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テニス協会は三橋元選手の再登録認めない方針

2017.05.19 Vol.691

 テニスの不正監視団体であるTIUが16日、男子テニスの三橋淳・元選手(27)が八百長や賭博行為に関与したとして永久資格停止と罰金5万ドル(約565万円)の処分を科した。

 日本協会は17日、TIUの処分を尊重し、三橋元選手の再登録や指導者登録を認めない方向で、三橋元選手は今後、国内の日本協会主催大会に出場できなくなる。

 東京都内で記者会見した福井烈・新専務理事は「大変遺憾に思う。心から残念」と苦渋の表情で話した。

 日本協会ではバドミントンでの賭博問題を受け、昨年5月にはプロ選手らを対象とした研修の受講を義務化するなど法令順守の取り組みを強化。今月30日の理事会では倫理規程を改正し、八百長や賭博の禁止を明示する方針を固めていた。

【K-1 WORLD GP 2017 JAPAN 】初のさいたま大会なのに日本人が決勝にいない恐れも……

2017.05.19 Vol.691

 新生K-1が初めてさいたまスーパーアリーナに進出する「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ?第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント?」(6月18日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ)はプレリミナリーファイトを含め全18試合がラインアップされた。

 大会の最大の目玉は「第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」。この?70kgという階級は日本人選手にとってはかなりハードルが高い。かつてのK-1 WORLD MAXまでさかのぼっても世界王者となったのは魔裟斗だけ。日本人としては?70kgというと大型の選手となるのだが、ヨーロッパなどではこの階級が最も選手層が厚いというのがその理由。

 今回のトーナメントには日本からは城戸康裕、廣野祐、中島弘貴、日菜太の4選手がエントリーされた。1回戦ではそれぞれ強豪外国人選手と対戦する。
 これまで新生K-1で行われた世界トーナメントでは日本人選手が多く勝ち上がり、ほとんどの決勝のリングには必ず一人は日本人選手が立っていた。外国人選手同士の決勝となったのは昨年6月の「?65kg世界最強決定トーナメント」と2015年に行われた「?70kg初代王座決定トーナメント」だけ。やはり重い階級では日本人は分が悪い。

 今回のメンバーを眺めると1回戦で日本人が全部消えてしまう可能性もゼロではない。それだけに4選手たちの危機感は相当なもの。

 日菜太は「日本人が1回戦で全滅したら、もうスーパー・ウェルター級でトーナメントをやる意味がなくなると思う。だから僕が何としても優勝して、スーパー・ウェルター級を終わらせたくないという気持ちがある」とまで言う。ともにKrushのリングでジョーダン・ピケオーに敗れている廣野と中島の「きつい試合になる」というコメントは特に重い。

東京五輪の都外仮設施設も都全額負担へ

2017.05.19 Vol.691

 2020年東京五輪・パラリンピックの経費分担問題で、東京都の小池百合子知事は11日、安倍晋三首相と官邸で会談し、都が都外の競技会場の仮設整備費を原則として全額負担する意向を伝えた。会談後、報道陣の取材に「ホストシティーとしての役割を担う」と答えた。今後、都と組織委員会、国の3者協議で最終的な調整を行う。組織委の試算では都外11会場の仮設整備費は計438億円。その後に決まった野球・ソフトボールを含めると、500億円前後に上るとみられる。小池氏は財源については「これから都で精査する」と述べた。

 大会組織委員会の森喜朗会長は11日、東京都内で会見し「都知事が決断してくれて喜んでいるというか、よかったなという思い」と歓迎した。

高橋みなみがボランティア「密度の濃い時間、過ごせた」

2017.05.19 Vol.691

 高橋みなみが14日、福島市で行われた農地ボランティア活動に参加した。自身が公式アンバサダーを務める「RockCorps supported by JT」の一環で行われた活動にサプライズで登場。他参加者と一緒に、ナスの苗を植えたり、きゅうりの収穫などを行って、汗を流した。高橋は「土に触れる体験が久々だったので、密度の濃い時間を過ごせました! みんなまたセレブレーションで会いましょう!」と労をねぎらった。

「RockCorps supported by JT」は、指定された4時間のボランティア活動をすることで、アーティストによるライブイベント(セレブレーション)に参加できるという新しい社会貢献の仕組み。アメリカで生まれ、2014年に日本に上陸。今年で4回目の開催となる。ライブイベントは9月2日に幕張メッセで行われる。

EXILEのTAKAHIROが初舞台「食らいついていきたい」

2017.05.19 Vol.691

 EXILE TAKAHIROが主演する舞台『MOJO(モジョ)』の製作発表が12日、都内で行われ、TAKAHIRO、浪岡一喜、木村了、尾上寛之、味方良介、横田龍儀が出席した。TAKAHIROは「一生懸命食らいついていきたいと思う」と意気込むとともに、「初めての舞台なので役どころややりがいみたいなものは、稽古のなかで感じていきたい。(演じる役は)キレ者な役どころなので、緊張を生かしつつやっていければ」と、話した。

 英劇作家ジェズ・バターワースの処女戯曲が原作。伝説の舞台の日本初演となる。浪岡は「青木さんにすべてお任せして、下僕になるようにやっていきたい」。木村了「この作品が日本が一番面白かったといわれるようにTAKAHIROくんが頑張りますのでお願いします」とユーモアたっぷりに挨拶。キャストもスタッフも力が入っているようだ。

 本作は、ロックンロールカルチャー全盛の1950年代後半のロンドンのクラブが舞台。オーナーの息子、オーナーの右腕、ドラッグディーラーにスター歌手など6人のイカレた男たちによるスピーディーな会話劇。演出と上演台本は青木豪が担当する。6月23日から、品川プリンスホテル クラブ exで上演する。

韓国新大統領、親北表明も…

2017.05.19 Vol.691

 韓国の朴槿恵前大統領の罷免に伴う第19代大統領選は9日即日開票され、左派系最大野党「共に民主党」の文在寅候補(64)が当選。就任宣誓で「条件が整うなら平壌にも行く」と話すなど北朝鮮との対話路線へのシフトをにじませた。しかし北朝鮮は14日午前に弾道ミサイル1発を発射。文氏の目指す対北対話は早くも窮地に立たされた。同日開かれた初の国家安全保障会議(NSC)は政権移行期ということもあり、安全保障政策で対立するはずの朴前政権の閣僚たちで行われた。

「一帯一路」会議の初日に…

2017.05.19 Vol.691

 中国による現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」に関する国際協力サミットフォーラムが14、15日に北京で開催された。「一帯一路」は中国主導により「新型の国際関係」を構築しようという試み。習氏にとってはせっかくの“晴れ舞台”だったが、当日の朝に北朝鮮が弾道ミサイルを発射。習氏は苦虫をかみつぶしたような表情で開幕式で演説を行った。15日には中国を含む30カ国が「あらゆる形の保護主義に反対する」との文言を盛り込んだ共同声明を採択し、閉幕した。

世界規模のサイバー攻撃発生

2017.05.19 Vol.691

 大規模なサイバー攻撃が世界各地で一斉に発生した。攻撃はコンピューターをロックし、解除のために仮想通貨「ビットコイン」を300ドル(約3万4000円)から600ドル(約6万8000円)支払うよう求める表示が出ており、「ランサムウエア」(身代金要求型ウイルス)とみられる。攻撃は約100カ国で起きており、日本では15日には約600カ所の2000端末がウイルスに感染した可能性があることが分かった。ロイター通信は15日、今回のプログラムコードの一部が、北朝鮮のハッカー集団「ラザルス」が過去の攻撃で使ったプログラムに類似していたと報じた。

フランスで39歳の大統領

2017.05.19 Vol.691

 フランス大統領選は7日、決選投票が行われ、即日開票の結果、欧州連合(EU)との協調を重視する独立系のエマニュエル・マクロン前経済相が新大統領に選出された。現行の第五共和制憲法が公布された1958年以降、左右二大陣営に属さない仏大統領の誕生は初めて。39歳の大統領は仏史上最年少。ちなみにファーストレディーになるマクロン氏の妻、ブリジットさんは同氏の高校時代の恩師。

アマチュアMMAの最高峰「全日本アマチュア修斗選手権」が9月23日に開催

2017.05.19 Vol.691

 アマチュアMMAの最高峰の大会ともいえる「全日本アマチュア修斗選手権大会」が今年は9月23日に神奈川・小田原アリーナで開催される。

 6月4日の中国選手権を皮切りに7月30日の四国選手権まで全国9地区で予選を行い、勝ち上がった精鋭たちが全日本のケージに上がる。

 今年で24回目を迎える同大会は佐藤ルミナ、桜井マッハ速人、宇野薫、山本KID郁徳といったレジェンドから扇久保博正、斎藤裕ら修斗歴代王者、そして水垣偉弥、佐々木憂流迦、内藤のび太ら、現在UFCを始めとする海外で活躍する選手たちを多く輩出。

 昨年から格闘技道場・ジムのネットワークである「D-NET」がグラップリング大会を同時開催。今年はそれに加え日本ブラジリアン柔術連盟(JBJJF)がブラジリアン柔術の大会も同会場で開催。キッズ・ジュニア修斗の東西対抗戦も昨年同様企画されるなど、格闘技の一大エキスポの様相を呈してきた。

 大会の開催が発表された5月12日のプロフェッショナル修斗公式戦では日本修斗協会理事長でアマチュア修斗委員会委員長の佐藤ルミナ氏、D-NETの長南亮代表、JBJJFの中井祐樹会長が勢ぞろいし、豪華な3ショットとなった。また、そこでルミナ理事長から今年の各地区の大会が10月にインド・ニューデリーで開催されるUWW(世界レスリング連盟)が主催する「パンクラチオン世界選手権大会」の代表選考を兼ねることが発表された。

 各大会の試合は代表選手を選抜するための参考試合となり、戦績を加味し上位の選手の中から、日本代表選手として世界選手権大会に派遣されるという。

 大会への参加など詳細は日本修斗協会ホームページ( http://j-shooto.com/http://j-shooto.com )で。

民進党離党の長島昭久衆議院議員が生出演

2017.05.19 Vol.691

 本紙コラムニストで衆議院議員の長島昭久氏がFRESH!の「JAPAN MOVE UP FRESH!」に独占生出演した。

 長島氏は4月10日に民進党に離党届を提出。25日に除名処分を受け、現在は無所属で政治活動を行っている。

 4月19日には外交・安全保障の勉強会「外交・安全保障戦略を考える会(仮称)」を立ち上げ、会長に就任。7月2日投開票の東京都議選、来る衆議院解散に向け政界再編のキーマンと目されている。

 そんな注目の長島氏にこの日は番組MCの一木広治が「離党のタイミングについて」「蓮舫代表について」「小池百合子東京都知事との関係は?」といった刺激的な質問から、東京21区が地盤とあって「2020年東京オリンピック・パラリンピックについて」「豊洲市場移転問題について」といった東京にまつわる問題についても話を聞いた。

 長島氏は小池氏については「世に言われているような小池新党でどうとかいうのか勘ぐりすぎ」と前置きしつつも「豊洲問題とオリンピックで苦労していますが、そういうことも含めて洗いざらいやるという意味ではぜひ頑張ってほしいと思っているし僕らも応援している」とエールを送った。また豊洲問題については「都議選の前に決めてほしい。とにかく決めること。決めることのリスクもあるが、決めないことのリスクのほうが大きいと思う」と話した。

 また何かと騒がしい北朝鮮問題については長島氏が“国防のプロ”からの視点で分析。「そういう国が近くにあるということ。今まで太平を謳歌してきましたが、(日本も)いよいよ普通の国になりつつあるということ。先日のミサイル発射は強烈。我々が想像していた以上に北朝鮮のミサイルの技術は上がっている。今、日本とアメリカが持っているミサイル防衛のミサイルはどれも届かない。これは深刻」としたうえで「ミサイルを発射する段階で落とすくらいの防衛兵器を持たないと、本当の意味で国民の生命と財産は守れない。そういう議論をすると“やりすぎ”と今までは言われたがもうそんなことを言っている場合じゃなくなっている。正確に現実を知らせて、そういう議論ができるようにしないといけない」とも話した。

 番組の模様はアーカイブ( https://freshlive.tv/japanmoveup/114951 )で視聴できる。

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