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『るろうに剣心』ハリウッドの映画ファンが拍手喝采!

2012.12.18 Vol.576

20121218a.jpg 今年公開された日本映画『るろうに剣心』が14日、ハリウッドのエジプシャンシアターで開催された「LA EigaFest 2012」にてオープニング上映され、大友啓史監督と相楽左之助役の青木崇高(写真)が記者会見に出席した。


「LA EigaFest:は日本映画をアメリカに紹介すべくハリウッドで開催される映画祭で、今年2回目を迎える。会見で大友監督は「15年前、2年間LAに住んでいて、いろいろな映画を見ました。エジプシャンシアターもその1つ。当時は、自分が監督した作品がアメリカの映画館で、しかも映画の聖地・ハリウッドで上映されるなんて夢にも思っていなかった」と感激の面持ち。青木は「僕は12年前に初めてLAを訪れました。当時はバックパッカーの一人旅で、ちょっと日本語がしゃべれる外国人のおじさんに400ドル騙し取られました(笑)。当時は役者になろうとも思っていなかったので、今日こういう形でまたLAに来ることができて、非常に嬉しいです」と喜びを伝えた。


 その後、2人は上映会場にも登場。会場は600人を超える観客で超満員。剣心の登場シーンでどよめきが起こったり、剣心の台詞『おろ』で爆笑が沸き起こるなど、会ハリウッドの映画ファンは大熱狂。試写会後の質疑応答では、大友監督と青木はファンやマスコミから質問責めに。「続編はあるのか? そしてその続編に志々雄真実は出るのか?」という質問が出ると、会場も大盛り上がり。「いま、いろいとと考えているので、もう少し待っていてください。アメリカのみんなが応援してくれたら、続編が決まるかもしれません!」と大友監督が答えると大きな歓声が上がり、青木も「みなさまの力で左之助をもう一度やらせてください!」とたたみ掛けた。
 

 試写後のパーティーでも2人は、ハリウッドの熱狂的ファンに囲まれ、サインや写真撮影などに快く応じていた。
 映画祭では、本作のほか『桐島、部活やめるってよ』『テルマエ・ロマエ』『へルタースケルター』『らくごえいが』『のぼうの城』『おおかみこどもの雨と雪』など、話題
の日本映画が上映され、16日に閉会した。


 本作は、シンガポール、フィリピン、香港、台湾でも上映されており、日本では12月26日にブルーレイ&DVDが発売されるなど、まだまだ人気が続きそうだ。

(c)和月伸宏/集英社 (c)2012 「るろうに剣心」製作委員会

MOVIE  TVドラマでも大注目!”男女逆転 大奥”

2012.12.17 Vol.576

“男女逆転”の大奥を描く、よしながふみ原作の大ベストセラーコミックを映像化した話題作。幅広い役どころをこなす演技派俳優・堺雅人が、TVドラマ『大奥 〜誕生 [有功・家光篇]』と本作で、一人二役を演じることも、話題となっている。本作で堺が演じるのは、野心あふれる主人公・右衛門佐。有功と瓜二つの容姿を持ちながらも、性格は真逆となる人物を、堺がどう見せるかにも注目だ。そして、右衛門佐が仕える五代将軍・徳川綱吉を演じるのが、映画・ドラマに引っ張りだこの菅野美穂。才色兼備ながらも、徳川の宿命に翻弄される女将軍を熱演する。側用人・柳沢吉保役の尾野真千子、綱吉を溺愛する父・桂昌院役の西田敏行、側室・伝兵衛役の要潤など、多彩な豪華キャストが集結する。
“大奥映画史上最長の御鈴廊下”をはじめ、花開く元禄文化を語る壮麗なセットや、きらびやかな衣装や小物、世界遺産・二条城などでのロケ撮影なども、目を楽しませてくれる。
 男女が逆転した世界の中で描かれる、愛と野望の歴史絵巻を堪能して。

『ひまわりと子犬の7日間』試写会に50組100名 

2012.12.17 Vol.576

 2007年に、宮崎県の保健所で起こった犬と人間の奇跡の実話を、堺雅人主演で描く感動作! 山田洋次監督作品の共同脚本・助監督を20年にわたり務めてきた平松恵美子がメガホンをとる。
 ある日、母犬と生まれたばかりの子犬が、保健所に収容される。保健所職員・神崎彰司は、彼らを人に慣れさせて里親を探そうとするが、母犬は子犬を守るため、近寄る人すべてを激しく威嚇する。妻を亡くしてから彰司が懸命に育てる子供たちも、自分たちの姿に重ね合わせ母犬に思いを寄せるが、犬たちの命の期限は、刻一刻と近づいていた…。
 さらに、獣医・五十嵐三久役の中谷美紀をはじめ吉行和子、でんでん、夏八木勲、草村礼子、檀れい、小林稔侍などの実力派俳優が集う他、オードリーの若林正恭が映画初出演を果たしている。
 3月16日より全国公開。


『ひまわりと子犬の7日間』試写会に50組100名   

MOVIE  鬼才ティム・バートンの3D白黒アニメ!

2012.12.10 Vol.575

 ティム・バートンワールド全開、この冬話題のストップモーション・アニメ。今回は、白黒&3Dというスタイルで、さらなる想像の世界にファンをいざなってくれる。
 本作の主人公は、科学に夢中の少年・ヴィクターと、彼の“禁断の実験”によって生き返った愛犬・スパーキー。とりわけスパーキーの愛らしさが、見る者を虜にしてしまうこと間違いなしだ。全身つぎはぎだらけで首からはボルトが飛び出ているという少々不気味なルックスながら、自分が死んだことに気付いていないため生前と変わらない行動をとる姿がとても無邪気でキュート。何より、大好きなヴィクターと一緒にいることの幸せを全身で表現する姿がいじらしく、愛おしくなる。『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の幽霊犬や、『ティム・バートンのコープスブライド』のホネ犬・スクラップスに続く、バートン作品の人気犬キャラとなりそう。
 モノクロ表現ならではの光と影の美しさ、ストップモーションアニメならではの手作り感と、他では味わえない魅力が満載の一本。

夢の課外授業郊外型スタイル〜チャリティ・キッズ・ベースボールスクール2012〜

2012.12.10 Vol.575

最年長投手として、昨年まで現役だった工藤公康が「野球を通じて人材育成を!」との思いからスタートした「チャリティ・キッズ・ベースボールスクール」(主催:二十一世紀倶楽部)が2日、明治神宮外苑室内球技場で行われた。19回目を迎えた今年は、アメリカンスクールを含む11チーム131人が参加した。(文中敬称略)

『しあわせカモン』 LIVE付きプレミア試写会に15組30名 

2012.12.10 Vol.575

 ヤクザとの結婚や薬物依存という波乱の人生を送ってきた母・扶美江。息子・哲也は荒んでいく母を見て一度は非行に走るが、ミュージシャンになる夢を追い、母との絆を取り戻そうとする…。
 愚かでもひたむきに生きた母親と、つらい記憶を「歌うこと」で昇華した息子。故郷の岩手を中心にカリスマ的人気を誇るミュージシャン・松本哲也とその母親の絆を描いた、感動のトゥルーストーリー。扶美江役・鈴木砂羽と哲也役・石垣佑磨が、葛藤と愛に揺れる親子を演じ切る。今回は、松本哲也ライブとキャスト舞台挨拶を予定しているプレミア試写会にご招待。
 映画は2013年1月26日、ヒューマントラストシネマ渋谷他にて公開。


『しあわせカモン』 LIVE付きプレミア試写会に15組30名    

『みなさん、さようなら』試写会に15組30名

2012.12.10 Vol.575

「ぼくは一生、団地の中だけで生きていく!」。12歳の春、突然心に決めた少年・悟。団地には、何でも揃っている。初恋も、青春も、就職も、結婚も、なんだって団地の中でできる。でも本当はみんな知ってる。“なぜ悟が団地から出られないのか”を—。
『アヒルと鴨のコインロッカー』の中村義洋監督が温め続けた、異色の青春映画が誕生! 主人公・悟役には、中村組常連の実力派俳優・濱田岳。12歳から30歳までを演じ切った。悟とともに団地で成長していく同級生役に倉科カナ、永山絢斗、波瑠。田中圭、ベンガル、大塚寧々などのベテラン陣が脇を固める。
 2013年1月、全国公開。


『みなさん、さようなら』試写会に15組30名   

ティム・バートン監督のために箕輪&オリラジが感電!?

2012.12.04 Vol.574

20121204a.jpg ティム・バートン監督最新作『フランケンウィニー』の来日記者会見が3日、都内にて行われ、バートン監督、アリソン・アベイトプロデューサーが登壇した。


「大好きな東京に、また来ることができてうれしいです」と、笑顔を見せたバートン監督。最新作『フランケンウィニー』は、愛犬を事故で失った少年が、その愛犬をよみがえらせたことから起こる騒動を描いた3Dアニメーション。監督は「この映画は、子供のころに飼っていた愛犬との思い出や関係性が原点になっているんです。飼い犬との出会いが、僕に無償の愛を教えてくれた。だから僕にとって本当に大切な物語なんです」と明かした。ちなみに「あくまでもファンタジーなので、もし実際にこういう状況になったとき、自分だったら愛犬を生き返らせるかと言うと、答えは『NO』です」とのこと。


 また、この日は本作の日本語版吹き替えで声優を務めているハリセンボンの箕輪はるかが、オリエンタルラジオの藤森慎吾と中田敦彦とともに登場。劇中のエピソードにちなみ、3人は実際に体に電気を通すという"禁断の実験"を体験。静電気で髪がボサボサになった箕輪たちは、バートン監督からねぎらいの言葉をもらっていた。
 映画は12月15日より全国ロードショー。

 

ミッツ、ダニエル・ラドクリフの胸毛に期待!?

2012.11.30 Vol.574

20121130a.jpg『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフが主演する映画『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』のイベントが29日行われ、ゲストにイメージソングを担当したロックバンド・MUCC(ムック)と、ミッツ・マングローブが登場した。


 同作は、ラドクリフ演じる若き弁護士が、遺産調査のために訪れた館で"黒衣の女"の呪いを体験する、戦慄のゴシック・ホラー。


 MUCCのメンバーたちが楽曲を手がけた経緯などを語っていると、不気味なオルゴール音とともに、大柄な"黒衣の女"が登場。その正体は、黒衣のベールとロングドレスをまとったミッツ・マングローブ。


 不気味な演出もどこへやら、ミッツは主演のラドクリフについて「いい感じに成長されて。次回作とかでフルヌードになったり、胸毛を見せていたり快活な青年になっているんじゃないかしら」と、相変わらずのミッツ視点で、大人になったラドクリフの魅力を語った。主人公を恐怖に陥れる"黒衣の女"のように、恨みを引きずるタイプかと聞かれると「引きずらないが絶対に忘れません。でも女性は恨みつらみが活力じゃないかしら」と答え、さらに、主人公のように呪いの館に入りたいかと聞かれると「自分の家が呪いの館ですからね。基本的に(恐怖を)与える方ですから」と、黒衣の女顔負けの、余裕の表情を見せていた。


『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』は12月1日より新宿ピカデリー他にて全国公開。

 

ヒュー・ジャックマン、日本のファンの歌声に感激!

2012.11.29 Vol.574

20121129a.jpg 映画『レ・ミゼラブル』の来日イベントが28日、都内にて行われ、ジャン・バルジャン役のヒュー・ジャックマン、ファンテーヌ役のアン・ハサウェイ、コゼット役のアマンダ・セイフライド、トム・フーパー監督、キャメロン・マッキントッシュプロデューサーが登壇した。


 同作は、世界中でロングランヒットしている名作舞台ミュージカルを、『英国王のスピーチ』のフーパー監督と、舞台版の製作も務めるマッキントッシュプロデューサーが、豪華な俳優陣を揃えて映画化した話題作。


 イベントの冒頭、山口祐一郎や森公美子ら、来年5月より公演となる日本版『レ・ミゼラブル』の舞台キャストたちが劇中歌を披露。来日した一行は、日本版舞台キャストたちの贈り物に感激した様子で登場。「ステキなパフォーマンスを見せてくれてありがとう」とアンは満面の笑みを見せ、ヒューも「アリガトー、コンバンワ! 僕は日本が大好きで10回目の来日だけど今回は特別にうれしいです」と日本語交じりであいさつ。アマンダも「クールな日本に来れてうれしい!」と笑顔。


 本作では、これまでのミュージカル映画とは異なり、撮影現場で俳優たちが演じながら歌ったものを、ほぼそのまま使用している。ヒューは「生で歌うので、毎日、舞台の初日や千秋楽を迎えるような、特別な気持ちで撮影できたし、演技に合わせながら自由に歌うことができたのも良かった」とやりがいを語った。


 イベントの終盤では、2500人の観客が総立ちになって、一行のためにメイン曲"民衆の歌"を合唱。日本のファンからのサプライズプレゼントに、ヒューも「ありがとうございます! 素晴らしい!」と日本語で感激をあらわにした。
 映画『レ・ミゼラブル』は12月21日よりTOHOシネマズ 日劇他にて全国公開。

MOVIE 007シリーズ生誕50周年記念の最新作!

2012.11.26 Vol.574

 世界中で“007旋風”を巻き起こしている最新作がついに日本上陸! シリーズ史上初となる、アカデミー賞受賞監督、サム・メンデスがシリーズ最高の007を描き出す。今回、007となって3作目を迎えたダニエル・クレイグが挑むのは“007の復活”。ITの発達により時代が移り変わり、世代交代の波やエージェントの存在意義が問われたとき、MI6そして007はいかに使命と向き合うのか。ボンドの出自やMとの絆など、初めて描かれるエピソードにも注目だ。共演にはM役のジュディ・デンチをはじめ、存在感のある役者が勢ぞろい。今回ボンドの前に立ちはだかる男・シルヴァ役には『ノーカントリー』のハビエル・バルデム。ミステリアスなボンドガールにはモデル・女優のベレニス・マーロウ。情報国防委員会委員長役にレイフ・ファインズ。アシスタントエージェント役にナオミ・ハリス。シリーズ最年少のQ役を務めるのは『パフューム ある人殺しの物語』のベン・ウィショー。テーマ曲を世界的歌姫・アデルが歌う。

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