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未来を選べ。『第3回 3.11映画祭』

2016.02.22 Vol.661

 毎年、3月11日前後にアーツ千代田 3331をメイン会場に全国のサテライト会場で同時期開催する映画祭。3回目を迎える今年も、多種多様な個人、団体が参加し、映画上映を中心にトークイベントやライブ、体験イベントなどを実施する。

 メインとなる映画祭では、人間とロボットによる共演が話題を呼んだ深田晃司監督作『さようなら』や、福島県双葉町を追った舩橋淳監督作『フタバから遠く離れて 2016 総集編』、地震の犠牲になった家族の喪失と再生を描く杉田真一監督作『人の望みの喜びよ』など16本を上映予定。震災以降の現状を伝えるドキュメンタリーから、人の思いや絆を見つめる物語まで、映画を通して、東日本大震災を機に浮かび上がった課題や問いを、多くの人と共有するきっかけとなるはず。

 会期中は映画上映の他、ラッパー・ガクエムシー率いるアーティストによるキャンドルライブ『アカリトライブ』や、都会のど真ん中でキャンプを楽しむ『アーバンキャンプ』(要事前申し込み)、映画祭の関連グッズや東日本大震災復興活動に関連したグッズや食品の販売・展示なども実施。

『第3回 3.11映画祭』
【期間】3月11日(金)〜14(月)※3/8にプレトーク開催
【会場】アーツ千代田 3331 ほか全国のサテライト会場 ※前売り・当日参加の詳細は公式サイトにて確認を。【URL】 http://311movie.wawa.or.jp/

格闘家イケメンファイル Vol.43 ZSTの体操のお兄さん 上田 貴央(うえだ たかお)

2016.02.22 Vol.661

 小さなころから空手や柔道を習ったり、成長して格闘家にあこがれジムに通ったりした結果、総合格闘技の道へ入る選手が多い中、異色の経歴を持つ選手がいる。それが“ZSTの体操のお兄さん”こと上田貴央。その名の通り、器械体操出身の選手だ。

「小学校から大学までずっと体操をやっていました。総合格闘技を始めて約8年、体操は10年以上やっていたので、僕の今の格闘技のスキルは、体操以下だと思う。全然まだへたくそです(笑)。でも体操をやっていたことで、格闘技で生かせることもあります。一番は柔軟性。そして、体操では空中感覚と言うのですが、寝っ転がっていても自分がどういう状態なのか三次元的に分かる。これは寝技をやるにあたってはすごく有利です。それ以外で、体操をやっていたおかげで得したことはあまりありませんね(笑)」

 10年以上も体操漬けの毎日を送っていた上田少年。なぜ格闘技の道へ。

「中学生ぐらいまでは、無邪気に体操でオリンピックを夢見てられましたが、高校、大学になると分かるんです。オリンピックとなるとレベルが違うぞって(笑)。でも自分はやれることを精一杯やればいいと思っていましたし、楽しくできたので悔いはありません。格闘技の入り口はプロレス。高校生の時にドラゴンゲートという団体を見て、かっこいいなって。でもこの人たちって本当に強いのかなって疑問が起きて…。で、K-1とか他の格闘技をいろいろ見ているうちに総合格闘技が一番強いんじゃないかと。でも自分でやるとは思っていなかった。DNAも違うし、性格的にも向いていないと思っていましたので。それで、大学を卒業した時に、某舞浜の巨大テーマパークでショータレントになったんです。3年ほど続けていたのですが、今後もずっとショーマンをやっていくのかと考えた時に、格闘技に1回はチャレンジしないと、将来ずっと愚痴を言い続けるような気がして…。で、家が近いという理由で現在のジムに入門しました」
 プロデビュー8年にして、まだまだ伸びしろがあると語る。

「年間360日、1日5〜6時間も練習をやる体操に比べれば、週に2日も休みがあったので、練習は精神的にはきつくなかったです。でも体ができていたし、よく動くので初心者と思われず、スパーで思い切りやられた揚げ句、大したことないじゃんって(笑)。それに、今が一番強いのは間違いない。ただ、全部追い込んでいないので、伸びしろは全然ある。だって体がどこも痛くないんだもん(笑)。格闘家ってみなさん満身創痍でやっているじゃないですか。でも僕はどこも痛くないし、何も辛いところがない。完全に中学生の時と変わらないので、あと5年ぐらいはずっと伸び続けると思う。練習を休めない体操は、ケガをしないことが最重要事項。僕はそれが格闘家の中でも長けているし、自分の能力の上限を知っているから壊れない。それも強みだと思っています」

 4月17日(日)新宿FACEで開催される「ZST51.」で現バンタム級王座の柏崎剛と対戦する。

「彼と対戦したバンタム級の選手の中で、彼が勝っていないのは僕だけなんです。僕だけ引き分けている。決着がつかなかったらドローというルールだったんですけど、彼は勝ったと思っていると思います。確かに彼の支配する時間は長かったけど、こちらもポジションあげるよっていう感じでやっていたので、勝っていたと思われると、ちょっと困っちゃいますね(笑)。だから向こうは全力でやってくると思います。彼は本当に真剣に格闘技に取り組んでいますし、あの若さですべてのスキルがすごく高い。でも僕はウルトラマンですから、ピンチ、ピンチ、大逆転みたいな展開になると思う。大逆転の僕のスペシウム光線が当たれば勝ちます。当たらなかったら? ボコボコにされちゃうでしょうね(笑)。一か八か。それが一番面白いと思っている。生意気なことを言うようですが、今ZSTに出ている全選手の中で、一番僕がZSTです。彼はチャンピオンですが、僕がZSTですので、ZSTらしいしびれるような試合をお見せします! 

4・24 「K-1」-60kg日本代表決定トーナメントの組み合わせ発表で功也と皇治が一触即発

2016.02.22 Vol.661

「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~」(4月24日、東京・代々木競技場第二体育館)で開催されるトーナメントに出場する8選手と組み合わせが21日、発表された。
 1回戦の組み合わせは①山本真弘vs大雅、②レオナ・ぺタスvs. 闘士、③大沢文也vs. 明戸仁志、④卜部功也vs 皇治。①と②の勝者、③と④の勝者で準決勝を行う。優勝者には9月19日に行われる世界最強決定トーナメントへの出場権が与えられる。なお世界王者の卜部弘嵩は世界大会へのエントリーとなる。

TOKYO HEADLINE 編集部オススメMOVIE part.1(vol.661より)

2016.02.22 Vol.661

『クーパー家の晩餐会』

 1年に1度、クリスマスに集まるクーパー一族。しかし今年、両親は密かに離婚を決めており、集まった面々はそれぞれにやっかいな問題を抱えていた。最高のクリスマスにするはずが、それぞれの嘘が次々とバレていき…。

監督:ジェシー・ネルソン 出演:ダイアン・キートン、ジョン・グッドマン他/1時間47分/ギャガ配給/TOHOシネマズ シャンテ他にて公開  http://gaga.ne.jp/coopers/

マツコが十二単で新CMも「…つながりすぎ」

2016.02.22 Vol.661

 マツコ・デラックスが17日、都内で行われた『OCN モバイル ONE』の新CM発表会に出席した。現在通信関連のさまざまなサービスが提供されているなかで、同サービスが昔から格安SIMを提供してきたことを表現するCMで、十二単姿で横たわり、歌を詠むという内容。

 初めての十二単について「やってみて、女優ってすごい生き物だと思った。大奥とかこれで取っ組み合いとかするんでしょう?」と、コメント。CMについては、他社CMを引き合いに出し「…つながりすぎ。昔から格安SIMをやっているっていうための表現って……安直だわ。代理店のクリエイター不足を示してるわね。もう少ししたら白い犬が出てくるんじゃないかしら」と、チクリ。とはいえ、「でも、みんな仲良くやっていければ」とまとめた。

 この日は、ラグビートップリーグのNTTコミュニケーションズのシャイニングアークスの選手が登壇し、サービスの内容を紹介した。イベント終了後の取材でマツコは「後でちょっかい出そうと思ってたら、あっさり帰ってたわ!」と、残念そうだった。

中村倫也 × 佐々木希『星ガ丘ワンダーランド』

2016.02.22 Vol.661

コメディーからシリアスまで映画、ドラマ、舞台問わず多彩なジャンルで幅広い役どころを演じ分ける俳優・中村倫也と、2008年の映画デビュー以来、着々と女優としてステップアップしている佐々木希。仲の良い“先輩後輩”である2人が、真っ向から気持ちをぶつけ合った!? 話題の感動作を語る。

あのテーマパークが、ついにオープン『ジュラシック・ワールド』

2016.02.22 Vol.661

 日米ともに2015年No.1映画となった『ジュラシック・ワールド』のブルーレイ&DVDが発売される。新たに登場する恐竜たちはもちろんのこと、1作目からおなじみのティラノザウルス・レックスやヴェロキラプトルもさらに進化。さまざまな恐竜たちの大迫力映像がお茶の間で楽しめる。主演の2人の声を、玉木宏と木村佳乃が演じ、子役は松岡茉優、コミカルなシーンはオリエンタルラジオが演じるなど、吹き替えキャスト陣も充実。リリースを記念し、特製缶BOXを読者3名にプレゼント(係名:「ジュラシック・ワールド」)。

 

『ちはやふる ―上の句―』試写会に25組50名 

2016.02.22 Vol.661

 マンガ大賞受賞、「このマンガがすごい!オンナ編」第1位、第35回講談社漫画賞少女部門受賞と、漫画賞を席巻し累計発行部数1500万部超を誇る青春マンガの大本命がついに実写映画化! “競技かるた”に懸ける高校生たちの情熱、恋、夢を二部作で描く。

 主人公・千早(ちはや)役には映画『海街diary』、『バケモノの子』、『怒り』と話題作への出演が続く広瀬すず。他、野村周平、真剣佑、上白石萌音、 松岡茉優ら旬な若手キャストが勢ぞろいする。監督は『タイヨウのうた』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』など、青春映画に定評のある小泉徳宏。

 綾瀬千早、真島太一、綿谷新の3人はいつも一緒に“競技かるた”で遊ぶ幼なじみ。しかし家の事情で新と別れることになり、千早はいつか再会して新たにかるたの腕を認めてもらいたいと願う。高校生になった千早は新たに会いたい一心で“競技かるた部”創設を決意。高校で再会した太一とともに、部員集めに奔走する。なんとか部員を集め弱小ながら全国大会を目指し東京都予選に臨む…!

 3月『上の句』 4月『下の句』全国東宝系にて二部作連続公開

『スポットライト 世紀のスクープ』試写会に15組30名 

2016.02.22 Vol.661

 2002年1月、アメリカ東部の新聞「ボストン・グローブ」に全米を震撼させる記事が掲載された。暴かれたのは、地元ボストンの数十人もの神父による児童への性的虐待を、カトリック教会が組織ぐるみで隠蔽してきたという衝撃的なスキャンダル。1000人以上が被害を受けながら長年にわたって黙殺されてきたのはなぜなのか。そしてこの世紀のスクープを報じた記者たちの知られざる苦闘とは。

 2003年にピューリッツァー賞(公益部門)を受賞したボストン・グローブ紙の“スポットライト”チームによる調査報道の内幕を、記者たちの目線で克明に描いたジャーナリスト映画。『フォックスキャッチャー』のマーク・ラファロ、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で再評価されたマイケル・キートン、『きみに読む物語』のレイチェル・マクアダムスら実力派キャストが、巨大な権力を相手にジャーナリズムの正義を貫こうと奮闘するチームを熱演。4月15日(金) よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国公開。

『ルーム』試写会に15組30名

2016.02.22 Vol.661

 本年度ゴールデン・グローブ賞で、並み居る巨匠監督作、スター主演作を押しのけ、主演女優賞を受賞。他映画賞でも絶賛相次ぐ、感動のヒューマンドラマ。

 閉じ込められた“部屋”から脱出した母と子。何年もの間、世界と切り離されて生きてきた母、外の世界を知らずに育った息子。本当の人生を歩み始めた2人を待ち受ける、驚愕の運命とは。そして2人の愛が起こす感動の奇跡とは。

 息子とともに“部屋の外”へ踏み出し、人生を取り戻そうとする母親役に『ショート・ターム』のブリー・ラーソン。衝撃的な事情を抱える難役を見事に演じきり、かつてない愛の物語を体現。ゴールデン・グローブ賞で主演女優賞に輝いた。ジョアン・アレン、ウィリアム・H・メイシーら演技派が脇を固める。監督は『FRANK-フランク-』のレニー・アブラハムソン。

 4月8日(金)よりTOHO シネマズ 新宿ほか全国順次公開。

テイラー・スウィフト、グラミー快挙!世界最大の音楽の祭典で年間最優秀アルバム含む三冠!

2016.02.21 Vol.661

 世界最高峰の音楽の祭典『グラミー賞授賞式』が15日(日本時間16日)、米ロサンゼルスのステープルズ・センターで開催された。通算第58回目となるアワードでは、テイラー・スウィフトが、アルバム『1989』で主要賞のひとつ『年間最優秀アルバム』を獲得。さらに、『最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム』『最優秀ミュージック・ビデオ』と3冠を達成した。テイラーが『年間最優秀アルバム』を受賞するのは2回目で、2010年のグラミーでアワード史上最年少の20歳で同賞を受賞している。

 トロフィーを手にしたテイラーは、「年間最優秀アルバムを2度受賞した初めての女性として、すべての若い女の子たちに伝えたいことがあるの」とスピーチ。「あなたが歩んでいく途中で、あなたの成功を邪魔したり、あなたが達成したことや、あなたの名声を、自分の手柄にしようとする人がいると思うわ。でもね、そういう人たちに邪魔なんてさせないで。自分の作品、やることに集中するの。そうすれば、すべて、あなたと、あなたを愛してくれた人たちのおかげだと分かるわ」と、熱っぽく語った。

 グラミー賞授賞式は、その結果もさることながら、豪華なアーティストたちによるライブパフォーマンスも見どころ。テイラーはこの日、そのオープニングを担当。受賞作となったアルバム『1989』収録の『アウト・オブ・ザ・ウッズ』をパフォーマンスした。楽曲の壮大な世界観をそのままステージ上で再現したようなライブに会場はもちろん、世界中のオーディエンスの心を揺さぶった。

 他主要賞には、『年間最優秀レコード』には『Uptown Funk』マーク・ロンソン ft.ブルーノ・マーズ、『年間最優秀楽曲』にはテイラーの親友でもある英シンガーソングライターのエド・シーラン『Thinking Out Loud』、『最優秀新人賞』にはメーガン・トレイナーが輝いた。最多となる11部門でノミネートされていたラッパーのケンドリック・ラマーは主要賞こそ逃したが最多5冠だった。最優秀オペラ・レコーディングでは小澤征爾が指揮したオぺラ・アルバム『Ravel: L’Enfant Et Les Sortileges; Sheherazade』が受賞している。

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