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ブアカーオが18年ぶりトーナメント制覇の快挙ならず。コプリヴレンスキーにダウンを奪われ準々決勝で敗退【K-1】

2024.07.07 Vol.Web Original

 K-1 WORLD MAX 2004・2006世界王者で、かつて魔裟斗、アンディ・サワーらとしのぎを削ったブアカーオ・バンチャメーク(タイ/Banchamek Gym)が「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館 ABEMA PPVにて全試合生中継)で行われた「-70kg 世界最強決定トーナメント」に参戦した。

 同トーナメントは3月に1回戦が行われ7選手が勝ち上がり、ブアカーオは6月にワイルドカードでの参戦が発表された。当初は準々決勝でK-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者のオウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)と対戦の予定だったのだが、フェンがケガのため欠場となり、ストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike’s Gym)に対戦相手が変更となった。

寺田匠が兼田将暉を破り軍司泰斗へ挑戦アピール。軍司も受諾し9月大会でタイトル戦も【K-1】

2024.07.07 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で行われたフェザー級の一戦で、同級王者の軍司泰斗への挑戦をアピールしている兼田将暉(RKS顕修塾)と寺田匠(team VASILEUS)が対戦した。試合は一進一退の攻防を制した寺田が2-0の判定勝ちで勝利を収め、リングサイドの軍司に挑戦をアピール。軍司も受諾し、9月大会でのタイトル戦が濃厚となった。

 試合は リングサイドで軍司が試合を見守る中、ゴング。

 1R、サウスポーの兼田とオーソドックスの寺田。ロー、左カーフを飛ばす寺田。兼田は右ジャブからワンツー。寺田のローに左フックを合わせる兼田。圧をかける兼田に寺田は左カーフ。兼田は圧をかけて右ジャブから左ストレート。兼田が前蹴りもそこに寺田が左ロー。寺田の右ハイは兼田がスウェー。寺田は前蹴りと左ロー。兼田はワンツー。寺田の右インローにカウンターで左ストレートの兼田。寺田は右ミドル。

魔裟斗氏が「明日一番強かった選手が優勝する。“トーナメントには運がある”というが運ではなく実力」と強調【K-1】

2024.07.06 Vol.Web Original

 K-1 WORLD MAX 2003・2008世界王者の魔裟斗氏が7月6日、「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で行われる「-70kg 世界最強決定トーナメント」について「明日一番強かった選手が優勝する」などと語った。

 この日は都内で前日計量と会見が行われ、魔裟斗氏は「K-1 WORLD MAXスペシャルアンバサダー」を務める須藤元気氏とともに登壇した。

 当日は解説を務める魔裟斗氏は「最初は知らない選手も結構いたが、勝ち上がった7人を見て“今回のトーナメントは面白くなるな”と確信した。この7名+ワイルドカードだったが、それがまさかのブアカーオ。僕らの戦友。ブアカーオが参戦したということでこのトーナメントの面白さが2倍にも3倍にも膨れ上がったんじゃないかと思う」と語った。そして「10日ほど前にタイに行ってブアカーオの練習を間近で見てきたが、今のブアカーオは僕らが戦っていたころに近いコンディション。ブアカーオはコロナで3年間くらい試合をしていない時期があったが、去年は5試合している。コロナ明けのRIZINのの試合はあまりコンディションがよくなかったが、今、いいコンディションを取り戻したブアカーオはかなり手強いと思う」と現在42歳のブアカーオ・バンチャメーク(タイ/Banchamek Gym)の実力に太鼓判を押した。

ブアカーオが「僕が優勝したら戻ってきてください」と魔裟斗氏に現役復帰のラブコール【K-1】

2024.07.06 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)で行われる「-70kg 世界最強決定トーナメント」に出場するブアカーオ・バンチャメーク(タイ/Banchamek Gym)が7月6日、「王者に返り咲く姿を楽しみにしていてください」と優勝宣言を放った。そして解説を務める、かつてのライバル魔裟斗氏に「もし僕が王者になれたら、魔裟斗選手、戻ってきてください」と現役復帰のラブコールを贈った。

 ブアカーオはK-1 WORLD MAX 2004・2006世界王者。その後、日本ではシュートボクシング(SB)、戦極でも戦い、2013年に行われた「MAX Muay Thai 4」を最後にしばらく日本でのファイトが途絶えたが、昨年5月のRIZINで日本では約10年ぶりとなる試合を行い安保瑠輝也とドロー、今年3月のRIZINでは木村“フィリップ”ミノルにKO勝ちとまだまだ健在であることを証明した。

 この日は前日計量の後に会見が行われブアカーオは「ブアカーオはまだ現役を続けております。皆さん、戸惑っているでしょうか? 自分もよく考えてこの大会に参戦することを決めました。20年前の明日、自分が最初の王者になったということで非常に感慨深い。自分自身としても、まだ戦い続けていることには感慨深いものがあるが、まだK-1という団体がパワーがあって、皆さんが楽しみにしている、そういう大会に出られるということで、まだ自分には戦う力があるというところを皆さんに見てもらいたい。そして7月7日、またブアカーオが王者に返り咲く姿を楽しみにしていてください」と3度目の優勝への意欲を見せた。

須藤元気氏が都知事選に96歳で立候補のドクター・中松氏になぞらえてブアカーオにエール【K-1】

2024.07.06 Vol.Web Original

 元参議院議員で「K-1 WORLD MAXスペシャルアンバサダー」を務める須藤元気氏が7月6日、翌日に控えた「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)と東京都知事選挙をダブルでPRした。

 この日は同大会の前日計量と前日会見が都内で行われ、須藤氏は解説を務める魔裟斗氏とともに会見に登壇した。会見後には魔裟斗氏、そして「-70kg世界最強決定トーナメント」に出場するブアカーオ・バンチャメーク(タイ/Banchamek Gym)とともに囲み取材に臨んだ。

 明日は東京都知事選挙の投開票も行われるのだが、須藤氏は「ぜひ東京都民は投票に行って、東京都のトップとそして立ち技最強のK-1の王者を見届けてもらえれば。そういう意味では2度楽しめるので、ぜひK-1と都知事選をセットで応援してもらえれば。私は出てないですけど(笑)」と都民に投票を呼びかけ。

 そして「ブアカーオ選手には頑張ってもらいたい。僕はブアカーオ選手はドクター中松を超えるくらいの、90歳を超えても戦っているような選手になれるんじゃないかと思っているので(笑)。ぜひ取りあえずは明日は優勝してほしい」と今回の都知事選の立候補者の中で最高齢96歳のドクター・中松氏になぞらえてブアカーオにエールを贈った。

家出中のMAOがダムネーションT.Aと合体も裏切られ、上野勇希に敗退。「特別なことをやっていって、両国が盛り上がればいい」【DDT】

2024.07.06 Vol. Web Original

 DDTプロレスが7月5日、東京・上野恩賜公園野外ステージで「闘うビアガーデン2024 in UENO」を開催した。21日、両国国技館でのKO-D無差別級王座戦(王者=上野勇希vs挑戦者=MAO)に向き合うため、サウナカミーナから家出したMAOがヒールユニット・ダムネーションT.Aと合体するも、案の定裏切られ、上野に直接敗北を喫した。

 この日、MAOは佐々木大輔、KANONと組み、サウナカミーナの上野&勝俣瞬馬&To-yと激突。MAOは上野に奇襲を掛け、パートナーに連係を求めるも、佐々木とKANONは応じず。ならばとMAOはポケットから1000円札5枚を取り出すと、2人に渡し買収に成功。その後は佐々木とKANONも、MAOとまずまずのコンビネーションに。上野とMAOはバチバチの攻防となるも、MAOのイス攻撃が佐々木に誤爆。KANONがMAOに裏切りのラリアットを叩き込み、ダムネーションT.Aは控え室に引き揚げる。MAOはそれでも奮闘するが、1対3では不利は否めず。上野のドロップキックから必殺のJul.2を食って、3カウントを奪われた。試合後、MJポーを加えたダムネーションT.Aの3人が出てきて、サウナカミーナを蹴散らすと、MAOをボコボコに。

 MAOは「さびしい~! でも仕方ない。俺が決めたことなんだ。最後まで駆け抜けてやるさ。俺が駆け抜けた後ろには新しい道がやってくる。両国で俺は勇希からベルト獲るぞ! 突っ走ってやり返す」とマイク。

ウナギ・ウォリアーズが水浸しの初陣もサヤカが三四郎に説教「肖像権、キャラクター使用権、ガッツリ請求するからな!」【DDT】

2024.07.06 Vol. Web Original

 DDTプロレスが7月5日、東京・上野恩賜公園野外ステージで「闘うビアガーデン2024 in UENO」を開催した。ウナギ・三四郎(髙木三四郎の化身)、ウナギ・サヤカのウナギ・ウォリアーズが初陣に臨むも、試合後にはサヤカが説教し、三四郎は平身低頭だった。

 2人は4月26日のひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)で一騎打ち。勝負は三四郎がモノにしたが、意気投合して、ウナギ・ウォリアーズの結成を約束していた。満を持して、今大会で初タッグを組んだ2人はバラモン兄弟(シュウ&ケイ)と対戦。試合形式はエニウェアフォールマッチ。

 バラモン兄弟が水噴射で奇襲も、ウナギ・ウォリアーズが逆襲。観客席でウナギ・ウォリアーズがゴムパッチン。バケツで水のかけ合いになり、サヤカがホースで水をぶっかける。その後も、両軍壮絶な水のかけ合いで、観客もびしょ濡れに。バラモン兄弟は生きた鰻を持ち出して、サヤカを攻撃。さらにバラモン兄弟は蒲焼のたれを口に含み、レフェリーの顔に噴射。続いて、山椒をレフェリーにぶちまけて、収拾がつかない事態に発展し無効試合の裁定が下った。

GLEAT契約解除の河上“ファイヤー”隆一がDDTに参戦を要求「納谷、飯野、個人的に借りを返させてもらうぞ!」【DDT】

2024.07.06 Vol. Web Original

 DDTプロレスが7月5日、東京・上野恩賜公園野外ステージで「闘うビアガーデン2024 in UENO」を開催した。同1日をもってGLEATから契約を解除された河上“ファイヤー”隆一(河上隆一改め)がDDTへのフリー参戦をゴリ押し。DDTが誇るヘビー級戦士の納谷幸男が迎撃することが濃厚となった。

 体制に反目していた河上は6・9名古屋で大仁田厚、ヨシ・タツと組み、カズ・ハヤシ&CIMA&田中稔と電流爆破デスマッチで対戦。ヨシ・タツがカズに敗れたが、試合後、河上は素人の鈴木裕之社長を電流爆破バットで殴打。団体から契約解除の処分が下されたが、1日のTOKYO DOME CITY HALLでの所属最終戦を終えた後には、フリーとしてGREATへの強行参戦も予告。7・15大阪大会への出場が決まった。

 6・6後楽園ではDDTとの全面対抗戦(樋口和貞&飯野雄貴&納谷vs田村ハヤト&河上&KAZMA SAKAMOTO)に臨んだが、田村が飯野にフォールを奪われ敗北を喫している。

 その河上がこの日の第2試合終了後、チケットを購入して、まさかの登場。河上は「俺がここに来たということはどういうことか分るよな? 俺は社長を爆破してクビになり、今やフリーランス。この俺を使う勇気があるか? 前の団体の後楽園で、樋口&飯野&納谷の3人に負けてんだ。でももう辞めたけど。納谷、飯野とまだまだやり足りねぇ。いい舞台があるじゃねぇか! (7月21日の)両国国技館が!」と迫った。突然の来訪者に困惑が隠せない今林久弥GMは「両国のカードはもう決まってるんで。7月26日の新宿FACEで検討させてもらいます」と回答。河上は「決まらなかったらお前も爆破するぞ!」と脅迫。

MAOがKO-D無差別級王座挑戦に向け、サウナカミーナからの“家出”を宣言【DDT】

2024.07.01 Vol.Web Original

「今までと違うアプローチで対角に立って、上野勇希としっかり向き合いたい」

 DDTプロレスが6月30日、東京・後楽園ホールで「What are you doing 2024」を開催した。真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2024」(7月21日、東京・両国国技館)で上野勇希の保持するKO-D無差別級王座に挑むMAOが、所属するユニット・サウナカミーナからの“家出”を宣言した。

 この日、同王座戦の初の前哨戦が組まれ、MAOはTo-yと組み、上野&勝俣と激突するサウナカミーナ同門対決となった。上野を意識したMAOは序盤のレスリング勝負から、イスを使ったラフ殺法も見せた。MAOとTo-yが同時に場外にダイブすれば、上野と勝俣も同時にトペ・コンヒーロを敢行。上野のWR狙いを阻止したMAOはスタナーから掌底。ラリアット相打ちから、MAOが居合いキックを決める。両軍、白熱した譲らない攻防が続くなか、勝俣のトラースキックをしのいだMAOが旋風脚を一閃。To-yが勝俣にコジマインパクトでアシストすると、MAOは居合いキック、みちのくドライバーⅡをさく裂させて勝俣から3カウントを奪った。

髙木三四郎が7・21両国での休養前最後の相手に男色ディーノを指名「ドラマティック・ドリームを体現できる男と試合がしたかった」【DDT】

2024.07.01 Vol.Web Original

 DDTプロレスが6月30日、東京・後楽園ホールで「What are you doing 2024」を開催した。真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2024」(7月21日、東京・両国国技館)をもって無期限休養に入る髙木三四郎が最後の相手に男色ディーノを指名した。

 この日、髙木は山下実優と、ディーノは伊藤麻希と組み、東京女子勢と異色のミックストタッグマッチに臨んだ。髙木がプラスチックケースを持ち出すと、プラケースチャンバラから、伊藤が髙木を殴打。ディーノは女子の山下相手に禁断のナイトメアー。リップロックはちゅうちょし、腰を蹴る形でファイト一発。男色ドライバー狙いも、山下は踏ん張る。伊藤が「ケツを出せ!」と言うと、ディーノは「オマエがケツを出せ!」と発言。伊藤が尻を出そうとすると、東京女子・甲田哲也代表がストップ。ディーノがコーナーに上がって尻を出すと、髙木が伊藤を投げようとする。すると甲田代表がリングに上がって身を挺して阻止。甲田代表は髙木、山下をスリーパーで落とす。ここで今林久弥GMが上がり、甲田代表と口論になり、2人の遺恨対決が再現。甲田代表が今林GMをディーノの尻にぶち込むと、山下と伊藤が甲田代表をディーノの尻に押し付け、2人は失神。伊藤が髙木を尻にぶち込むと、山下が伊藤を担いで本来は合体技のサボテンの体勢から山下が落として、伊藤も尻のえじきに。カオスな展開のなか、山下がディーノの尻に蹴り。髙木が雪崩式ブレーンバスター、山下がSkull kick、髙木がストーンコールド・スタナーを決めてディーノから3カウントを奪取した。

KO-Dタッグ王座戦に向け、飯野雄貴とNOAH潮崎豪がバチバチに火花。両国決戦を待たず、7・10新宿で一騎打ちへ【DDT】

2024.07.01 Vol.Web Original

 DDTプロレスが6月30日、東京・後楽園ホールで「What are you doing 2024」を開催した。真夏のビッグマッチ「WRESTLE PETER PAN 2024」(7月21日、東京・両国国技館)で行われるKO-Dタッグ王座戦(王者組=遠藤哲哉&飯野雄貴vs挑戦組=潮崎豪&小峠篤司)に向け、バーニングの飯野とTEAM NOAHの大将・潮崎がバチバチに火花を散らし、7月10日の新宿FACEで一騎打ちに臨むことが急きょ決定した。

 この日、バーニングには高鹿佑也、TEAM NOAHにはHi69が入り、6人タッグマッチでタイトルマッチの前哨戦に臨んだ。先発は遠藤と潮崎でレスリングの攻防となったが、飯野は潮崎と対峙すると、目の色を変えてパワー殺法全開で激しくやり合った。勝負は高鹿に的を絞った小峠が顔面へのヒザからキルスイッチを決めて勝利。試合終了のゴングが鳴っても、飯野と潮崎は場外で延々とチョップ合戦を繰り広げた。

 胸を真っ赤に腫らした飯野は「潮崎豪! 今日であいつをターゲットにしたぞ。てめえとシングルさせろ。LIMIT BREAKの借りもあるし、今日の借りもある。7月21日の前に1対1だ!」と興奮冷めやらぬ様子でシングル戦を要求。潮崎は「飯野、あんなに熱くなれる奴はいねぇ。やってて楽しい。(シングル要求は?)いつでもいい。かかってこい。この胸の傷、あいつに倍以上の衝撃を与えてやるよ」と応じた。これにより、両国決戦を前に、飯野vs潮崎のシングル戦が決まった。

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