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Krush.75 ヘウヘスが女子王座初防衛 渡部は復帰戦で山際に判定負け

2017.04.03 Vol.687

 立ち技格闘技「Krush.75」(4月2日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベントの第1試合で行われた「Krush女子タイトルマッチ」は王者メロニー・ヘウヘスが挑戦者・紅絹を3-0の判定で破り初防衛に成功した。

 ヘウヘスは開始早々からタイトルを奪ったKANA戦同様、積極的に前へ出て攻撃を展開。紅絹も持ち前のスピードとトリッキーな動きでヘウヘスを翻弄するも、ヘウヘスの勢いが目立つ展開に。2Rに入ると紅絹のフックが当たり始め巻き返すも、3Rは序盤からヘウヘスがラッシュ。紅絹もパンチの連打で反撃するがヘウヘスが手数で上回り、ジャッジ3人が29-28の3-0でヘウヘスが勝利を収め初防衛に成功した。

Krush.75 中澤が-65kg王座獲得。左右田が挑戦表明

2017.04.03 Vol.687

 立ち技格闘技「Krush.75」(4月2日、東京・後楽園ホール)のダブルメインイベントの第2試合で行われた「第5代Krush -65kg王座決定トーナメント決勝」で中澤純が小宮由紀博を2-1の判定で破り第5代王者に輝いた。

 2月大会で開幕したこのトーナメントで小宮は松下大紀を、中澤は篠原悠人を破り、この日の決勝へ。最近では若い選手の台頭が目立つKrushの中では異例のベテラン同士の決勝となった。

 手数で上回る小宮だったが、中澤も右ローに左フックで反撃。小宮は2Rにはボディーブローを多用し追い詰めるが中澤はこれをしのぐと3Rには右のローで反撃。2Rあたりから2人の距離が詰まりバッティング気味の場面も見られたが、3R終盤、バッティングで中澤が左まぶたをカット。ドクターチェックが入るが試合は続行。再開後の残り1分強、2人は互角に打ち合い判定を待った。

自閉症啓発イベント「Fight4u.1」ゲストにバルト、村田、横田

2017.03.30 Vol.687

 かつてPRIDEで活躍した元格闘家の小路晃氏と社会保険労務士の平野厚雄氏が理事長を務める「NPO法人・日本総合格闘技OBクラブ」が4月2日(日)の「世界自閉症啓発デー」に開催する自閉症啓発イベント「Fight4u.1」(後援:RIZIN FIGHTING FEDERATION)の概要が発表された。

 イベントにはRIZINで活躍するバルト、村田夏南子、そして村田のコーチを務める前DEEPフェザー級王者・横田一則が参加。バルトはちびっこ相撲、村田と横田はミット打ちや公開スパーリングなどで子供たちと交流する予定。

 また柔術マットでの練習会も行われる。

3・24修斗 石橋がドロー防衛 田丸vs覇彌斗も激闘の末ドロー

2017.03.25 Vol.686

「プロフェッショナル修斗公式戦」(3月24日、東京・後楽園ホール)のメーンで「環太平洋バンタム級チャンピオンシップ」が行われ、王者・石橋佳大に同級1位の佐藤将光が挑戦。試合は判定となり一人が30-29で佐藤を支持したものの残る2人が29-29をつけ0-1でドローとなり、石橋が初防衛を果たした。

 1R開始早々、石橋がヒザ蹴りから組みつくも、佐藤が逆にケージに押し込んでからテイクダウンに成功。パウンドを落とすが、石橋は下から膝十字固めを極め、あわやの場面を作る。しのいだ佐藤が上を取って強烈なパウンドとヒジで反撃。しかしその合間に立ち上がった石橋はラウンド終盤にテイクダウンに成功。石橋がパウンドを落とすと佐藤は下からヒジで応戦と互角の攻防を見せる。

K-1、-70㎏王者を決めるトーナメントの対戦カードが発表

2017.03.24 Vol.687

 国立代々木競技場第二体育館から場所を移し、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント~」の対戦カードが発表された。

 1回戦1試合目は城戸康裕vsジョーダン・ワトソン。城戸は「ジョーダン(ピケオー)きたよ。冗談でしょと思ったら、ワトソンだった(笑)。そっちだったらOKねって思ってたら、ピケオーと(サニー)ダルベックと対戦して勝っている選手だっていうじゃないですか。本物志向ってやつ? 俺らかわいそう」とコメント、会場をわかせていた。1回戦2試合目は、廣野祐vsサニー・ダルベック。そのイケメンぶりに日本でも人気のサニーと対戦する廣野は「左の攻撃が強いテクニシャンという印象。左をもらわないように気を付けたい。ただ、アマチュアの頃から世界を目指して頑張ってきた。まあ、見ててください」と自信をのぞかせた。3試合目は、元krush-70㎏王者・中島弘貴とチンギス・アラゾフとの一戦。「私はピケオーやダルベックを上回る実力がある」と豪語するチンギスのコメントに中島は「レベルの高い選手だと思うが、その分やりがいがある。自分はベルトを取れる人間だと思っているので、一番強い自分を見せてベルトを取りたい」と闘志を燃やしていた。4試合目は日菜太vsジョーダン・ピケオー。現在、Krush -70kg王者で、K-1 WORLD GP初代王座決定トーナメント準優勝という強さを誇るピケオーについて日菜太は「ヘタウマ。へたくそに見えるが、当て勘がいい。佐藤(嘉洋)さんをKOした試合が一番印象的。あれで佐藤さんは終わってしまったと思うので、勝手にかたき討ちの気持ちになっている」と佐藤のリベンジを誓った。

「2008年以来、日本人チャンピオンがいない」(城戸)、「黄金の-70㎏を日本人の手に返す」(日菜太)と言うほど、外国人選手が強い同階級。念願の決勝での日本人対決が実現し、日本人チャンピオンが生まれるか。または、外国人にこの階級の上位を支配されるか。今後の-70㎏を占う大会になりそうだ。

KHAOS、激闘&KO連続の幕開け

2017.03.24 Vol.687

 世界最高峰の立ち技格闘技「K-1 WORLD GP」、KO至上主義の超破壊型打撃格闘技「Krush」に続き誕生した、立ち格闘技新ブランド「KHAOS」の旗揚げ大会が18日、新宿FACEで開催された。

 この日出場した若い選手たちは、旗揚げに参加できる喜びと、自分が同ブランドを大きくしていくとう意欲にあふれ、KO連発の大会となった。

 メインイベントは、Krushやほかの団体ですでに実績のある、里見柚己vs林京平、芦澤竜誠vs真辺龍太、翔也vsKAZUMUのー58㎏の3試合。3試合中2試合がKO決着、1試合が判定ドローで延長戦突入という激闘となった。

 里見と林の試合は2R0分47秒で、里見のKO勝ち。芦澤と真辺は、試合前真辺が「自分は倒れないので。泥臭い試合になると思う」とコメントした通り、芦澤の執拗な攻撃に耐え続けていたが、3R1分50秒に2度目のダウンを奪われ、芦澤が勝利した。翔也とKAZUMUはどちらも譲らず、延長に持ち込まれたが、2?1で翔也が勝利をおさめた。
 なお、ベストバウト賞は、翔也vsKAZUMUの試合、またAbemaTVボーナスMVP賞は芦澤竜誠が獲得した。

4・8 SB  S-cup王者ゾウガリーの相手に海人を抜擢

2017.03.17 Vol.686

 シュートボクシング(SB)「SHOOT BOXING 2017 act.2」(4月8日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードが17日、発表された。

 メーンイベント出場が発表されていたS-cup65kg世界トーナメント王者ザカリア・ゾウガリーがSB日本ライト級1位の海人と対戦する。

 海人はデビュー以来、その多彩なテクニックと倒せる力を高く評価され、他団体の新人トーナメントでも優勝を果たすなど次世代のエース候補として期待される存在。

 2017年初戦となったYUSHI戦では圧勝するも契約体重をクリアーできなかったことでノーコンテストとなったが、仕切り直しの一戦となった3月12日の静岡キックでは、J-NETWORKスーパーライト級王者・岩崎悠斗を判定で下し、8連勝をマークした。

 階級を上げることを視野に入れている中で、他団体ながら自身の一つ上となるスーパーライト級の現役王者に勝利を収めたことでさらに自信を付けた海人は、今回、過去最強の相手となるザカリアとの対戦オファーにも「勝つ自信がある。やらせて下さい!」と二つ返事で快諾したという。

 一方、ザカリアは、鈴木博昭、MASAYA、宍戸大樹、山口裕人、裕樹、UMA、水落洋祐といった日本のトップファイターを次々と撃破しており、今回の海人の挑戦を無謀と見る人も多いだろう。

 しかし、シュートボクシングでは過去に、緒形健一がデニー・ビルと、土井広之がボーウィー・チョーワイクンと、村浜武洋がチャモアペット・チョーチャモアンと、シーザー武志会長が期待をかけた選手には、10戦前後の戦績で世界の頂点に君臨するトップファイターと対戦させて絶対的なエースを育ててきた。

 男子トップ選手の不振が続くシュートボクシングに変革を起こすべく、シーザー会長がこの度“SB=挑戦”の歴史を踏襲し、海人に白羽の矢を立てた。

 海人は このザカリア戦をクリアーし、現在空位のSB日本ライト級タイトル、さらには一つ上の鈴木博昭、MASAYAがいるスーパーライト級のタイトル奪取に向けて一気にスターダムを駆け上がることができるのか!?

 同大会ではSB世界スーパーライト級王者・鈴木博昭が5カ月ぶりの復帰戦でWBCムエタイ日本&INNOVATIONスーパーライト級王者・山口裕人と対戦。SB日本スーパーバンタム級王者・内藤大樹がSB日本フェザー級1位・元貴と対戦する。

K-1戦士がスタイリッシュな勝負服で登場

2017.03.16 Vol.686

 ちょいワルオヤジブームの生みの親、男性ファッション誌「LEON」とK-1がコラボレーションしたイベント「K-1 Night」(Lounge LEON)が15日、都内の会場で開催された。同イベントは“第3水曜日の夜に楽しい夜を過ごしたい”という「LEON」が開催している大人の男女参加型イベント「Lounge LEON」に、K-1ファイターが登場するというもの。武尊、卜部弘嵩、卜部功也、城戸康裕、木村“フィリップ”ミノルらが登場し、会場を盛り上げた。
 それぞれ自身の勝負服で登場した選手は、照れながらもポージングを決め、「ちょっと大人なパーティーピーポー」(武尊)、「ワントーンで大人っぽく」(功也)、「よく見ると虎と龍が施されている。全身Gucciでまとめました」(木村)、「同色でブリティッシュに」(弘嵩)、「一番のおしゃれは洋服を着てること」(城戸)と、それぞれのスタイルについてコンセプトを披露。その後トークショーが行われたのだが、やはりトークでは城戸の独壇場。夜の(?)勝負パンツについて聞かれると、「黒」(功也、木村)、「赤」(武尊、弘嵩)と皆が真面目に答える中、城戸は「試合の時の勝負パンツは動きやすいもの。夜の勝負パンツは脱ぎやすいもの」と回答。これには選手たちも苦笑いだった。

 トークショー後は、いつものコスチューム姿で再登場し、代表して武尊が本気のミット打ちを披露。迫力のあるミット打ちと蹴りでの連打に来場者からは、歓声とともに拍手が起こった。

 そして話題は今後の目標について。「全試合KO勝ち」(武尊)、「先日の試合に負けて、人生的にドン底。でもこれから復活して、KO連発してチャンピオンまでいきたい」(木村)、「初代ライト級王座決定トーナメントで負けてしまったが、またタイトル戦線に戻れるようにしたい」(功也)、「2月にタイトルを失ったが、もう一度世界ナンバーワンになるために頑張っていきたい」(弘嵩)、「-70kg(スーパー・ウェルター級)の奴らは強くて強くて『何でコイツら呼んで来たんだ!』という選手が多いが、ちょっと楽しみにしていてください」(城戸)とそれぞれが決意表明。

 最後は選手のサイン入りポスター争奪戦のじゃんけん大会が行われ、ファンとの交流を楽しんだ。
 今年も彼らファイターたちの熱い試合を期待して、「K-1 Nigt」は終了した。

4・16 RIZIN ZSTフライ級王者・伊藤盛一郎が念願の初参戦

2017.03.14 Vol.686

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが14日、都内で会見を開き、「RIZIN 2017 in YOKOHAMA?SAKURA?」(4月16日、神奈川・横浜アリーナ)の追加カードを発表した。

 ZSTフライ級王者の伊藤盛一郎が念願のRIZIN初参戦。才賀紀左衛門と58kg契約で対戦する。

 伊藤は昨年末の大会に参戦が予定されていたが、11月に行った「GRANDSLAM 5」の内藤頌貴戦で網膜裂溝を患い、出場を見送っていた。

 会見で伊藤は「1年前からずっとRIZINに出たいとアピールしていて、去年の11月にGRANDSLAMで勝って、RIZIN出場のチャンスをもらったんですが、その試合で目を怪我してしまい、所(英男)さんと年末に一緒に出たいという夢はかないませんでした。目の怪我はしっかり治してきました。いつか地元の横浜アリーナで試合がしたいという目標があったので、いつも以上に気合が入っています。ZSTのチャンピオンらしくノンストップで、一本かKOを狙ってアグレッシブに動き続けて、最後にきっちり締めて、地元の横浜を盛り上げられれば」と話した。網膜裂溝については「先生からは“網膜剥離手前で、年末に試合に出たら目が見えなくなっていた”と言われました」と話した。

 一方、才賀は「ZSTのチャンピオンの伊藤選手ということでとてもうれしい。フライ級で今、自分がどれくらいの実力かということをがこれで分かると思う。今年はいっぱいチャンピオンたちと試合をしてしっかり勝っていきたいというのがあるので、ここでしっかり勝って飛び級したいと思っています」と話す。

 才賀は伊藤の尊敬する所英男と対戦し、一本負けを喫しているのだが「あのころとは寝技のスキルが違う。くっつかれても大丈夫な練習をしているんで、頑張って返してやろうと思う。立ち技やったら今のRIZINに上がっているフライ級の選手の中でも抜けている自信があります。くっついてネチネチ試合しているより、がんがん殴り合っているほうがお客さんも面白いと思います。安全な試合をして手堅く勝つんじゃなく、がんがん殴り合って沸かせて一番目立って、お客さんも優ちゃんも喜ばせてあげたい」と打撃戦での決着を示唆したが、伊藤は「RIZINの舞台で判定はダメだろうと思います。普段のZSTと一緒で、一本・KOを狙います。自分は寝技でも面白いが試合できるんで、そこを見てもらえれば」と返した。

 榊原信行RIZIN 実行委員長は「UFCで3位で世界のトップを狙える存在だった堀口恭司選手の参戦でにわかにRIZINのフライ級が脚光を浴びている。その堀口と元谷の対決とはまた違った意味で勝負論のあるカード。2人でしか見せられないスリリングでスピード感があって、やるかやられるかという試合になる。このタイミングでこのカードが出せるというのは主催者としてはとてもうれしく思っている。結果として伊藤と才賀の試合のほうが面白かったというような試合になれば」とこのカードへの高い期待を見せた。

 4月大会はこの日で10試合が決定。あと1試合、ヘビー級の試合を予定しているという。

格闘家のOBが中心となり「自閉症啓発イベント Fight4u.1」開催

2017.03.14 Vol.686

 かつてPRIDEで活躍し、2011年に引退した小路晃氏と社会保険労務士の平野厚雄氏が中心となり「NPO法人 日本総合格闘技OBクラブ」が設立された。

 これは総合格闘技のOBらを中心として、発達障害児・者を主とした障害者に対して、自立支援や療育、保育、就労支援を行い、障害者を扶養する保護者や家族と各種イベントや交流会を一般市民とともに開催し、いじめ・差別・虐待のない豊かで明るい家庭環境づくりに寄与することを目的としたもの。

 14日、都内でともに理事長を務める小路氏と平野氏、そして榊原信行RIZIN 実行委員長が出席し会見が開かれた。

 小路氏は引退後に富山でラーメン屋を営む中で改めて格闘技の素晴らしさと影響力を実感。「現役時代は人に貢献するという気持ちは全く持っていなかった。for meの考え方だった。しかし、もしその時に“日本を良くしたい”“みんなを良くしたい”“テレビを通じて人の心に灯をともしたい”という思いを持っていれば私の戦い方、言動も大きく変わったのではないかと感じている」と振り返るに至った。

 そして「テレビを見れば毎日のようにいじめや差別が原因で自殺したり人間関係に悩む声が流れている。なんとか我々格闘家から少しでもこの世の中を良くしていく活動を広げていきたいという思いを持っていたところで平野さんと出会いました。平野さんの2人のお子さんはともに自閉症。自閉症は情報が少ないことから、いろいろ誤解を受けやすい。平野さんはその知識を少しでも世の中に広めようとしている。その思いに共感し、2人でなにかやれることはないかと考え、その思いを榊原社長に伝えましたら、榊原社長に “一緒にやろう”と言っていただき、今回このような形になりました」と設立の経緯を語った。

 平野氏はかつて平直行氏のもとで柔術を学び、パンクラスのアマチュア大会に出場した経験もある元格闘家。平野氏は「私自身も自分の子供が自閉症になるまで、自閉症のことは分からなかった。自分もそうだったように、世の中の人に自閉症とか発達障害というものが知れ渡っていないという現状があることは感じていた。そういった時にふと思ったのが“自分はこの子を残して先に死んでいく。親がいるうちはいいがもし親がいなくなった後、この子たちはどうなってしまうんだろう?”という思いが出てきた。自閉症は見た目は普通。ただ言動が特殊なので、いじめに遭ってしまうという現状がある。自分にこういう使命があるのならば格闘技を通じて1人でも多くの人に、こういう障害があるということを知ってもらいたい、世の中に発信していきたいという思いでこの活動を始めました」と小路氏が共感したその活動について話した。

 榊原氏は「RIZINで関わる選手たちには地域貢献、そして社会貢献という意識をしっかり持って活動していってもらいたいという思いを持っているなかで、今回平野さんと出会うことができた。そのきっかけは志を持った小路晃。ともにPRIDE.1から突っ走ってきた男からの提案。僕にとってもいい機会だった。言うのは簡単だが、テイクアクションをしようということ。積極的に我々が媒介として、日本や世界の格闘家を通じて、自閉症をもっと多くの人に知ってもらいたい」と話した。

 まずは「世界自閉症啓発デー」の4月2日に「自閉症啓発イベント Fight4u.1」(中央区立総合スポーツセンター 第1武道場)を開催する。同イベントでは柔術の練習会やプロファイターとの交流イベントなどが行われる。現在、把瑠都の参加が決定。その他のRIZINファイターの参加も予定されている。イベントの詳細は公式サイト( http://www.fight4u.jp/ )から。

4・8 SB 日本Sバンタム級王者・内藤が1階級上の元貴と対戦

2017.03.14 Vol.686

 シュートボクシング(SB)「SHOOT BOXING 2017 act.2」(4月8日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードが13日、発表された。

 SB日本スーパーバンタム級王者・内藤大樹がSB日本フェザー級1位・元貴と対戦する。

 軽量級のエースである内藤は昨年11月に最強の挑戦者・植山征紀を退け、王座初防衛に成功。続く今年2月にはRISEからの刺客・宮崎就斗も撃破し、もはやSB内では敵なし状態。そして試合後のマイクアピールで「55kgから階級を変更するつもりはないですが、もうひとつ上の階級を獲りに行きたいと思います。同時2階級制覇を狙います」とフェザー級王座獲得を宣言した。

 それを受けて、早速、SB日本フェザー級トップ戦線を走る元貴が打倒内藤に名乗り。元貴は昨年8月のSB日本フェザー級王座決定戦で深田一樹に判定負けを喫し戴冠を逃したが、7Rに渡る激闘を繰り広げ深田をあと一歩のところまで追い込んだ。

 下の階級からの侵略者との一戦が決まり、元貴は「向こうはチャンピオンなので美味しい相手。二階級制覇すると面白いことを言ってますが、僕がその野望を止めて王座に挑戦することしか考えていません」とあくまでも王座再挑戦に向けた踏み台にしか過ぎないという。一方、内藤は「1位の元貴選手に勝てば王座に挑戦することを誰も文句は言わないでしょう。こんなところで僕は止まっていられないので後はやるだけ」と並々ならぬ意気込みを語っている。

 内藤が二階級同時制覇に向けて大きく前進するのか、それとも元貴が返り討ちにするのか。

 同大会ではSB世界スーパーライト級王者・鈴木博昭が5カ月ぶりの復帰戦でWBCムエタイ日本&INNOVATIONスーパーライト級王者・山口裕人と対戦。ザカリア・ゾウガリーがメーンイベントに出場することが決まっている。

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