SearchSearch

KEY WORD で見るニュース<2016.2.19〜2016.3.10>ペヨング ソースやきそば、アダムズ方式、保育園落ちた日本死ね!、受信料長州力

2016.03.11 Vol.662

ペヨング ソースやきそば

 ペヤングの「まるか食品」が3月14日に東北、関東、静岡、甲信越、中京、北陸で、3月28日に関西、中四国、山陰、九州で発売する新商品。麺の量を減らした姉妹品のよう。同社サイトの商品説明には「ペヨング ソースやきそば? 気になる本家との味の違いは食べてみてのお楽しみ!」と書かれている。

アダムズ方式

 都道府県など一定の地域の人口に基づき、それぞれに何議席配分するかを決める計算方式の一つ。米国の第6代大統領を務めたアダムズ氏が提唱したとされる。衆院議長の諮問機関「衆院選挙制度に関する調査会」の答申の中に盛り込まれた。野党は答申に賛同している。難色を示していた自民党は公明党が導入方針を明確にするよう強く求めていることから平成32年の国勢調査に基づき導入する方針を固めた。

保育園落ちた日本死ね!

 子どもを保育園に入れられなかった母親によって2月15日に書かれたとされるはてな匿名ブログのタイトル。ネットで拡散し、テレビが取り上げたことで大きな話題となった。2月29日の衆院予算委員会で民主党の山尾志桜里議員が内容を紹介し、一気に国政レベルの話に飛躍。これをきっかけに待機児童解消を求めてインターネットで2万7682人分の署名が集まり、“保活”中の母親らが9日、塩崎恭久厚生労働相に署名を提出した。

受信料長州力

 NHKが開設を計画していた、若者に受信料制度の理解を深めてもらうことを目的とした、プロレスラーの長州力が案内役を務めるサイト。NHK広報局のツイッターが4日、「視聴者の皆さまから様々なご意見を頂き、私どもの意図を正しくお伝えすることが難しいと考え、開設を中止しました」と発表した。長州と徴収をひっかけたもののようだが、プロレスファン以外のの怒りを買い、かちくらわされた格好?

仮想通貨

 政府は4日、「ビットコイン」などインターネット上の仮想通貨に対する初の法規制案を閣議決定した。仮想通貨に「貨幣の機能」を認め、取引所を登録制とし監督強化することなどを盛り込んだ。仮想通貨をめぐっては、世界大手取引所の経営破綻などを機に、利用者保護などのルール作りが求められており、政府は規制を通じて、仮想通貨の健全な利用拡大を目指す。

今週の一言<2016.2.19〜2016.3.10>

2016.03.11 Vol.662

 資金管理団体をめぐる業務上横領事件で政治資金の一部を個人的な使途に流用した疑いが指摘されている田母神俊雄氏「冤罪みたいなものだと思っている」(8日)、選対本部長を務めていた水島総氏「事務長は『みんなに謝礼を配りたい』と言ってきて、私にも400万円を渡そうとしたが断った」
→さてどっちがホントのことを言っているのか…。

 民主党の野田前首相が野党勢力の結集について「一番足を引っ張った(小沢)元代表さえ来なければ、あとは全部、私はのみ込もうと思っている」(3日、「連合」の集会での挨拶で)、対して小沢一郎は「野党団結にどれほど国民が期待しているかを考えると、そういうレベルの話をしているときではない」(8日の記者会見で)
→結集しなきゃ勝負にならないだろうが。

 2020年東京五輪・パラリンピック大会 組織委員会の森喜朗会長が新国立競技場の聖火台設置をめぐる問題で「一番悪いのは馳浩(文科相)です。文部科学省です」(5日)
→馳じゃないだろうよ。

 維新の党の江田憲司前代表「『みんなの党』や『結いの党』のような“キラキラネーム”ではなく、政治理念や政治信条を化体した本格的な名前にしていかなければならない」(2月27日、党会合で)
→で、どうなるかな。

 日本銀行の黒田東彦総裁「個人の預金金利がマイナスになることはないと思う」(朝日新聞の単独インタビューで)
→思う?

 元兵庫県議、野々村竜太郎被告の弁護団が「記憶障害」の診断書を証拠請求しなかったことについて「法廷がすべて。想像にお任せします」(2月22日の公判終了後)
→じゃ想像するぞ。

JRA16年ぶり女性ジョッキー

2016.03.11 Vol.662

 日本中央競馬界(JRA)では16年ぶりの女性ジョッキーとなる藤田菜七子(18)が5日、中山競馬場でJRAデビューを飾った。藤田はこれに先駆け、3日の川崎競馬で騎手デビューを果たしている。

 川崎では6レースに騎乗し、初騎乗の1Rこそ9頭立ての8着に終わったが、5Rでは頭差の2着と初連対。5日は2Rでは3番人気のネイチャーポイントに騎乗し、最後の直線で怒涛の追い上げを見せ2着に入線した。この日はこの1鞍。6日は2レースに騎乗し9、11着だった。

シャラポワ禁止薬物服用

2016.03.11 Vol.662

 女子テニスで元世界ランキング1位のマリア・シャラポワ(28)=ロシア=が7日、米カリフォルニア州ロサンゼルスのホテルで記者会見し、1月の全豪オープンのドーピング検査で、禁止薬物の陽性反応が出たことを明らかにした。

 陽性反応が出たのはメルドニウムという薬物。シャラポワは2006年以降、医師に処方され服用していたことを認めたが、「この薬が今年(1月)から禁止薬物に指定されたことを知らなかった」と釈明した。引退は否定した。

「嫌われ者」同士の戦い?

2016.03.11 Vol.662

 米大統領選の民主、共和両党の候補指名争いで予備選や党員集会が集中する「スーパーチューズデー」(3月1日)で、11州で候補者選びを実施。共和党は不動産王のドナルド・トランプ氏(69)が7州で勝利、民主党はヒラリー・クリントン前国務長官(68)が7州で勝利した。その後も予備選は続き、8日の時点で共和党はトランプ氏が446人、クルーズ氏が347人獲得。民主党はクリントン氏が1220人、サンダース氏が571人獲得している。

 11月8日投票の大統領選はクリントン氏対トランプ氏の対決となる可能性が高まっているが、両氏は高支持率の一方で「嫌われ度」も高く、両氏が対決すれば、「嫌われ者」同士の戦いとなる。

星野源にCDショップ大賞「大賞は全然違う!」

2016.03.11 Vol.662

 全国のCDショップ店員が選ぶ『CDショップ大賞 2016』が9日発表され、星野源のアルバム『YELLOW DANCER』が輝いた。星野は「前回のアルバムでは準大賞をいただいて、すべてのアルバムで入賞させていただいています。ディカプリオのように大賞はもらえないかと思っていたんですが、彼が(オスカーを)受賞した同じ年に受賞できてうれしい」と喜びを爆発させるとともに、「大賞は全然違いますね。“準”と“大”の間には大きな川が流れている…」と話した。

 受賞作品の『YELLOW DANCER』は、星野いわく「やりたいと思ったことをやった」。幼少期から親しんでいたというブラックミュージックをJ-POPと融合させて、自分の音楽を作ったという。「聴きどころはスネア。大きなスピーカーで聴いてもらうと分かると思うんですが、止まるんです。バスドラとスネアのバランスを聴いて」と、PRした。

 準大賞には、水曜日のカンパネラ『ジパング』、WANIMA『Are You Coming?』が選ばれた。水曜日のカンパネラのコムアイは準大賞であることを素直に悔しがり、現在制作中という次回作に期待してほしいとメッセージを送った。

『CDショップ大賞』は全国のCDショップ店員の投票のみで選出される賞で、『CDショップ大賞 2016』は2015年1月1日〜同12月31日までにリリースされたベスト盤を除く邦楽オリジナルアルバムが選考対象。クラシック賞、ジャズ賞、演歌賞、マエストロ賞などが設けられている。

辺野古訴訟で国と県が和解

2016.03.11 Vol.662

 安倍晋三首相は4日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐる代執行訴訟で、福岡高裁那覇支部が示した埋め立て工事の中止を含む和解案の受け入れを決定し、沖縄県も受け入れ和解が成立した。

 和解案では、県が国を相手取って別途起こす訴訟の判決確定まで問題解決に向けた協議を行い、同判決後は判決内容に従って双方が手続きすることを確約するとしている。

TOKYO[5 weeks]TOPICS Last 3 weeks 2/19〜3/8

2016.03.11 Vol.662

2月19日(金)
◆W杯ジャンプ女子で高梨沙羅が2季ぶり3度目の総合V

2月20日(土)
◆米大統領選予備選でヒラリー氏とトランプ氏2勝目

2月21日(日)
◆シリアで連続テロ、127人死亡
◆ロッテのナバーロを銃刀法違反(所持)容疑で現行犯逮捕

2月22日(月)
◆野々村竜太郎被告の二度目の公判
◆千葉県流山市立の小中学校が新年度から組み体操廃止
◆米国とロシアがシリア停戦に関する条件に合意

2月23日(火)
◆清原和博容疑者を覚せい剤取締法違反(使用)容疑で再逮捕
◆香川と長野の2人の男性に同一のマイナンバー割り振り発覚

2月24日(水)
◆民主党が臨時常任幹事会で維新の党との合流を了承

2月25日(木)
◆大阪・梅田で乗用車が暴走し、1人死亡
◆川崎市の男子高生がジカ熱感染
◆女子マラソンの福士加代子が名古屋ウィメンズにエントリー

2月26日(金)
◆民主党の鈴木貴子衆院議員が離党届を提出
◆オノ・ヨーコさんが急病で搬送、翌日には退院
◆FIFA会長選で新会長にインファンティノ氏選出

2月27日(土)
◆スーパーラグビー、日本チームのサンウルブズが初戦敗れる
◆スーパーラグビー、五郎丸がデビュー

2月28日(日)
◆東京マラソンで日本勢は高宮の8位が最高、学生ランナーが健闘

2月29日(月)
◆福島原発事故で東電元会長ら3人を強制起訴

3月1日(火)
◆民主党が鈴木貴子衆院議員を除籍処分とすることを正式決定
◆女子マラソンの福士加代子が名古屋ウィメンズ欠場を発表

3月2日(水)
◆国連安保理が北朝鮮への制裁決議採択(日本時間3日未明)
◆ゴルフの石川遼が結婚発表
◆松方弘樹「脳リンパ腫」と診断

3月3日(木)
◆遠藤五輪相が東京五輪聖火台を競技場外に設置の可能性明かす
◆プロレスラーのハヤブサこと江崎英治さんが死去。47歳

3月4日(金)
◆三鷹の女子高生殺害事件の池永チャールストーマス被告が「リベンジポルノ」認める
◆ボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチで王者・山中慎介が10度目の防衛

3月5日(土)
◆JRA16年ぶりの女性ジョッキー・藤田菜七子がJRAデビュー

3月6日(日)
◆イラクで自爆テロ、 60人死亡
◆びわ湖毎日マラソンで北島寿典が日本勢トップの2位
◆サンフレッチェ広島の佐藤寿人がJ1最多の158点目
◆卓球の世界選手権団体戦で日本は男女とも準優勝

3月7日(月)
◆米韓が合同軍事演習を開始
◆東京地検特捜部が田母神氏の資金管理団体事務所などを家宅捜索
◆リオ五輪女子サッカーアジア最終予選で中国が韓国に勝利、なでしこジャパンはリオ五輪出場権逃す
◆女子テニスのシャラポワが薬物検査で禁止薬物の陽性反応が出たことを発表
◆ブルームバーグ前NY市長が米大統領選への出馬見送り表明

3月8日(火)
◆砂川事件の再審請求を棄却
◆女性の再婚禁止期間100日に短縮を閣議決定
◆プロ野球、巨人が高木京介投手の野球賭博関与を発表。渡辺恒雄最高顧問、白石興二郎オーナー、桃井恒和球団会長が辞任

巨人から4人目 高木投手が野球賭博関与を告白

2016.03.10 Vol.662

 巨人は8日、東京都千代田区の読売新聞東京本社で会見し、高木京介投手(26)が野球賭博に関与していた疑いがあるとして、日本野球機構(NPB)の熊崎勝彦コミッショナーに告発すると発表した。今回の新たな賭博関与を受けて、渡辺恒雄最高顧問、白石興二郎オーナー、桃井恒和会長が引責辞任、高木投手を8日付で謹慎処分とすることを決定した。

 球団によると、週刊文春から高木投手の野球賭博への関与を示唆する取材があったことから、3月1日から調査を開始。当初は「名前を貸していただけ」と否定していたが、8日になって関与を認めたという。

 9日には東京・大手町の球団事務所で高木投手が謝罪会見を開いた。

 2015年の10月に福田聡志、笠原将生元投手らによる野球賭博が発覚してから約5カ月。「最初に福田さんの野球賭博が発覚したことで、すごくびくびくしていた」高木投手のもとに胴元との仲介役とされる男性が訪れ、「君は大丈夫だから」といって安心させたという。その後も「不安なら一度話し合いをしよう」と持ちかけ、2人は東京・新宿で落ち合って「高木京は笠原に賭博の名義貸しをしていた」ということで口裏を合わせた。高木投手は「僕はそこで安心してしまい、大丈夫だと思ってしまった」という。

 しかし賭博への関与について週刊誌の取材が入ったことから日に日に精神的に追い詰められ、今月7日に妻や両親と家族会議の末、「(球団に)本当の真実をしゃべる」と決意したという。
 仲介役とされる男性については「最初はいい人だと思ったが、今はすごく怖い、恐ろしい人だと思う」と語った。

深津絵里と中村七之助がW主演の舞台『ETERNAL CHIKAMATSU』上演開始

2016.03.10 Vol.661

 

 深津絵里と中村七之助がW主演を務める舞台『ETERNAL CHIKAMATSU-近松門左衛門「心中天網島」より—』(演出・デヴィッド・ルヴォー)が10日、幕を開けた。

 同作はルヴォー氏が、かつて故中村勘三郎とともに近松の世界を作品化しようと約束しあっていたことがきっかけとなった作品。

 近松門左衛門の『心中天網島』をベースに、自らも作家・演出家として活躍し、そして翻訳家としての顔も持つ谷賢一が脚本を担当。ルヴォー氏と何度もディスカッションを繰り広げこの物語が出来上がったという。

『心中天網島』は遊女・小春、治兵衛、その妻・おさんの三角関係を描いた作品。本作では過去と現代という2つの世界を行き来しつつ”究極の愛”を描いている。

チケット7分で完売! エディ・レッドメイン、ジャパンプレミアに登場

2016.03.10 Vol.661

 昨年『博士と彼女のセオリー』で一躍、若手演技派俳優のトップに躍り出たエディ・レッドメインが最新作『リリーのすべて』のPRで来日。9日、都内にて行われたジャパンプレミアに登場し、約1000人ものファンから大声援を受けた。
『リリーのすべて』は、1920年代に自分の中の“女性”に気付いた主人公が妻に支えられながら自分らしく生きようとする姿を描いた感動作。先日発表された第88回アカデミー賞では、主要4部門にノミネートされ、妻を演じたハリウッドの新星アリシア・ヴィキャンデルは助演女優賞に輝いた。
 監督のトム・フーパー、妻のハンナ・レッドメインとともに姿を現したエディは、日本のファンの熱気にうれしそうな笑顔を見せ、真摯にファンサービスを行った。
 このレッドカーペットイベントは20倍の倍率、ジャパンプレミアは7分でチケットが完売したことを知らされたエディは「わお!ありがとう!! 以前『レ・ミゼラブル』のプロモーションで短い間来日しましたが、日本をあまり満喫できなかったので、今回皆さんのサポートを直で感じることができてうれしいです」と大喜び。今回の来日では「朝4、5時に築地の競りを見に行こうとしたんですが、その時間は観光客が入れなくて、明治神宮を見に行ったんです。そうしたら、少し雨が降っていて、霧もかかり、とても美しい風景でした。そして、一番忙しい場所と聞いた渋谷にも行きましたが、早朝の5時45分だったので、誰もいませんでした(笑)」と笑いを誘った。
 同作についてエディは「自分が初めて脚本を見た時、こんなストーリーは見たことがないと驚きました。20世紀最大のラブストーリーとも感じました」と熱く語り、日本のファンに自信作を届けた喜びをあらわにしていた。
『リリーのすべて』は3月18日(金)より全国公開。

Copyrighted Image