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日本選手権の方式変更

2017.01.20 Vol.683

 日本ラグビー協会は18日の理事会で、日本選手権を来季からトップリーグ(TL)上位4チームによる決勝トーナメントを兼ねて行う方式に変更した。大学の出場枠は撤廃する。これまで社会人と大学の実力差拡大やスーパーラグビーの日本チーム、サンウルブズの活動期間を確保するため、大会方式の見直しを進めてきた。

ラグビーTLサントリー全勝優勝

2017.01.20 Vol.683

 ラグビーのトップリーグ(TL)は14日、最終節が行われ、サントリーが神戸製鋼を27?15で下し、15戦全勝の勝ち点69で4季ぶり4度目の優勝を果たした。

 サントリーは序盤、0?8とリードされたが、前半終了間際にWTB江見が逆転トライ。後半14分には自陣ゴール前でスクラムを押し込み、相手ボールを奪う。シンビンで1人欠いた直後だっただけに、価値あるターンオーバーだった。過去最低の9位に沈んだ昨季とは一変、15戦全勝で4季ぶりの戴冠と見事な復活を遂げた。

中村俊輔が磐田移籍

2017.01.20 Vol.683

 サッカー元日本代表で、長く横浜Mの中心選手として活躍した中村俊輔がジュビロ磐田に移籍。13日に静岡県磐田市で行われた磐田の新体制発表会見に出席し、「いて良かったと言ってもらえるよう、ジュビロのために身を削っていきたい」と話した。会見には名波監督も同席。ともに2000年アジア・カップ優勝メンバーで、監督は「身震いする。期待しかない」と笑顔を見せた。

高校サッカー 青森山田が22度目の挑戦で悲願の初優勝

2017.01.20 Vol.683

 全国高校サッカー選手権の決勝は9日、青森山田vs前橋育英で行われ、青森山田が5?0で勝利を収め初優勝を果たした。青森山田は、前半23分に高橋の5試合連続ゴールで先制。後半には大会通算6ゴールで得点王に輝いた鳴海が2得点をあげ前橋育英を突き放した。

 青森山田は実に22度目の挑戦での悲願達成だった。結果は5?0だったがキックオフ直後から何度もピンチを招く。

 しかし今春プロ入りするGK広末とMF高橋がチームを支えた。広末がペナルティーエリア外にまで飛び出す気迫あふれる守備を見せれば、高橋は前半23分、5試合連続弾を決め、流れを引き寄せた。

 前橋育英は準決勝まで5戦無失点の堅守を誇った守備陣が、大一番で崩れた。青森山田に数少ない好機をことごとく決められ、計5失点。前々回に続く準優勝に終わった。

サッカーW杯の出場枠32→48へ拡大 アジア枠も増へ

2017.01.20 Vol.683

 国際サッカー連盟(FIFA)が10日、ワールドカップ(W杯)2026年大会の出場チーム数を48に拡大することを決めた。13チームの参加で始まった大会は、現行の32からさらに膨らむことになった。

 昨年2月の選挙を経て就任したインファンティノ会長は、W杯出場チーム数を現行の32から40に増やす公約を掲げて支持を集めていた。

 出場枠の拡大によってサッカーの普及は進み、スポンサー、放映権料の拡大も望めることから収益などの面で恩恵をもたらすとみられる。

 その一方、実力差の拡大による試合の質の低下が懸念される。

 ドイツ代表のレーウ監督は、出場枠が16から24になった昨夏の欧州選手権も踏まえ「大会の価値を下げる。良いアイデアとは思えない」とドイツ紙に答えた。

 また試合数増加による開催地負担の拡大などが懸念される。48チームによる新方式では、3チーム16組による1次リーグを行い、各組上位2チームが決勝トーナメントに進む。決勝までの全試合数は80に上り、32チームの現行方式で行われる全64試合を大きく上回ることになる。予選が3チームで行われ、うち2チームが決勝トーナメントに進むため、最終戦などは当該チーム同士が共謀する可能性もゼロではない。試合日程の有利不利という問題もある。

 出場枠の拡大に伴い、アジアの出場枠も現行の「4.5」から増える見通し。関係者によると、アジア・サッカー連盟(AFC)は2,5増の7枠を要望しているが、「6,5」説や「8,5」説も飛び交っている。2018年ロシア大会で、6大会連続出場を狙う日本は常連国に近い。増枠でアジア代表の座をつかめる可能性はより高まることとなる。

 国際サッカー連盟(FIFA)理事で日本協会の田嶋会長は12日、出場枠拡大について、「出やすくなることは日本にとってありがたいこと」と歓迎の意向を示した。

【K-1】ファンが選ぶK-1ベストバウト第1位は大雅vs功也。武尊vs小澤は2位。その差は…

2017.01.20 Vol.683

 2016年のK-1は5大会開催され、全大会で超満員の観衆を集めた。2015年に引き続き『ファンが選ぶ「2016 K-1ベストバウト」』を募集。第1位には9月に行われたスーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント・決勝戦「大雅vs卜部功也」(写真)が選ばれた。この対戦は4月の日本代表決定トーナメントでも行われているが、そちらはランク外。初対戦でもあり、大雅が下剋上を果たすという衝撃の試合ではあったが、再戦の功也の1RKO勝ちのインパクトが上回った格好だ。大雅については弘嵩戦、山本真弘戦と計3試合がベスト10入りしており、昨年の充実ぶりがうかがえる。

 今やK-1の顔となった武尊は小澤海斗との2試合を含む3試合がベスト10入りしたが、小澤との再戦は第2位にとどまった。これは第1位の試合に比べ、勝敗への興味がやや薄かったことが原因か。

 K-1ファンは常にどちらが勝つか分からないスリリングな試合を望んでいる。そして予想を裏切る結果を出した選手に大きな声援を送る。

 それは山崎秀晃がK-1初参戦のゴンナパー・ウィラサクレックに敗れた試合が上位に選ばれていることでも明らか。

 武尊は?55kgでは敵なし状態だった。ゆえに「挑戦する試合をしていきたい」という思いでフェザー級に転向した。今年は武尊を脅かす選手の誕生を期待したい。

 2017年は2月25日の「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ?初代ライト級王座決定トーナメント?」から開幕する。トーナメントはもちろんスーパーファイトでも日菜太vs松倉などサバイバルな要素も強いカードが並んでいる。

初代から『シン・ゴジラ』まで全14代がチョコに!

2017.01.20 Vol.683

 1954年に公開された第1作『ゴジラ』から約60年。これまでに国内で28作が製作され、29作目に当たる『シン・ゴジラ』は、昨年の邦画実写映画最大のヒットを記録。そんなゴジラをモチーフにしたチョコレートが、バレンタインシーズンに合わせて販売決定。

 商品は、初代ゴジラをモチーフにした「初代ゴジラ1954」や、チョコレートの下に劇中のゴジラの進?図が描かれた「シン・ゴジラ レリーフ」、「ゴジラが壊した板チョコなど、歴代ゴジラ14種類。

 ファンは食べずに全種類コレクションしておきたくなりそう!

 松屋 銀座本店、小田急 新宿本店などの百貨店催事場で1月20日(金)より順次販売。

なぜ? 豊洲で前回調査を大きく上回る有害物質検出

2017.01.20 Vol.683

 築地市場の豊洲への移転問題にまた新たな難問が発生した。

 東京都の小池百合子知事は12日、昨年8月に豊洲市場への移転延期を表明してから初めて築地市場を視察した。

 小池氏は業界団体「築地市場協会」の伊藤裕康会長らと懇談。伊藤氏は「年度内に移転の可否を判断してほしい」と求めたが、小池氏は「移転は政治的問題ではなく、科学、食の安全の問題だ。モニタリング結果を確認させていただきたい」と述べた。

 その最終9回目のモニタリング調査の結果が14日に開かれた専門家会議で都から報告された。それは有害物質のベンゼンが暫定値で最大で環境基準の79倍検出され、シアン、ヒ素も基準を超えるという予想外のものだった。

 前回調査に比べ数値が急上昇。基準超えの地点数も大きく増加しており、同会議は原因究明のため改めて調査し、3月に結果を報告する方針を決めた。

 専門家会議で座長の平田健正放送大和歌山学習センター所長は、有害物質が検出されたのが「あくまで地下水」と前置きし、食品を扱うのは地上のため「食の安全に問題はない」と説明した。

 しかし会議を傍聴した業者からは「移転後にこんな数字が判明しなくて良かった」などという声があがった。

 小池氏は同日、都内で報道陣の取材に「非常に範囲が広がり、それぞれの物質の基準値に比べて高い数値が出た。想定を超えたもので驚いており、専門家会議が科学的な分析を進める」と答えた。

 また都は16日、近く実施する再調査は、大幅に基準値を超えた場所を中心に30カ所程度で実施する方針を明らかにした。測定結果の精度を高めるため3機関に依頼するという。

 早期の安全性の確保はもとより、過去にさかのぼって調査方法、調査機関の選定に瑕疵がなかったのかといった問題も含め、今後大きな議論を呼びそうだ。

初の武道館ライブ決定のピコ太郎が歓喜のPPAP

2017.01.20 Vol.683

 

 千葉県生まれのシンガーソングライターのピコ太郎の初の日本武道館公演が決まった。18日、都内で行われた「Y!mobile」の新商品・新サービスの記者発表会に出席し、発表。「12月にアルバムを出して、3月にもう武道館です。6月頃にはもう死ぬんじゃないか」と喜んだ。

 日程は3月6日。ライブタイトルは『ピコ太郎 PPAPPT in 日本武道館』。出演は、SILENT SIREN、LiSAといったアーティスト、くりぃむしちゅーの上田晋也も特別出演。ピコ太郎は「いろんなのが混ざったライブ」で「ピコ太郎の魅力を満載でお送りしたい」と話した。

 発表会には、桐谷美玲とふてニャンも出席。同社の新しいサービス「ヤング割」に合わせ、『PPAP』のヤングマンバージョンをダンサーを従えてのライブパフォーマンスもあり、桐谷が加わって、盛り上がりを見せた。

今週の一言【2017.1.6〜2017.1.19】

2017.01.20 Vol.683

 宮内庁の西村泰彦次長が政府が検討している2019年1月1日の新天皇即位について「元日は皇室にとって極めて重要な日で、譲位、即位に関する行事を設定するのは実際にはなかなか難しいのではないか」(17日の定例会見で)
→で、いつならいいという提案はなし?

 東京都の小池百合子知事が自民党の党費が未納になっていることについて、「払う理由はあまりない。(都知事選で)推薦どころか、あれだけ罵倒されたわけでありますから、そこをお支払いするのもどうかと思っている」(12日、定例会見で)
→「進退伺」もうやむやになっているとか。自民党の東京都連って大丈夫?

 豊洲市場の地下水モニタリング調査で環境基準値を大幅に超える有害物質が検出されたことについて移転慎重派の山崎康弘さん「(過去の結果に)改ざんがあったと疑われても仕方がない」(14日、第4回豊洲市場における土壌汚染対策等に関する専門家会議で)
→多分みんなが思っているね。

 横浜Mから磐田に移籍する中村俊輔が移籍の動機について「純粋にボールを追っ掛けたい」(8日)
→横浜ではなぜそれができなかったのか?

 安倍晋三首相は韓国の慰安婦像問題について「政権が代わろうとも実行することが国の信用の問題だ」(8日、NHKの番組で)
→これはごもっとも。

KEY WORD で見るニュース【2017.1.6〜2017.1.19】

2017.01.20 Vol.683

外交文書公開
 外務省は昭和51年から作成後30年を経た外交文書の一部公開を開始した。可否は担当部署の判断に委ねられたため、多くが非公開となっていたが、民主党政権時の平成22年5月、30年が経過した文書は原則自動的に公開する新制度が導入された。1月12日に公開された外交文書では、昭和58年の中曽根元首相と胡耀邦共産党総書記による日中会談の模様、中曽根元首相の訪米時の「不沈空母」発言の裏側、大韓航空機撃墜事件をめぐる日米間のやり取りなどが明かされた。

一つの中国
「台湾も中国の不可分の領土であり、中国は1つしかない」という中国政府の台湾問題に関する政治的主張。日本をはじめとする国際社会はこの「一つの中国」という中国の立場を尊重しているのだが、トランプ米大統領は13日の米紙ウォールストリート・ジャーナルのインタビューで、米中関係について「(中国と台湾の)『一つの中国』原則を含めて全てが交渉対象になる」と語り、1979年の米中国交正常化以来、歴代米政権が維持してきた同原則に縛られないとする立場を重ねて強調している。

テロ等準備罪
 第193通常国会で予算成立後の後半国会の焦点となるのが「組織犯罪処罰法改正案」。2020年東京五輪・パラリンピックを控えたテロ対策が柱。これまで「捜査当局の拡大解釈による人権侵害の恐れがある」といった野党の抵抗で3度廃案になっていることから、政府は今回、名称を「テロ等準備罪」に変更。対象犯罪を当初の676から大幅に絞り込むことで成立を目指す。

訪日客2403万人
 観光庁は17日、平成28年に日本を訪れた外国人旅行者の消費額が3兆7476億円と前年に比べ7.8%増えたと発表した。日本政府観光局が同日発表した訪日客数は21.8%増の2403万9000人でともに過去最高を更新したが、27年の伸び率は消費額が71.5%、訪日客が47.1%だったのに比べ、28年の伸び率は鈍化した。1人当たり支出額は11.5%減の15万5896円。中国人客による「爆買い」の退潮が改めて鮮明になった。

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