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約15年ぶりのスタジアムバージョン第1試合で摩嶋一整が鮮やか一本勝ち。マイクは一転「明日帰ったら仕事なんで今日はこの辺で」【超RIZIN.3】

2024.07.28 Vol.Web Original

 RIZINが初めてのさいたまスーパーアリーナスタジアムバージョンでの大会となる「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ ※ABEMA PPV等で配信)の第1試合で新居すぐる(HI ROLLERS ENTERTAINMEN)と摩嶋一整(毛利道場)が対戦した。

 試合は摩嶋が2Rで一本勝ちを収め、約4万人の観客に火をつけた。

 1R、オーソドックスの新居とサウスポーの摩嶋。じりじりと圧をかけた摩嶋が組み付き、コーナーに押し込む。新居が下がりながらヒザを打ち込むがバランスを崩したところで摩嶋がバックを取る。リフトしてテイクダウン。4の字ロックで固めて、バックからコントロール。そして正対するとマウントを取って方固めを狙う。新居はしのぐ。新居は潜りに行くが摩嶋は許さず。摩嶋はパウンドに行くことなく、抑え込んでじっくり。新居はコーナー下ににじり寄る。摩嶋はヒジ、そしてパンチ。横を向いた新居にヒジを連打。新居は動いて脱出を図るが摩嶋は逃がさず。

大岩龍矢が4度目の正直で王座獲得。「王者になったんで言いたいことを言っていく。まずは名古屋にKrushを持っていく」【Krush】

2024.07.28 Vol.Web Original

「Krush.163」(7月27日、東京・後楽園ホール)のメインで行われた「Krushライト級タイトルマッチ」で挑戦者の大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が王者の伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)を破り王座を獲得した。

 大岩はこの日が4度目の王座挑戦だった。伊藤は今年2月に里見柚己を破り、王座を獲得。今回が初防衛戦だった。

 1R、ともにオーソドックスの構え。ともにローから。大岩が左ミドル。伊藤はジャブで前に。大岩はバックステップでかわす。大岩の右カーフで伊藤がバランスを崩す。大岩は左ミドル、右カーフで追撃。伊藤も前に出るが大岩はバックステップ。そして右カーフ。大岩は圧をかける。伊藤は右ロー、そして右フック。大岩が右ボディーストレート。そして詰めて右カーフ。なおも詰めてパンチを連打。伊藤も右カーフ。大岩は右フック。伊藤は左ボディー。じりじり圧をかける大岩。

10月の「バンタム級王座決定トーナメント」決勝は黒川瑛斗vs白幡裕星に【Krush】

2024.07.28 Vol.Web Original

「Krush.163」(7月27日、東京・後楽園ホール)で「第9代Krushバンタム級王座決定トーナメント」の準決勝が行われた。

 今回の王座決定トーナメントは前王者・池田幸司の王座返上に伴うもの。

 準決勝第2試合に予定されていた白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)vs 峯大樹(若獅子会館)の一戦は峯が脱水症状でドクターストップがかかり、前日計量に参加することができず、白幡の不戦勝となり10月に行われる決勝に駒を進めた。

元KNOCK OUT王者の心直がKOでK-1グループ初勝利。宮田Pのアドバイスで試合後の2時間マイクは何とか回避【Krush】

2024.07.28 Vol.Web Original

 元KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者の心直(REON Fighting Sports GYM)が「Krush.163」(7月27日、東京・後楽園ホール)で矢島直弥(TSKjapan)にKO勝ちを収め、K-1グループでの初勝利を挙げた。

 2人は当初、3月大会で対戦の予定だったのだが、心直が急性気管支炎と診断され欠場に。矢島は安尾瑠輝と対戦しKO負けを喫した。心直は昨年9月にK-1に参戦も池田幸司にKO負け、11月にはKrushで壬生狼一輝にKO負けと2連敗。ともにK-1グループでの初勝利をかけた試合となった。 

 1R、サウスポーの心直とオーソドックスの構えの矢島。圧をかけて左ハイの心直。矢島は左に回る。矢島は左ロー、ミドル。心直は左ミドル、前蹴り、左ストレート。なおも圧をかけて左ロー。矢島は右ストレート。なおもじりじりと圧をかける、矢島は右ロー。心直は左ハイ。矢島はスイッチして前に出るが、心直はカウンターで左ハイ。矢島はスイッチを繰り返し機をうかがう。前に出る矢島だが、心直は左ハイからのパンチの連打、左ハイ。矢島はふらつきロープにもたれかかるとレフェリーがダウンを宣告。レフェリーが矢島のダメージが大きいと判断。そのまま試合を止めた。

前々日インタビューを欠席の平本蓮が元気に登場「明日は勝って“ありがとう”を伝えます」、朝倉未来は「すごい試合を見せる」【超RIZIN.3】

2024.07.27 Vol.Web Original

「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が7月27日、都内で開催され、前々日インタビューを欠席した平本蓮(剛毅會)が元気な姿を見せた。

 平本はメインで行われる「ラストマンスタンディングタイトルマッチ」で朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)と対戦する。朝倉は65.90kg、平本は66.00kgだった。

 計量後にマイクを握った平本は「朝倉未来と試合をするために、本当に過去最高、格闘技人生のすべてをかけてやってきました。明日は勝って“ありがとう”を伝えます。絶対に勝ちます」と言うや、朝倉のコメントも聞かずステージを降りた。

 朝倉は「やることをやってきたので、明日はすごい試合を見せます。ぜひ会場に来れない方もPPVを買って、熱い試合を見てください。お願いします」と語った。

安保瑠輝也「動画で見たままのパッキャオでした。減量はうまくいった」と自信の笑顔【超RIZIN.3】

2024.07.27 Vol.Web Original

「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が7月27日、都内で開催された。

 RIZINスタンディングバウト特別ルールで対戦するマニー・パッキャオ(フィリピン)は68.05kg、安保瑠輝也(MFL team CLUB es)は68.75kgで規定体重の69.0kgをクリアした。

 計量後にマイクを握った安保は「明日は伝説に衝撃の一撃を食らわすので、楽しみにしておいてください。盛り上がっていくぞー!」と絶叫。

 パッキャオは「このような機会をいただいてありがとうございます。RIZIN、そして榊原社長、時間はかかりましたが、ようやくこの試合が実現することをありがたく思います。明日は最大限の力を見せたいと思います。私の試合もそうですが、明日は素晴らしい試合がたくさん並んでいるので、ぜひ全試合を楽しみにしていてください。明日は精いっぱいの力を見せたいと思います」と対照的に淡々とコメントした。

 計量後の本紙の取材に安保は初対面のパッキャオについて「動画で見たままのパッキャオでした。別に特にはないです」と語り、減量については「うまくいきました」と笑顔を見せた。安保は26日に行われた前々日インタビューでは水抜きで3.5kg落とす状況であることを明かしたうえで「めちゃきつい」と語っていた。

遺恨試合の扇久保博正と神龍誠がともに決意の不適切発言【超RIZIN.3】

2024.07.27 Vol.Web Original

「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が7月27日、都内で開催された。

 禁断の師弟対決ともいえる遺恨試合に臨む扇久保博正(THE BLACKBELT JAPAN)と神龍誠(神龍ワールドジム)はともに56.95kgで規定体重をクリアした。

 ここまで会見、公開練習とことあるごとに舌戦を繰り広げてきた2人。フォトセッションでのフェイスオフでもなかなか視線は外さず、関係者が割って入った。

 その後にマイクを握った神龍が「今まで“クソガキ”とか“口が悪い”とかたくさん言われてきて、ちょっと反省しています」と反省の姿勢を見せたかと思いきや「でも、今日はあえて言います。扇久保さん、殺してやるよ」とバッサリ。

 これを受けて扇久保は「いろいろここまであったんですが、明日は必ず俺が勝ちます。そして神龍、明日、殺してやるよ」と同じ言葉で返答。再び距離を詰めると関係者が割って入った。

芦澤竜誠に促され? 皇治がライアン・ガルシアを挑発【超RIZIN.3】

2024.07.27 Vol.Web Original

「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が7月27日、都内で開催され、計量をクリアした皇治(TEAM ONE)と元WBC世界ライト級暫定王者のライアン・ガルシア(アメリカ)があわや乱闘の一触即発となる場面があった。

 計量では皇治は60.85kg、対戦相手の芦澤竜誠(フリー)は61.00kgで規定体重の61.0kgをクリアした。

 フォトセッションでのフェイスオフでは芦澤が距離を詰め、牽制。しかし乱闘には至らず、静かに終えると思われたが、芦澤が関係者席に陣取っていたガルシアのほうを指さし、皇治をけしかける。これに応じた皇治がガルシアのほうに向かい中指を立てると、ガルシアは“来い来い”と挑発。関係者が割って入り皇治を控室に戻し事なきを得た。

RIZINが違法配信対策に本腰。榊原信行CEOが「ノーモアPPV泥棒。泥棒は許しません!」と法的措置を宣言

2024.07.27 Vol.Web Original

 RIZINが7月27日、都内で違法動画に関する記者会見を開催した。この日は「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が行われたのだが、同会見はその前に開催。

 榊原信行CEOは冒頭、「ノーモアPPV泥棒です。泥棒は許しません!」と宣言。「配信を見ていて、盗んでやろうと思っている泥棒諸君に(対し)、徹底的に本気でやります。各配信プラットフォームのみんな、ABEMA、U-NEXT、RIZIN LIVEみんなで力を合わせて犯罪者を洗い出します」と続けた。

 会見にはRIZINのPPV配信を取りまとめている株式会社エムアップホールディングスの池田宗多朗代表取締役と外苑法律事務所の飛松純一弁護士が同席。

 飛松氏は「民事上の不法行為に該当はもちろん、刑事罰を伴う法律違反であり、10年以下の懲役、もしくは1000万円以下の罰金。またはその両方が科せられる可能性がある。また違法配信を行うものだけではなく、SNSなどで違法配信の予告や周知を行った方も違法背信行為の幇助犯とみなされ、同じく刑事罰の対象となると考えている。さらに違法配信を視聴する方も対応によっては刑事罰に問われる可能性も存在する。また視聴者の方は法令上のリスクだけではなく、違法サイトにアクセスした際に個人情報が不正に吸い上げられ、悪用されるリスクも指摘されている」などと警告。

 池田氏は「違法配信を行うものに警告を発するとともに、これに従わず、違法配信、予告を含みそれを継続する場合には弁護士による法的措置を含めた厳然たる対応を徹底的に行うことを宣言する」と強い姿勢で臨むことを宣言した。

MAOの帰還で4人揃ったサウナカミーナが快勝「DDTをもっと高く飛んでくくらい熱くします」【DDT】

2024.07.27 Vol.Web Original

 DDTプロレスが7月26日、東京・新宿FACEで「AFTER PETER PAN 2024 in SHINJUKU」を開催した。家出していたMAOが帰ってきたサウナカミーナがメインイベントで快勝した。

 MAOは7・21両国国技館での上野勇希とのKO-D無差別級王座戦に向き合うため、6・30後楽園で家出を宣言。その後はほかのユニットと共闘して上野と前哨戦を戦ってきた。両国大会では上野に敗れ、王座奪取はならなかったが、家に帰ることを表明していた。

 この日、サウナカミーナは上野、MAO、勝俣瞬馬、To-yのフルメンバーが久しぶりに勢ぞろいし、秋山準、男色ディーノ、大石真翔、正田壮史組と対戦した。敵軍の大石は10・3新宿での退団を発表したが、MAO、勝俣にとってはNωA時代の師匠とあって対戦をおねだり。調子に乗って、To-yまで「師匠!」と叫んで、絡んでいく。MAOが秋山にハリウッドスター・プレスを見舞えば、秋山はブレーンバスターで返す。上野が正田をキャメルクラッチ式フェースロックで絞め上げる。正田は正田のチカラKOBUムキムキを繰り出そうとするも、かわした上野は背中にドロップキック。顔面にドロップキック、そしてWRを決めて3カウントを奪った。

KO-D無差別級王座挑戦の青木真也が王者・上野勇希に戦慄の通告「リングに上がってきたら、おまえを殺せるぞ!」【DDT】

2024.07.27 Vol.Web Original

 DDTプロレスが7月26日、東京・新宿FACEで「AFTER PETER PAN 2024 in SHINJUKU」を開催した。8月25日の後楽園ホール大会で上野勇希の保持するKO-D無差別級王座に挑む“バカサバイバー”青木真也が王者に戦慄の通告だ。

 この日、青木はシングルマッチで彰人と激突。グラウンドでの攻防では、レスリング出身の彰人もついていくも、青木が終始優勢。青木が足4の字で攻め込めば、彰人も足攻めで反撃。青木はスリーパーで絞め上げると、パイルドライバーを決めて快勝。

 青木は客席後方で試合を見ていた上野に対し「上野、お前、何思うんだ? お前の予防線張って、上手な試合に比べれば、俺の試合はヘタかもしれない。だがお前がリングに上がってきたら、レスラーとしてもファイターとしても、俺はお前を殺せるぞ!」と挑発。上野はエプロンに上がって視殺戦を展開するも、言葉は発せず。

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