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一言で言うなら「グロポップ」??『血まみれスケバンチェーンソー』山口ヒロキ監督

2016.02.07 Vol.660

『月刊コミックビーム』(KADOKAWA)で連載中の漫画『血まみれスケバンチェーンソー』(作:三家本礼)が実写映画化され、2月20日より「未体験ゾーンの映画たち2016」にて公開後、3月5日からシネマート新宿ほかでロードショー公開される。

「映画化の発表後にツイッターを見ていたら読者の方々の反応がすごかった。“まさかあれを映画化するとは”みたいな感じでした」というのは山口ヒロキ監督。

 主演の鋸村ギーコ役の内田理央はミニスカートの制服の中はふんどしという出で立ちでチェーンソーを振り回すスケバン。血糊を浴びながらの熱演だ。

「昨年放送していた『仮面ライダードライブ』のヒロイン。仮面ライダーをやる中でアクションを覚えていったようです。最近ではドラマ『掟上今日子の備忘録』に出演していたんですが、アクション要素のない作品の中でただ一人アクションぽいことをしていましたね」

 作品はスプラッターというジャンル分けがされてもおかしくないくらい血が飛び散っているのだが、不思議と「気持ち悪い」とか「怖い」というイメージはない。

「原作が結構ポップな感じのスプラッターですので、そこは意識していました。グロいのやスプラッターが苦手な人でも楽しく見られる内容になっているので怖がらずに見てほしい」

 チェーンソーをはじめ造形物が細かいところまでこだわった跡が見える。特にギーコの天敵となる碧井ネロが最後に繰り出す武器は見もの。

「あとCGチームが相当ハード。どのへんがCGかは映画を見ていただければ」

 スプラッターでもあり、学園ものでもあり、人情っぽさもある映画。一言で言うとどんな映画?と聞くと「自分の中では“サブカル系グロポップ映画”というジャンルでどうかと思ってます」とのこと。そして脚本が福原充則というのもポイント高し!!

『血まみれスケバンチェーンソー』
監督:山口ヒロキ 出演:内田理央、山地まり、佐藤聖羅、玉城裕規 他/75分/バップ配給/2月20日よりシネマート新宿他にて公開 http://www.vap.co.jp/chimamire/   

「成功の秘訣は結果を気にしすぎないこと」鈴木尚広さん(読売ジャイアンツ)

2016.02.06 Vol.660

 初めてのプロ野球現役選手の出演です。足のスペシャリストで昨年、走塁の秘訣を書いた『失敗することは考えない』という本を出されました。このタイトルはどういうイメージで?

「結果というものは不特定多数の要素が入っていて、うまくいくときもあるし、100%の人間なんていないので、もちろん失敗は必ずするんですが、始まる前からそういうことを考えてしまっては何もできないですよね。だからそういった中で準備をすることによって、そういう不安というものを排除していくということも含めて、失敗することを考えないという題名にさせてもらったんです」

 成功するイメージを持つことは大事ですよね。

「それが一番大事。始まる前からそういうことを考えてしまうと、やはり人の思いというものは強いですから、そういうふうになってしまいますよね」

 20年も現役を続ける秘訣。

「野球が上手くなりたいという気持ちが一番大事。あとは野球と仕事に対して真摯に向き合って積み上げていけば僕みたいな人間でも20年できるようになります。積み重ねていった結果がいま20年というものになっているんだと思います。まだまだ若い子には負けません」

 今年の目標は?

「日本一しかないです。巨人は日本一にならないと評価されないチームですから。由伸監督とは現役時代ロッカーが隣りでしたし、代走と代打という役割の中で常に一緒に準備をしていたので、監督を男にしたいという気持ちは人一倍強いですから。あと日本一から遠ざかっていますし」

 元気の秘訣は?

「いつも笑顔でいることと気持ちもいつも若く。そしてネガティブなことも言わないで常にポジティブで物事を考えていく。後は結果を気にしすぎないといったことも大事なので、そのために準備を費やすということも大事ですし、そういうものが自分にとって元気の秘訣につながっていくと思います」

過酷すぎる火星で、たった独り取り残された男のドラマ!『オデッセイ』

2016.02.06 Vol.660

 地球から2億2530万キロ離れた火星にたった一人取り残された男。あらゆる現実が“生存不可能”を示していた…。

 第88回アカデミー賞では作品賞、主演男優賞(マット・デイモン)をはじめ7部門にノミネート。第73回ゴールデン・グローブ賞では作品賞、主演男優賞を受賞した注目作。巨匠リドリー・スコットとトップ俳優マット・デイモンが、意外や初タッグを組んだ本作は、新人作家アンディ・ウィアーによる驚異的なベストセラー小説の映画化。いまだ人間が生存できる環境にない火星を舞台に、その地で何の助けも無くただ一人、取り残された男の戦いと、遥か彼方から彼の生存を願う人々が起こした奇跡を、圧巻の映像とともに描く。外気温は−55℃。最大風速400km/hの風が吹き荒れる不毛の地。酸素はほとんど無し。通信手段無し。水無し。食糧はわずか31日分。NASAの次のミッションまで4年。それでも希望を捨てず、持てる限りの知識とアイデアを駆使。極限状態においても人間性を失わず、生存への挑戦を続ける主人公・マークを演じたデイモンに、称賛が続々と寄せられている。その姿は、彼のクルーや他の宇宙飛行士たち、そして遥か遠くの地球の人々の心を動かしていく。国や立場を超え、地球上の人類が1人の命を救うため救出作戦に立ち上がる姿に、希望を見出さずにはいられない。

STORY
火星での有人探査ミッションにあたっていたクルーを、突然大規模な砂嵐が襲う。しかしクルーの一人、マークがトラブルに見舞われてしまう。クルーは彼が死亡したと判断し、地球へ出発。しかしマークは生存しており、過酷な状況のなか一人取り残されることに…。

監督:リドリー・スコット 出演:マット・デイモン、ジェシカ・チャステイン、クリステン・ウィグ、ケイト・マーラ他/2時間22分/20世紀フォックス映画配給/TOHOシネマズ 六本木ヒルズ他にて公開中  http://www.foxmovies-jp.com/odyssey/   2D/3D

NMB48梅田卒業宣言! 昭和生まれはこじはるのみに

2016.02.05 Vol.660

 NMB48の梅田彩佳が1月23日、東京ドームシティホールで行われたAKB48グループのライブ『リクエストアワーセットリストベスト100』で卒業を発表した。梅田の卒業にともない、AKBグループの昭和生まれメンバーは小嶋陽菜だけになる。

 梅田は、AKBを経て一昨年春からNMBで活動。「AKB48、NMB48が何でもない普通の私を今までの10年間でキラキラさせてくれました」と涙で感謝。「ファンの方にも出会わせてくれました。夢を語れるメンバーにも出会うことができました。今までもこれからも、私にとって大切な場所です」とAKBグループ愛をあふれさせた。
 正式な卒業日は今後発表される。

根本宗子&趣里 ねもしゅーのおとぎ話『ファンファーレサーカス』で念願の共演実現 

2016.01.26 Vol.659

昨年、ミュージシャンの大森靖子とのコラボ企画「ねもしゅーせいこ」を実現させた根本宗子がまたもやミュージシャンとコラボした演劇公演を行う。今回タッグを組むのは4人組ロックバンド「おとぎ話」。そしてW主演として趣里、蒼波純を迎える。

TOKYO HEADLINE 編集部オススメMOVIE(1/25〜 part 4)

2016.01.26 Vol.659

『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』

 ブルックリンの街を一望できるアパートメントの最上階で40年暮らしてきた画家アレックスと妻のルース。しかしこの建物にはエレベーターが無く2人は今後を考え、部屋を売って転居することに。果たして眺めのいい部屋は誰の手に渡るのか?

監督:リチャード・ロンクレイン 出演:モーガン・フリーマン、ダイアン・キートン他/1時間32分/スターサンズ配給/1月30日よりシネスイッチ銀座他にて公開  http://nagamenoiiheya.net/

TOKYO HEADLINE 編集部オススメMOVIE(1/25〜 part 3)

2016.01.25 Vol.659

『サウルの息子』

 1944年10月。ハンガリー系ユダヤ人のサウルは収容所で、同胞であるユダヤ人の死体処理に従事する仕事をしていた。ある日、サウルはガス室で生き残った息子とおぼしき少年を発見する。少年はすぐに殺されてしまうがサウルはなんとかユダヤの法で弔おうとする。

監督:ネメシュ・ラースロー 出演:ルーリグ・ゲーザ他/1時間47分/ファインフィルムズ配給/新宿シネマカリテ他にて公開中  http://www.finefilms.co.jp/saul/

ジョニー・デップ史上、最高の演技と絶賛! 『ブラック・スキャンダル』

2016.01.25 Vol.659

 ギャング、FBI、政治家が手を組んだ、アメリカ史上最悪の汚職事件にジョニデが挑む! 人気俳優ジョニー・デップが、 実在の犯罪王ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーを衝撃的なヘアメイクで熱演し、注目を集めている社会派大作がついに日本公開。FBIの最重要指名手配犯でありながら16年間の逃亡の末、2011年にようやく逮捕されたバルジャー。そんな危険人物がなぜ、FBIに追われながらも着々と犯罪王国を築くことができたのか。実はその背景には、FBI捜査官ジョン・コノリーとバルジャーの間で、密約が交わされていたという事実があった。しかもバルジャー兄弟とコノリーは、ボストンで幼なじみとして育った間柄だったのだ。ギャングのボスとなったジェームズ、その弟で有力政治家となったビリー、FBI捜査官として権力を握ったコノリー。彼ら3人の絆が、やがてアメリカの正義を揺るがす大事件へと変貌する…。

 ボストンの裏社会を支配する反面、元恋人や息子を大切にする優しい側面を持つ男。その劇的な半生を圧倒的な存在感で演じ切ったデップには、史上最高の演技を見せたとの絶賛評が続出。かつてない老けメイクでこれまでのイメージを覆しつつ、さすがの存在感と気迫の演技を見せている。共演は、弟・ビリー役にベネディクト・カンバーバッチ、幼なじみのFBI捜査官コノリー役にジョエル・エドガートン。恋人・リンゼイ役にダコタ・ジョンソン。

STORY
1975年。サウスボストンでアメリカの正義の根幹を揺るがす史上最悪の汚職事件が起きた。マフィア浄化に取り組むFBI捜査官のコノリーが、地元ギャングのボスであるバルジャーと密約を交わし、対立組織の情報を売るよう持ちかける。バルジャー、コノリー、そして政治家のビリーの3人は協力しながらそれぞれ権力の座を駆け上がっていくが…。

監督:スコット・クーパー 出演:ジョニー・デップ、ベネディクト・カンバーバッチ、ジョエル・エドガートン他/2時間3分/ワーナー・ブラザース映画配給/1月30日より新宿ピカデリー他にて公開  https://warnerbros.co.jp/c/movies/blackmass/

人間ドラマにどっぷりつかってみる『同じ夢』

2016.01.25 Vol.659

 劇作家、演出家、そして俳優という3つの顔を持つ赤堀雅秋。ここ数年は自ら主宰を務める劇団、THE SHAMPOO HATの公演はもとより、多くの外部公演から作・演出、そして俳優としてもひっぱりだこ。加えて映画のメガホンも握るなど多忙の日々のなかでも、年に1本は新作を書き下ろすなど、バイタリティーあふれる活躍っぷりには目をみはるものがある。

 赤堀の作品は特段センセーショナルな出来事が起こるわけではなく、むしろ地味な人々のよくあるお話が淡々と進行する。ただし、登場人物たちのダメな部分や闇の部分の描き方が絶妙。平々凡々に見える人物から見え隠れする凶暴性だったり、ユーモアあふれる人物の裏側にある物悲しさといったものが絶妙なタイミングとあんばいで顔を出し、その人々が抱えるドラマにぐいぐい引き込まれる。

 そんな赤堀の新作書き下ろしは、中年のおっさん4人に2人の女性が絡むお話。おっさん4人を演じるのは光石研、大森南朋、赤堀雅秋、田中哲司という一筋縄ではいかないベテランたち。ヒロイン役には昨年に続いての舞台出演となる麻生久美子。そしてデビュー5年目にして数多くの作品に出演し、若手演技派女優として頭角を現している木下あかりと豪華な顔ぶれとなっている。

『同じ夢』
【日時】2月5日(金)〜21日(日)(開演は平日19時、土13時/18時、日13時。※6日(土)、7日(日)は15時開演。11日(木・祝)は14時開演。10・17・18日は14時の回あり。火曜休演。開場は開演30分前。当日券は開演45分前)
【会場】シアタートラム(三軒茶屋)
【料金】全席指定 一般6800円、高校生以下3400円(世田谷パブリックシアターチケットセンター店頭&電話予約のみ取扱い、年齢確認できるものを要提示)、U24(18〜24歳)3400円(事前の会員登録が必要)、トラムシート5800円
【問い合わせ】世田谷パブリックシアター(TEL:03-5432-1515 [HP] http://setagaya-pt.jp/ )
【作・演出】赤堀雅秋
【出演】光石研、麻生久美子、大森南朋、木下あかり、赤堀雅秋、田中哲司

「ラグビー トップリーグ」パナソニックが東芝破り3連覇

2016.01.25 Vol.659

 ラグビーのトップリーグ決勝トーナメント最終日の24日、東京・秩父宮ラグビー場で決勝が行われ、パナソニックが27-26で東芝を破り、3年連続4度目の優勝を果たした。

 決勝は開始早々からトライの奪い合い。3分にパナソニックがラインアウトからモールで押し込みトライを奪うと、7分には東芝がスクラムからリーチ・マイケルがトライを決めすぐに追いつく。

 ともに前半2つのトライを決め、パナソニックが17-14とリードして折り返す。後半、パナソニックは8分にヘイデがPGを決め、20分には左サイドで華麗なパス回しからピーターセンがトライ。コンバージョンキックも決め27-14と突き放した。

 しかし粘る東芝は28分、流れるようなパス回しから最後はニコラが突き抜け、中央にトライ。コンバージョンキックも決め27-21と食い下がる。その後も地力で勝るパナソニックに自陣まで攻め込まれるも、なんとかしのいだ東芝はロスタイム、知念が左サイドを駆け上がる。これは止められたものの、ボールは右に展開。カフィが蹴り上げたボールがゴールライン付近に転がったところを豊島が押さえ、トライに成功した。

見終わってからがもっと怖い!? 映画『残穢』主演・竹内結子 × 監督・中村義洋 

2016.01.25 Vol.659

第26回山本周五郎賞を受賞した小野不由美のベストセラーを『予告犯』の中村義洋監督が映画化! 主演に中村作品のミューズでもある竹内結子を迎え、橋本愛、佐々木蔵之介、坂口健太郎、滝藤賢一ら豪華キャストとともに贈る、戦慄の“リアルミステリー”。中村監督&竹内が語る、本作の本当の恐ろしさとは…!?

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