秋葉原・湯島エリアのメイドさんたちが22日、千代田区の神田明神で「開店打ち水、はじめました。」プロジェクトのご祈祷会を行った。
このプロジェクトは、NPO法人秋葉原で社会貢献を行う市民の会リコリタが、2004年から毎夏開催して夏の風物詩となったイベント『うち水っ娘大集合!』のニューノーマル版。昨年に引き続き今年も新しい打ち水スタイルとして、来店客へのおもてなしとして開店前や開店時に打ち水を実施するもので、8月1日から秋葉原近隣の各店舗で行われる。
ご祈祷会には秋葉原・湯島エリアの12店舗からメイドさんたちがペットボトルを持って集まり、疫病退散と商売繁盛を祈願した。
自衛隊の大規模接種センターが9月25日ごろまで延長 予約から接種までの期間も短く
防衛省は21日の第12回大規模接種対策本部会議で、8月23日までとしていた新型コロナウイルスワクチンの自衛隊 大規模接種センターの設置・運営期間を9月25日ごろまで延長することを決定。8月1日から再開される1回目の接種を受ける人も同センターで2回目を接種できるよう、東京センターで1日に1万人、大阪センターで5000人に対応できる態勢で、継続して設置・運営を行う。
防衛省では新型コロナウイルスワクチンの自衛隊 大規模接種センターを東京・大手町と大阪市北区に設置しており、7月20日までに両センター合わせて延べ約84万人に接種を実施。希望する高齢者への接種をまもなく完了し、8月1日から1回目接種を再開する。
大規模接種対策本部長を務める中山泰秀防衛副大臣は「これから1回目の接種を受けられる方も確実に大規模接種センターで接種できる機会を提供することが必要。防衛省 自衛隊としてはセンターの持つ能力を最大限に生かしながら、ワクチン接種を希望する一人でも多くの国民の皆さまが接種できるよう、引き続き全力で取り組んでいきたい」と話した。
同センターで使用しているモデルナ社製ワクチンの標準的な接種間隔に合わせ、1回目の接種期間は8月1日から28日までで、1回目接種の最終受付日は8月25日を予定。2回目の接種期間は8月29日から9月25日ごろまでとする。
また8月1日以降の接種の予約受付開始日は、毎週月曜日と木曜日の週2回に分散。月曜日から水曜日までの接種枠に係る予約は前週の木曜日からその週の日曜日まで、木曜から日曜日までの接種枠に係る予約はその週の月曜日から水曜日までと、予約から接種までの期間も短縮される。
これからの時期に多発する台風の影響などを想定し、気象状況により中止となった場合、予約を他の日程に柔軟に振り替えることで、利用者への影響を最小限にとどめることを目的とする。
新たな方法による予約は、予約専用ウェブサイトおよびLINE(ライン)、電話にて、いずれも7月26日18時から受付を開始する予定。