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RISEとGLORYが全24選手参加のフェザー級トーナメントを5大会に渡り開催。伊藤代表は「地球最強決定戦」とレベルの高さに自信【RISE】

2025.03.12 Vol.Web Original

 RISEが3月12日、都内で会見を開き、かねてからGLORYとともに開催することが発表されていたトーナメントの概要を発表した。

 昨年12月に開催された「GLORY×RISE フェザー級グランプリ」に続き「GLORY×RISE Last Featherweight Standing(ラスト フェザーウェイト スタンディング)トーナメント」を6月21日の「RISE WORLD SERIES 2025」(神奈川・横浜BUNTAI)からスタート。両団体から−65kgのトップ選手12人ずつが参加する。

 トーナメントは5大会に渡りRISEブロック、GLORYブロックに分かれて行われ、最後に残った4選手により決勝ラウンドはワンデートーナメントで行われる。

 開幕戦は6月21日と8月2日の2大会に渡って行われる。ベスト16を11月大会、ベスト8を来年2~3月に欧州で開催。ベスト4は日本で6月に開催する。

 各ブロック4人のシードが設けられ、シード選手は他の8選手による1回戦の勝者と戦う。RISEのシード選手はRISE世界スーパーライト級王者のチャド・コリンズ(オーストラリア/Strikeforce)と「GLORY×RISE フェザー級グランプリ」準優勝のイ・ソンヒョン(韓国/RAON)は決定。残り2枠は3月29日の「RISE ELDORADO 2025」で「第5代スーパーライト級(-65kg)王座決定戦」で対戦する白鳥大珠(TEAM TEPPEN)と麻火佑太郎(PHOENIX)の勝者と、同大会でワンマッチでソンヒョンと対戦する原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)が勝利した場合は原口が選出される。GLORY側は未定となっている。

ついに開催の名古屋大会でメイン予定の大﨑一貴に伊藤代表が「3月29日の試合にかかっている」とプレッシャー【RISE】

2025.03.12 Vol. Web Original

 RISEが3月12日、都内で会見を開き、5月11日に開催される初の名古屋大会の概要と第1弾カードを発表した。大会名は「RISE Fire Ball NAGOYA(ライズ ファイヤーボール ナゴヤ)」でポートメッセなごや 第三展示館で開催する。

 この「Fire Ball」という名称は2007年4月にRISEが初めて後楽園ホールに進出した際に使われたもので、会見で伊藤隆代表は「ナンバーシリーズとWORLD SERIESの中間の立ち位置。今後、地方でも東京でも中間の位置づけとして開催したい」などと説明した。

 同大会では名古屋大会の開催をアピールしていた前RISEスーパーフライ級王者の大﨑一貴(OISHI GYM)が「RISE ELDORADO 2025」(3月29日、東京・両国国技館)のアレスター・タグレ(フィリピン/WCCS Philippines BALDUGAN Team)戦でKO勝ちを収めれば、メインで世界戦が組まれることとなっている。

 会見で伊藤代表は「大﨑は今大会で世界タイトル戦の予定。対戦相手も決まっていて準備している状況。試合前にプレッシャーをかけるつもりはないが、3月29日の試合にかかっている。ここは名古屋での凱旋試合、世界戦。本人も気合が入っていると思うが、しっかりメインを務めてほしいと思っている」と大﨑に期待とプレッシャーをかけた。

大﨑孔稀と対戦の門口佳佑「大﨑兄弟の大会みたいになっているが“門口佳佑の大会だったな”と思う大会になる」と乗っ取り宣言【RISE】

2025.03.12 Vol. Web Original

 RISEが3月12日、都内で会見を開き初の名古屋大会となる「RISE Fire Ball NAGOYA(ライズ ファイヤーボール ナゴヤ)」(5月11日、愛知・ポートメッセなごや 第三展示館)の第1弾カードを発表した。

 かねてから名古屋大会の開催をアピールしていたRISEバンタム級王者の大﨑孔稀(OISHI GYM)と前フェザー級王者の門口佳佑(EX ARES)が対戦するという異色の好カードが決まった。この試合はバンタム級で行われ、門口にとっては初めての−55kgでの試合となる。

 門口は「55kgの初戦で現王者とやらせていただけるのは光栄。大﨑兄弟の大会みたいになっているが、ただRISEが名古屋でやるというだけ。全部、大阪の僕が飲み込んで僕の大会にしてやろうと思っている」と主役の座を奪い取る意欲を見せた。

 大﨑の印象については「強い。以上です」とさらり。「シンプルにキックボクシングは強いとはめちゃくちゃ思う。でも深みがないというか」とリング上以外の大﨑のたたずまいについて言及する場面も。そして「試合もそうだが、試合前、試合中、試合後、すべて門口佳佑の時間にしたいと思っている。名古屋大会を僕が乗っ取る気持ちが大きい。“門口佳佑の大会だったな”と思う大会になると思う」と乗っ取り宣言。

小林愛理奈が後の五輪金メダリストからダウンを奪った女・宮本芽依を相手に初防衛戦。ともに「女子の枠を超えた破壊力」でKO決着は必至【RISE】

2025.03.12 Vol. Web Original

 RISEが3月12日、都内で会見を開き初の名古屋大会となる「RISE Fire Ball NAGOYA(ライズ ファイヤーボール ナゴヤ)」(5月11日、愛知・ポートメッセなごや 第三展示館)の第1弾カードを発表した。

 RISE QUEENミニフライ級王者の小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)が同級1位の宮本芽依(KRAZY BEE)を相手に初防衛戦に臨む。

 小林は前戦では2階級制覇を目指し1階級上のRISE QUEENフライ級王者テッサ・デ・コムに挑むも判定負け。今回は再起戦でもある。宮本はアマチュアボクシングで培ったテクニックを武器にデビュー以来、5戦5勝でタイトル挑戦にこぎつけた。

 会見で宮本は「地元が三重県で“東京は遠いから応援ができない”と言っていた三重県の人たちから名古屋でできると聞いて、早速“楽しみ”という声もたくさんいただいている。ベルトをかけた試合、私もこの日を待っていた。熱い戦いとなる」、小林は「初防衛戦になるが、再起戦という思いもある。一番は自分に負けられないと思う試合。試合に関しては宮本選手は勢いもあって無敗でランキングも1位で挑戦者にふさわしいと思っているが、1位と王者の差がこんなにもあるのかとみんなが驚くような差で勝ちたい」とそれぞれこの試合にかける思いを口にした。

タワンチャイと暫定王座決定戦の野杁正明「日本人選手が海外の選手に通用するということを証明したうえでメインの武尊君につなげたい」【ONE172】

2025.03.11 Vol.Web Original

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する野杁正明(team VASILEUS)が3月11日、都内で公開練習を行った。

 野杁はコメイン(第13試合)で行われる「フェザー級(−70.3kg)キックボクシング暫定世界王者決定戦」でタワンチャイ・PK・センチャイ(タイ/PK Saenchai Muay Thai Gym)と対戦する。

 この日はシャドーの後に2分間のミット打ちを行った。

 その後の会見で野杁は「連戦が続いていることもあって正直疲れているが、今回は絶対に勝てないと言われている相手なので、そういったところでも純粋に準備期間を楽しく過ごせているし、ワクワクしかない。疲れているが、この準備期間で作ったものを当日出せることを自分自身楽しみにしている」と現在のコンディションについて語った。

王座挑戦のKANA「ペッディージャー選手に勝つ方法が一つだけある」。勝ってメクセンへのリベンジとOFGマッチへ意欲【ONE172】

2025.03.11 Vol.Web Original

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場するKANA(フリー)が3月11日、都内で公開練習を行った。

 KANAは「女子アトム級(−52.2kg)キックボクシング世界タイトルマッチ」で王者ペッディージャー・ルッカオポーロントン(タイ/Team Mehdi Zatout)に挑戦する。

 この日はシャドーの後に2分間のミット打ちを行った。

 その後に行われた会見でKANAは「2週間を切って、今は疲労がピークだが、タイトル戦への準備期間を楽しんで、当日までしっかり仕上げて最強の王者に挑んで勝ちに行く」と現在のコンディションとメンタルについて語った。

若松佑弥「はいつくばってでも勝つという気持ちが当時とは違う」と覚悟の出陣。3年前のリベンジと王座奪取目指しモラエスと対戦【ONE172】

2025.03.11 Vol.Web Original

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する若松佑弥(Tribe Tokyo MMA)が3月11日、都内で公開練習を行った。

 若松は「フライ級(−61.2kg)MMA世界王座決定戦」でアドリアーノ・モラエス(ブラジル/American Top Team/Constrictor Team)と対戦する。モラエスとは2022年3月にモラエスが持つONE世界フライ級王座に挑戦し、その時はギロチンチョークで若松が一本負けを喫している。

 この日はシャドーの後に2分間のマススパーリングを行った。

 その後の会見で若松は「今に集中して23日に全力を出せればと思う気持ちと絶対に王者になるという気持ちが常にある。楽しみにしていてもらえれば」と現在の心境を明かした。

高梨将弘がKO-D無差別級王者クリス・ブルックスから直接勝利を挙げ、3・20後楽園でのベルト獲りに弾み【DDT】

2025.03.09 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3月8日、神奈川・横浜ラジアントホールで「ヤッチャイナファイト2025」を開催した。「Judgement2025~旗揚げ28周年記念大会5時間スペシャル~」(3月20日、後楽園ホール)でクリス・ブルックスの保持するKO-D無差別級王座に挑戦する高梨将弘が前哨戦を制し、王座戦に弾みをつけた。

 クリスと高梨はタッグチームCDKでのベストパートナー同士だが、クリスが高梨を指名して、今回のタイトル戦が決定。この日、クリスは正田壮史と組み、高梨&アントーニオ本多と最初で最後の前哨対決となった。

 クリスは高梨にグラウンドでのオクトパスストレッチ、チョップ連打で攻めていく。高梨はトラースキックからタカタニック狙いも、切り返したクリスがラリアット一閃。クリスは高梨にツームストーン・パイルドライバーも本多がカット。クリスが正田のキックのアシストを受け、パイルドライバー。そしてプレイングマンティスボムを狙うが、高梨がバッカスで丸め込んで逆転の3カウントを奪った。

鈴木みのるがUNIVERSAL王座前哨戦で王者・上野勇希を圧倒。「後楽園をぶち壊す勢いで俺と全力で遊びましょ」【DDT】

2025.03.09 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3月8日、神奈川・横浜ラジアントホールで「ヤッチャイナファイト2025」を開催した。「Judgement2025~旗揚げ28周年記念大会5時間スペシャル~」(3月20日、後楽園ホール)で行われる、DDT UNIVERSAL選手権(王者=上野勇希vs挑戦者・鈴木みのる)の前哨戦は、挑戦者の鈴木が上野を圧倒した。

 鈴木は彰人と組み、上野はTo-yとのコンビで激突。場外戦に転じると、鈴木は上野にイス、傘で攻撃。上野もエルボーで返して激しくやり合う。リングに戻ると、鈴木がエルボーで攻め込む。上野のエルボー、鈴木のチョップの打ち合いに。鈴木がフロント・ハイキックを見舞えば、上野はブレーンバスターで返す。To-yがチョップ連打も、鈴木のチョップ一発で吹っ飛ばされる。To-yのコジマワンダーランドから、上野が彰人にフロッグスプラッシュを叩き込む。鈴木が上野にスリーパーからゴッチ式パイルドライバー狙いも、To-yが阻止。上野が彰人にドロップキックから、Blackout Sleeperで絞め上げギブアップを奪った。勝負は上野組が制したが、強烈なインパクトを残したのは鈴木のほうだった。

 マイクを持った鈴木は「上野! タイトルマッチまでクビ洗って待っとけとか、ベルト念入りに磨いとけとか、おまえのこれが最後とか、そんなB級レスラーのお決まりのセリフ、俺は言わねぇんだよ。次は後楽園だよな。今日よりもっと楽しく、もっと激しく、後楽園ぶち壊す勢いで俺と全力で遊びましょ」と不敵に発言。上野は「鈴木みのると遊ぶのは痛いし苦しい。俺と遊ぶのはしんどいぞって言ってくれましたよね。でも、こんなんじゃ僕は負けません。鈴木さん、僕と遊ぶのは痛いです。苦しいです。でも楽しいですよ。またお会いしましょう」と返した。

鈴木千裕が千裕節全開「ガンといってドーン!」でダウトベックKOを約束【RIZIN.50】

2025.03.07 Vol.Web Original

 RIZINが3月7日、都内で「RIZIN.50」(3月30日、香川・あなぶきアリーナ香川)の合同公開練習を行った。

 前RIZINフェザー級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)がクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)との柔術特訓の成果をちょい見せした。鈴木は今大会ではカルシャガ・ダウトベック(カザフスタン/Turan Orda/Tiger Muay Thai)と対戦する。

 鈴木は昨年大晦日にクレベルに敗れ、王座から陥落。試合後の会見で「彼に勝つために彼に技を教えてもらいます」とクレベルに弟子入りする意思を表明し、今年2月に2人はクレベルのジムで合同合宿を行った。
 
 この日の公開練習では1分半の持ち時間のところを2分に延長し、前半の1分半はミット打ち、最後の30秒はMMAのスパーリングを行った。

 ミット打ちでは変わらぬ激しいパンチ、キックをスパーリングパートナーのミットに叩き込み、後半はタックルからテイクダウン、倒された際には下から三角絞めを狙う動きを見せた。

王者・井上直樹「防衛して美味しいうどんを食べて帰る」、挑戦者の元谷友貴「自分の力を出し切っていい結果に」【RIZIN.50】

2025.03.07 Vol.Web Original

 RIZINが3月7日、都内で「RIZIN.50」(3月30日、香川・あなぶきアリーナ香川)の合同公開練習を行った。

 バンタム級タイトルマッチで対戦する王者・井上直樹(Kill Cliff FC)が初防衛に向けて、そしてと挑戦者の元谷友貴(アメリカン・トップチーム)は王座奪取とリベンジに向けて、ともに静かに闘志を燃やした。

 井上は昨年9月に行われた王座決定戦でキム・スーチョルを1RTKOで破り、RIZIN参戦10戦目でついに王座を獲得。元谷は昨年大晦日に次期挑戦者決定戦で秋元強真(JAPAN TOP TEAM)を完封し井上への挑戦権を獲得した。2人は2020年の大晦日に対戦し、井上が1Rでリアネイキッドチョークで一本勝ちを収めている。

 元谷は1分半の持ち時間で恒例のサークリングからのカード配り、そして後半はMMAのマススパーリングを行った。井上はボクシンググローブを着けて、シャドーとミット打ちを計1分半行った。

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