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「ハッピー、ハヌカ!」都心でユダヤの光の祭り イスラエルへの思いも寄せる

2023.12.14 Vol.Web Original

 ユダヤ教の光の祭り「ハヌカ」を祝う「HAPPY CHANUKA FROM CHABAD OF JAPAN light up the world with acts of kindness 世界を照らすユダヤの祭り ハヌカ 2023」が12月11日、都内で行われた。日本のユダヤ人コミュニティのメンバーやサポーターら招待された約300人が参加、キャンドルに火を灯し、歌い、特別な夜を過ごした。

「ハヌカ」は紀元前2世紀頃にユダヤの人々がギリシア軍からエルサレム神殿を奪回したことを記念したお祭り。光のお祭りとも呼ばれ、ユダヤ歴の9月25日(今年はグレゴリオ暦で12月7日)から8日間、「メノーラ」という燭台のろうそくを毎日1本ずつ灯し、家族や知人で集まり、油を使った料理を食べたり、歌って、お祝いする。

 イベントを主催したハバッド・ジャパンのラビ、メンディ・スダケヴィッチ氏は挨拶に立ち、「今年で東京タワーの下でハヌカを祝うイベントも8年目になりました。ご存じのように、ハヌカにおいて8はただの数字ではなく特別な意味があります。8日でメノーラ全体が点灯します。メノーラのすべてに火が入ることで、ここ東京にも光をもたらします」と話した。

   

 点灯の前には、日本に暮らすGaliさんらも登壇。7歳のGaliさんは「みなさんと一緒にハヌカキャンドルを点灯できることに興奮しています。小さな光ですが巨大な敵を打ち負かした光です。みなさんと世界中の子どもたちの幸せを祈ります」と挨拶。

 Moranさんは、「世界の違う地域に暮らし、異なる言語を話し異なる文化に身を置きながらも、私たちは自分たちが願う平和と愛のために団結しましょう。世界中のユダヤ人にとって難しい状況にある今は特にです。私は日本に感謝しています、私の第二の故郷です。イスラエルをサポートし続けるために、私たちの国と伝統をリスペクトし、都心でなんの心配もなくキャンドルを点灯させてくれました。ろうそくの光は闇を照らし、希望と静かな平穏、平和、そして癒しをもたらしてくれますように。すべての人質たちが家族と再会し、私たちの戦士たちが安全で、みんなが守られますように」と祈った。


なかなか火がつかない場面も、祈りを込めて!

 この日は5日目の夜で、参加者が見守る中で、代表者が順に5本のろうそくを順に点灯。見守っていた人たちもキャンドルを掲げ、ともに伝統的な賛歌である「マオズツール」と「ハネロハラル」を歌った。子どもも大人も一緒になって歌うと、歌声は染みるように広がり、優しく会場を包み込んだ。

「日本のスタートアップの先駆者」東京タワー、産経新聞、マザー牧場を作った男・前田久吉の軌跡にふれる展覧会

2023.12.04 Vol.web original

 

 東京タワーの創設者・前田久吉の軌跡を振り返る「前田久吉展」オープニングセレモニーが12月4日、港区・東京タワーにて行われ、久吉の子息でもある、TOKYO TOWERの前田伸社長らが“スタートアップの先駆者”に思いをはせた。

 前田久吉は1893年(明治26年)、大阪の農家に生まれ、丁稚奉公から身を立て、親戚の新聞販売店の手伝いをきっかけに、南大阪新聞を創刊。その後、産経新聞をはじめ数々のメディアやマザー牧場などを創設。銀行や航空会社、通信大学など数々の事業を立ち上げたほか、参議院議員として国政にも携わった。1986年に93歳で没。

 セレモニーに登壇した前田社長は数々の事業を生み出した久吉の軌跡に触れながら「今まであまり光が当たらなかった歴史、そして東京タワーの源流の一端を感じていただければ」。

 産業経済新聞社の飯塚浩彦会長は「東京タワーの創設者と産経新聞の創業者が同じということを知る人は意外と少なく、産経に入社してくる人間も知らない人がいる。新聞業界が苦しい時代だが、新聞が大好きだった前田久吉だったらどうしただろうと考えながらやっている。もう一度原点に返ってみたい」と語っていた。

 会場では、貴重な関係資料の展示とともに前田久吉の軌跡を年表や映像で振り返るほか、久吉が残した名言の数々に触れることができる。

 東京タワー開業65周年記念企画展「前田久吉展」は12月4日から2024年1月8日まで、東京タワー3階タワーギャラリーにて開催。

工藤公康氏が恒例の野球教室「みんなと一緒に野球をして楽しく過ごして」

2023.12.04 Vol.Web Original

 

 プロ野球の前・福岡ソフトバンクホークス監督の工藤公康氏が12月3日、東京・明治神宮外苑室内競技場で、小学生を対象にした野球教室「チャリティ・キッズ・ベースボール・スクール 2023」を開催した。野球教室には少年野球チーム7チーム約70人が参加、工藤氏をはじめ現役プロ野球選手らから直接指導を受け、ボールがグローブに吸い込まれる心地よい音と元気な声を会場に響かせた。

 工藤氏のライフワークである野球教室で、今年で30回目の開催。活躍中のプロ野球選手たちも参加することで知られており、今年も読売巨人軍の赤星優志、喜多隆介、ヤクルトの武岡龍世、そして読売巨人軍OBで職員の十川孝富氏が参加した。

 「一つ二つでも覚えて身につけてほしい。そして、練習を繰り返して上手になってほしい」という工藤氏の挨拶で始まった野球教室は、キャッチボールからスタートし、投手、捕手、内野手、外野手とポジションに分かれてグループ練習が行われた。

小池都知事、中小企業・スタートアップの活躍が「日本を元気にする鍵」東京都ベンチャー技術大賞授賞式

2023.11.20 Vol.Web Original

 東京都が都内の中小企業やスタートアップが開発した革新的で将来性のある商品や技術、サービスを表彰する「令和5年度 東京都ベンチャー技術大賞」の表彰式が11月20日、東京ビッグサイトで開催中の「産業交流展 2023」内で行われ、商品や技術、サービス15件が表彰された。

 大賞は、株式会社エコノフリーズの「NEF工法」。老朽化した地下式消火栓の画期的なメンテナンス工法で、特殊な工具を使用することで、これまで施工が困難だったマンホール内に配置された地下式消火栓を断水させることなく、そして掘削もせずに交換できる。これによって、従来と比べて施工時間を約4分の1に短縮できるほか、コストも約半分になり、断水など住民への負担も少なくなるという。

 審査委員長を務めた東京都立産業技術大学院大学(AIIT)の橋本洋志学長は、大賞について「新しい技術でインフラ整備に貢献し社会ニーズに着実に答えている点が高く評価された」と説明。そのうえで、「(受賞した企業は)業界の規制概念にとらわれず顧客満足度も高い個性あふれる画期的な製品や技術サービスの開発に取り組まれています。高い志を持続し、開発に取り組む皆様の好奇心や探究心に心から敬服の念を抱きます」と述べた。

ワタミが築地場外に和牛串のテイクアウト店オープン 渡邉会長「一生の思い出になるものを」

2023.11.14 Vol.Web Original


 外食産業大手のワタミは11月14日、中央区の築地場外市場に和牛串のテイクアウト新業態「築地 牛武」をオープンした。インバウンド需要の再拡大を受けて出店したもので、訪日外国人客をターゲットに、和牛の素晴らしさを発信していくという。

 同日、店頭で行われたオープニングセレモニーには、スペシャルアドバイザーを務めるテリー伊藤も出席。興味津々な外国人観客が取材陣の回りをぐるり囲むようなかたちで「築地 牛武」のスタートを見守った。

 ワタミの渡邉美樹代表取締役会長兼社長は、焼肉食べ放題の「かみむら牧場」が来年から本格的にアメリカ進出するなかで、インバウンドを強化したいと考えていたと出店について説明。「世界中の万博に行くと一番人気がある日本食は和牛。和牛を世界中に広めていきたい」と強く思っていたそうで、店舗では鹿児島から直送される最高級品質のA5等級和牛「薩摩牛4%の奇跡」を使用した和牛串を提供する。サーロイン串は3000円と高価格だが「外国陣観光客の方に一生の思い出になるものを提供したい」としている。前日には数時間だけ営業したがその間に100本が売れたという。

東京は8年連続3位「世界の都市総合力ランキング」GDP成長率低く賃金水準ダウン

2023.11.10 Vol.Web Original

 森ビルのシンクタンク「森記念財団都市戦略研究所」が「世界の都市総合力ランキング」2023年版を発表した。

「池袋をストリートカルチャーの聖地に」 ブレイキンやポールダンスで白熱 初開催フェスで動員3万人

2023.11.05 Vol.web original

 

 ストリートカルチャーの祭典『TOSHIMA STREET FES.2023』が11月4日と5日の2日間にわたって池袋にて初開催され、来場者約3万人を動員した。

 毎年、豊島区では文化の日に合わせクラシック音楽のコンサートなどの文化イベントを行っていたが、今年は、より幅広い世代に楽しんでもらおうと初めてストリートカルチャーにスポットを当てた『TOSHIMA STREET FES』を開催。ブレイクダンスやパルクールのトーナメントバトル、ライブペインティングといった多彩なストリートカルチャーが集結した他、人気声優・内田雄馬のライブも行われ大いに盛り上がった。

 西口公園の野外劇場「グローバルリング」では、5日に「フリースタイルカルチャーミックス」と「2vs2ブレイクダンス」に分かれダンスバトルを開催。

 フリースタイル部門はまさにその名の通り、ダンスをはじめフリースタイルバスケ、フリースタイルフット、けん玉やダブルダッチ、さらにはポールダンスまで自由多彩なパフォーマンスが異種格闘技戦さながらにぶつかり合う、日本発のオリジナルスポーツイベント。この日も、MCバトルさながらDJのビートに合わせ、全く異なる種類のパフォーマンスが対決するステージに観客も大盛り上がり。決勝では、ポールダンスを含んだ自由なパフォーマンスで注目を集めた「あちゃすかまちょ」を下し、コマを巧みに操るディアボロパフォーマンスを披露した「トップキメラ」が優勝した。

 ブレイクダンス部門では、数々の大会でも存在感を放つ注目パフォーマーたちが2vs2のチーム戦で対決。決勝では、Dリーグ唯一のブレイクダンスチームとしても人気の「KOSÉ 8ROCKS / FOUND NATION」(Ryo-spin、YU-KI)と、国内外の大会で存在感を放つ「GOOD FOOT」(SHOSEI、GEN ROC)が白熱のバトルを繰り広げ、GOOD FOOTの2人が初代優勝者に輝いた。

 プレゼンターを務めた高際みゆき豊島区長も「びっくりしました、もう大興奮」と振り返り「今年は、豊島区をストリートカルチャーの聖地にしようという大胆なテーマの提案がありまして、いつもはクラシックコンサートをやっていて、それも素敵なんですが、今回もすごくよかったと思います。豊島区はアニメも漫画もアーバンスポーツ、ストリートカルチャーもみんなで盛り上げていきたいと思いました。これからも若いパワーをもらって豊島区を盛り上げていきたいと思います」と若い世代の熱気に期待。

 同フェス実行委員会の鴇崎魚彦代表は「当初、目標5000人としていたんですが、先ほどの集計で合計で動員3万人を超えたそうです」と報告し、会場も拍手喝さい。さらに「こういったイベントをやりたいと豊島区さんに相談したら、今年やっちゃいなよ、という言葉をいただいて、豊島区のいろいろな企業にもスポンサードしていただきましたし、参加した皆さんの協力で実現できました」と感謝し「豊島区をストリートカルチャーの聖地にするというビジョンを皆さんに伝えて、このフェスを作り上げることができました。でもこれはまだ第1回。ヒップホップの歴史は50年、豊島区は区制91年。これからもずっと続いて皆さんに愛されるフェスにしていきたい」と意気込みを語っていた。

ブレイクダンス部門初代優勝者に輝いたGOOD FOOT

ブレイクダンス部門初代優勝者に輝いたGOOD FOOT

 

ブレイクダンス部門準優勝 KOSÉ 8ROCKS / FOUND NATION

 

フリースタイルカルチャーミックスで優勝したトップキメラ

 

フリースタイルカルチャーミックスで準優勝のあちゃすかまちょ

新宿御苑で「アンコール!都響」特別ステージ!「ドラクエ序曲」「情熱大陸」など生演奏

2023.11.05 Vol.Web Original

 2030年のSDGs(持続可能な開発目標)達成に向け、折り返し地点となる2023年。新宿区内藤町の新宿御苑にて、11月4日、5日に「GTFグリーンチャレンジデー2023 in 新宿御苑」が行われている。

都立明治公園の一部開園 国立競技場前に新しい憩いの場

2023.10.31 Vol.Web Original

  都立公園としては初となる都市公園法に基づく公募設置管理制度(Park-PFI)を活用して開園準備が進められている都立明治公園の一部が10月31日公開された。

 国立競技場を見上げる園内には、約1000平方メートルの芝生広場「希望の広場」、渋谷川をモチーフに水景を取り入れた「みち広場」、誰もが遊べる「インクルーシブ広場」の3つの広場と、約7500平方メートルの樹林地「誇りの杜」があるほか、カフェやレストラン、リラクゼーション施設などを整えて憩いを場を創る。イベントなどにも活用していく計画だ。

 この日開園したのは、3つの広場と「誇りの杜」。「希望の広場」のベンチでは小さな子ども連れの親子が休憩をしたり、国立競技場で使用されているものと同じ天然芝の上を歩く姿も。「インクルーシブ広場」の遊具で遊ぶ姿も見られた。

江戸川区「簡単にできることから」葛西臨海公園で恒例のSDGsフェス 

2023.10.28 Vol.Web Original

 

 SDGsを達成するために実際に行動しようとメッセージを発信するイベント『SDGs FES in EDOGAWA』が10月28日、江戸川区の葛西臨海公園で開催された。
 
 江戸川区と東京ガールズコレクションがタッグを組んで行っているイベントで今年で3回目。リアル会場とオンラインのハイブリッドで展開され、青空のもとで、ファッションショーや音楽ライブ、お笑いなどを通じて、頭と体、そして心でSDGsを体験した。

 江戸川区にはSDGsを達成する目的で『SDGs えどがわ 10の行動』を設定している。同区の斉藤猛区長は「SDGsには17のゴールがあって169もターゲットがあります。ちょっと多すぎて分からない。みなさんはもう身近にSDGsを実践されていますし、ぎゅっと10に絞って、この10をやりましょうとまとめました」と説明。

 会場には、10の行動を楽しく実践する手助けをする様々なコンテンツが集結。

 江戸川区SDGs議員連盟の高木秀隆会長は「SDGsという非常に難しいイメージもあるんですけど、身近な簡単なことから着手してもらうのがいいと思います。例えば、ゴミを拾うとか、家に帰ってゴミの分別をするとか、食べ残しをしないとか。そういうところからできると思います。簡単にできることから始めていくのがSDGs。難しく考えずに今日から始めていきましょう」と、呼びかけた。

 この日は、LDHの3人組ガールズグループのiScreamがライブパフォーマンスしたほか、EXILE TETSUYAがプロデュースするオリジナルダンスワークショップショーも行われた。

「今年のバーガーキングはハロウィーンイベントの会場ではありません」渋谷センター街店を10月31日に臨時休業

2023.10.27 Vol.web original

 

 株式会社ビーケージャパンホールディングス(千代田区)が10月31日のハロウィーン当日、「バーガーキング 渋谷センター街店」を臨時休業することを発表した。

 プレスリリースでは「バーガーキング 渋谷センター街店は10月31日臨時休業いたします。今年のバーガーキングはハロウィーンイベントの会場ではありません」とし「渋谷のバーガーキング® は休業しておりますので、直火焼きの100%ビーフパティを使用した本格バーガーをお買い求めの場合は、ぜひ近隣の店舗をご利用ください」と理解と協力を呼びかけ。

 さらに「臨時休業中は店舗の清掃を徹底的に行います。ハロウィーン翌日の11月1日からは、キレイになった店舗にて、より多くの皆様に愛されるバーガー店を目指し、営業を再開いたします」としている。

 今年、渋谷区は新型コロナの5類への移行後初の開催であることや、雑踏事故やトラブルの急増を考慮し、 ハロウィーン期間の渋谷駅周辺への来街自粛を呼び掛けている。27日から11月1日の指定時間帯に道路・公園などの公共の場における飲酒を禁止しているほか、28日から11月1日の早朝まで、渋谷駅前ハチ公像を“封印”。人が集まることを防ぐためとのこと。

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