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那須川天心が3ダウン奪う余裕のKO勝ちでISKA王座獲得【6・2 RIZIN】

2019.06.02 Vol.Web Original

ドロップキックも繰り出す
「RIZIN.16」(6月2日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)でISKA世界フェザー級タイトルマッチに臨んだ那須川天心がマーティン・ブランコを2Rに3回のダウンを奪う圧勝KOで破り、ベルトを獲得した。

 那須川は当初、ISKA世界フェザー級タイトルマッチでアメッド・フェラージとの対戦が予定されていたのだが、フェラージがまさかの“敵前逃亡”。

 直前になってブランコとのタイトル戦となった。

 試合は1Rこそ仕留められなかったものの、2R、左フックから左ミドルをボディーに叩き込み最初のダウンを奪う。なんとか立ち上がったブランコだったが、那須川がボディーに左ひざを叩き込むとブランコは必死のクリンチでしのぐが那須川が振りほどくとそのまま崩れるようにダウン。

 ここでもなんとか立ち上がったブランコに那須川がパンチの連打を浴びせ3度目のダウンを奪い、KO勝ちを収めた。1度目のダウンの後にドロップキックを繰り出すほどの余裕の勝利だった。

初防衛の浜崎朱加が山本美憂に警戒感【6・2 RIZIN】

2019.06.02 Vol.Web Original

序盤はフレイの打撃に苦戦
「RIZIN.16」(6月2日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)でRIZIN女子スーパーアトム級王者・浜崎朱加が初防衛戦に臨み、ジン・ユ・フレイに判定勝ちを収め初防衛戦に成功した。

 フレイはかつて浜崎が巻いたInvicta FC世界アトム級の現王者で“最強の挑戦者”ともいえる難敵。

 1Rから打撃における距離、主導権の奪い合いが展開される。

 浜崎は打撃で勝負に出るが、フレイは強烈な左ロー。浜崎の右のパンチに合わせたフレイのクロスを被弾した浜崎の唇がはれる。

 手数では負けていない浜崎の左フックがフレイの顔面をとらえる場面もあったが、フレイの打撃はパワフル。2Rには浜崎の左にフレイがカウンターの左フックをクリーンヒット。そしてフレイの左ローで浜崎の右足は徐々に赤くはれダメージが蓄積されてくる。

矢地祐介vs朝倉未来ら日本人対決続々決定【7・28 RIZIN.17】

2019.06.02 Vol.Web Original

未来が「俺が勝ったら68キロでトーナメント開いてください」
「RIZIN.17」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の対戦カードが6月2日、「RIZIN.16」が開催された兵庫・神戸ワールド記念ホールのリング上から発表された。

 矢地祐介と朝倉未来の中量級再注目の一戦が行われる。

 この日リングに上がった2人は視線を合わせることこそなかったが、コメントでは早くも火花を散らす。

 まず朝倉が「この試合のオファーが来たときはあまり乗り気じゃなかった。俺にはメリットがないし。俺はもともと66キロの選手で相手は70キロの選手。なので間を取って68でやろうと打診したんですが、相手が頑なに拒んだんで、じゃあ俺が上げてやってやろうじゃないかと。ただライト級トーナメントには出るかは分かりません。この試合で俺が勝ったら68キロでトーナメント開いてください。どうですか? 俺がトーナメントに出るの、見たいでしょ。あとこの試合、メインでお願いします」と格上アピール。

 対して矢地は「そのうちやるんだろうと思っていたが、ついに時が来たな、と。夏の一番暑い時期に、日本人同士の対決がいっぱいあるなかで戦えるのは光栄。俺と戦うのにメリットがないって言ってますが、2連敗中の俺が言うのもなんですが、階級が下で大した選手ともやってない相手とやる俺のほうがメリットないと思っている。日本の中量級のトップは、世界に立ち向かっていくのはどっちなんだということをはっきりさせたい。68キロ云々って言ってますが、2連敗中の俺が言うのもなんですが、負けた奴に未来はないので、俺に勝ってから言ってくれ、と言いたい」と応戦した。

 また61kg契約で「元谷友貴vs扇久保博正」「石渡伸太郎vs佐々木憂流迦」の2試合が行われることも発表された。 元谷、扇久保、石渡はバンタム級王者・堀口恭司に敗れ、リベンジを虎視眈々と狙い、佐々木は堀口の首を狙ってUFCからRIZINへ戦いの場を移したという経緯があるだけに、見どころの多い2試合となる。

 この日は合わせて「RIZIN.18」へのマルコス・ヨシオ・ソウザの参戦が発表された。マルコス・ヨシオ・ソウザは、RIZIN.15初参戦で勝利を収めたホベルト・サトシ・ソウザの実兄。

現ROAD FC女子アトム級王者ハム・ソヒの参戦決定【7・28 RIZIN.17】

2019.06.02 Vol.Web Original

「浅倉選手、朱加選手、山本選手、フレイ選手と戦いたい」
「RIZIN.16」(6月2日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)で行われた浅倉カンナ(パラエストラ松戸)と山本美憂(KRAZY BEE / SPIKE22)の一戦の前に元DEEP JEWELSアトム級女王で現ROAD FC女子アトム級王者ハム・ソヒがリングに登場した。

 ソヒは「故郷に帰ってきたようにわくわくしてうれしい。日本が懐かしかった。長い時間が経って、多くの方が私を忘れたでしょうけど、もう一度、私、ハム・ソヒを思い出してください。次の試合の浅倉選手、朱加選手、山本選手、フレイ選手は私と同じ階級なので、RIZINのリングで戦いたいです。その時は日本の皆様に激しい試合をお見せします。期待してください。応援よろしくお願いします。ありがとうございま~す」と挨拶。ここでソヒの「RIZIN.17」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)への参戦が発表された。

 ソヒはかつて浜崎朱加と2度対戦し2度とも敗れており、浜崎への雪辱を期しての参戦となる。

美憂がカンナに判定勝ち。アーセンと初の親子そろい踏み【6・2 RIZIN】

2019.06.02 Vol.Web Original

急成長したMMA力を披露
「RIZIN.16」(6月2日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)で浅倉カンナ(パラエストラ松戸)と山本美憂(KRAZY BEE / SPIKE22)が対戦。21歳と44歳という年齢差がクローズアップされた試合となったが美憂が3-0の判定で勝利を収めた。

 1R、浅倉の右ローを美憂がキャッチしてテイクダウンを狙うが、浅倉はコーナーに逃げ、テイクダウンは免れる。浅倉はまたもローを繰り出すが、そこに美憂が右のパンチを合わせる。

 今度は美憂のフックをかわして浅倉がカウンターのタックル。美憂はがぶりこらえるが、浅倉がテイクダウンを取り切り、上を取る。しかし美憂はすぐにポジションを入れ替え、立ち上がる。浅倉はすぐにタックルにいくが、ここでも美憂はコーナーを背にこらえる。

 浅倉は右差しから引きずり倒そうとするが、こらえる美憂。離れて打撃の攻防となるが、ともに決め手を欠き、1Rは終了。

 2R、浅倉のローに美憂がパンチを合わせる。浅倉がフェイントからタックルに行くが、美憂は倒れない。組み合いからヒザを放ちあう2人。

 離れて打撃の攻防となり、センターを取った美憂の周りを回りながらチャンスをうかがう浅倉。浅倉がタックルに行こうとするとパンチを合わせる美憂。浅倉がローからタックルに行くが、美憂はがぶってつぶすとコーナー際で上を取る。

 立ち上がろうとする浅倉に、美憂がバックからパンチの連打。浅倉は立ち上がるがバックをキープされたままで、なおもパンチを食らってしまう。しかしコーナーを背に正対した浅倉は首投げてグラウンドに持ち込み美憂の右腕を取りに行くがゴング。

魚井がフルスイングでハヤットをKO【6・2 RIZIN】

2019.06.02 Vol.Web Original

1Rから魚井のパンチで会場が沸く
「RIZIN.16」(6月2日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)でRIZIN初参戦を果たした魚井フルスイングがカナ・ハヤットを3R、KOで倒した。

 1R、魚井はプレッシャーをかけ前に出ると左右のフックをフルスイング。そのうち一発がハヤットにヒット。ハヤットはそのパンチを警戒しなかなか踏み込めない。魚井は意表を突く左ハイを放つもハヤットはキャッチしてテイクダウンに成功。しかし魚井はしっかりガード。ハヤットが攻めあぐねブレイクがかかる。

 スタンドに戻るとパンチを狙う魚井にかわしてグラウンドの攻防を狙うハヤットという図式となるがともに決め手を欠く。

2年ぶり復帰の征矢貴が1RKO勝ち。朝倉海らRIZIN常連に喧嘩状【6・2 RIZIN】

2019.06.02 Vol.Web Original

度重なる困難乗り越え復活
「RIZIN.16」(6月2日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)で約2年ぶりの復帰戦を行った征矢貴が1R4分5秒、川原波輝を相手にKOで勝利を収めた。

 征矢は2016年に修斗で行われたインフィニティリーグでは2位になるなど修斗バンタム級のホープだったのだが、原因不明の難病といわれるクローン病を患い、今回が2017年の修斗での清水清隆戦以来、約2年ぶりの復帰戦。その間、婚約者を白血病で亡くすなど、さまざまな試練を乗り越えてのリングだった。

 征矢は2年前と同じ浜田省吾の『マネー』で入場。セコンドにはジムの先輩で修斗世界フライ級王者の扇久保博正がついた。

 1R、ともにパンチで牽制する立ち上がりから征矢が左フックで飛び込み、川原からダウンを奪う。ダウンした川原に追撃のパウンド、そしてサッカーボールキックを狙うが的確さに欠き決めきれず。川原はその猛攻をしのぎ、スタンドに戻す。

魚井フルスイングがバット持ったままで危うく計量オーバー?【6・2 RIZIN】

2019.06.01 Vol.Web Original

浜崎vsフレイの勝者にダイヤモンド贈呈【6・2 RIZIN】

2019.06.01 Vol.Web Original

関西初RIZINで初防衛戦の浜崎が必勝宣言
「RIZIN.16」(6月2日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)前日計量が6月1日、大阪市内で行われた。全選手が規定体重を無事クリアした。

 第13試合で「RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ」を戦う王者・浜崎朱加(AACC)とジン・ユ・フレイ(アメリカ/MOHLER MMA)ともに順調な仕上がりぶりを見せた。

 フレイが「日本に来てからの経験は素晴らしいもの。ただ私ははるばる日本に来て手ぶらで帰るつもりはない」と勝利を誓えば、浜崎も「初めての関西でのRIZINをタイトルマッチで迎えることができて、うれしく思っている。フレイ選手と初めて戦った時も勝ったが、次もしっかり勝ちたい」と必勝宣言。

 フェイストゥフェイスでも激しい火花を散らした。

 なお、この試合の勝者にはダイヤモンドが贈られることが榊原信行CEOから発表された。

那須川天心が「ベルトも視聴率も関係なく」目指すは1RKO【6・1 RIZIN】

2019.06.01 Vol.Web Original

新調のガウンの背にはタイガースカラーで「志高き道のり」
「RIZIN.16」(6月2日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)の前日計量が6月1日、大阪市内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。

 メーンのISKA世界フェザー級タイトルマッチでマーティン・ブランコと対戦する那須川天心は1RでのKOを宣言した。

 天心は公開計量に試合コスチューム、そして新調したガウンで登場。そのガウンは神戸ポートタワーが図柄の特注品で、背中の「志高き道のり」の文字は黄色と黒のタイガースカラー。

リオン武が復帰戦で宇野を破った強豪と対戦【7・15 修斗】

2019.05.31 Vol.Web Original

30周年記念大会出場のヘルフォートが早くも再来日
 プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO30th ANNIVERSARY TOUR 第6戦 Supported by ONE Championship」(7月15日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードが発表された。

 修斗プロ化30周年を記念して開催された5月6日の後楽園ホール大会で“レジェンド”宇野薫(UNO DOJO)を熱戦の末、判定で破ったデュアン・ヴァン・ヘルフォート(オランダ/グレイシーバッハ・ネーデルランド)が早くも再来日。元修斗世界ライト級王者のリオン武(RISING SUN)と対戦する。

 デュアンは宇野との一戦では両者ともに見ごたえのあるグラウンドのテクニックを披露。その中でも常にイニシアチブを握り続けたデュアンが勝利を収めた。

 対するリオンは史上初の世界王座返り咲きを果たすなど、修斗史に燦然と輝く数々の記録を残すレジェンドの一人。昨年は現世界王者の斎藤裕には敗れたものの、環太平洋王者・TOMA(TK68)を完封。国内トップレベルの実力を見せつけた。大晦日の「RIZIN 平成最後のやれんのか!」では朝倉未来の前に一敗地にまみれたものの、今回、不屈の闘志で復活を果たすこととなった。

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