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新生K-1のカリスマ武尊が前人未踏の2階級制覇!

2016.11.04 Vol.677

「K-1 WORLD GP 2016 JAPAN 〜初代フェザー級王座決定トーナメント〜」が、11月3日(木・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催された。同大会では、K-1の初代フェザー級王者を決めるワンデートーナメントが行われ、大本命・武尊の2階級制覇と、打倒・武尊に執念を燃やす小澤海斗が、それを阻止するのか?!に注目が集まった。しかし、ユン・チーのように、K-1で実力を見せている選手のほか、外国人選手も強豪ぞろい。特に武尊と1回戦で対戦するジェイミー・ウィーランは、戦績、タイトル歴ともに武尊とほぼ互角。混戦や番狂わせも予想された。

 そんな波乱を予感させるトーナメントは、第1試合の小澤がジョシュ・トナーを1R57秒でKO勝利というド派手なスタート。続く戸邊隆馬、神戸翔太は善戦するも敗退し、エリアス・マヌーディ、ユン・チーが準決勝に駒を進めた。そして武尊は、ジェイミーに3-0の判定勝ちで、準決勝に。準決勝では逆に、小澤がエリアスに判定勝ち、武尊がユン・チーをTKOで下し、それぞれ決勝へ。再び因縁の対決が実現した。決勝戦は、3ラウンドを戦い抜き判定となったが、小澤から2回のダウンを奪った武尊が勝利。前人未踏の2階級制覇を成し遂げた。

 試合後武尊は「2階級制覇するとずっと言っていた。有言実行しないとスターじゃないので(笑)。スーパースターは言ったことはすべてやるんです」と晴れやかな表情。今回も武尊に敗れた小澤は「今は頭が真っ白で…。ノーコメントです」と言うのが精いっぱい。それでも最後は「またゼロからやり直します」と絞り出すようにコメントした。

クリスマスはさくら色! 東京タワーのイルミ点灯 

2016.11.04 Vol.677

『東京タワー ウィンターファンタジー ~ONE PIECEスノードームイルミネーション~』の点灯式が3日、同所で行われた。

 点灯式には、リオ五輪重量挙げ銅メダリストの三宅宏実と、アイドルグループのさくら学院が出席。ともに、イルミネーションの点灯式は初体験で、観客と一緒にカウントダウンで点灯すると、さくら色に輝くイルミネーションに大喜びだった。

 イベント終了後の取材で、クリスマスの予定を聞かれた三宅は「クリスマスはいつも合宿なんです。でも、今年は地方で講演の予定。父と一緒です」とのこと。さくら学院のメンバーも家族と過ごすという。

 東京タワーの冬のイルミネーションは、東京タワーフットタウンにある、人気マンガ『ONE PIECE』のテーマパーク東京ワンピースタワーとコラボレーションしたもの。作品に登場する『冬に咲く奇跡の桜』のエピソードをモチーフにしたもので、直径6メートル高さ5.5メートルの国内最大級のスノードーム。見どころは約5分間の「光のショー」で、雪が舞い、ツリーの色が桜色に変わる。東京タワー正面玄関前で2017年2月28日までの毎日16~23時まで点灯する。

ZST王者・伊藤盛一郎がRIZIN出場勝ち取る

2016.11.04 Vol.677

「GRANDSLAM 5」(11月3日、東京・ディファ有明)のメーンでZSTのフライ級王者・伊藤盛一郎と修斗の世界バンタム級2位の内藤頌貴が対戦。
 伊藤が2R4分59秒、ニンジャチョークで一本勝ちを収めた。

 1Rはやや力みが見られた伊藤は内藤のパンチを被弾しフラッシュダウン。内藤にバックを許し、いきなりピンチを迎えたが、冷静に対処し、再びスタンドへ。
 攻撃に転じた伊藤だが、タックルも踏み込みが弱く、タックルを切った内藤のパンチで伊藤がまたも尻もち。動きが硬い伊藤にセコンドの勝村周一朗から「もっと動け!」と指示が飛ぶ。
 徐々に本来の動きを取り戻した伊藤は右フックをヒットさせると、内藤は左目じりから出血。ドクターチェックが入る。
 再開後、伊藤はタックルの仕掛けを増やしつつ、パンチでも積極的に前に出るが、内藤のカウンターを食らう場面も目立ち、全体的に動きが硬い印象。

充希と育三郎が2016年の顔!「ミュージカルで一石投じた!」

2016.11.04 Vol.677

 雑誌『日経トレンディ』の名物企画の最新版「2016年ヒット商品ベスト30」と「2017年ヒット予測100ランキング」の先行発表会が3日、都内で行われた。発表会には「2016年のヒット人」に選ばれた高畑充希と山崎育三郎らが出席した。

 高畑は『ピーターパン』、山崎は「29歳までミュージカル一筋だった」というように、高畑、山崎ともにミュージカルがキャリアの大きな部分を占める。共演経験もあり、「いっくん」「みつき」と呼び合う仲だ。2人は顔を見合わせると、高畑は「ミュージカルで一石を投じた感じがする!」と胸を張った。

 発表会には、同誌が予測する「2017年の顔」に選ばれた岡田結美も出席。バラエティー番組での活躍が目立つが今後は演技分野にも力を入れていくという。父でお笑い芸人の岡田圭右(ますだおかだ)との関係について聞かれると「ネタにされると思っているのか、父が顔を合わせてくれないんです」と話し、笑わせた。

 「2016年ヒット商品ベスト30」および「2017年ヒット予測100ランキング」の内容は、4日発売の『日経トレンディ12月号』に掲載されている。
 

11・3 K-1前日計量 武尊が「アイスクリーム男」呼ばわりに怒り

2016.11.02 Vol.677

「K-1 WORLD GP 2016 JAPAN ~初代フェザー級王座決定トーナメント~(11月3日、東京・代々木競技場第二体育館)の前日計量が2日、都内のホテルで開催され、全選手が1回で計量をパスした。

 その後に行われた会見ではトーナメントに出場する8選手が勢ぞろいした。
 中でも全選手のターゲットとなっているのはスーパーバンタム級(-55kg)のベルトを返上し、トーナメントに参加する武尊。
 1回戦で武尊と対戦するジェイミー・ウィーランは計量時の2ショット撮影で武尊につっかかると会見では白いスーツの武尊を「アイスクリーム男」と挑発した。
 武尊は最初こそ「注目してもらっているのはありがたいが、今回は1選手として出ている。スーパーバンタムのチャンピオンだったということは考えていない。今回、このチャンピオンベルトを獲ることしか考えていない」と冷静に話していたが、ウィーランの挑発に「アイスクリーム男と言われたので、まずは1回戦でコイツをぶっ倒す」と堪忍袋の緒が切れると、返す刀で小澤海斗に向かって「世界最高の舞台でぶっ倒してやるから、ちゃんと上がって来いよ」と逆挑発。

 小澤はこの日は最初の挨拶では「明日は3人ぶっ飛ばして俺がチャンピオンになる。以上」、そして外国人選手の印象を問われると「全員イケメン!」と言葉少なで、静かに闘志を燃やしていたが、この武尊の言葉に「あたりめえだ、この野郎!」と最後の最後に着火した。

 奇しくもトーナメントを勝ち抜くために必要なモノとして、「3試合なので気持ちが一番大事だと思っている」(小澤)、「一番かぶりたくない奴とかぶっちゃったんですが、僕も気持ちだと思っています」(武尊)とともに「気持ち」をあげた2人。
 最後のやり取りで2人の気持ちがどう動いたのか…。そしてトーナメントにどういう影響を与えるのか…。

 またこの日は選手の会見に先立って、世界的なボクシングカメラマン・福田直樹氏が今大会からK-1のオフィシャルカメラマンに就任することが発表された。

 福田氏は「アメリカで15年、ボクシングや格闘技の写真を撮ってきましたが
50歳を機に日本の試合を撮りたいという気持ちが強くなった。9月の大会を観客として体験して、K-1のスピード感や迫力、ドラマ性といったものを改めて実感させていただいた。明日の大会を撮らせていただくのを楽しみにしている」と話した。

レディー・ガガ、ピンクの着物に泣いて喜ぶ

2016.11.02 Vol.677

  最新アルバム『ジョアン』のプロモーションのため来日中のレディー・ガガが2日、都内のホテルで行われた合同質問会に出演した。

 来日を記念して、所属レコード会社から最新作の重要なポイントにもなっている「ピンク色」の着物をプレゼントされたガガは涙で目の周りを黒くしながら大喜び。その場で袖を通すとぐるりと回転し「とても美しいわ。ありがとう」。ピンク色のハットを改めて被ると「着物にハットはおかしくないかしら」と笑った。

 親日家で知られるガガだが、質問会までには外出や観光などの時間は取れずじまいで大好きな渋谷や原宿にも楽しめていないよう。「(今回の来日で)日本に愛のメッセージを広めたいわ」と、話した。

 最新アルバムは自叙伝的な作品。タイトルは自身のミドルネームと「家族における女神のような存在だった」という若くして亡くなった叔母の名前からとっている。 

橋本マナミ「本格焼酎のような方が好き」

2016.11.02 Vol.677

 橋本マナミが1日、羽田空港国際線旅客ターミナルで行われた「みんなで本格招集・泡盛で乾杯しよう!『11月1日は「本格焼酎・泡盛」の日』試飲体験イベントに出席した。

「本格焼酎と出会ったのは20代前半」という橋本は、「味をしっかりと味わいたいので、いつもロックでいきます」とコメント。本格焼酎のイメージをきかれると「芯が通っていて、それでいて繊細な味わいなのがいいですよね。男性もそういう方が好きなんです」と話した。

 この試飲イベントは、芋、米、麦、泡盛、黒糖・蕎麦など原料別に100以上の銘柄を味わうことができるイベント。3日まで、羽田空港国際線旅客ターミナル 5F「お祭り広場」で行われる。

黒田勇樹出演の舞台『こと〜築地寿司物語〜』が来年2月に上演

2016.11.01 Vol.677

 本紙コラムニストのが出演する舞台『こと?築地寿司物語?』(2017年2月23?26日、東京・築地本願寺 ブディストホール)の制作発表会が11月1日、築地の築地玉寿司で開催された。
 この作品は築地に、今年で4代93年続く老舗の寿司屋「築地玉寿司」の2代目である中野里ことさんを主人公とする物語。
 ことさんは日本で初めての女板前とされ、戦後の一番厳しい時代に暖簾を守った築地玉寿司の礎を築いた人物。
 物語ではそんなことさんを通じて、明治の女性のたくましさや古き良き日本の姿、そして継続・継承することの大事さや難しさ、さまざまな形の愛情とその力などを描く。

 築地玉寿司4代目の中野里陽平氏の原案・監修のもと、ドラマ『ナースのお仕事』『ごくせん』などの人気脚本家・江頭美智留氏が脚本を手がけ、唐十郎が唯一育てた演出家である中野敦之氏が演出を担当。ポスタービジュアルに漫画『Dr.コトー診療所』の山田貴敏氏と豪華なスタッフが揃った。

 この日の会見には主役の「中倉こと」を演じる鳳恵弥ら主要キャストも参加。
 鳳は「私自身、飲食店の娘として生まれ、両親が働いていたので祖父母に育てられた。祖父母には古い歴史とか、日本人の持っている誇り高さを教えられた気がする。ことさんはいろんな逆境に耐えて戦時中を生きぬいた。それも笑顔で、強くたくましく。その役をやるにはまだ距離があると思うが、役者というものはその役を反映して、鏡のように映し出すものでなければいけないと思っているので、しっかりと稽古場で役に、作品に磨きをかけていきたい。それを見て、築地の方々が懐かしんでいただけるような作品になればと思っています」と話した。

 玉寿司のライバル店の2代目店主で、なにかとことに嫌がらせをする「遠藤清」役の黒田は「女性を描く中では、対比する男性というものが時代には必ずいると思うので、お寿司で言えばガリのような役。ピリッと締める役ができればと思う」と話した。

 寿司職人を演じる黒田、IKKAN、若井おさむらには中野里氏から「それぞれの個性を出してもらえればいい。昔の板前さんってけっこう荒くて、乱暴だったりする。そこも板前の世界だったかなって思うので、思う存分自分の荒さなんかをどんどん出してもらえれば。あんまりきれいな感じじゃなくていいのかなと思います」と板前の心得が示された。
 上演期間中、築地玉寿司では特別メニューの「栄蔵握り」と「こと御膳」が用意されるという。芝居が終わった後に舞台の話をしながらつまむ寿司はいつもと違った味がするかもしれない。

【シュートボクシング】11・11S-cup MIO&Union試合直前インタビュー

2016.11.01 Vol.677

11月11日(金)に東京・TDCホールで開催される『SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT S-cup2016』に出場するMIO選手とUnion朱里選手のインタビューを公開。

年末のRIZINでベネットと再戦の木村「前回のことは覚えていない(笑)」

2016.11.01 Vol.677

 

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが11月1日、都内で会見を開き、格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)にK-1ファイター、木村“フィリップ”ミノルの参戦を発表した。

 木村は9月大会に参戦し、チャールズ・“クレイジー・ホース”・ベネットに衝撃の1R7秒TKO負け。今回は早くも、そのベネットとの再戦が実現した。

 この対戦が即座に組まれた背景について高田延彦RIZIN統括本部長は「周囲の早く見たいという声で実現した。あれが木村選手の実力なのか? 前回は交通事故のようなもの。一瞬の綾でああなってしまった。もう一度ああなるかもしれないけど、また見たい。なにかやらかしてくれるんじゃないかと、みんなが期待している。果たして2人が打ち合ったらどんな試合になるんだろう? あれが本当の木村選手の実力なのか? みんながこの目で確認したいと思っている。そういう周囲の声で実現した」と話した。そして「誰よりも大きなプレッシャー、大きな十字架を背負って、この短いスパンでリベンジのリングに戻ってくるが、最高のパフォーマンスを見せてほしい」と続けた。

年末のRIZINで川尻vsクロン・グレイシーが正式決定

2016.11.01 Vol.677

 

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが11月1日、都内で会見を開き、格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に参戦する川尻達也の対戦相手がクロン・グレイシーに決まったことを発表した。

 川尻は宮本武蔵の「千日の稽古をもって鍛とし、万日の稽古をもって練とする」という言葉を引用し、「彼は28歳ですが生まれながらのファイターですから、既に1万日以上はファイター。MMAファイターとしてのキャリアは僕のほうが長いですけど、彼のほうがファイターとしてのキャリアが長いので、敬意を表して、全力で叩き切りたい。最先端のグレイシーであるクロン・グレイシーを倒して、新グレイシーハンターを名乗りたい」と独特の言い回しで決意を語った。

 UFC参戦以降はケージで戦っていたが「グラップラーにはリングが向いていて、ストライカーにはオクタゴンが向いている。僕はどちらかというと組む選手なので、リングのほうが向いている。それに長くリングで戦っていたので問題ない。(1R目が)10分だし、サッカーボールキックも踏みつけもある。それは僕が大好きなルールなので、より激しい試合になると思う。UFCでは勝つだけで周りには喜ばれた。でも日本では試合内容も問われる」とRIZINでの戦い方については問題なしのよう。

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