格闘技カテゴリーの記事一覧
AKARIが現役引退発表「自分の体に心が追いついていかなくなってしまって、格闘技を素直に楽しめなくなってしまった」【RISE】
K-1ファイター玖村将史「トーナメントは集大成、必ず優勝。今は金子選手とは何回やってもいいかなとも思っている」
格闘家は普段何を考え、何をしているのか…。記者会見や試合だけでは分からない格闘家の内面に切り込む新企画「格闘家プロファイリング」。ここまで「教訓とする言葉or生きる上でのモットー」「近い将来と遠い未来」といった4つのテーマでK-1ファイターの玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)に話を聞いた。最終回のテーマは「次戦について」。(全5回/最終回)
K-1ファイター玖村将史の食生活を大木社長が暴露「往年のプロレスラーみたいな飲み方をしています」
格闘家は何を考え日々過ごしているのか? 記者会見や試合だけでは分からない格闘家の内面を探る新企画「格闘家プロファイリング」。1人目は「K-1 WORLD MAX 2024」(9月29日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)で開催される「-55kg世界最強決定トーナメント」に出場するK-1ファイターの玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)。これまで「こだわりor好きなもの。これだけは譲れないものや事」「教訓とする言葉or生きる上でのモットー」「近い将来と遠い未来」について話を聞いた。今回のテーマは「こだわりの食」。(全5回/第4回)
9・22幕張で“仲良し対決”のらくとラム会長が公開デート宣言!?「リングも売店でもどこでもデートになります」【TJPW】
東京女子プロレスが9月18日、東京・千代田区の神田明神文化交流館で「WRESTLE PRINCESS V」(9月22日、千葉・幕張メッセ国際展示場展示ホール6)に向けて記者会見を行い、シングルマッチで戦う、らくとラム会長(666)が登壇した。
2人は“仲良し”で知られ、タッグを組むことが多く、今回はシングル初対決となる。会見が始まるや否や、ラム会長が立ち上がって「オイ、甲田(哲也代表)! お前、さっきまで寝てただろ! しかも何やってんの? なんでらくちゃんと私にシングルマッチさせるわけ? 全然センスないよね!」と甲田代表を糾弾。しかし、らくに「いいじゃないですか。デートできるから。楽しみだなぁ」となだめられた。
冷静になったラム会長は「シングル初めて? ちょっと楽しみになってきたな。2人きり? じゃあちょっと気合入れて幕張メッセに臨みたいと思います」と意気込み。らくは「幕張ではラムさんを寝かせたいと思います」と発言。ラム会長に「一緒にじゃなくて?」と聞かれると、らくは「一緒に寝ましょう。リングは暖かいので、すごいお昼寝に最適です」と答えた。すると2人は「デートだね!」と口を揃えニッコリ。
報道陣から「デートをされるということは試合の勝敗は?」と質問されると、らくは「私にとって、勝敗はラムさんにずっと好きでいてもらうことです。ラムさんを夢の中に連れていきたいと思います」と名?回答。ラム会長は「ちょっと今照れちゃった。うれしい。100点満点です」と笑みを見せた。
「幕張周辺で行きたいところはありますか?」と問われると、ラム会長は「私たちはどこに行ってもデートになるんで、そういう場所とか関係ないです。リングだって、売店スペースだってデートになります。どこでもデートになります」と答え、らくは「ハイ。楽しみです」と同調した。デートプランについて、らくは「当日のお楽しみなので。言ったら面白くないじゃないですか」と、ラム会長は「そうだよね。やっぱロマンチストですね。プロレス関係者の皆さん、全然ロマンチックさが足りないです。らくちゃんを見習ってください」と話した。
果たして、2人の一騎打ちはどんな一戦になるのか? まったく想像がつかない戦い模様になりそうだ。
山下実優が伊藤麻希とのコンビでのプリンセスタッグ王座挑戦に向け「10回防衛しないと私たちは解散!」とキッパリ【TJPW】
東京女子プロレスが9月18日、東京・千代田区の神田明神文化交流館で「WRESTLE PRINCESS V」(9月22日、千葉・幕張メッセ国際展示場展示ホール6)で開催される、プリンセスタッグ選手権(王者組・鈴芽&遠藤有栖=でいじーもんきーvs挑戦者組・山下実優&伊藤麻希=121000000⦅ワン・トゥー・ミリオン⦆)のタイトルマッチ調印式を行った。
「121000000」は昨年3月18日に東京・有明コロシアムで初めて王座を戴冠したが、同月31日(日本時間4月1日)の米国大会で王座から陥落し、2週間天下に終わってしまった過去がある。それから1年半の月日を経ての王座挑戦となる。
8月に右腕を骨折した伊藤は「昨日帰国して。ケガしたり、なんとなく復帰して、米国の鬼のようなスケジュールをこなして戻ってきたんですけど。前哨戦に参加することができなくて、なかなかもどかしい思いをずっとしてました。何より、ケガによるメンタルの崩壊がすごくて。タイトルマッチが決まったのもケガしてる最中だったから。それでタイトルマッチに間に合うのかとか、間に合っても完全ではない状態で出ることになるのはすごく失礼ではないのかとか。あと、そもそもこんなことで悩んでるあたり、自分はプロレスラーに向いてないんじゃないかとか、いろんなことを考えて。プロレスやめたほうがいいんじゃないかとか、すごい病んじゃって。気付いたら、テレアポの求人サイトを見てたんですよ」と胸中を吐露。
そして「でも、それと同時に山下の顔が浮かんできて、この人を悲しませたくないなとか、もし伊藤がホントにプロレスやめてテレアポに就職したら、山下の隣は伊藤じゃなくて誰かになるのかとか。そんなことを思ったら、逃げてられるかと。山下のおかげで伊藤はケツに火がつきました。なので、山下とならどこまでも強くなれるなと、このケガを通して思うことができました。そういうこともあって、チャンピオンとは、まだリングで向き合えてはないんですけど。ファンの空気も、でじもんがワンミリを倒すところを見たいみたいな感じになってるのも重々承知してるんですけど、もうそんなことは知るかと。もう伊藤たちが絶対にこのベルトを獲って、東京女子のタッグベルト戦線をもっともっと面白くしていく。そして前回、タッグ王者として果たせなかったことも全部回収して、すべてをモノにしていく。そんな気持ちです」と語った。
パートナーの山下は「去年の3月、ホントに私たちは一瞬で今、目の前にあるタッグベルトを失いました。私はあの時のことをずっと忘れてないし、あの時から私たちの時間は止まってます。伊藤! 悔しかったでしょ!? だから、このベルトを私たちで10回防衛しないと、私たちはもう解散!」と口にした。
一方、王者の鈴芽は「私たちはホントに散々悔しい思いを何度もして、やっと3月にこのベルトを獲りました。そこから2度の防衛もして、このベルトの重さを知れば知るほど、今までベルトを持ってきたチャンピオンたちへの尊敬の気持ちがどんどん大きくなっています。ベルトを持ったからって、まだまだ最強じゃないんだなって思う日々だし。だからこそ最強のタッグになりたいって毎日思っています。だからこそ、121000000とは戦わなきゃいけない相手だと思ってたし、勝たなきゃいけない相手だって思ってます。防衛10回って言ってましたけど、その前にこのベルトは私たちが渡しません。簡単に勝てる相手じゃないことは分かってるけど、勝てないとは全く思ってません。タッグのトーナメントも、タイトルマッチも、強敵たちを打ち破って、今私たちここにいるから。その事実が何よりの自信です」とキッパリ。
遠藤は「今まで後輩、そして同世代と戦ってきて、防衛して。今回はこの2人、先輩。前までの私だったら、たぶんめっちゃ怖がってたと思う。でも、今の私は違う。全然怖くない。だってチャンピオンだから。2人はめちゃめちゃ余裕だって思ってるかもしれない。でも、絶対に余裕だなんて思わせない。私たちがこのベルトを守ります」とベルト死守を誓った。
お互いのチームの印象について、山下は「もうずっと、ホントに強く感じてました。私たちがこのベルトを手にした時から、いろんな計画をしてたんですけど。そのなかの一つに、去年からもう、でじもんの勢いを感じていたので、私たちが指名したいタッグの2人として、あの時から私たちのなかには入っていました。回り回って、こういうふうに戦うことが決まってワクワクしてますし、2人は余裕だと思ってるだろうって言ってましたけど、私たちに余裕なんてありません。だからこそガンガン攻めていくし、倒しにいきます。2人も言ってますけど、私たちもあなたたちを倒す自信がある。そこで私たちは今あなたたちの目の前に立っている」とコメント。
鈴芽は「お二人の強さは、もう誰もが見てわかるものだと思うんですけど。ちょっと話がそれるんですけど、私たちが初めて米国に行った時、こんなに世界中に東京女子を大好きな人がいるんだって感動したんですよ。それって海外で活躍されてるお二人とか先輩方がいるから、こうやって世界中に広まってるんだなって思ったんです。そういう部分をホントにすごく尊敬していて、私たちも東京女子を広めていく存在になりたいので。だから全世界への影響力っていう部分は、強さ以上にものすごい印象を持っています」とコメント。
ケガの状態に関して、伊藤は「正直、100%に戻ったわけではないんですけど、ホントに米国のスケジュールが地獄だったんですよ。でも、乗り越えたので、全然大丈夫だと思います」と言い切った。
私生活では交流がないことを公言している「121000000」だが、伊藤が病んでいた間の連絡について、山下が「個人的に連絡はないです。そこは伊藤を信じてたっていうか…」と言うと、伊藤は「伊藤が苦しんでるとこ、絶対知らんやん!」と突っ込む。山下は「知ってるよ。助言はしたんですよ。折れてるから“いりこを食べなさい”っていうのは言いました。個人的には連絡取りませんよ。だって日頃から取ってないじゃん! 私が調子悪い時は連絡くれるの? お互いくれてないよ」と言い返し、恒例の口論に発展していた。
9・22幕張でプリプリ王座初挑戦の水波綾が力強く王座奪取宣言「東京女子プロレスの新しい歴史の1ページを塗り替えたい」【TJPW】
東京女子プロレスが9月18日、東京・千代田区の神田明神文化交流館で「WRESTLE PRINCESS V」(9月22日、千葉・幕張メッセ国際展示場展示ホール6)で開催される、プリンセス・オブ・プリンセス選手権(王者=渡辺未詩vs挑戦者=水波綾)のタイトルマッチ調印式を行い、同王座初挑戦の水波がベルト奪取を力強く宣言した。
先のシングルトーナメント「第11回東京プリンセスカップ」で初制覇を果たした水波は渡辺に挑戦表明、渡辺が受諾しタイトル戦が決定。両者は水波の同団体初参戦となった2022年7月9日の大田区総合体育館大会でシングルで初対戦し、水波が勝利しており、王者の渡辺にとってはリベンジ戦となる。同王座史上、所属外選手がベルトを巻いたのは第4代王者の才木玲佳(引退)のみ。ただ当時の才木は同団体にレギュラー参戦していたため、もし団体外に流出してしまうことになれば初の非常事態となる。
水波は「2年前、初めて東京女子を見に行って、印象に残ったピンクの子。私が東京女子に初めて出る時の初めての対戦相手、それが渡辺未詩でした。そんな渡辺未詩と今回この白いベルトをかけてタイトルマッチをするということは、私のプロレス人生で数ある運命の人と言われているなかの一人なのかなと思っております。プリンセスカップで優勝して、今自分でも感じるぐらいノリに乗っているし、何よりモチベーションが最強くらい高まってます。そんな最高で最強な状態で幕張メッセを迎えること、そして明らかに強くなったであろう渡辺未詩とシングルで向かい合えること。その二つは、私の今のモチベーションをさらに高めていて。自分自身に対しても幕張で向かい合う時、幕張で戦うことを想像すると、すごく楽しみにしています。2024年9月22日は、私がこの白いベルトを獲って、東京女子プロレスの新しい歴史の1ページを私が塗り替えたいと思っています」と断言。
王者の渡辺は「私はこのベルトを持って、半年経ちます。まだまだ叶えたい夢や目標があります。そのなかの一つにもあった、幕張メッセという大きい会場で今回試合ができます。ただ、その相手が水波さんということで。私が2年前に初めて戦った時から熱さ、圧、勢い。全部が圧倒的で。この熱さ、どうしたら敵うんだろうって思うくらいでした。ただこの夏、トーナメントも勝って、さらに勢いとか圧が増してるのをすごく感じるので、正直怖いです。対角に立つことが。でも、私も今までの私とは、前回の私とは違います。このベルトを山下(実優)さんから獲って、中島(翔子)さん、(バート)ビクセン、(辰巳)リカさんと防衛を重ねてきて。このベルトを持っているって自信がついています。水波さんが今回チャレンジャー、私がチャンピオンで迎え撃つ立場です。なので、ここからもっともっと防衛を重ねていろんなことを叶えていきたいし、もっともっと東京女子プロレスを引っ張っていきたいと思います。必ず防衛します」とベルト死守を宣言した。
トーナメントでの水波の戦いぶりについて、渡辺は「2年前に初めて東京女子の会場に入ってきた時に、私はリング内に先に入場していたんですけど。入ってきた途端、ファンの方もアニキ色一色になってたんです。この2年間、たくさん東京女子にも出ていただいて、もう気が付けば、東京女子のみんなのアニキだし。会場一体でトーナメントも、所属の選手じゃないとかそういうの関係なしにみんなが応援してて。当たり前に水波さんがトーナメントに出てきているっていう。その試合の強さはもちろん、会場の雰囲気とかも、このトーナメントではずっと勝ってきて、優勝してもおかしくないなっていうのを、強さだけでなくいろんな面から感じていました」と話した。
ベルト奪取後のプランに関して、水波は「フリーで参戦させてもらっていますが、東京女子のことは大好きなんです。なので私はベルトを獲ったら、東京女子の人全員と、一人ひとりと防衛戦やりたいですね。それでさらに熱く燃え上がらせて、もっと上に東京女子を自分が先頭で引っ張っていきたいなと思っています」と青写真を描いた。
今回、前哨戦が組まれなかったが、水波は「ないほうがよかったです。前哨戦があると自分の今の状況とか段階とかが戦うとバレちゃうと思ってるんで。だから私はなくてよくて、いきなり対戦がすごくベストな状態だと思ってます」と、渡辺は「私はすごい準備したり、練習したりとか、そういうのがあったほうが心にも体にも余裕が出る派なので、正直、前哨戦したかったです。今のこの夏の水波さんの勢いを肌で体感したかったとかもあるんですけど、それも自分にとっての試練だなって思ってるので。逆に、ここで勝ったらかなり自信がつくなって思っています」と語った。