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4・17「RIZIN.1」グラップリングダブルバウトに田村潔司が出場

2016.04.01 Vol.663

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが1日会見を開き、「RIZIN.1」(4月17日、愛知県・日本ガイシホール)で行われるグラップリングダブルバウトに田村潔司が出場することを発表した。
 3月5日に「桜庭和志、所英男vsヴァンダレイ・シウバ、X」のカードが発表された時から榊原信行RIZIN 実行委員長は「田村潔司に交渉したい」と明かしていた。
 田村が「巌流島」(3月25日)に出場することから、正式決定はその後とみられていたが、田村がジャッキー・ゴーシュとの対戦で大きなダメージを受けたことからその動向に注目が集まっていた。
 田村は怪我について「鼻と頬骨を3か所骨折。1か所は完全骨折で、手術を勧められた」と説明。一度はRIZINへの出場を断念したが、「1~2日経つにつれて自分の不甲斐なさも含めて、RIZIN.1(出場)の機会をいただいて、僕自身そんなに先も長くないですし、お話をいただける時点で光栄だという気持ちになり、出場することが自分にとってもいいのかなと決断し、出場に至りました」と出場に踏み切った経緯を語った。
 高田延彦RIZIN 統括本部長は「本来であれば年末に出てもらいたかったファイターの一人。それは実現しなかったがRIZINのレギュラーイベントとなるRIZIN.1に、怪我を背負った形ですがカードがラインアップできて、この場に一緒に並んでいることを私自身幸せに思うし、ファンの方には大きな期待を持って見てもらいたい。1発目のグラップリングのダブルバウトはこの4人だから任せられるというところもあると思う。毎大会見たいと言われるような作品を残してもらいたい」と期待を込めた。
 ルールについては現在検討中で、15分3本勝負、10分×2R、15分のうちに一本を奪った数で勝敗を決めるケースなどさまざまな案が候補に上がっている。
 なお同大会はスカパー!のスカチャン0で独占ノーカット完全生中継されることも合わせて発表された。

4・10「Krush.65」上羽優希インタビュー「ここで負けるようだったら先はない。苦戦はしても最後は自分が優勝します」

2016.04.01 Vol.663

4月10日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.65」の[初代Krush -53kg王座決定トーナメント準決勝]で亀本勇翔と対戦する上羽優希のインタビューを公開。

4・24「K-1」松倉信太郎インタビュー「泥仕合にならないようにしっかり仕留める。日本人の自分が-70kgのベルトを日本に獲り返す」

2016.04.01 Vol.663

 4月24日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~」の-70kgスーパーファイトで秋元和也と対戦する松倉信太郎のインタビューを公開。

4・10「Krush.65」亀本勇翔インタビュー「Krushがあったから上京した。Krushへの想い入れは誰にも負けない」

2016.04.01 Vol.663

4月10日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.65」の[初代Krush -53kg王座決定トーナメント準決勝]で上羽優希と対戦する亀本勇翔のインタビューを公開。

銀座に新ランドマーク 東急プラザ銀座オープン

2016.03.31 Vol.663

 銀座の数寄屋橋に31日、東急プラザ銀座がオープンした。

 同日、オープンに合わせてテープカットセレモニーが行われ、スペシャルゲストとして木村佳乃が登場。木村は「銀座は品格のある大人の街」としたうえで、「東急プラザ銀座の江戸切子をモチーフにした建物の美しさに圧倒されました。私もぜひプライベートで友達や家族と訪れたい」と、期待に胸を膨らませていた。

 東急プラザ銀座には、ファッションアパレルのほか、ライフスタイルグッズの店舗、免税品店などが入っている。

妻夫木聡が新黒ラベルを堪能「僕自身が大人になれという年」

2016.03.31 Vol.663

 

 妻夫木聡が31日、六本木ヒルズ大屋根プラザでスタートした試飲イベント『サッポロ生ビール黒ラベル《パーフェクトデイズ2016》』の開催記念イベントに出席した。妻夫木は「毎年プライベートで来たいぐらいのイベント。ここでしか飲めないものがあるので、1本でもいいから飲んでほしい」と、熱っぽくPRした。

 今年のイベントでは、4月12日に数量限定で新発売される、黒ラベルブランド初のエクステンション商品『サッポロ生ビール黒ラベル エクストラブリュー』の樽生がサーブされる。いち早く新商品を味わった妻夫木は満面の笑みを浮かべ、「ビールの旨みを大切にしていて、ビールの良さを凝縮していると思う。ビールが得意じゃない方でも、ビール特有の味を味わってもらえるのでは」と語った。

 新商品の発売に合わせ、妻夫木出演の新CMも収録。7年という長きに渡って黒ラベルのCMに出演していることについて、「黒ラベルと一緒に成長している自分もいるのでうれしいですね。ただ(その間に)35歳になって、そろそろ僕自身が大人になれ!という年になってきていますが、でもまだ勉強させていただきたい」と、話した。CMは「黒ラベル 2016年 宣言篇」が4月1日から、そのほかも順次全国放映される。

 試飲イベント『サッポロ生ビール黒ラベル《パーフェクトデイズ2016》』は、六本木を皮切りに全国8都市で行われ、トータルで10万人の動員を見込む。東京での開催は、六本木ヒルズ大屋根プラザで4月6日まで。平日は16~22時、土日は12~22時まで。サッポロ生ビール黒ビール、同エクストラブリュー1杯ずつと缶詰おつまみ1品で1000円。また、4月30日まで、千葉工場、九州日田工場でも2種類の黒ラベルが味わえる。

4・10「Krush.65」紅絹インタビュー「私が全部かっさらうんで、KANA選手が輝けるのも今のうちです」

2016.03.30 Vol.663

 4月10日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.65」の「第2代Krush女子王座決定戦/-50kg契約/3分3R・延長1R」でKANAと対戦する紅絹のインタビューを公開。

――試合に向けての仕上がりはいかがですか?(※インタビューは公開練習後の囲み取材のもの)
「前の試合から間隔が空いているので色々と元気です。契約体重も(普段より重い)50kgなんでたっぷり食べて筋肉も脂肪も(笑)増えています」

――今はどんなことを意識して練習しているのですか?
「身体の使い方や自分のやりたいような動きができる練習をしています」

――手応えや自信は感じていますか?
「左のパンチには自信を持っています。フィジカルをしっかりやって肩を作り込んでいるんで、左ストレートには自信があります」

――今回がKrush初参戦ですが、Krushにはどんな印象を持っていますか?
「Krushは旗揚げ戦のころから見ていて、すごく華やかな場所という印象があって、いつか出たいと思っていました。なのに他の女子選手がKrushに先に呼ばれて、殴るのが好きな私が一番後回しにされていじけていました(苦笑)。でもやっとKrush参戦が決まってうれしいですね」

――もっと早く自分を出したらいいのに…と思っていましたか?
「若干、ですね。私は殴っても殴られるから試合は面白いし、綺麗な試合ができない分、無茶するんで暴れるような試合をしたいと思っています。ずっとそれをKrushでやってみたいと思っていました」

――Krushは暴れがいがある場所ですか?
「そうですね。しかも初参戦でベルトを巻くチャンスだし、ポスターまで作ってもらってうれしいです。まぁ、これは相手のおかげというのもあるんですけど、そのきっかけを作ってくれたKANA選手には感謝しています。でも私が全部かっさらおうと思っているんで、KANA選手が輝けるのも今のうちです」

――KANA選手にいはどんな印象を持っていますか?
「イケメンですね。Krush一のイケメン。ポスターを作ってもらったんですけど、周りから『対戦相手は男なの?』と聞かれるくらい。どれだけパンチが強いか楽しみですね~」

――倒されない自信はありますか?
「自信はいつもないんですよ。でもKANA選手は私の打たれ強さ知らないでしょ?  KANA選手は今まで3人倒しているみたいだけど、そのくらいで私を倒すと言われても説得力がないです」

――紅絹選手は40戦以上やってきて試合中に攻撃が効いたことはありますか?
「効くことはあります。でも倒れません。牛乳飲んでも背が伸びなかったけど、それで骨が強くなったのでよかったかな、と」

――KANA選手はデビューから負け知らずですが、勝つイメージは出来上がっていますか?
「ちゃんとは出来上がっていないですけど…私はまともにはやらないし、きれいに戦えるタイプではないので、好きなように戦います」

――今回は女子王座決定戦ですが、Krushでの目標を聞かせてください。
「Krushのベルトを獲って評価されたいという想いがあるんで、必ずベルトを獲って知名度を上げたいです。あと私は戦績も長い分、自分に勝っている選手もいるので一人一人呼び出して倒していきたいですね」

――同じ日には-70kgのタイトルマッチも組まれていますが、試合内容やインパクトでも負けたくないですか?
「女子の試合とは20kg差あるうえに男性なので、迫力には差があると思います。だけど動きや試合の面白さで、女子のタイトルマッチが面白いということを印象付けたいです」

――それではこの試合を楽しみにしているファンのみなさんにメッセージをお願いします。
「私はコスチュームが牛なんですけど、紅絹=牛の子として浸透してほしいし、変なかっこうをしているけどキャラだけじゃなくて試合も面白いんで、楽しみにしてください。私の応援はしなくてもいいんで、試合を見に来てください」

千原ジュニア、豚丼復活に大喜び「甥と一緒に行きたい」

2016.03.30 Vol.663

 

 千原ジュニアが30日、都内で行われた吉野家の商品発表会に出席した。来月6日に豚丼の再登場が決定。ジュニアはそのCMに出演する。

 復活CMは、ジュニアが復活した豚丼をおいしそうにほおばり、本音も漏れるような、さわやかな内容。あまりのさわやかさをほめられると、ジュニアは「たまたま」との答え。「年に3日ぐらい調子のいい日があるんですが、たまたまその日(CMの撮影日)が調子が良かった」。撮影については、「お箸が止まらず勝手に食べてました。短時間で撮影が終わって、おなかもいっぱいになって良かった」と振り返った。

 この日はまた、ジュニア42歳の誕生日。サプライズで42人分の豚丼がプレゼントされると、ジュニアには「若手を連れてくれば良かった!」と本気で悔しがった。誕生日に合わせて、兄せいじの息子から手作りの生キャラメルをプレゼントされたそうで、「親戚のおっさんに手作りプレゼントって堪らない! 一緒に吉野家にいこうかな」と、コメント。自身のジュニアと行く可能性について聞かれると、「予定はないですが…いつか…」と、笑顔を見せた。

 豚丼は4月6日から発売開始。6日10時から12日20時まで、並盛を300円で販売するセールを行う。通常は並盛330円。

4・24「K-1」武尊インタビュー「格闘技以外のジャンルの人たちにもすごいと思われる試合をしたい」

2016.03.30 Vol.663

 4月24日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~」の-55kgスーパーファイトでヨーセンチャイ・ソー.ソーピットと対戦する-55kg王者・武尊のインタビューを公開。

――いよいよ対戦相手も決まり、武尊選手の希望通りにタイのムエタイファイターとの対戦になりました
「大晦日から約4カ月空いたんですけど、やっと試合だなっていうワクワクな感じです」

――試合間隔が4カ月空くと試合が待ち遠しくなりますか?
「そうですね。でも逆にこの期間が新鮮で、試合が決まっていると試合のための練習になってしまうのですが、今回は自分の身体のことだったり、新しい技だったり、試合前とは違うことを考えながら練習ができました。今まで出来なかったことができたので、すごく成長できる時間でしたね」

――早く練習の成果を試合で試したいですか?
「それはすごくあります。大晦日の前から色々と倒す技を練習しているんですけど、今それが形になってきているので、早く試合で見せたいですね」

――対戦相手はプロムエタイ協会王者の肩書を持つヨーセンチャイ選手です。武尊選手もタイ人の強さは理解していると思いますが、攻略のイメージは出来上がっていますか?
「これは僕の持論なんですけど、ムエタイのペースに入ったらタイ人には敵わないと思うんです。でも僕がやってきたK-1スタイルで戦えば倒すことはできると思います」

――それだけK-1ルール・スタイルの自分に自信があるということですか?
「僕はK-1に出る前からも出てからも、色んなタイプの選手と戦ってきて、自分はどんな選手にも対応できると思っています。言い方を変えれば誰が相手でも噛み合う試合になって、それは相手の攻撃が当たるかもしれないけど、僕の攻撃も当たるということ。そして僕は自分の攻撃が当たれば倒す自信があります」

――軽量級のファイターがムエタイに挑んで勝つ姿を見たい格闘技ファンは多いですが、武尊選手もそれをやってみたいという気持ちですか?
「はい。だからずっとタイ人と戦いたいと言ってきたし、タイ人に勝てばもっと多くの人たちに僕の実力が認められると思います。今まで色んな選手が”打倒ムエタイ”にチャレンジしてきたと思いますが、僕はK-1スタイルで”打倒ムエタイ”をやりたいと思います」

――3・4代々木大会は非常に盛り上がった大会になりました。刺激を受けると同時に自分だったらもっと盛り上げられると思いましたか?
「今年最初のK-1の大会があれだけ盛り上がってくれて、心からうれしいと思いました。でもその反面、僕は目立ちたがり屋なんで(笑)、4月は僕がもっと目立ってやろうという良いモチベーションになりました」

――昨年はK-1のベルトを獲って初防衛、大晦日RIZINへの出場もありました。変化の多い1年だったと思いますが、今年はどんなものを見せていきたいですか?
「去年一年でファンの方もすごく増えて状況が変わったんですけど、僕の中ではまだまだ山で言ったら一合目。格闘家としての強さも知名度も、もっと上を目指しています。だからこそ今の自分には伸びしろもあるし、やらなきゃいけないことはたくさんあります。他の選手に対してもそうですけど、格闘技以外のジャンルの人たちにもすごいなと思われる試合をしたいですね」

―― -55kgは今年11月に日本代表決定トーナメント、来年2月に世界最強決定トーナメントが開催されます。そこに向けてどんな試合を見せていきたいですか?
「僕は自分がリングに立って試合を見せれば、それで十分に伝わると思います。だからトーナメントやタイトルマッチは飾り付けのようなものなので、特には意識していません。とにかく自分が誰よりも目立って注目される試合をしたいです」

――誰も追いつけないような突き抜けた存在になりたいですか?
「そうですね。道歩いていたら誰もが振り向くくらいのK-1ファイターになりたいです」

4・24「K-1」秋元和也インタビュー「松倉選手には舐められている。下馬評なんて関係ないよって感じでぶっ倒します」

2016.03.30 Vol.663

 4月24日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~」の-70kgスーパーファイトで松倉信太郎と対戦する秋元和也のインタビューを公開。

――昨年9月以来のK-1参戦となりました。試合が決まった時はどんな心境でしたか?
「『来たな、松倉!』って感じですね」

――K-1に出ること以上松倉選手と戦うという部分で燃えたわけですね。
「はい。これで自分が燃え尽きるか、さらに燃えていくか。それはこの試合の結果次第です。ここで松倉選手に勝てば一気にバーン!と行ける気がするし、逆に負けると燃え尽きかねない。そのくらい“かかっている”試合です」

――松倉選手とは2012年にKrushで対戦して敗れていますが、この時はキャリア3戦目でキックボクシングを始めて3年ほどだったんですよね。
「そのくらいですね。当時のキャリアにしてはまあまあやり合えたと思うんですけど、やっぱり力の差は感じました」

――当時はどこに差を感じたのですか?
「細かい技術面ですね。あの時は技術も何もなくてどんどん前に出て打ち合う練習しかしてなかったんです。だから荒いファイトの僕vs強くて上手さがある松倉選手という試合だったと思います」

――秋元選手もそれからキャリアを積んで、昨年の-70kg初代王座決定トーナメントではリザーブファイトにも抜擢され、強豪セルゲイ・アダムチャックと接戦を繰り広げました。その後も2連勝と勢いに乗っていますが、どこに成長の手応えは感じていますか?
「自分のファイトスタイルを確立したことですね。だからこそここで松倉選手に勝たないと、この3年半が無駄になってしまう。今の完成した自分で松倉選手に勝てなかったら…もうダメですね」

――対戦カード発表会見では松倉選手から「強いとは思うけど俺がやりたい相手じゃない」と相手にしていないと言わんばかりのコメントもありました。
「松倉選手はもっとレベルの高い相手を想定して練習していたんだと思うし、それだけの実力もあると思います。でも若干なめられてますよね」

――秋元選手は秋元選手で自分がやってきたことは松倉選手に負けていないという自信を持っていますよね?
「向こうは僕のことを相手にしていないかもしれないですけど、松倉選手が僕に勝ってトップ選手たちと戦っていったように、僕も松倉選手に負けてから成長してきたと思います。その中で『今なら勝てる』と『まだ勝てない』の起伏があって、まさに今は『今なら勝てる』と思っている時期なんですよね。だからいいタイミングでこの試合を組んでもらえたと思います」

――下馬評では松倉選手有利だと思います。それを覆して回りを驚かせたいですか?
「そうですね。下馬評なんて関係ないよって感じでぶっ倒します。だって今の松倉選手の試合は上手く戦って…みたいな感じで、試合が面白くないじゃないですか。でも僕とやれば面白い試合になると思うんで、それをK-1の舞台で魅せますよ」

――その上で2016年の目標を聞かせていただけますか?
「今年は(K-1・Krushで)タイトルを獲ると決めているんで、強い選手に勝って自分の実力を証明して、年内にはタイトルに絡んでいきたいです」

4・10「Krush.65」王者・中島弘貴インタビュー 「自分が負けると日本の-70kgが終わる気がする。ピケオーに勝って存在感を見せます」

2016.03.30 Vol.663

 4月10日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.65」の「Krush-70kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R」で挑戦者ジョーダン・ピケオーと対戦する王者・中島弘貴のインタビューを公開。

――試合まで約3週間ですが、今の練習の状況を教えてください。(※インタビューは公開練習後の囲み取材のもの)
「去年からずっと休まずに練習を続けていて、今は週6日間、フィジカルも含めてしっかり練習しています」

――休まず練習を続けているということですが、体調やコンディションはいかが?
「休んでいない分、体調はいいです。フィジカルも休むと落ちてしまうんで、この2~3年は休まずにずっと続けています。体重も身体もでかくなってきたんで、外国人が相手でも身体(フィジカル)負けしないと思います」

――体重も増えているのですか?
「去年は通常体重が73~74kgだったんですけど、今は75kgくらいまで増えました」

――フィジカルトレーニングの効果は感じていますか?
「ミットを持ってくれるトレーナーも攻撃力が上がっていると言ってくれるし、自分でもそれを感じます」

――フィジカル面以外での成長はどうでしょう?
「去年は蹴りを使って試合をしていたんですけど、ずっとパンチも練習していたんですね。今は試合の状況に合わせてどちらも出せるので、オールラウンダ―的に戦えると思います」

――蹴りを意識していたのは、去年の時点では蹴りを強化しようと思っていたからですか?
「試合前に『蹴りで組み立てよう』と考えてやることはなくて、その時の状況に応じてそうなったという感じですね」

――では徐々にパーツが揃ってきたという感じですか?
「そうですね。今は自分で試合を組み立てられるし、頭で考えて戦えるようになりました」

――今回はピケオーという海外の強豪を挑戦者に迎えての防衛戦です。どんなテーマを持っていますか?
「とりあえず勝つ、ですね。自分が負けちゃうと日本の-70kgが終わっちゃう気がするんで」

――ピケオーにはどんな印象を持っていますか?
「去年7月にK-1に出たあとの海外の試合もYouTubeで調べてチェックしています。K-1以降、8~9試合やっていて、ほとんど勝っているんで経験も積んでいると思います」

――かなり勢いがあると思うのですが、そこにどう対処していこうと考えていますか?
「自分も自分では勢いがあると思っているんで、そこでは負けていないと思います」

――先ほど『自分が蒔けると-70kgが終わってしまう』という言葉がありましたが、日本人が存在感を見せないといけないという想いが強いですか?
「-70kgは今の選手では世界に通用しないと思われているだろうし、この試合も下馬評ではピケオーが有利という声が多いかもしれません。そういう中で僕が負けたら、他に選手がいなくなってしまうのかな、と」

――今大会では同じ-70kgで戦ってきた山本優弥選手の引退セレモニーも行われます。
「K-1MAXに出ていて今でもやっている選手は自分くらいしかいないと思うし、当時アルバート・クラウスとやった時は全く歯が立ちませんでした。だから今こそ世界のトップクラスに勝ちたいと思うし、そうじゃないと今まで何やってきたんだっていうのが自分の中にもあります。今回はピケオーにしっかり勝ちたいです」

―― -70kgという階級としての存在感も見せたいですか?
「-70kgは他の階級に比べると存在感が薄いし、選手の数も少ないんで、僕がピケオーに勝てば注目度も上がると思います。それで今年中にK-1のベルトも獲りたいです」

――Krush-70kgの防衛戦でもあり、K-1 WORLD GP-70kg初代王座決定トーナメントの準優勝者と戦うことも大きいわけですね。
「そうですね。やっぱり自分は世界のトップクラスとやりたかったんで。試合が近づくにつれて恐怖感も出てきますけど、今は楽しみという気持ちもあります」

――この試合を楽しみにしているファンのみなさんにメッセージをいただけますか?
「Krushのリングで世界トップクラスの試合を見せて、しっかりベルトを防衛します。外国人にはベルトを渡さないようにベルトを守るので応援よろしくお願いします」

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