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格闘家イケメンファイル Vol.40 ダイナマイトキッド 小澤海斗(おざわ かいと)

2016.01.11 Vol.658

 目鼻立ちのはっきりとした濃い顔、その目はアイラインで縁取られているように、長いまつ毛がびっしり。初の南国系イケメンかと思い聞いてみると「よく言われるんですけど、バリバリ東北人です(笑)。出身は福島県の会津若松市です。白虎隊が有名で、会津の郷土料理こづゆも大好き。お蕎麦もおいしいし…」と郷土愛を語る。そんな小澤が上京したのは2年前。

「地元では高校を卒業後就職して、現場職で働いていました。でもキックボクシングがやりたくて、荷物とお金だけを持って上京した。最初からプロを目指していたので、プロを目指すにはレベルの高い所、それは東京にしかないと思ったんです。ここを(K-1ジムEBISU 小比類巻道場)を選んだのは、小さいころに師匠(小比類巻貴之)に指導してもらったことがあったので。何かの大会のゲストで福島に来た師匠がちびっ子に教えるというような企画で、幼稚園のころに空手を習っていた僕が師匠と1225段の階段を一緒に走ったんです。それで、東京に行くときは、小比類巻道場だとずっと決めていました。師匠は何も思っていないようですが、僕は運命を感じるなと(笑)」

 東京での生活には慣れたのか。

「最初は何もかもが全然分からなくて怖かった(笑)。でも田舎での自堕落な生活から抜け出し、自分を変えるつもりで来たので、その意識を持って生活していたら変わりましたね。生活にリズムが出てきて、メリハリがついた。プライベートも大分慣れて、楽しいばかりです。地元の友達も結構こっちに出てきているので、みんなで集まって飲んで、くだらない話をしてワイワイと(笑)。もちろん練習も楽しいです(笑)」
 一見クールな見た目だが、人懐っこい笑顔と素朴な話し方のギャップが…。

「見た目は濃いとか言われますが、選手としては固定したキャラがないんですよね。友達には、もっと悪い感じでいったほうが似合うんじゃないとか言われますが…。もっとビッグマウスになれとか(笑)。でも自分的には素朴で真っ直ぐで礼儀正しい男のキャラでいきたい(笑)。刺激を受ける選手は木村“フィリップ”ミノル選手とか。同じ年齢であそこまで言えるのはすごいです。意識が違いますし、人をひきつける魅力がある。自分もそんなカリスマ性みたいなものを目指しています」

 見る人を魅了する選手になりたいと語る小澤だが、キックボクシングの魅力とは。

「見ていても熱い何かがこみ上げてきて、ヒーローになれるじゃないですか。試合が終わったリングには1人しか立てないし、そこにスポットライトが当たり、お客さんの歓声を聞く。その光景や歓声は、忘れられない。めっちゃ気持ちいい(笑)。理想の勝ち方はもちろんKO。それも早ければ早いほどいい。観客も沸くし、その一瞬で感動を与えることができる。逆に勝っても負けても判定は嫌ですね。KrushはKO勝ちがメインの一番面白い団体だと思っているので、常にKOを狙って戦っていきたいです」

 意外と熱い男小澤だが、どんな女性が好み?

「優しくて疲れを癒してくれる子がいいですね。といっても大人しいというわけではなく、場をわきまえて騒ぐ時は騒ぐとか、雰囲気に合わせた行動がとれる人がいいです。格闘技についてもある程度知っていて、選手としての生活をサポートしてくれる人がいい。芸能人でいったら香里奈。見た目もドストライクです(笑)」

 2月5日、東京・後楽園ホールで行われるKrush.63で、人生初のタイトルマッチに挑む。

「Krush -58kg王座決定戦で、神戸翔太選手と対戦します。年齢は同じですが、キャリアはすごく上で、パンチの技術のうまい選手です。自分のこれまでの成績は9戦6勝1敗2分け。6勝のうち5回がKOです。右フックとか飛び蹴りで勝つことが多いですが、飛び蹴りは山本“KID”徳郁選手の真似(笑)。自分のファイトスタイルは爆発力。いきなり飛び込んでパンチを当てて倒すという爆発力が特徴なので、次の試合でもそのスタイルでいければ。初のタイトルマッチでもありますし、人生をかけてベルトを取りに行く。その日一番目立って勝ちます」

今週のオススメMOVIE 1/11〜 part3

2016.01.11 Vol.658

『シンドバッド 魔法のランプと動く島』

 伝説の魔法族の姫・サナと出会ったシンドバッドは、バハル号の乗組員とともにサナの仲間を探して大海原へと旅立つ。とある島に上陸したシンドバッドたちは、サナに導かれ“魔法のランプ”を探す。

監督:宮下新平 声の出演:村中知、田辺桃子、永澤菜教他/50分/イオンエイターテイメント配給/1月16日より品川プリンスシネマ他にて公開  http://www.sinbad.jp/

1.27 GENERATIONSがニューシングル『AGEHA』をリリース 過去最高の「パーティーチューン」!

2016.01.11 Vol.658

 EXILE、三代目 J Soul Brothersに続く若き次世代のグループとして、2016年も活躍が期待されるGENERATIONS from EXILE TRIBE 。彼らは、GENERATIONS候補メンバーとして、2011年と2012年にマイクロバス1台で日本全国を移動する「夢者修行」を行い、2012年11月21日に『BRAVE IT OUT』でメジャーデビューを果たした。デビュー以来、毎年確実にステップアップし、ミュージックシーンをにぎわせている彼らは2015年に、念願の日本全国と海外を回る初の単独ライブツアー『GENERATIONS WORLD TOUR 2015 “GENERATION EX”』を行い大成功を収めた。

 また、昨年9月に発売された10枚目となるシングル『ALL FOR YOU』はE-girls石井杏奈初主演映画『ガールズ・ステップ』の主題歌となり、1位を獲得。さらに、ブルボンやサマンサタバサなどのCMにも起用されるなど、活躍の場所を大きく広げている。

 自分たちの手で、ひとつずつ夢の扉を開いていったGENERATIONS だが、今年はデビューの時から目標にしていた初の単独アリーナツアーも決定。さらに飛躍の年になりそうだ。

 単独アリーナツアーに向け、1月27日にはニューシングル『AGEHA(アゲハ)』をリリース。メンバーが「GENERATIONS史上最高にポップなパーティーチューン」と言うように、アップテンポでノリノリの楽曲に仕上がった。同曲は、日本テレビ系「スッキリ!!」1月テーマソングとしてオンエアスタートされているので、耳にしたことがある人も多いのでは? また、ミュージックビデオでは、メンバーによるアクロバティックなシーンも展開されるなど、定評のあるダンスに加え、これまでと違ったダンスパフォーマンスが見られるところも大注目! 今年もGENERATIONSは新年からスタートダッシュで、走り続けていく。(メンバーの小森隼と中務裕太のインタビューは http://www.tokyoheadline.com/?p=162204 )

『偉大なるマルグリット』試写会に15組30名

2016.01.11 Vol.658

 本国フランスで100万人を動員した、衝撃の“音痴”音楽エンターテインメント!
 誰が聞いても音痴なのに誰からも愛されたという、実在のソプラノ歌手にインスピレーションを受けて生まれた、笑いと感動のドラマ。監督はカンヌ国際映画祭やセザール賞の常連、グザヴィエ・ジャノリ。主人公の音痴の歌姫マルグリット役には『大統領の料理人』などでセザール賞6度のノミネートを誇るカトリーヌ・フロ。

 1920年、パリからそう遠くない貴族の邸宅でサロン音楽会が開かれていた。会に参加した新聞記者・ボーモンは、その日の主役・マルグリット夫人の歌声に唖然とする。なんと彼女は絶望的なほどの音痴だったのだ。しかし儀礼的な貴族たちは拍手喝采。本人だけが、事実にまったく気づいていなかった…。
 彼女がいつ真実を知るのか、知ったらどうなるのかハラハラすること必至。彼女のユニークな人生を見守りながら、いつしか愛や孤独について考えさせられる。
 2月、シネスイッチ銀座ほか全国公開。

『クーパー家の晩餐会』試写会に25組50名 

2016.01.11 Vol.658

『I am Samアイ・アム・サム』のジェシー・ネルソン監督が、ダイアン・キートン、ジョン・グッドマン、マリサ・トメイ、オリヴィア・ワイルド、アラン・アーキン、アマンダ・セイフライドという豪華キャストを迎えて描く、訳アリすぎる一家の一日!

 1年に1度、クリスマスに集まるクーパー一族。とびきりのご馳走を前に皆が笑顔──のはずが、ひと口食べるごとに、それぞれの嘘がバレていく──。彼らは、笑顔の裏にそれぞれやっかいな秘密を抱えていたのだ。この日を最後に離婚することを隠している父と母、不倫の恋を隠すために空港で出会った男を恋人に見立てて連れてきた娘、失業を言い出せない息子…嘘と秘密を持ち寄った神聖な晩餐会の席で、彼らは何を語り出すのか?

 『I am Sam アイ・アム・サム』では世界中を涙で包んだネルソン監督。今回は、秘密と嘘だらけの家族が大波乱のクリスマスのなかで互いを受け入れていく姿を、笑いあり涙ありで綴る。2月19日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開。

『ザ・ブリザード』試写会に10組20名 

2016.01.11 Vol.658

 アメリカ沿岸警備隊(コーストガード)史上最も偉大で最も不可能な救出ミッションとして語り継がれている“SSペンドルトン号の救出劇”の実話を描くスペクタクルな感動作。救助艇の船長、バーニー・ウェーバーの没後、2010年に発表されたノンフィクション小説を原作に、『ミリオンダラー・アーム』のクレイグ・ギレスピー監督が映画化。主人公・バーニー役は『スター・トレック』シリーズのクリス・パイン。ブリザードに襲われた凍てつく海での救出劇を体感させる、圧巻の映像に注目を。

 史上まれに見るブリザードによって、巨大タンカーSSペンドルトン号が真っ二つに破壊されてしまった。生存者32人の救出に向かったのは、4人のコーストガードが乗る全長11m弱・定員12人の小型救助艇だった。風速40mという雨と雪交じりの強風、最大20m超える高波。荒れ狂う冬の海でタンカーを発見したとしても、定員12人の船がどうやって、32人と隊員4人の36人全員を無事に帰還させられるというのか。2月27日より全国公開。

今週のオススメMOVIE 1/11〜 part2

2016.01.10 Vol.658

『パディントン』

 はるばるペルーから大都会・ロンドンへ、家さがしにやってきた小さな紳士。丁寧な言葉づかいで道行く人に話しかけるも、誰からも相手にしてもらえない。なぜなら彼は“クマ”だから! やっと出会った親切なブラウンさん一家に“パディントン”と名付けられ…。

監督:ポール・キング 出演:ヒュー・ボネヴィル、サリー・ホーキンス、ニコール・キッドマン他/1時間45分/キノフィルムズ配給/1月15日(金)より全国公開  http://paddington-movie.jp/

今週のオススメMOVIE 1/11〜 part1

2016.01.10 Vol.658

『クリムゾン・ピーク』

 死者の魂と通じ合う力を持つ作家・イーディス。魅力的な男性トーマスの求婚を受け、彼の屋敷“クリムゾン・ピーク”で暮らすことになるが、それは以前、母の霊が警告していた場所だった。やがてトーマスの真意、そして屋敷の秘密が明かされ始める。

監督:ギレルモ・デル・トロ 出演:ミア・ワシコウスカ他/1時間59分/東宝東和配給/TOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開中  http://CRIMSONPEAK.jp  R15+

渋谷の魅力とは!? 長谷部健さん(渋谷区長)

2016.01.10 Vol.658

 もともと渋谷区の原宿エリア出身。博報堂勤務から2003年に渋谷区の区議会議員に初当選。そして去年、渋谷区長に当選。
「議員のときと一緒で、自分では区長になろうとは思っていなかったんです。前区長が退任を発表されてからいろいろざわつきだして。後継指名みたいにしていただいたのも光栄でしたし、周りに担いでいただいたのもうれしかったです。そこからやってみようかという思いになりました」

 渋谷の魅力とは?
「みんなが集まってくれるというのはいろんな要素があるから。もちろん先端のものもあれば、昔からずっと続いていることもある。僕もこの街でずっと生まれ育ってきて感じるのは、常に変化しているということ。上手に変化していて、守るところは守っているので、それが評価されているのだなとは感じますね。あと、シティープライドみたいなものは僕なんかも高いんですが、そういう人が多いんだと思うんです。だから魅力的な街になる。住んでいない人の中にも“渋谷が好き”って言っている人がたくさんいる。決して住んでいる人だけが“いい”って言っているわけではなくて、働いている人もそうだし、渋谷だから会社を起こしたいという人もいる。いろいろな人がシティープライドを持ってもらえる街なんだと思います」

 長谷部さんの元気の秘訣は?
「よく寝てよく食べて運動するということですね」

『JAPAN MOVE UP』ポッドキャストも配信中!! 未公開音声もノーカットでお届けします!! 
http://www.jfn.co.jp/moveup/

ダイノジ大谷が独演会「ライフワークにしたい」

2016.01.09 Vol.658

 本紙そして本紙ウェブサイトでコラム『大谷ノブ彦 カタリマス!』を連載中のお笑いコンビ、ダイノジの大谷ノブ彦が、1月29日に『大谷ノブ彦独演会「イッツオーライ」〜2015年、縁のあった10人の日本人〜』を新宿区立新宿文化センター小ホールで開催する。

 独演会は長く温めてきたアイデア。
「ずいぶん前にカンニング竹山さんのライブ『放送禁止』を見たことがあるんですけど、あれを見て、いつか自分もやりたいなあと思っていたんです。だた、同じことはできないし、ならない。自分ならどんなことができるか考えるなかで、ある放送作家が言ったんです。“大谷さんって人から聞いた話を再現するのがうまいよね”って。それから少し具体的に考えてみたんです」

 2015年、いろんな人に出会って、その人たちから聞いた話、笑い、唸り、泣いた、とっておきの話をおすそ分けする。年末年始も、ラジオ、DJ、イベントとさまざまなエンターテインメントに熱をもって取り組みながら、念願の独演会の準備も進めている。

「それぞれ別の人の話ではあるんだけど、それぞれがだんだんつながっていって、全体として、ひとつのストーリーになる。そうしたいなって。それと見せ方というのも重要だと思っていて、今考えているのはTED(日本では『スーパープレゼンテーション』としてEテレで放送)みたいな感じっていうか…。まだ当日まで詰めていきますから、どうなるかは分からないですけど」

 このトークイベント、独演会を「ライフワークにしたい」と熱っぽく語る。
「いろんな方とお会いして、お話を聞いて、刺激を受けたし、たくさんのものをいただきました。それを渡したいんです。毎年ね」
 チケットは、チケットよしもとで発売中。大谷自ら手売りもしている。

『大谷ノブ彦独演会「イッツオーライ」〜2015年、縁のあった10人の日本人〜』
【日程】1月29日(金) 18時45分/19時開場
【会場】新宿区立新宿文化センター小ホール
【料金】前売2000円、当日2500円
【チケットよしもと】 http://yoshimoto.funity.jp/

ブルーリボン賞 『海街diary』が4部門ノミネート

2016.01.08 Vol.658

 東京映画記者会(在京スポーツ7紙の映画担当記者で構成)が選ぶ「第58回ブルーリボン賞」の各部門候補が3日、決定した。各賞の候補には映画『海街diary』の面々がずらり。綾瀬はるかが主演女優賞、長澤まさみが助演女優賞、広瀬すずが新人賞、そして是枝裕和監督も監督賞にノミネートされている。ほかにも『ビリギャル』に主演した有村架純、『HERO』などに出演した吉田羊ら映画界をにぎわした顔ぶれがズラリと並んだ。

 本選は今月中に行われ、1月下旬に発表予定。2月9日に東京・内幸町のイイノホールで授賞式が行われる。

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