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【今週の“人”】イ・セドル九段(韓国人プロ棋士)

2016.03.25 Vol.663

 囲碁の世界トップ級の韓国人プロ棋士。日本の七大タイトル独占に挑戦している井山裕太六冠に勝利した実力者として知られる。

 その李九段と人工知能(AI)囲碁ソフト「アルファ碁」との5回戦が9〜15日に行われた。アルファ碁は9日の第1局で186手、10日の第2局では211手、12日の第3局では176手で投了と3連勝。

 李九段は13日の第4局で180手で投了し初勝利をあげたが、15日の最終戦ではアルファ碁が雪辱を果たし、4勝1敗で対戦を終えた。

 3連敗を喫した段階で韓国メディアは人間とコンピューターの計算能力を比較し、「無理な挑戦だった」(KBSテレビ)などと指摘。

 確かにアルファ碁には李九段の過去の対局データなど膨大な情報の蓄積や豊富なスタッフの存在があり、不利な戦いとなることは否めなかった。

システム障害で146便欠航

2016.03.25 Vol.663

 全日空が就航している国内50空港すべてで、22日午前8時20分ごろ搭乗手続きシステムに不具合が発生。午後8時10分ごろに復旧したものの、22日は国内線146便が欠航、391便に遅れが出た。

 大規模なシステム障害のきっかけは、「エイブル」と呼ばれる国内線システムのホストコンピューター内で発生。航空券の予約や販売、搭乗をつかさどるサーバー4台のうち1台が突然停止した。原因は不明だが、サイバー攻撃などの外的要因はないという。

米大統領88年ぶりキューバ訪問

2016.03.25 Vol.663

 オバマ米大統領は20日、大統領専用機でキューバを訪問。米大統領のキューバ訪問は88年ぶり。21日にはオバマ氏は首都ハバナの革命宮殿を訪れ、ラウル・カストロ国家評議会議長と首脳会談を行い、米国のキューバ制裁やキューバ国内の人権問題、グアンタナモ米海軍基地返還問題などについて協議。会談後に共同記者会見が行われた。オバマ大統領は22日にはハバナ市内の劇場でキューバ国民向けに演説。演説は国営テレビでも生中継された。

ベルギーでISによる同時テロ

2016.03.25 Vol.663

 ベルギーのブリュッセル国際空港で22日朝(日本時間同日夕)、大きな爆発が2回あり、14人が死亡した。また、空港での爆発から約1時間後、欧州連合(EU)本部に近いブリュッセルの地下鉄マルベーク駅でも爆発が起き、20人が死亡した。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)は22日、IS系の通信社に犯行声明を出した。

 ベルギーの検察当局は23日記者会見し、同時テロの実行犯が計4人だったことを明らかにした。うち2人はブリュッセル在住の兄弟で、兄のブラヒム・バクラウィ容疑者が空港で、弟のハリド・バクラウィ容疑者が地下鉄で自爆した。空港でもう1人が自爆し、残る1人は逃走中。また、日本人男性2人が負傷し、うち1人は意識不明の重体。(数字などはいずれも24日現在)

「iPhone SE」31日から発売

2016.03.25 Vol.663

 米アップルは21日、画面サイズが4インチ(約10センチ)の新型スマートフォン「iPhone SE」を31日から日米などで発売すると発表した。高精細なカメラや、最新の演算装置を搭載し、価格を引き下げたことが特徴で、中国など新興国市場の需要掘り起こしを狙う。24日から予約を受け付ける。

 SEの画面サイズは、「6シリーズ」のラインアップ(4.7インチと5.5インチの2種)より小さい。「5s」と同じ画面サイズで、「5s」の後継機種となる。日本での販売価格は5万2800円(税別)から。現行「6sシリーズ」(8万6800円から)よりも大幅に安くなる。

用途に合わせたラグマットの選び方|住まいの大学

2016.03.25 Vol.0

「インテリア」「デュアルライフ」「海外暮らし」をはじめ、不動産にまつわる様々な情報をご紹介。

4・3「K-1大決起集会」、5・29「K-1 TALK LIVE2016」とイベント目白押し

2016.03.24 Vol.663

 K-1の大会前の恒例行事となったファンイベント「『K-1ワールドグランプリ2016〜−60kg日本代表決定トーナメント〜』4.24代々木大会・大決起集会!」が4月3日に東京スカイツリータウン・ソラマチイーストヤード5FのJ:COM Wonder Studioで開催される。

 大会出場選手が登場し、ファンの前でK-1公式サポーターの関根勤、前田憲作K-1プロデューサーらと試合の見所から現在の調整具合といったさまざまなトークを繰り広げるこのイベント。前回は−65kgトーナメント出場選手とK-1初参戦となったヘビー級の上原誠が登場した。

 トーナメント出場選手は異なる山同士の選手2人ずつでの登場とあってそこまでピリピリした空気ではないのだが、舞台裏では思わぬニアミスもありそうで、そんなことを考えながら観覧するのもちょっと楽しい!?
 −60kgトーナメントは会見でも卜部功也と皇治が不穏な空気を醸し出し、それに感化されたのか大沢文也と明戸仁志も舌戦を繰り広げるなどピリピリムードはすでに最高潮に達している。さて当日はどんなトークが繰り広げられるのか…。

 また5月29日にはK-1ファイターが出演するトークショー「K-1 TALK LIVE2016」が文化放送12階のメディアプラスホールで開催される。

 関根勤と自他ともに認めるK-1の大ファンである平子祐希(アルコ&ピース)が選手のプライベートや控室でのマル秘エピソードを聞き出すというこのトークショー。こちらには現在のところ、武尊(初代K-1 WORLD GP −55kg王者)、卜部功也(初代K-1 WORLD GP −60kg王者)、山崎秀晃(K-1 WORLD GP 2016 −65kg日本代表決定トーナメント優勝者)の3人の出演が決定している。トークショーは13時と17時の2回行われ、チケットは3月26日より発売されている。

「もう二度と出会えない作品」初オスカー受賞のディカプリオ来日会見

2016.03.24 Vol.662

 映画『レヴェナント:蘇えりし者』の来日記者会見が23日、都内にて行われ主演のレオナルド・ディカプリオが登壇。詰めかけた大勢の報道陣を前に、アカデミー賞主演男優賞初受賞の喜びを語った。

 同作はアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督による、開拓時代の北アメリカを舞台にした壮絶なサバイバル復讐劇。瀕死の重傷を負い息子を失いながらも、復讐を誓い大自然の極限状況を生き延びた男の姿を描く。ディカプリオは5度目のノミネートで悲願の主演男優賞を受賞した。
「日本に来るのは15回目くらいかな。プロモーション以外でも来ているから実際にはそれ以上だと思うよ」と、詰めかけた大勢の報道陣からフラッシュを浴びながらも終始リラックスした表情のディカプリオ。「実は桜の開花時期に来たことが無かったからすごく楽しみだったんだけど、咲き始めたばかりだとか(笑)」と場を和ませた。

 作品について質問されると「この作品は自分にとって、参加したすべての人にとって特別な作品となった」と熱を込めた。「二度とこんな作品に関わることはできないかもと思うくらい、映画史に残る作品」と語り「ヒゲを生やすところからはじまって、プロモーションも含め2年をかけた仕事。映画を撮ったというより旅をしたような体験だった」と感慨深げに振り返った。また極寒の地での撮影となったが「あるときロケ地の気温が急に上がって雪が無くなってしまい、アルゼンチンの南まで行って雪を探さなければいけなかったこともあった。本作では、開拓時代に白人が原住民の生活や自然を脅かす背景も語られるけれど、これはまさに今、地球上で起きていることでもあると思う」と、撮影を通して環境意識を高める必要性を改めて感じたと語った。

 今回の受賞については「受賞したばかりなので受賞によってどんな変化があるかまだ未知の部分もあるけれど、自分としては変わりたくない。賞を得るためではなく、最高の作品を作り上げていくことが僕の願いだから」と真摯な思いを語った。ちなみに現在オスカー像は「うちのリビングに置いてあるよ」とのこと。
 映画『レヴェナント:蘇えりし者』は4月22日より公開。

自分の頭に合った枕の選び方|住まいの大学

2016.03.24 Vol.0

「インテリア」「デュアルライフ」「海外暮らし」をはじめ、不動産にまつわる様々な情報をご紹介。

4・24「K-1」明戸仁志インタビュー「攻撃力は自分が一番。どれだけやられても一発でひっくり返します」

2016.03.23 Vol.662

 4月24日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~」のトーナメントに出場する明戸仁志のインタビューを公開。

――今回が明戸選手にとってK-1初参戦になります。試合が決まった時の心境を聞かせてください。
「自分自身ずっとK-1に出たいと思っていたし、2月のKrushでK-1にも出場している島野浩太朗選手に勝つことができたので、次はK-1だと思っていました。なのでオファーをいただいた時、そこまでの驚きはなかったですね」

――明戸選手は格闘技を始める上でK-1からどんな影響を受けましたか?
「最初に格闘技を始めたのは14歳の時の空手なんですけど、テレビでK-1を見て『自分もこういう大会に出たい』と思ったのがきっかけでした。ただ自分は身体が小さかったのでK-1に出るのは難しいと思っていたんです。でもちょうどそのころにK-1MAXがスタートして、小比類巻(貴之)会長や魔裟斗さんが活躍していて『自分もK-1に出たい』ではなく『自分もK-1に出る』という目標を持ちました」

――明戸選手は自衛官として働いていた時期があるんですよね?
「僕は地元が青森で、高校を卒業したらプロの格闘家になりたいと思っていたのですが、周りから自衛隊で働きながら格闘技を続けられるよと言われて、自衛隊に入りました。それで自分は宮城県に転勤になり、自衛隊で“徒手格闘”という日本拳法のような格闘技をやりながら、仙台のDRAGONジムに通ってムエタイの練習をしていました。しばらくそういう生活が続いたのですが、自分は格闘技一本でやりたかったので自衛隊を辞めて、そのままタイに武者修行に行きました」

――自衛隊内で他に明戸選手のようなことをしている人はいないですよね?
「はい(笑)。しかも自分は普通科という自衛隊の中でも体力がある人間が集まる科に所属していて、その中でも体力があるほうでした」

――自衛隊ならではの過酷な訓練も経験されているのですか?
「そうですね。訓練の一つで重い銃器・装備を身につけて、夜中に出発して明け方までに目的地まで40km歩くというものがあるんですね。歩いている途中に水分・塩分をしっかり摂らなければいけないのですが、僕はものすごく汗かきなので、それが追いつかないんですよね。で、歩いている途中に幻覚・幻聴ではないですけど、並んでいるドラム缶が人間に見えたり、誰も話していないはずなのに人の話し声が聞こえて来たり…そのくらい追い込まれる訓練はありました」

――最終的に自衛隊を辞めることになるわけですが、もっと格闘技に専念したいという気持ちがあったのですか?
「自分の人生において自衛官を続けるという選択肢もありましたが、やっぱり子供のころからプロ格闘家にあこがれていたし、本気で格闘技をやりたいと思って、自衛隊を辞めました。それでタイで武者修行したあと、怪我やいろんなことがあって、3年ほど格闘技から離れていた時期があるんですね。でも格闘技への想いは消えてなくて、一念発起して東京で格闘技をやろう、と。それをDRAGONジムの会長に連絡したら、小比類巻道場を紹介してもらって、小比類巻道場にお世話になることになりました」

――そして今回はK-1初参戦しかも-60kg日本代表決定トーナメント出場というビッグチャンスが巡ってきました。1回戦は大沢選手とのリベンジマッチになりましたが、この試合について聞かせてもらえますか?
「大沢選手には昨年3月に敗れているのですが、僕が先にダウンを奪ってダウンを奪い返される形で僅差の判定負けでした。大沢選手は上手い選手ですけど、そこは攻略できると思うので1回戦を突破したいです」

――トーナメントに出場する他の7選手は明戸選手よりも実績が上の選手たちばかりです。
「確かに自分はチャンピオンでもなければ、タイトルマッチ経験もない。実績でいえばみんなより下だと思います。でも自分の攻撃力は8人の中で一番だと思っているので、その攻撃力を生かした倒しに行くスタイルで優勝したいと思います」

――明戸選手はどんなに劣勢になっても絶対に試合をあきらめない選手だと思います。気持ちの強さが自分の武器だと思いますか?
「自分では気持ちが強いと思ったことはないのですが、僕は絶対に試合をあきらめないし、パンチでも蹴りでも一発当たれば逆転できると思っています。どれだけボコボコにされていても一発で試合をひっくり返せる自信があるんで、最後の瞬間まであきらめずに戦い続けることができるのだと思います」

――ずばりこのトーナメントで波乱を起こしたいですか?
「トーナメントの8選手が発表された時、みなさん優勝予想したと思うのですが、その時に僕の名前は入っていなかったと思います。その予想を全部ひっくり返すつもりなんで全試合KOを狙って戦います」

4・24「K-1」大沢文也インタビュー 「周りの予想・期待通りの決勝戦には絶対させないっすよ」

2016.03.23 Vol.662

 4月24日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-60kg日本代表決定トーナメント~」のトーナメントに出場する大沢文也のインタビューを公開。

――K-1本戦デビューとなった昨年11月の島野浩太朗戦は完勝といっていい内容でしたね。
「試合前にパンチ勝負すると言っていて、別にパンチ勝負でも全然いけたんですけど、1Rにガードの上から一発パンチをもらった時、万が一、これをもらったら危ないなと思ったんですよ。それで途中から作戦をシフトチェンジして、ローでいきました。完全に倒せた試合だったんで倒せなかったことは悔しいですね」

――ローで攻めることは決して作戦ではなかったんですね。
「もちろんローは練習してたんですけど、試合前はパンチ対策で階級が上の選手とボクシングスパーばっかりやってました。だから試合前は8~9割パンチでいくつもりだったんですよね。試合であれだけローを蹴ったから、周りからも『文也ってロー蹴れるんだ!』って驚かれました(笑)。」

――解説の魔裟斗さんも大沢選手の試合ぶりを見て「上手いし、考えて戦っている」とコメントしていました。
「そうみたいですね。僕あんまり自分の試合見ないんで詳しくは分からないんですけど」

――結果はもちろん内容も伴う勝利だったと思うのですが、手応えはつかめましたか?
「う~ん、でも練習通りの動きは半分も出せてないんで、まだまだこんなもんじゃないっすよ。身体はディスっていいんですけど、ハハハハハ(笑)」

――そして今回は-60kg日本代表決定トーナメントに出場することになりました。
「最初は4月に-60kgの日本代表決定トーナメントをやるって知らなかったんです。減量もキツいし、そろそろ-63kgに階級を上げようかなって。その時にこの話をもらって『おっ!』と思って出ることを決めました」

――このトーナメントは大沢選手にとってビッグチャンスだと思いますが、モチベーションは上がりましたか?
「もちろんモチベーションは上がりますけど、試合は試合でリングで戦うことは一緒なんで、トーナメントだから頑張るっていうのはおかしいんで。いつも通り戦います」

――1回戦で対戦する明戸選手とは昨年3月に対戦して、判定勝利している相手です。短いスパンでの再戦となりましたが。
「そこは明戸選手に失礼ですけど、モチベーションは上がらなかったですね。僕、ああいう下手くそな選手が苦手なんですよ。上手い相手とだったら噛み合うんですけど、下手くそな選手だと逆にポカしちゃいそうで。明戸選手、ごめんなさいって感じなんですけど(笑)。だから…皇治選手とやりたかったですね。別に皇治選手も上手いとは思わないけど、キャラが立っているし。なんか-60kgの選手みんな怒っているから、ああいう選手とやったら面白そうかなって思いました」

――ではトーナメントの出場全選手を見て、どんな感想がありますか?
「みんな大雅×卜部功也の決勝が見たいんでしょ? ファンもマスコミも関係者も。でも別にそれでいいっすよ。周りにそう思われるのは当然だし、俺が一格闘技ファンだったらそう思いますもん。まぁ、俺からしたら過去に戦っている相手が4人も出ているから、それはそれで面白いですけど」

――そうは言っても大沢選手としては周りの期待や予想を覆したいと思っていますよね?
「もちろん、もちろん。大雅と功也君の決勝には絶対させないっすよ。ぶっちゃけ今のK-1ファイターで卜部功也に勝てる日本人はいないでしょ? だったら4月24日までに卜部功也に勝てる選手になるしかないんですよ。俺はそのためにタイにも行って練習してきたし、やられることも多かったけど、向こうの強いやつらとも結構やり合ってきました」

――自分の力を出し切れば優勝できる自信はありますか?
「俺が実力を出せば(声を大きくして)ぜっっっったい勝てます! みんな分かっていると思いますけど、俺、めっちゃ気持ち弱いんですよ。恋愛と格闘技はメンタルが弱い(笑)。だからそこだけなんですよね。練習パートナーはみんな強いんですけど、俺は全然負けないんで。本当に自分の力を発揮さえできれば大丈夫だと思うんで楽しみにしていてください」

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