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〈不定期プロレス女子企画 WRESTLE-1観戦記〉黒潮”イケメン”二郎のフォースは覚醒するか、試練の幕開けを目撃

2016.02.13 Vol.660

 たんなる黒潮”イケメン”二郎選手の応援コラムと化して久しいこの不定期企画。
 2月10日のWRESTLE-1 TOUR 2016 W-IMPACTから、「イケメン試練の七番勝負」が始まるということで、観戦の楽しみが通常の3倍となるなか、満員で熱気にあふれる後楽園ホールへ。

 この日イケメン選手は4試合目でしたが、本当に登場しただけで会場の空気が一変。高木三四郎CEOが「華があるなあ」とtweetしていたのも納得です。
 映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』でも、世界にはジェダイが必要だと言っておりますが、W-1のイケメンってもうそれくらい重要かも。
 相変わらず福山雅治をほぼフルコーラス使いきっての入場と、時間を気にしながら暖かくそれを見守る【Jackets】中之上&吉岡の表情もまたイケメン戦の楽しみのひとつ。

 肝心の初戦ですが、非・プロレス女子にも人気の超お洒落セレブ、ウルティモ・ドラゴン校長のアサイDDTで玉砕。文字通り試練の幕開けに。アンクルホールドかけられたときの「ふひゃああ~!にゃああ~!」という悲痛(?)な叫びはおかしかったけど、校長顔負けのラ・ケブラーダをお見舞いするなど素敵な場面も満載。

 そして試合後に発表された2戦目の相手はマッスルモンスター関本大介。頭を抱えていたけど、きっと筋肉の塊を相手に魅せてくれることでしょう!

 また、この七番勝負、観客席では今後誰が出てくるか会話に花咲いております。 “試練の”という冠が付くだけで物凄く期待値が上がってしまうのはタイトルの妙でもありますが、もちろんイケメンであればこそ盛り上がるので、がんばってほしいです!

2・10「WRESTLE-1」火野と大和が王座防衛 KAIは真田に完敗

2016.02.11 Vol.660

 プロレスリング「WRESTLE-1」の「WRESTLE-1 TOUR 2016 W-IMPACT」(10日、東京・後楽園ホール)のメーンで「WRESTLE-1チャンピオンシップ」が行われ、王者・火野裕士に田中稔が挑戦。20分59秒、Fucking BOMBからの体固めで火野が初防衛に成功した。
 クルーザー級の田中は階級の壁を越えての挑戦。パワーでは火野には敵わない田中は持ち前のスピードと左足への一点集中攻撃で火野を悶絶させると、ダイビングフットスタンプ、ハイキック、ヒールホールドであわやの場面を何度も演出。終盤には体格差を越え、火野のチョップにローキックで渡り合うと会場は「大ミノル」コールに包まれた。最後はこれまでしのぎにしのいできたFucking BOMBの前に無念の3カウントを聞いた。
 試合後、勝ち名乗りを受ける火野の前に現れたのはTriggeRの近藤修司。近藤が挑戦表明すると、2人は額を付き合わせてのにらみ合いから両軍入り乱れての大乱闘。
 マイクを握った火野は河野真幸、近藤組の持つタッグのベルトへ火野、KAZMA SAKAMOTO組で挑戦することを交換条件に近藤の挑戦を受諾した。

大谷ノブ彦とマキタスポーツ、『キキマス!』名物グルメコーナーがテレビに!

2016.02.10 Vol.660

 本紙でコラム連載中の大谷ノブ彦と、マキタスポーツがグルメに潜む謎について熱を帯びたトークを展開する『グルメの迷宮』が、FOD(フジテレビオンデマンド)で配信中だ。
 
『グルメの迷宮』は、ラジオ番組『大谷ノブ彦 キキマス!』(ニッポン放送、毎週月~木、13~16時)の同名のコーナーから派生した番組。このコーナーでは、朝食バイキング、クリームシチュー、インスタント袋麺、海鮮丼など毎回テーマを掲げて、食べ方や自身を含めリスナーからも寄せられた流儀などをぶつけ合いながら、その魅力に迫っていくというもの。食に独特のこだわりのある2人の人生訓までも飛び出す熱っぽいトークも人気だ。

 FODでは全10話が一挙に配信されている。『カップ麺オススメのカスタムは?』『目玉焼きの黄身いつつぶす?』『揚げ物ナンバーワンは一体何?』『崎陽軒のシウマイ弁当何から食べる?』など、気になるタイトルがならぶ。

 FOD会員ならば視聴は無料。視聴するためには、FODのいずれかの月額コースに登録が必要になる。

TOKYO HEADLINE 編集部オススメMOVIE part.4(vol.660より)

2016.02.10 Vol.660

『火の山のマリア』

 17歳のマヤ人マリアは火山のふもとで農業を営む両親とともに過酷な自然に囲まれ細々と暮らしていた。両親はマリアを土地持ちのコーヒー農園の主任イグナシオの後妻にしようとするが、マリアは農園で働く青年ペペにひかれていて…。

監督:ハイロ・ブスタマンテ 出演:マリア・メルセデス・コロイ他/1時間33分/エスパース・ サロウ配給/2月13日より岩波ホール他にて公開  http://hinoyama.espace-sarou.com/

TOKYO HEADLINE 編集部オススメMOVIE part.3(vol.660より)

2016.02.10 Vol.660

『ディーパンの闘い』

 元兵士のディーパンは内戦下のスリランカを離れ、赤の他人の女と少女と家族を装いフランスへやってきた。穏やかな日々を手に入れたと思った矢先、またしても暴力が彼らを襲う。“家族”のためディーパンは再び立ち上がる。

監督:ジャック・オディアール 出演:アントニーターサン・ジェスターサン他/1時間55分/ロングライド配給/2月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他にて公開  http://www.dheepan-movie.com/

TOKYO HEADLINE 編集部オススメMOVIE part.2(vol.660より)

2016.02.09 Vol.660

『キャロル』

 1952年ニューヨーク。クリスマスを控えたある日、高級百貨店のおもちゃ売り場で働くテレーズは娘のためのプレゼントを探しに来た美しい女性キャロルに魅了される。彼女の忘れ物を届けたことをきっかけに、テレーズはキャロルの複雑な事情を知り…。

監督:トッド・ヘインズ 出演:ケイト・ブランシェット他/1時間58分/ファントム・フィルム配給/2月11日(木・祝)よりTOHOシネマズみゆき座他にて公開  http://carol-movie.com/

TOKYO HEADLINE 編集部オススメMOVIE part.1(vol.660より)

2016.02.09 Vol.660

『ザ・ガンマン』

 特殊部隊の傭兵ジムはアフリカ・コンゴ共和国の鉱山利権に絡む大臣の暗殺任務を遂行した後、身を隠すように生きていたジムだったが作戦に参加した仲間が次々と殺されていることを知り、ことの真相を突き止めようと決意する。

監督:ピエール・モレル 出演:ショーン・ペン、ハビエル・バルデム他/1時間55分/クロックワークス配給/新宿バルト9他にて公開中  http://thegunman-movie.com/

TRASHMASTERS『猥り現(みだりうつつ)』さまざまな形でなされる問題提起に気づく感性が大事

2016.02.08 Vol.660

 現代社会が抱えるさまざまな問題を題材に、かなり骨太な物語を描くTRASHMASTERS。

 作・演出を務める中津留章仁は綿密な取材とそこから生まれる問題意識、そして持ち前の世の中を読む力で、フィクションの一言では片づけられないようなリアリティーのある物語を紡ぎ出す。そればかりではなく、彼なりの未来へ向けた問題提起を見る者に投げかける。

 テーマに真摯に向き合うゆえに、上演時間が長くなってしまったり、笑いの要素が排除されてしまったりと昨今の演劇のトレンドから離れていってしまうこともあり、高く評価することに積極的ではない者も多かった。しかし最近は読売演劇大賞の優秀演出家賞をはじめ各賞を受賞。岸田國士戯曲賞に最終ノミネートされるなど、こういう状態を「時代が追いついてきた」というんだな、という感じになっている。

 今回、中津留が取り上げるのは昨年から日本の政治における中心的な話題となっている安保法制や「イスラム国」といったあたり。どんな視点でこのセンシティブな問題に切り込んでいくのか注目したい。

TRASHMASTERS『猥り現(みだりうつつ)』

【日時】2月18日(木)〜28日(日)(開演は平日19時。※23日(火)は14時開演。26日(金)は14時の回あり。土日は20・21日は14時、27・28日は13時開演。27日(土)は18時の回あり。開場は開演30分前。当日券は開演45分前)
【会場】赤坂レッドシアター(赤坂)
【料金】全席指定 前売4200円、当日4500円/特定日割引(18・19日)3000円/U25(25歳以下)2500円/学生(大学・短大・専門学校・高校・中学)1000円 ※U25券、学生券は劇団前売り取り扱いのみ。当日受付にて身分証提示。
【問い合わせ】SUI(TEL:03-5902-8020=平日11〜17時 [劇団HP] http://www.lcp.jp/trash/ )
【作・演出】中津留章仁
【出演】吹上タツヒロ、星野卓誠、倉貫匡弘、髙橋洋介、森下庸之、森田匠、長谷川景、龍坐、川﨑初夏、岡本有紀(青年劇場)、保亜美(俳優座)

格闘家イケメンファイル Vol.42 新生K-1ヘビー級のラスボス 上原 誠

2016.02.08 Vol.660

 ヘビー級では日本人最強といわれている上原が3月4日(金)、東京・国立代々木競技場第二体育館で行われる「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~−65kg日本代表決定トーナメント~」のスーパーファイトに参戦決定!

「日本人もそうですが、世界的にもヘビー級が一番強いんです。それを見せられるチャンスなので、新生K-1に出られるのは楽しみです。今は世界で戦っているので、戻ってこられてうれしいけど、今回は余裕ですぐに勝てると思う。あっという間にKOできるけど、それじゃ面白くないので1R2分ぐらいでじわじわと倒しにいきます。ビッグマウス? まあ、もともとパワーがある海外の選手と戦ってきた自信と、試合が決まると戦うスイッチが入っちゃうので、自然とそうなっちゃう(笑)。でもあまりヘビー級の試合を見たことがない人にはすごい衝撃を与えると思いますよ。力がものすごいので、会場の空気が一気に変わる。パンチやキックの音も “痛そう”じゃなくて、“これやばくない?”って。怖がって目を閉じる人もいるぐらい威力があるので、そんな試合を見せたらほかの階級の人がかわいそうかも(笑)」

 絶対的な自信をのぞかせる上原だが、意外にも格闘技を始めたのは大学生の時。

「高校まではずっと野球をやっていたんです。自分で言うのも何ですが、野球の天才だったんですよ(笑)。でも野球は嫌いだった。連帯責任がダメなんですよね。人のミスで負けて怒られるのが無理(笑)。才能だけでやっていたんですが当時の監督に進められて受けたプロテストで、巨人と日ハムとヤクルトを受けて、ヤクルトにかかったこともありますし、もともと身体能力が高い。だから体育の授業は何をやっても軽くこなせたので、中学時代はもてました(笑)。高校は男子校だったので、中学時代がピークでしたけど(笑)。で、大学時代のある日テレビを見ていたら、格闘技をやっていて、自分もやりたいと思ったんです。ミルコ・クロコップとボブ・サップの試合だったんですけど、その時のボブ・サップは2m160㎏で、アメフットをやっていてとにかくでかい。反対にミルコは185㎝ぐらいで100㎏と明らかに小さかった。でもその時に番組に出ていた人全員がミルコが勝つと予想していて、驚いたんです。そんなに小さくて、壁のようなサップに勝てるわけないよって思った。でも映像を見ると強くて、会場も大盛り上がりしているし、これだ!って(笑)。自分もこの場所にいきたいなと思ったんです」

 生まれながらの高い身体能力で、デビュー戦をあっさり勝ち、その後もKOで連勝を重ねた上原。しかし、その後試練が訪れた。

「連続KOで勝ち続けていたんですが、それが逆に味わったことのないプレッシャーになってきたんです。こんなプレッシャーを感じるなら負けてもいいかもしれないとまで思っちゃって。そうなるとモチベーションまで下がっちゃって、6戦目から3連敗してしまった。余裕で勝てるだろうと思った相手にも負け、自分の中でもう終わりかもしれないって。でも3連敗した時に、友達が初めて泣いているのを見て、こういう事なのかって。応援してくれる人たちがいて、リングに立てる。もっとしっかりやらなきゃダメじゃんって心の底から思ったんです。そこからモチベーションも上がり、練習にも身が入り…って自分が変わっていった。いろいろなジムに行って勉強したり、食生活から生活習慣まで全部変えた。新生・上原の誕生ですね(笑)。だから今は自分というより、人のために頑張っている。上原、今、人のために動いてますよ(笑)」

 今は格闘技に集中し生活しているという上原。3月の試合ではどんなファイトが見られる?

「上原ワールドにするっていうのが普段からの口癖なんですけど、自分は入場からパフォーマンス全開でいきます。入場からほかの選手とは違うなって思わせて、あおりVTRで強気な発言が出て、1Rで瞬殺して、会場がワーッと盛り上がる。画が見えます(笑)。ほんと、試合が決まって新生K-1と対戦相手の訓-NORI-選手に感謝です。って、試合前になるとちょっと言い過ぎたかなっていつも思うんですけど(笑)」

『母よ、』試写会に10組20名 

2016.02.08 Vol.660

 カンヌ、ヴェネチア、ベルリンの世界3大映画祭を受賞しているイタリア映画界の巨匠ナンニ・モレッティ監督が4年ぶりとなる最新作を発表。カンヌ映画祭パルム・ドール獲得『息子の部屋』に続く、家族の物語を描いた感動作。

 仕事と家庭で悩みを抱える主人公・マルゲリータ役に『はじまりは5つ星ホテルから』の名女優マルゲリータ・ブイ。共演は『バートン・フィンク』のジョン・タトゥーロ。モレッティ監督自身もマルゲリータの兄役で出演。

 映画監督のマルゲリータは恋人や娘との間で問題を抱え、兄とともに入院中の母・アダの世話の世話をしつつ、新作映画の撮影に取り組んでいた。ところがアメリカ人俳優バリー・ハギンズのために撮影が思うように進まず、ストレスを抱えるようになってしまう。そんななか、病院からアダの余命宣告を受け、無力な自分に打ちひしがれてしまう。しかし母はマルガリータに、ある“贈りもの”を遺してくれていた…。

 3月12日よりBunkamuraル・シネマ他にて公開。

『無伴奏』試写会に15組30名

2016.02.08 Vol.660

 小池真理子の半自叙伝的同名小説を、成海璃子、池松壮亮、斎藤工という人気キャストを迎え『三月のライオン』『ストロベリーショートケイクス』の矢崎仁司監督が映画化。1969年〜71年の仙台を舞台に、多感な恋に揺れ動く男女の姿を繊細かつ大胆に描いたラブストーリー。

 1969年。日本中で学生たちが学生運動を起こす混沌とした時代。仙台の高校に通う女子高生・響子は、時代に流されるようにして、同級生のレイコやジュリーとともに制服廃止闘争委員会を結成し、学園紛争を行っていた。両親が仕事の都合で東京に引っ越すことになり、響子は仙台の叔母のもとで暮らし始める。ある日、レイコに連れられ喫茶店「無伴奏」に初めて訪れた響子は、そこで渉、祐之介、エマと出会う。無伴奏で会ううちに渉に引かれていく響子。初めての恋に落ちていくが…。

 3月、新宿シネマカリテ他にて公開。

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