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ベン・アフレック米・監督組合賞初ノミネートで初受賞!

2013.02.04 Vol.581

20130204a.jpg ベン・アフレックが監督・主演を務めた話題作『アルゴ』が、2日に発表された第65回 米・監督組合賞(DGA)において長編映画監督賞を受賞した。


『アルゴ』は、CIAが映画撮影を装って実行した前代未聞の救出作戦を映画化した話題作。日本でも昨年公開され、好評価を得ていた。


 同作は、米国アカデミー賞でも、作品賞、助演男優賞など7部門にノミネートされており、今後も受賞ラッシュが続きそうだ。

『アルゴ』は3月13日にワーナー・ホーム・ビデオよりブルーレイ&DVDリリース。
(c) 2012 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

『世界にひとつのプレイブック』試写会に15組30名 

2013.02.04 Vol.581

 最愛の人を失くして心が壊れた男女が立ち直ろうとする…シリアスな物語のはずなのに、なぜか全世界が爆笑、そしていつしか泣き笑い! アカデミー賞2冠受賞作品『ザ・ファイター』のデヴィッド・O・ラッセルが監督・脚本を務める、共感度NO.1の感動作。『ハングオーバー』シリーズのブラッドリー・クーパーと、『ハンガーゲーム』のジェニファー・ローレンスという旬な2人の共演にも注目を。

 妻の浮気が原因で心のバランスを崩したあげくすべてを失ったパットは実家でリハビリをしながら妻とよりを戻そうと努力するが、妻は接近禁止令を解いてくれない。ある日、近所に住む女性・ティファニーと知り合うが、彼女は愛らしい姿からは想像もつかない過激な言動をする人物だった。実は彼女もまた、事故で夫を亡くし心に傷を抱えていたのだ。なんとか立ち直ろうとするティファニーはパットを巻き込んでダンスコンテストを目指すことになるのだが…。

 2月22日(金)よりTOHOシネマズシャンテ他にて公開。


『世界にひとつのプレイブック』試写会に15組30名    

MOVIE 生田斗真が驚異のダークヒーローに!

2013.02.04 Vol.581

 並外れた記憶力・知能・肉体を持ちながらも、一切の感情を持たず犯罪者を抹殺する、美しき殺人者“脳男”。生田斗真が、究極のダークヒーローとしてスクリーンに登場!

 首藤瓜於(しゅどう うりお)の第46回江戸川乱歩賞を、『犯人に告ぐ』の瀧本智行監督が映画化。ロバート・アルトマン作品などで知られる栗田豊通が撮影監督を務める。

『人間失格』、『源氏物語千年の謎』、『僕等がいた』(前篇・後篇)など、多彩な魅力を表現してきた彼が、今回は“表情”“感情”を封印し、絶対的正義を遂行するため殺人をも厭わない“脳男”鈴木一郎というダークな難役に挑戦。これまでの作品とはまったく違う生田斗真の存在感に注目だ。

 そんな“脳男”に人間らしい感情を取り戻させようとする精神科医・鷲谷真梨子役に松雪泰子。連続爆弾魔を追う刑事・茶屋役に江口洋介。『ヒミズ』でヴェネツィア国際映画祭最優秀新人賞を受賞した二階堂ふみが爆破犯・緑川紀子に扮する。

『絶叫学級』が”絶叫級”の美少女キャストで映画化

2013.02.01 Vol.580

20130201a.jpg 少女まんが雑誌「りぼん」で連絡中の大人気ホラーコミック『絶叫学級』が、ドラマ「シェアハウスの恋人」などで注目を集める川口春奈を主演に、実写映画化する。


 映画では、原作の第3巻「黄泉の真実」と第8巻「人間ランク」を柱に物語を構成。クラスの人気者になりたいと願う少女が、ある願掛けをしたことをきっかけに運命が狂いだすというストーリー。


 主演を務める川口は「ホラー要素ももちろんありますが、ファンタジーでもあり、もしかしたら幽霊よりも怖い人間の心が見られる作品だと思います。ただ怖いだけじゃなく、人として感じることが詰まっているのでぜひ感じとってもらえたら嬉しいです。この作品に出会えたことで自分も成長出来たらなと思っています」とコメントしている。


 共演は、広瀬アリス、松岡茉優、波瑠、山本美月ら。フレッシュな美少女キャストの"絶叫"注目だ。


 映画は2013年初夏公開予定。

宮﨑あおい&向井理、ゴスペラーズ生ライブに”夫婦”でうっとり

2013.01.30 Vol.580

20130130b.jpg 映画『きいろいゾウ』公開直前プレミアイベントが29日、都内にて行われ、監督と出演者、そして映画の主題歌を歌うゴスペラーズらが映画をPRした。


 本作は、西加奈子のロングセラー小説を廣木隆一監督が映画化した、ある秘密を抱えた夫婦のラブストーリー。

 夫婦を演じた宮﨑あおいと向井理、子役の濱田龍臣、本田望結、そして廣木監督は、5000人以上の応募者の中から当選した約200人の観客の大歓声に包まれながら登場。宮崎は「(イベントや取材では)向井さんが、ムコさんのようにいろいろ引き受けてくれる。頼りにしています。頑張ってください(笑)」と、向井の"ムコ"ぶりに太鼓判。キャストたちの和気あいあいとした雰囲気に、監督は「映画の現場は、こんなにわきあいあいではなかった」と笑っていた。そんな雰囲気をさらに和ませたのが、ゴスペラーズの生ライブ。その歌声に宮崎も「生で聴いて本当に感動しました。鳥肌が立って映画のシーンが蘇ってきました」と大感激。さらに、映画にちなみ、なんと本物のゾウ"ランディ"が登場。ランディに鼻で抱き上げてもらった本田は「すごい!お父さんにだっこされているみたい!」とはしゃいでいた。


 映画は"夫婦の日"2月2日より、新宿ピカデリー他にて全国公開。

 

イ・ビョンホン、最新作大ヒットの理由は…!?

2013.01.30 Vol.580

20130130a.jpg 韓国の俳優、イ・ビョンホンが最新主演作『王になった男』PRのため来日し、29日都内にて会見を行った。
 本作は、実在した朝鮮15代目の王・光海の記録から消されている"空白の15日間"をもとに、王の影武者となった道化のハソンが、民衆を思う"真の王"として周囲を魅了していく姿を描いた時代劇。イ・ビョンホンは王とハソンの一人二役を演じる。


「久しぶりの来日で、心がときめいています」と笑顔であいさつしたイ・ビョンホン。会見で、同作が韓国映画史上歴代3位のヒットを記録した要因について聞かれると「イ・ビョンホンが出演しているから...というのは冗談」と答え会場を笑わせた後、「実際に、王の日記が15日間空白になっているんですが、それをもとに、こんなことが起こっていたとしたら...というフィクションを加えた作品なので、そんなところも興味を持ってもらえるのではと思います。また、ハソンが王様を正す姿が痛快で、うっぷんを晴らしてくれるので観客も満足できたのでは、と思います」と分析。


 また、俳優として心がけていることは、と質問されると「僕はよく、後輩に"分別を持つな"と言うんです。俳優やアーティストはときに奇抜なアイデアも必要です。いくつになっても少年の気持ちを持っていたほうが、いいアイデアが浮かぶし、表現できると思っています」と語った。同日午後には、ジャパンプレミアが行われ、彼の大ファンだという女優・岩下志麻がゲストとして登場。ファンの前で大ヒット祈願調印式を行った。
 イ・ビョンホン今年、ハリウッド作品『G.I.ジョー』や『RED2』など公開を控えており、ワールドワイドな活躍ぶりも楽しみだ。

映画『王になった男』は2月16日より新宿バルト9他にて全国公開。

MOVIE  AKB48、新たなる軌跡

2013.01.28 Vol.580

 国民的アイドルグループとして、日本を席巻するAKB48。その激動の7年目の真実をカメラはとらえた…! 創立以来センターに立ち続けてきたエース・前田敦子の突然の卒業宣言の後、メンバーたちはさらに過酷な運命と向き合うこととなる。新エースをめぐる熾烈なセンター争い、恋愛禁止条例、メンバー間の格差といった、まさしく“舞台裏”の真実を浮き彫りにする。カメラは、さらに一人一人の苦悩に迫る。自分の夢と後輩に対する責任との間で揺れる最年長者。結果が残せず自分を責める次世代候補たち。親友との間についてしまった差にぼう然とする者。そして新天地を目指す者も…。しかし観客は知っている。涙の後に映し出されるのは、立ち上がって夢に手を伸ばす彼女たちの姿であることを…。

 前作で高い評価を受けた高橋栄樹監督が再び彼女たちにカメラを向け、密着インタビューを交えながら、今を生きるリアルなアイドルの姿を描き出す。

『キャビン』試写会に 15組30名 

2013.01.28 Vol.580

“定番のストーリーかと思いきや、次々と予想を覆された”と、口コミで全米スマッシュヒットを記録したスリラーが日本上陸! 『マイティ・ソー』の人気俳優クリス・ヘムズワースとアカデミー賞主演男優賞ノミネートの実力派リチャード・ジェンキンスが、脚本に惚れ込み出演を決めたという、注目の一本。

 夏休みのバカンスで山小屋へやってきた大学生5人。ところが地下で見つけた謎の日記を読んでしまい、何者かによって1人、また1人と殺されていく。しかしその裏にはすべてをコントロールしようとする謎の組織の存在があった…。

 一見“定番”の設定を見せておきながら、それをことごとくひっくり返し、ジャンルさえも二転三転。想像を絶するラストへと突き進む、かつてない新感覚のスリラー。その結末を予想できるか。
 3月9日よりシネマサンシャイン池袋他にて全国公開。


『キャビン』試写会に 15組30名   

デーモン閣下が映画PR「ニコラス・ケイジが痛快に燃える」

2013.01.23 Vol.579

20130123a.jpg デーモン閣下が、ニコラス・ケイジの最新主演映画『ゴーストライダー2』(2月8日公開)を応援する燃える魔界特使に就任、22日、都内で就任式が行われた。特使を引き受けたことについては、「制作の連中が魂を売るというなら魔界もバックアップしてやってもいいと思った」と、就任理由を説明した。


 就任式には、監督のひとりであるブライアン・テイラー氏も出席。登壇したテイラー監督は、デーモン閣下を前に膝をついて頭を下げたあと、「日本には本当の悪魔が存在していて、閣下と一緒に映画をプロモーションすることになるとは......」と、恐縮していた。

 閣下は、本作は「悪魔の視点で見ても、魔物を扱う映画ではトップレベル」「ニコラス・ケイジが痛快に燃えていく......」と大絶賛。さらに、「魔界でもチェックしておけという作品になっている」と、魔界における高い評価も明らかにした。


 映画は、ニコラス・ケイジが人間と地獄の炎に包まれたバイクに乗って戦う悪魔・ゴーストライダーの二役を演じるアクションエンターテインメント。

トム最新作来日会見で『M:I5』もPR!?

2013.01.14 Vol.579

 トム・クルーズの最新主演作『アウトロー』の記者会見が9日行われ、来日したトム、クリストファー・マッカリー監督と、ヒロイン役ロザムンド・パイクが登壇した。

「東京にまた来れてうれしいよ!」と満面の笑みで会見に登場したトムは「本作で自分が演じたジャックは、デジタルの世界に暮らしているアナログな男。『用心棒』のローニンのようなスピリットを持った男なんだ」と紹介。中でも「カーチェイスのシーンは確かに大変だったよ。最初からスタントマンを使わず自分でやると決めていた。僕はいつも作品をいかに娯楽性の高いものにするかを考えていて、それで危ない行動をとることになるんだ。結局8台の車を廃車にしたよ。残った1台はもらったけどね(笑)」と、自らスタントをこなしたカーチェイスシーンについて、熱く語った。またトムが友人でもあるマッカリー監督への信頼を語り「実は次の“ミッション:インポッシブル”は彼が監督をするんだよ」と明かすと、会場からも驚きの声と拍手が上がっていた。映画は2月1日より公開。

MOVIE  今こそ感じたい、家族の物語

2013.01.14 Vol.579

『幸福の黄色いハンカチ』『男はつらいよ』シリーズなどで、その時代、時代の家族を見つめ続けてきた山田洋次監督。その81作目となる最新作『東京家族』がついに公開。瀬戸内海の小島で暮らす老夫婦が、子供たちに会うために上京する旅を通して、家族の絆と別れ、そして希望を優しく切々と描いた物語。老夫婦役を演じる橋爪功、吉行和子をはじめ、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、妻夫木聡、蒼井優ら新旧の実力派が、山田監督のもとに集った。

 本作のモチーフとなっているのは、昨年“世界の映画監督が選ぶ優れた映画”第1位に選ばれた、小津安二郎監督の『東京物語』。この名作が生まれて60年という節目の年、“今”を生きる家族の姿を、山田作品ならではの温かいまなざしでつづる、感動の一本。互いに思いやりながらも、気持ちが届かなかったり、すれ違ったり。そこに描かれているのは、どんな年代の人も感じたことのある、家族だからこそのもどかしさ。共感しながら、自分の家族への思いを新たに感じることができるはず。

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