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今週の一言[2016.3.25〜2016.4.7]

2016.04.10 Vol.664

 札幌市議会自民党会派の勝木勇人市議が共産党の小形香織市議に「精神鑑定を受けたほうがいい」(3月29日、札幌市議会で)、謝罪に訪れた時に事実を確認した記者に「あなたに答える必要はない」(31日午後)
→答える必要しかねえだろ。

 オバマ米大統領がドナルド・トランプ氏による日本と韓国の核武装容認論について「外交や核政策、朝鮮半島あるいは世界全般についてよく分かっていない」(1日の記者会見で)
→でも大人気。

 大相撲春場所千秋楽で白鵬の注文相撲の前に敗れた日馬富士「(立ち合いは)どうもこうもない。メッチャ集中していたけど。白鵬の変化? ないんじゃないの。想像もしていなかった」(3月27日、取組後)、立ち合いの変化で優勝を決めた白鵬が「千秋楽にこういう変化で決まると思わなかった。申し訳ないと思います」(27日、春場所優勝後のインタビューで)
→変化で決まると思わなかったのは客のほうやろ。

 元朝青龍が「舞の海がまたいらん口出したらしいな! あいつ誰や? 身体が虫見たい、口が…何に様?」(27日、自身のツイッターで)
→その後、削除。じゃあ最初から言うなや。

 田母神俊雄氏が東京都知事選後に陣営が複数の運動員に現金を配っていた問題について「私は指示も承認もしておらず、違法との認識はなかった」(4日、報道陣の取材に)
→違法っす。

 自民党の金子恵美衆院議員が夫の宮崎謙介前衆院議員が不倫を理由に議員辞職したことについて「妻としておわびを申し上げたい」(5日、国会内で)
→乙武家みたい。

 北朝鮮訪問を計画していたアントニオ猪木参院議員が渡航自粛要請を受け入れたことについて「騒ぎを起こしたくない」(6日、国会内で記者団に)
→どうしたんですか?猪木さん!!

対象とか場面は違えど「抗う」人を見るのは面白い 月刊「根本宗子」『忍者、女子高生(仮)』

2016.04.10 Vol.664

 今年2月にミュージシャンの「おとぎ話」とコラボレートした『ねもしゅーのおとぎ話 ファンファーレサーカス』を上演したばかりの根本宗子が、その余韻も冷めやらぬ中、今度は劇団公演。相変わらずのハイペースで作品を発表しまくっている。
 本人の旺盛すぎる好奇心となにゆえか発せられる大物感で演劇以外からもオファーが多く、活動の場が広がる一方の根本だが、劇団は「自分が最強に今面白いと思うことを追求する場」と特別な思いを持つ場所。今回も今やりたいことをとことんやり尽くす作品になる。

 この『忍者、女子高生(仮)』というタイトルは、タイトルについて考えているうちに「忍者っぽいタイトルをつけてみたい」という衝動にかられてつけたもののようで、物語とどの程度リンクしているかは定かではない。しかし「なんか気になるタイトルだな」と思ってしまった段階で、実はすでに根本の思うツボ…?

 ちなみに今年は「第60回岸田國士戯曲賞」の最終候補作に『夏果て幸せの果て』が残るなど、演劇界的にも評価が上がりつつある。もっとも根本本人はそのへんはあまり視野には入れていないのだろうが…。

アフガニスタン戦は岡崎が先制ゴールで5−0圧勝

2016.04.10 Vol.664

 サッカーのワールドカップ(W杯)アジア2次予選のアフガニスタン戦が24日、埼玉スタジアムで行われ、日本が5−0で勝利を収めた。

 本田、香川といった主力が23日に合流。コンディションも鑑みてこの日は控え組が先発に名を連ね、4−4−2というフォーメーションも試された。

 前半、圧倒的に攻め込むもののなかなかゴールが決まらず、なんとなくシンガポール戦の悪夢が頭をよぎり出すが、終了間際の43分、岡崎が清武からのパスをゴール前で受けるや反転して相手DFを置き去りにすると左足で見事なシュートを決め、この嫌なムードを振り払った。

 後半に入ると15分に清武が金崎からの縦パスを左足で押し込み、代表では2012年11月以来のゴール。この日は1得点2アシストと、長く代表のトップ下に君臨する香川を脅かす動きを見せた。終始、ゴールへの貪欲な姿勢を見せ続けていた金崎も後半22分に相手GK、DFと競り合い体ごとゴールを決めるなど結果を残した。またハリルホジッチ監督体制で初めて招集されたハーフナーも後半27分から出場。金崎のゴールはハーフナーのポストプレーから生まれており、こちらも少ないチャンスの中でしっかり存在感をアピールした。

「リベンジしたい選手がいる」山崎秀晃さん(K-1ファイター)

2016.04.09 Vol.664

「昔からテレビで見てました。もともとは父親が自分を空手道場に連れていって、格闘技を始めたというのがきっかけなんですが。それが6歳のとき。完全にいやいやで泣きながら連れていかれたんです。1回やると決めたことに関してはしっかり最後までやり遂げなさいという厳格な父親でした」

 先日の日本代表トーナメントで優勝。1日3試合のトーナメント。特に決勝の野杁選手との試合はお互いに倒れなくて、感動の域に入ってました。熱いものがこみ上げてきました。
「いいパンチが入った時は地鳴りのようにお客さんがわくんです。それを聞いてまた燃えるんです。決勝までくると執念ですね」

 リベンジを果たしたい選手がいるそうです。
「K-1−65kg世界チャンピオンのゲーオ・ウィラサクレックという選手がいるんですが、彼とは新生K-1の最初のトーナメントの1回戦で戦いまして、ゲーオ選手のハイキックが僕の頭に当たって陥没骨折をしてしまいました。手術をしたんですが、そのときはさすがにやめようかと思いました。“俺は何をしているんだ”と思いまして(笑)。半年くらいは顔面がはれっぱなしでした。一生このままの顔で生きていくのかと思ったら、半年くらいでさーっとひいていきまして、人間の回復力はすごいと思いました(笑)」

 でもやめようとは思わなかった。
「周りの応援してくれる皆さんがおられたからこそ続けられた。それに尽きます」

 そしてまもなくリベンジのチャンスが。6月24日に世界トーナメントがあります。
「男としてやっぱり1回やられているのでやり返さないと。一昨年はホントに地べたに、一番どん底まで落ちましたけど、リベンジすることで僕もハッピーになりますし、周りの応援してくれる人も家族もみんな笑顔になると思います。そうなってくると自ずとK-1も盛り上がってくるので、いいストーリーだとか綺麗事は言わないですけど、取りあえずはやられたらやり返すという思いで、男としてしっかりやり返したいと思います」

 そんな山崎選手の元気の秘訣。
「ポジティブシンキング。気持ちを前向きにどんどん出していくことで、時分も周りも元気になっていくと思います。そうなると自ずとその輪が広がって、最終的には日本全体が元気になっていくと思うので、みなさんにはぜひポジティブシンキングでいていただきたいと思います」

KEYWORD で見るニュース[2016.3.25〜2016.4.7]

2016.04.09 Vol.664

改正公職選挙法
 国政選挙や地方選挙の投票日に、自治体の判断で駅やショッピングセンターなどで投票できるようにする改正公職選挙法が、6日の参院本会議で与党などの賛成多数で可決、成立した。期日前投票の時間帯も自治体の判断で延長が可能になる。有権者の利便性を高めることで投票率アップにつなげるのが狙い。「18歳選挙権」と同様に、夏の参院選で適用される見通しだ。

ガソリン代
 週刊新潮が4月7日号で民進党の山尾志桜里政調会長の「ガソリン代不正計上疑惑」を報じたことからまたもや「政治とカネ」に注目が集まった。山尾氏が支部長を務める愛知県内の政党支部が2012年に計上したガソリン代が230万円にものぼり「地球5週分に相当する」と取りざたされた。
 山尾氏は6日の定例記者会見で、会計担当だった元公設秘書が不適切な処理をした可能性が高いと釈明した。山尾氏は監督責任を認めつつ、政調会長は続ける考えを示した。

Tay
 Microsoftが開発した人工知能(AI)チャットボット。SNS上での「会話」を通じて新しい言葉や会話を学習していく。3月24日に「19歳の女子」という設定でツイッターデビューを果たしたが、差別的な話題を多くふられたことから徐々に「ヒトラーは正しかった。私はユダヤ人が大嫌い」といった差別的な発言を発するようになり、公開から16時間で一時活動を停止した。

東京マラソン
 来年の開催から東京マラソンのゴールがこれまでの東京ビッグサイトからJR東京駅前に変更される。より平坦なレイアウトになったことが大きなポイント。今年2月の大会までは36キロ付近の佃大橋など複数のアップダウンがレース終盤の勝負どころになっていたが、新コースでは35キロをすぎて第1京浜を北へと折り返してからは、ほぼ平坦。選手や気象条件がそろえば「2時間5分を切るレースになる」可能性もあるという。

電力自由化
 家庭が電気の購入先を自由に選べる電力小売りの全面自由化が1日、始まった。東京ガスや大阪ガスなどの都市ガス、KDDIといった通信会社など270社が新規参入したが、新規参入事業者に契約を切り替えた家庭はわずか0.6%。新プランに切り替えなくても、大手電力とのこれまでの契約が継続されるため様子見を決め込む家庭も多く、自由化初日は静かなスタートとなった。

4・17「RIZIN.1」のグラップリングタッグに田村が出場

2016.04.09 Vol.664

「RIZIN.1」(4月17日、愛知県・日本ガイシホール)の対戦カードが続々と発表されている。
 1日にはXとされていた「グラップリングダブルバウト」で桜庭和志、所英男組と対戦するヴァンダレイ・シウバのパートナーが田村潔司(写真上)となることが発表された。

 このカードが発表された時から榊原信行RIZIN実行委員長は「田村潔司に交渉したい」と口にしていた。田村が「巌流島」(3月25日)に出場することから発表が延ばされていたが、田村がその試合で顔面を骨折するケガを負ったことからその動向が注目されていたところだった。

 会見に出席した田村は「鼻と頬骨を3か所骨折。1か所は完全骨折で、手術を勧められた」とケガの状態を説明したが、「1〜2日経つにつれて自分の不甲斐なさも含めて、RIZIN.1(出場)の機会をいただいて、僕自身そんなに先も長くないですし、お話をいただける時点で光栄だという気持ちになり、出場することが自分にとってもいいのかなと決断し、出場に至りました」と出場に踏み切った経緯を語った。

Tシャツはピースが選ぶ? ユニクロが新サービス

2016.04.08 Vol.664

 ユニクロのTシャツブランド『UT』の新サービス『UT Picks(ユーティー ピックス)』が5日スタートした。同日都内で記者発表が行われ、ピース、シシド・カフカ、道端カレンらサービスへの参加者が出席した。

 新サービスは、ピースの又吉や綾部を筆頭に30人がピッカー(選者)となって同ブランドの1200種類以上のUTのなかからそれぞれ5枚を選ぶというもの。購入者は、好きなピッカーを選び月額990円を支払うと選ばれたTシャツが一枚ずつ送られてくる。個々のデザインよりも、選ぶ「人」で購入するというものだ。

 綾部は一通りの挨拶を終えると、「これって(ピッカーの)順位は出るんですか……できれば出ないとうれしいんですけど」と及び腰。又吉も「すごいものが送られてくるって期待しないで! 楽しくなるようなのを選んでます」と話した。

 現在発表されているピッカーのなかから誰に選んでもらいたいかという質問に、綾部はファッションブロガーのダニエル・バーンスタイン氏を挙げた。「女性に選んでもらうのがいいかなって。女性に選んでもらうって、お母さんとそのあとはねえ、それぐらいですよ。(ダニエルさんと)1回恵比寿の鍋とかを食べに行きたい」。又吉は一方、「綾部」との答え。「自分の知らない世界を知りたい」と説明した。

 男性、女性のそれぞれのサイズ、子供向けのものもある。

“ミスターSB”宍戸大樹が壮絶な引退試合

2016.04.08 Vol.664

 シュートボクシング(SB)の「SHOOTBOXING 2016 act.2」(4月3日、東京・後楽園ホール)で“ミスターシュートボクシング”宍戸大樹の引退試合が行われた。

 相手は昨年9月に自らの持つ「SB東洋太平洋ウェルター級」のベルトをかけて戦ったジャオウェハー・シーリーラックジム。延長戦の末、判定で勝利を収めたものの「不完全燃焼だった」という宍戸の意を受け、最後に再度相まみえることとなった。完全決着をつけるべく、宍戸の希望によりこの試合はヒジありの旧SBルールが採用された。

 セミファイナルが終わり、メーンを迎えるにあたり宍戸に送られる激励賞の名前が延々と読み上げられる。あまりの多さに改めて宍戸のここまでの功績がうかがえる。入場曲が流れると会場中から宍戸コールが湧き上がる。南側客席の最後部から客席を縫っての入場。リング下で一礼しリングに上がるといつものように右手を上げて周回する。

 そして20時18分、運命のゴングが鳴る。昨年の対戦後に主戦場のMAXムエタイでスーパーライト級のタイトルを獲得したジャオウェハーは明らかにパワーアップしていた。1R、サークリングしながらチャンスをうかがう宍戸にジャオウェハーのヒジが飛ぶ。その威力に一瞬、宍戸の顔がゆがむ。ヒジありの緊張感がリング上に漂った。2Rになって一気に試合が動き出す。宍戸が放った縦ヒジでジャオウェハーが右目上から出血。一気に会場が沸く。しかしドクターチェックからの再開後、ジャオウェハーが強烈なヒジ打ちを放つと、今度は宍戸が右目上の額のあたりと左の頭部をカット。おびただしい出血量に会場中が固唾をのんだが、試合は再開。しかし宍戸の劣勢は否めない。試合後「5Rはもたないと思った」と語った宍戸が3Rに勝負に出る。ジャオウェハーをギロチンチョークの体勢にとらえると一気に絞め上げる。千載一遇のチャンスだったがジャオウェハーがもがいて体勢が崩れると宍戸にはもう攻め手はなかった。それでもヒジで立ち向かった宍戸だったが、ジャオウェハーが左右のヒジで迎撃。とどめの右ヒジを振り抜くと宍戸は崩れるようにダウン。レフェリーが試合を止めた。20時30分、3R1分14秒、レフェリーストップによるTKO負けだった。

 試合後のセレモニーではそれまでこみあげるものを必死で食い止めていた宍戸だったが、自ら指導するシーザージムのキッズ会員たちがリングに上がると号泣。そして自らの娘たちがリングを降りるときはロープ際まで行って最後まで見届けるなど優しい父親の一面も見せた。

 シーザー武志会長がリングに上がると、しばし師弟2人だけの時間。そしてシーザー会長は「負けたかもしれませんが、最後まで戦い抜いた勇気。私は19年間彼を見てきて、教えてよかったなと思います」と宍戸をねぎらった。

 最後に宍戸は「SBを続けてきて本当によかったと思います。SBで人生の半分を過ごしてきました。これから恩返しをして、あとに続く後輩たちに自分の経験を伝えていきたいと思います。SBを見に来てよかったと思ってもらえる大会、選手を作っていきたいと思います。自分に20年近く付き合っていただきましてありがとうございました」と挨拶し、10カウントゴングを聞く。

 そしていつもの試合後のように本部席のシーザー会長の前にひざまずき頭を下げ、リングを降りた。
 この日の試合をもって宍戸の生涯戦績は82戦58勝(24KO)24敗となった。

福山の月9『ラヴソング』が11日スタート

2016.04.08 Vol.664

福山雅治が主演するドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系、月曜午後9時)が11日スタートする。昨年9月に吹石一恵と結婚後初めてのドラマ出演。

 ドラマは、元プロミュージシャンで企業カウンセラーとして働く男(福山)が、うまく人と話すことができない女性(藤原)と出会い、音楽を通して心を通わせていくというストーリーだ。

 主題歌でドラマのヒロインとなる藤原さくらが歌う『soup』も、福山自ら作詞作曲していることが明らかになっている。4日都内で行われた会見に出席した福山は、この曲について、相手が好きでも違うと感じることがあるとしたうえで「それでも、ずっと一緒にいたら“2人でしかなれない2人”になるんじゃないかというのを、1つの料理(スープ)になぞらえました」と説明している。

 福山は劇中歌3曲も手掛けている。

 共演に、菅田将暉、夏帆、山口紗弥加、木下ほうか、渋川清彦ほか。初回は、30分拡大で放送。

卜部兄弟中心の-60kgの勢力図に異変?【4・24「K-1-60kg日本代表決定トーナメント」】

2016.04.08 Vol.664

 2016年から2017年初頭にかけてのK-1は-65kg、-60kg、-55kgの3階級で「日本代表決定トーナメント」を行い、その勝者を含む世界の強豪による「世界最強決定トーナメント」を開催――というひとつの流れができている。

スー・チー氏「国家顧問」就任

2016.04.08 Vol.664

 ミャンマーで約半世紀ぶりに民主的な選挙を経て誕生した、与党の国民民主連盟(NLD)が主導する新政権が1日、始動した。軍政時代に制定された憲法規定で、子供が外国籍のため大統領になれないアウン・サン・スー・チー氏に代わり、側近のティン・チョー氏が大統領に就任した。

 またミャンマー下院は5日、国政全般の助言を行う「国家顧問」の役職を新設し、スー・チー氏を任命。スー・チー氏は実質的な指導者として国政全般を統率する法的根拠を得た。

 5日にはミャンマーを訪問した中国の王毅外相がスー・チー氏と会談。王毅氏は新政権の発足を祝福した。

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