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“カンヌ常連監督”が放つ待望の最新作! 『2つ目の窓』

2014.07.19 Vol.622

 カンヌ国際映画祭において、1997年『萌の朱雀』でカメラドール(新人監督賞)を受賞、2007年には『殯の森』でグランプリ(審査員特別大賞)を受賞した、河瀬直美監督の、最新作がいよいよ公開。

「目に見えるものだけがすべてじゃない。目に見えないものをスクリーンに焼きつけたい」とデビュー当時からそう語り続ける監督。これまで生まれ故郷の奈良を舞台に、目に見えないさまざまな思いを綴ってきたが本作では、いまなお自然と神と人が共存する奄美大島を舞台に、島で暮らす少年と少女の姿を描く。河瀬監督が主人公として起用した若手の2人にも注目だ。

 父と別れた母と2人で暮らす多感な高校生・界人役には、歌手のUAと俳優の村上淳の息子である村上虹郎。映画初主演となる本作で俳優デビューを果たした。ちなみに今回、父・淳とは親子役で共演している。島の“神”であるユタを母に持つ少女・杏子役には『理想の息子』の吉永淳。他、杉本哲太、松田美由紀、渡辺真起子らベテランが脇を固める。

 母親の“女”の顔に嫌悪感を抱く界人。“神”でありながら病で死を迎えようとする母の思いを受け入れられない杏子。それぞれに行き場の無い思いを抱える2人が、大自然の中で気づいた“命”の真実とは…。

 生と死をあるがままに受け入れ、命を次の世代につないでゆく。少年と少女の目を通して、その悠久の営みの奇跡に触れる感動作。河瀬作品の撮影を数多く手がけるベテランカメラマン・山崎裕がとらえる、島の海や森の情景にも引き込まれる。

今語られる”六本木伝説”!? 田原俊彦さん(歌手)

2014.07.19 Vol.622

第67回 7.12OA 田原俊彦さん(歌手)

 今回のゲストは歌手の田原俊彦さん。
「元気ですかー。1、2、3、4、5、6、7、ハッピーーーー」
 いきなりのハイテンションで登場。
「20代後半くらいは六本木でブイブイ言わしてて(笑)。毎日が麻布十番祭りみたいな感じ。日曜日でも(笑)」
 と当時を振り返る。

 今年でデビュー35周年を迎える。ここまで続けると思っていました?
「山アリ谷アリ谷アリ谷アリ…っていろいろありましたけど(笑)。でも僕は人前でハッピーに元気にやることがすごく性にあっているというか好きなんだよね。お酒も飲まずになぜかハイテンションで頑張れる田原俊彦がいつもいたので、走り続けてこられたんじゃないかな。でも一番にはいいスタッフに恵まれたってことと、いい友人、それからいい女のコたち。最後にやはりファンの方がずっと僕を支えてくれた。僕がステージに立ちたいといってもお客様がいないと歌い続けることはできないんで。そういう意味では毎年毎年、年に1枚でもシングルをちゃんと切って、コンサートやディナーショーをやってという、そういうことをやってきたことがいいことだったんじゃないかなと思うんです」

 キングカズとは仲がいいとか…。
「カズは唯一。あいつとは長いですね。25〜26年になります。いまだに一緒にカラオケとか。ホントにあいつとは不思議な縁というか。気が合うんでしょうね」

 そしてカズとの意外な出会いを披露した。
 そして忘れちゃいけない新曲のお話。
「69枚目のシングル!『LOVE & DREAM feat.SKY-HI』」と自ら紹介。そして、AAAのSKY-HIとのコラボの現場を振り返った。

夏休みを取れた人もまだの人も映画で一休み!”思い出”になる 夏休み映画たち

2014.07.19 Vol.622

東京もいよいよ夏本番!となれば映画ファンお待ちかねの“夏休み映画”がやってくる。暑い夏も忙しく働く大人にとってもはや、子供や学生時代のような夏休みを望むことはできないけれど、映画館に行けばいつでも非日常の世界で一休みできるはず。この夏、とっておきの“思い出の映画”に出会いに行こう。

『クィーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落』トークイベント試写会に15組30名 

2014.07.18 Vol.622

 全米で大ヒットした、前代未聞の“転落”ドキュメンタリーが日本でも公開決定! 
 不動産業で巨万の富を得たアメリカの大富豪・シーゲル夫妻。彼らは100億円をかけ、フロリダにベルサイユ宮殿を真似た全米最大の邸宅の建築を開始した。この映画は、その完成までを追ったドキュメンタリーとなるはずだった。しかし、突如襲ったリーマンショックにより夫妻の会社は大ピンチ。夢のベルサイユ宮殿の建築もとん挫して、大富豪夫婦は転落の一途をたどることになってしまう…。
 今回は、アフィリエイトで一躍大富豪になり、秒速で1億を稼ぐ男として時代の寵児となったのもつかの間、資金繰りがショートしてあっという間にホームレスにまでなってしまった与沢翼氏(株式会社Free Agent Style Holdings 代表取締役会長)をゲストに招き、トークイベントも合わせて開催。成功と転落を経験した与沢氏だけに、リアルな解説でトークを盛り上げてくれそう!
 映画は8月16日より新宿武蔵野館ほか全国公開。

2014.7.4〜2014.7.17 NEWS HEADLINE

2014.07.18 Vol.622

 目で見るニュース、気になるキーワードの解説、話題を集めた発言などなど、使えるニュースをよりコンパクトにお届け!!

女子プロゴルファーのイ・ボミがPR「韓国に遊びに来て!」

2014.07.15 Vol.621

 女子プロゴルファーのイ・ボミが、韓国観光名誉広報大使を務めることになり、14日、都内で行われた任命式に出席した。イは就任について「驚いた」と語り、「韓国の魅力をみなさんに届けられるように全力を尽くしたい」と抱負を語った。

 任命式は、訪韓の促進を目的としたイベント「2014 韓国観光の夕べ」のなかで行われた。オススメのスポットについて聞かれたイは、済州島を挙げ、「空気もきれいで、食べ物もおいしい。すてきなゴルフ場もあります。いいリゾート地」と、PRした。

 キュートなルックスや、プレー中のファッションでも注目を集める。「ファッションには気を使っています。買い物に行くときには、東大門や明洞ですね。美容については、日焼け止めや基礎化粧品に気を使っていますし、皮膚科やエステで肌のケアもしています」と話した。

 外国から韓国を訪れる人は、2年連続で1000万人を超え、旅先としての韓国の人気は上昇中。そのなかで日本から訪韓は減少傾向で、昨年は大幅に落ち込んだ。この日は、BIGBANGを起用した韓国観光の新CMも発表。韓国観光公社の卞秋錫社長は、「文化や観光は政治とは別に発展させていくべきだと思う」と、話した。

ガンダムが動く!「ガンダムGLOBAL CHALLENGE」始動

2014.07.09 Vol.621

「ガンダムが動く!」これはアニメの中の話ではなく現実の話。30周年記念としてお台場に登場したガンダム立像(18m)を、2019年の40周年にむけて動かそうといった新しいプロジェクトが発表された。プロジェクト名は「ガンダムGLOBAL CHALLENGE」。

「ガンダムGLOBAL CHALLENGE」は“夢に挑戦、ガンダムが動く、世界が動く”をテーマとしており、ガンダムを動かすアイデアは一般公募する。これは一般公募することによって、ガンダムを動かすまでの過程もエンターテインメントにして盛り上げていく意図だ。総合的なアイデアにかぎらず部分的なアイデアでも応募が可能。7月下旬に公式サイト(http://gundam-challenge.com)で募集要項を公開し、最終締め切りは2015年2月27日。アイデアが採用された人には研究開発費が付与される予定だ。

 そして今回のプロジェクトは、ガンダムを物理的に動かすことを目的とした「リアルエンターテインメント部門」と、視覚効果を活用してガンダムを動かす「バーチャルエンターテインメント部門」という2部門での募集となる。 

 発表会には、ガンダム35周年記念作品のひとつ『ガンダム Gのレコンギスタ』を製作中の富野由悠季監督が登場。
「アイデアを一般公募することで、今まで観客・鑑賞者だった人を巻き込めるかもしれない。しかし、自分は72歳なんで、5年後どうなっているのか…(笑)」。

 発表会にはガンダムコンピレーション・アルバムにも参加したSUGIZO氏、『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』の原作を手がけた福井晴敏氏、早稲田大学ヒューマノイド研究所の橋本周司氏なども参加。発表会後半では「ガンダムを動かすことと技術の進化について」をトークテーマにパテルディスカッションも行われた。

『STAND BY ME ドラえもん』試写会に25組50名 

2014.07.07 Vol.621

『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『friends もののけ島のナキ』を手掛けた3DCG作品の名タッグ、山崎貴・八木竜一が、日本のみならず世界で愛される『ドラえもん』史上初の3DCGに挑戦! 表情や動きなど徹底的にリアリティーを追求しながらも、オリジナルの世界観を壊さない映像を実現し、懐かしくも新しいドラえもんを生み出した。子供時代にあこがれた“ひみつ道具”の世界が立体的に体感できる映像に、子供も大人もワクワクすること間違いなし。原作の中でも名作と言われる作品をベースに新たな要素を加えて再構築した、新しくも懐かしいストーリーにも、世代を超えて感動するはず。

 何をやらせてもさえない少年・のび太の前に現れたのは、22世紀から来たのび太の孫・セワシと、ネコ型ロボット・ドラえもん。のび太の悲惨な未来を変えるため、セワシはドラえもんに〈成し遂げプログラム〉をセットして、のび太を幸せにしない限り22世紀には帰れなくしてしまう。果たしてのび太は幸せになり、ドラえもんは22世紀にもどれるのか…? 8月8日(金)より全国公開。

『ケープタウン』試写会に15組30名(R15+)

2014.07.07 Vol.621

『ロード・オブ・ザ・リング』『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのオーランド・ブルームと、『大統領の執事の涙』の演技派フォレスト・ウィテカーが共演する、緊迫のサスペンスアクション。昨年のカンヌ国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門でクロージングを飾った注目の一本。『あるいは裏切りという名の犬』を手掛けたジュリアン・ラプノーが脚本に参加している。

 南アフリカ・ケープタウン。人気の元ラグビー選手の娘が惨殺された。有能な警部・アリは、トラブルメーカーだが信頼できる部下・ブライアンたちと捜査に当たり、事件当夜、少女がある薬物の売人と会っていたことを突き止める。その薬物は、最近頻繁に起こる“子ども失踪事件”の現場にも残されていたものだった。その薬物をたどるうちにケープタウンに潜む根深い闇が浮かび上がる。真相に迫るブライアンたちにも危険が迫っていた…。

 オーランドがこれまでにないワイルドな役で、鍛え上げられた肉体を披露しているのにも注目!

 8月30日より全国公開。

『プロミスト・ランド』試写会に15組30名 

2014.07.07 Vol.621

 主演・脚本はマット・デイモン、監督はガス・ヴァン・サントという『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』の2人が奇跡の再タッグを組んだ話題作。17年前の初タッグで評価を得て以来、アメリカ映画界をけん引してきた2人が、脚本家兼主演と監督として3度目のタッグを組み、新たな感動作を生み出した。アメリカを揺るがす社会問題を背景に、一人の男が人々との交流を通して自分の人生を見つめ直す姿をドラマティックに描く、心揺さぶるヒューマンドラマ。

 エネルギー会社の幹部候補であるスティーヴは、農場以外何もない田舎町・マッキンリーに、ビジネスパートナーのスーとともにやってくる。マッキンリーには良質なシェールガスが埋蔵されており、スティーヴは不況にあえぐ農場主たちから、相場より安い金額で採掘権を買い占めるつもりだった。手早く町を掌握できると踏んでいた2人だったが、予期せぬ障害に阻まれることに。さらにスティーヴは仕事への信念と情熱を根本から覆されるような衝撃の真実を知ることになり…。

 8月22日よりTOHOシネマズ シャンテ他にて公開。

日本の人気SF小説をハリウッドで映画化 『オール・ユー・ニード・イズ・キル』

2014.07.06 Vol.621

 2004年に発行された桜坂洋のSF小説を、トム・クルーズを主演に迎えハリウッドで映画化した話題作。戦闘経験の無い主人公が、戦場で出会った女性兵士を救うため、同じ1日を無限に繰り返しながら強くなっていくという独創的なストーリーに、ハリウッドが惚れ込み、一流のキャスト&スタッフを揃えて実写化した。先日来日したトムも「本当に独創的で、間違いなく面白い映画になると思った」と、これまで演じたことの無い役どころに魅了され出演を快諾したという。監督は『ボーン・アイデンティティー』『Mr.& Mrs. スミス』を手掛けたダグ・ライマン。物語の鍵を握る英雄的な女性兵士役に『プラダを着た悪魔』のエミリー・ブラント。

 物語の舞台は、宇宙から来た謎の侵略者と戦う近未来。トム演じる主人公・ケイジ少佐は、死ぬと1日前に戻って目が覚めるというタイムループを繰り返すことに。ところが何度も同じ1日を繰り返すうちにスキルアップ。英雄的な女性兵士・リタと協力し、ギタイを全滅させるべく奮闘する。原作の魅力である独創性とテーマを生かしながらも、ハリウッドならではのストーリー展開やキャラクター、スケール感ある映像演出が見事にマッチ。特に、ケイジたちが着用する“起動スーツ”は、トム自身の意見も反映されたというこだわりのガジェットで、そのリアルさは必見。もちろん、これまで不屈のヒーローを幾度となく演じてきたトムが、弱くて小心者、しかも何度も死んでしまう役どころを演じているのも新鮮だ。

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