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[東京都知事選]増田寛也氏会見、最優先事項は「子育てに対する不安」解消

2016.07.11 Vol.670

 東京都知事選に出馬を決めた増田寛也元総務相が11日、都庁で会見した。最優先事項に、待機児童問題など「子育てに対する不安」を解消することを挙げ、舛添要一前知事が打ち出した韓国人学校増設のための都有地貸与については、十分議論がされていないとし、「白紙に戻して、どのような利用方法があるのか考えていきたい」との見解を示した。

 増田氏は会見冒頭、4年間でリーダーが3人交代し、都政は停滞と混乱を招き、その間に多くの課題が山積したとコメントしたうえで、「いま東京都に、都政に必要なことは、こうした積み重なっている課題を早く解決すること。そして、2020年にオリンピック・パラリンピックがありますが、その後の東京の姿も考えてながら、これからの首都としての東京をしっかりとしていくことが必要」と語った。

 立候補にあたり、「3つの「不安」の解消に努めたい」と意気込む。最優先事項の「子育てに関する不安」、そして「超高齢化社会に対する不安」、そして「災害に対する不安」を挙げている。

「日本のファンは想像力豊か!」映画プロデューサー スザンヌ・トッド

2016.07.11 Vol.670

「東京は、まさに“ワンダーランド”ね。古いものと新しいものが同時に存在している。今回、息子も連れてきているんだけど長い“日本でやることリスト”を実行するのに大忙しよ(笑)」と語るのは、現在公開中の映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の敏腕プロデューサー、スザンヌ・トッド。

「日本ではルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』はずっと愛されてきたし、前作も大ヒットしました。日本は最先端のテクノロジーを持つ国である一方、日本人は想像力豊かでファンタジーをすごく楽しんでくれるという印象を持っています」

 そんな日本人の想像力をとことん刺激してくれる本シリーズ。待望の第2弾では、少し成長したアリスがマッドハッターを救うため時間の旅に挑む。アリス役ミア・ワシコウスカ、マッドハッター役ジョニー・デップに加え、“時間”の管理人タイム役にサシャ・バロン・コーエンが参加。

「ジェームズ・ボビン監督はサシャとは旧知の中で、最初からタイム役にサシャを考えていて、すぐに決まりましたね。あの衣装もサシャ自身がいろいろなアイデアを出したものなんです。彼の足は太ももから足首まで同じ細さでまっすぐなの(笑)。その足を見せるためタイツを履かせ、さらに高いブーツと帽子を加えて、あのキャラクターが出来上がったんです」

 劇中、マッドハッターがタイムをおちょくってイラッとさせるお茶会シーンでは2人の“濃いキャラバトル”も見どころ。

「サシャは常にアドリブをするので、とても楽しい撮影になりました。2人のキャラはそれぞれ特徴的なアクセントで話すのでアドリブをするのは大変なんです。実際には、サシャのアドリブにジョニーがイラッとしたかもね(笑)」

武尊 「K-1は、夢と希望が詰まった最高の舞台」

2016.07.11 Vol.OMU vol.21

 新生K-1-55㎏の王者であり、今やその実力と人気で、K-1全体をリードしている武尊。テレビのバラエティーや雑誌、ラジオなどにも積極的に出演し、格闘技ファン以外にも多くのファンを持つ。すべてはK-1をもっと知ってもらい、盛り上げるためだと語る武尊の格闘技にかける思いとは。さらにチャンピオンの先にある夢について語る。

味わい堂々の新作舞台は池田鉄洋作・演出の枯山水ミステリー!?

2016.07.11 Vol.670

 味わい堂々は岸野聡子、宮本奈津美、浅野千鶴の3人の女優による劇団。

「高校時代の同級生。高校では珍しい演劇の授業がある学校で、当時としてはちょっと特殊な高校でした」(岸野)
 高校で演劇活動をしていた3人は卒業後、別々の場所で演劇を続けることとなる。空白の3〜4年を経て、その後、岸野と宮本が「劇団作ろうか? 千鶴に声かけよう」ということで結成。2007年5月に旗揚げ。

「昔は頻繁に公演をやってたんですが、最近はふんわりした感じでやってます」(宮本)とマイペース。これは3人の外部活動が忙しくなってきたからなのだが、「3人とも無精なんです」(浅野)という面もあるらしい。

 というわけで今回は1年半ぶりの公演。 作・演出に池田鉄洋(イケテツ)を招いての番外公演。イケテツといえば最近では今秋に舞台化される『パタリロ!』で脚本を担当することがニュースとなっていた。

「私がイケテツさんが主宰する『表現・さわやか』に出た時に“僕は味わい堂々が好きだから書きたい”って言ってくださったんです。もしかしたらお世辞だったのかもしれないんだけど、言ったからには書いてもらおうよ、って(笑)」(浅野)

「イケテツさんの作品は情緒のある台詞とか哀愁があって、そのへんが私たちと合っている気が勝手にしています」(岸野)

 で、どんな話?

「京都の龍安寺の枯山水を舞台としたコメディーミステリーです」(宮本)、「スタジオ公演の割には美術が凝っていると思います」(岸野)、「あっと驚く仕掛けがあるかもしれないし、ないかもしれないです(笑)」(浅野)とのこと。
 イケテツがこれだけ自由度の高い脚本を書くことはしばらくなさそうなので、そんな意味でも必見の作品。

味わい堂々 隠し味公演『枯山水』
【日時】7月21日(木)〜26日(火)
【会場】スタジオ空洞(池袋)
【料金】日時指定・全席自由 前売2500円、当日3000円
【問い合わせ】味わい堂々(TEL:080-4007-5647 [HP] http://www.geocities.jp/ajiwaidou/ )
【作】池田鉄洋(表現・さわやか)
【演出】池田鉄洋と味わい堂々
【出演】浅野千鶴、岸野聡子、宮本奈津美、細川洋平、堀靖明 ※回変わりゲストあり

渡辺麻友 AKB48の第5弾ドキュメンタリー映画が公開

2016.07.11 Vol.670

 今年11年目を迎える国民的アイドルグループAKB48。数々の記録を更新し続けてきた彼女たちの5作目となるドキュメンタリー映画『存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48』が公開中だ。毎回メンバーたちのリアルな姿と壮絶な舞台裏が衝撃を与える同作品と、現在の自分自身について渡辺麻友がその本音を語る。

格闘家イケメンファイル Vol.52 ヘラクレス 宮田和幸(みやた・かずゆき)

2016.07.11 Vol.670

 総合格闘技の選手として活躍中の宮田和幸は、BRAVE GYMを主宰しているほか、CARPE DIEM(カルペディエム)広尾などでパーソナルトレーナーとしても活動中。

「自分の練習はもちろんですが、夜は自分のジムに行って選手の指導をして、昼間はパーソナルトレーナーとして指導していることが多いですね。マンツーマンのプライベートレッスンは、以前は筋トレをしてマッチョになりたい男性が主流でしたが、今は、女性でも鍛えたいという方が増えてます。僕のレッスンは基本的に、ジムでの運動のほか、食事指導などで、ダイエットをしたいとか、筋肉を付けたいなどの希望に応えています。最近では、キックボクシングなどの格闘技を見るのではなく、やる人が多くなっているような気がします。ここカルペディエム広尾は、柔術だけのジムなんですけど、最近ものすごく柔術が流行っていて、生徒さんが増え続けている。実際、ロスや西海岸でも柔術の人気はすごくて、セレブのたしなみのような感じになっているんです。人気の秘密は、ハマる人が多いことでしょうか。とにかく、一度入会したら、辞める人はほとんどいないですね。自分も寝技にハマったほうだから、その気持ちはなんとなく分かる。また、基本的に格闘技は、一通り丁寧に教えますから、逆に運動になれていない人はウエイトトレーニングのジムより格闘技ジムのほうがコスパはいいかも知れません」

 ヘラクレスと呼ばれる美しい肉体、そしてレスリングでオリンピック出場という輝かしい経歴を持つ宮田だが、総合格闘技の世界に入ったばかりの頃は苦労の連続だったとか。

「シドニーオリンピックに出場後、アテネオリンピックを目指していましたが出場できず、その頃流行っていたK-1に転向しました。オリンピックに出ていて、知名度があったため、総合格闘技は初心者なのに、デビュー戦はホイラー・グレイシーという強豪と対戦することに。もちろん負けました(笑)。その後も強い人たちとばかり当てられ、負ける事のほうが多かった。マネジャーもおらず、自分1人だったので、言われるがままに対戦していましたし。今は、ジムのマネジメントを僕がやっているので、(主催者に)面倒くさいと思われている。弟子の対戦相手とかに関しても、自分の経験から、ちゃんと段階を踏ませてあげたいと思っているので結構うるさい(笑)」

『青空エール』試写会に15組30名 

2016.07.11 Vol.670

『君に届け』『ストロボ・エッジ』『アオハライド』など、数々の胸キュンストーリーを生みだし、その映画化作品も大ヒットしている〈別冊マーガレット〉の超人気漫画が、豪華キャスト・スタッフを揃え実写映画化! 甲子園で野球部を応援する吹奏楽に憧れて、初心者ながらも吹奏楽部に入部しトランペットを始める主人公・小野つばさ役に土屋太鳳。つばさと引かれ合い、応援し合いながら夢に向かって進む野球部員・山田大介役に『下町ロケット』で注目を集めた竹内涼真。『僕等がいた 前篇/後篇』など、少女漫画原作の映画を次々と大ヒットに導いた三木孝浩監督がメガホンをとる。

 ブラスバンドの応援に憧れる小野つばさは、吹奏楽部の名門・白翔高校に入学する。しかしトランペット初心者のつばさは、レベルの高い猛練習についていけず、何度も挫折しそうになる。そんなつばさを勇気づけてくれたのが、クラスメートで野球部員の山田大介。お互い夢に向かって励まし合う2人は、いつか甲子園に大介が出場し、アルプススタンドでつばさがトランペットで応援する、という約束を交わす。

 8月20日より全国東宝系にて公開。

『君の名は。』試写会に25組50名

2016.07.11 Vol.670

『秒速5センチメートル』『言の葉の庭』など、珠玉のアニメーション作品を生み出し続け、次世代の宮崎駿、ポスト細田守と称されるアニメーション映画監督・新海誠。美しい色彩、繊細な情景描写で、すれ違う男女の物語を紡ぎだす“新海ワールド”は世代や業界、国内外を問わずファンを生んでいる。

 出会ったことも無い少年と少女が、不思議な夢の中で心と体が入れ替わるという、すれ違いの“出会い”を通して引かれ合っていく物語。男子高校生の瀧(たき)役に同世代の中でも異彩を放つ演技派俳優・神木隆之介。女子高校生・三葉(みつは)役に『舞妓はレディ』で第38回日本アカデミー賞 新人俳優賞に輝いた上白石萌音。

 1000年ぶりとなる彗星の来訪を1カ月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は、小さく狭い町での毎日に辟易し都会に憧れていた。そんなある日、三葉は自分が東京で暮らす男の子になる夢を見る。戸惑いながらも三葉は憧れの都会を満喫。一方、東京で暮らす男子高校生・瀧は、行ったこともない山奥の町で、自分が女子高生になっている夢を見る。不思議な夢が繰り返されるうち、2人は“入れ替わり”に気付いて…。
 8月26日より全国東宝系にて公開。

『少女』試写会に15組30名 

2016.07.11 Vol.670

 17歳という年代を生きる少女たちは、暗闇のなかで綱渡りをしているのような、そんな危うい毎日を生きている…。ベストセラー作家・湊かなえの衝撃作を実写化! 同級生のある“告白”から「人が死ぬ瞬間を見てみたい」という願望にとらわれた、2人の女子高生の衝撃的な夏休みを描く、禁断のミステリー。主演は『鋼の錬金術師』実写映画化への出演が決定した本田翼と『貞子vs伽椰子』で話題の山本美月。2人の旬な若手実力派女優が“死”に引かれていく17歳という難しい役どころを、繊細ながらも奥深い表情で演じ切る。監督は『ぶどうのなみだ』『繕い裁つ人』の三島有紀子。10月8日より全国公開。

いまだにオールすることも!! 浅川真次さん((株)アーティマージュ 代表取締役社長、一般社団法人 日本音楽制作者連盟 常務理事)

2016.07.10 Vol.670

 学生時代からDJとして活躍。

「学生のパーティーなんかが全盛の時代。今年で50なんですが、多分30〜31年くらいやってます。10代後半からひょんなことで始めて。一瞬ファッション関係の仕事をしていて、東京コレクションのファッションショーを見に行ったら、その時代は生でDJが音楽をかけていた。“かっこいい。これはもてるな”って始めました(笑)。今でいう音楽オタク。チャートオタクですね。エアチェック少年だったし。そういうところから中学3年くらいから音楽の仕事をやりたいと思っていました」

 新木場にあるクラブ「ageHa」のプロジェクトにもかかわった。風営法が最近改正されたが、働きかけたメンバーの一人でもある。

「20年くらい前から風営法を変えたいというものはあったんですが、動いていた先輩も途中で挫折したり。今回僕も3年前に動き出したとき、変わる確率は5%くらいかなって思っていたんです。でも議員連盟ができて、超党派でいろいろな方が動いてくれた。でも一番大きいのは2020年東京オリンピック・パラリンピックが決まったこと。最終的な後押しになりました」

 いまだに「オールすることもある」という浅川さんの元気の秘訣は?

「夜遊びすることですね。月に1回はオールしているんですが、そうすると朝に向かえば向かうほど元気になってくる。体はどうなっているか分かりませんが、精神的には元気になります(笑)」

今この作品を上演する意味とは… 虚構の劇団『天使は瞳を閉じて』

2016.07.10 Vol.670

 この『天使は瞳を閉じて』は鴻上尚史が1988年に第三舞台で作・演出を手がけた作品。
 舞台は近未来。放射能に犯されて誰もいなくなった地球にはただ天使が残されていた。天使の仕事はただ人間を見つめることだったのだが、もう見つめる人間はいなかった。そんな時、天使は透明な壁に囲まれた街を見つける。そこでは壁に守られて人間が生活していた。喜び、傷つき、愛し、憎しみ生きる人々に感動した一人の天使は人間になる。もう一人の天使はただ黙って人間たちの人生を見つめていくのだが、時間が経つにつれ壁の中の生活も人間関係も徐々に変化していくのだった。

 1991年にはロンドン公演、2003年にはミュージカルとして公演するなど再演のたびに進化を重ね、東日本大震災があった2011年秋の再演では、当時の日本が置かれた状況を描いたような作品となった。

 かつて鴻上の舞台は常に時代を先取りし、ちょっと先のリアリティーのある近未来を描いてきたが、最近では時代が追いついてきて、この作品の世界観は限りなく“リアル”。

 今度はどんなふうに進化した作品になっているのだろうか。そしてそれを今上演する意味は果たして…。

虚構の劇団『天使は瞳を閉じて』
【日時】8月5日(金)〜14日(日)(開演は19時。7・10・13日14時の回あり。※11・14日は14時開演。開場は開演30分前。当日券は開演1時間前)
【会場】座・高円寺1(高円寺)
【料金】全席指定4800円(前売・当日共通)/学割チケット3000円(学生対象。当日劇場受付にて開演30分前から指定席券と引き換え。引き換え時に学生証提示。1人1枚まで購入可。チケットぴあでのみ取り扱い)
【問い合わせ】サードステージ(TEL:03-5772-7474=平日11〜18時 [HP] http://kyokou.thirdstage.com/ )
【作・演出】鴻上尚史
【出演】上遠野太洸、鉢嶺杏奈、伊藤公一、佃井皆美/小沢道成、杉浦一輝、三上陽永、渡辺芳博、森田ひかり、木村美月(虚構の劇団)

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