第三次世界大戦、勃発。16歳の少女の瞳に映る、崩壊していく世界とは…。
ガーディアン賞とプリンツ賞という、権威ある賞をW受賞した原作を元に、『ラストキング・オブ・スコットランド』の鬼才ケヴィン・マクドナルド監督が『ラブリーボーン』の若き天才女優シアーシャ・ローナンを主演に迎えて描く、異色の青春映画。
ニューヨークから単身イギリスにやってきたデイジー。複雑な家庭環境で育った彼女は自意識が強く反抗的だったが、人懐こくて純真な3人の従弟たちと暮らすうち、しだいに心がほぐれていく。そして長兄・エディとの初めての恋。ところがある日、ロンドンでテロリストによる核爆発が発生。第三次世界大戦勃発に伴う戒厳令がしかれるなか、デイジーたちは突如現れた軍に拘束され、離ればなれにされてしまう。エディと再会するため、デイジーは施設を脱出。荒廃した世界に身を投じていく…。
突然世界週末の危機が現実化していくサスペンスと、1人の少女の青春ストーリーが融合した感動作。8月30日より有楽町スバル座他にて公開。