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女子初の対抗戦。RISE王者の宮﨑小雪「アトム級日本一を証明する」、K-1王者の菅原美優は「失敗できない」と勝利へのこだわり見せる【K-1】

2024.03.19 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の前日計量が3月19日、都内で開催された。

 K-1とRISEは今大会と「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)の2大会に渡り、5試合ずつの10対10の対抗戦を開催。17日の大会ではK-1が3勝2敗で勝ち越している。

 この日の計量では1回目の計量でRISEの戸井田大輝(TOP LEAD GYM)を除く9選手が規定体重をクリア。戸井田は1回目の計量には参加できなかったが、リミットである15時の再計量では57.45kgでクリア。しかし体調不良でその後に行われた前日会見は欠席した。

 対抗戦ではK-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)とRISEフェザー級王者の門口佳佑(EX ARES)、K-1 WORLD GP女子アトム級王者の菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)とRISE QUEENアトム級王者の宮﨑小雪(TRY HARD GYM)という現王者同士の対戦が2試合組まれている。

王者シナ・カリミアンが計量、そして会見で挑発続けるもリュウ・ツァーは「完膚なきまでに叩きのめす」とさらり【K-1】

2024.03.19 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の前日計量が3月19日、都内で開催された。

「K-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチ」で対戦するシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)は89.6kg、挑戦者のリュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)は89.9kgでそれぞれ規定体重をクリアした。

 計量の際のフェイストゥフェイスでは、ともにギリギリまで顔を近づけにらみ合い、最後はカリミアンがツァーの胸を突いて関係者が割って入った。

 会見でもカリミアンは「この試合のためにマイクスジムでいい練習をしてきた。明日はそこに座っているピエロを壊したいと思っている。(計量では)彼と向き合った時に怖がっていると感じた」と挑発。

王者プリフティは「自分の試合をするだけ」と静かに闘志、挑戦者のSAHOは「人生かけて仕上げてきた」と王座奪取に並々ならぬ決意【K-1】

2024.03.19 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の前日計量が3月19日、都内で開催された。

 初防衛戦に臨むK-1 WORLD GP女子フライ級王者のアントニア・プリフティ(ギリシャ/Fight Club Galatsi/Theofanous Elite Team)は1回目の計量では52.3kgと0.3kgのオーバーも別室で衣服を脱いで計量し、52.0kgでクリア。挑戦者のSAHO(闘神塾)は1回目の計量で52.0kgでクリアした。

 プリフティは昨年12月のK-1大阪大会で初参戦にして女王KANAに挑戦。3-0の判定で勝利を収め、王座を獲得した。SAHOはK-1王座獲得を目指し、2021年からK-1グループに参戦。KANAの首をつけ狙っていたが、ベルトがプリフティに移動したことから方向転換。参戦6戦目にして初めてのタイトル挑戦となる。

 会見でSAHOは「明日は塾長と仲間とみんなの想いを背負って、絶対に勝って私が王者になりたい」、プリフティの印象については「印象は特にない。ただ向き合ったときに顔が小さいと思っただけ」と語った。

前日計量でシナ・カリミアンがリュウ・ツァーを突き飛ばしあわや乱闘【K-1】

2024.03.19 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の前日計量が3月19日に都内で開催された。

「K-1 WORLD MAX 2024 -70㎏世界最強決定トーナメント」に出場するロマーノ・バクボード(オランダ/ARJ Trainingen)、K-1vsRISE対抗戦に出場する戸井田大輝(TOP LEAD GYM)の2人が予備計量でオーバーしたため量りに乗らず。K-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチで初防衛戦に臨むアントニア・プリフティ(ギリシャ/Fight Club Galatsi/Theofanous Elite Team)は300gオーバーだった。3選手は15時の再計量に臨むこととなった。

 計量の一番手は「K-1 WORLD GPクルーザー級タイトルマッチ」に出場する王者シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)と挑戦者のリュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)。カリミアンは89.6kg、ツァーは89.9kgでともに規定体重をクリアした。

 フォトセッションではいきなりフェイストゥフェイスとなり、ともにギリギリまで顔を近づけにらみ合い。最後はカリミアンがツァーの胸を突いて関係者が割って入った。

渡辺未詩が東京女子の最高峰プリプリ王座獲りに意欲「山下実優さんに勝って、東京女子の先頭を走っていく人間になれるように」【TJPW】

2024.03.19 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが3月18日、都内で「GRAND PRINCESS ’24」(3月31日、東京・両国国技館)に向けて記者会見を行った。山下実優が保持する同団体の最高峰プリンセス・オブ・プリンセス王座に挑む渡辺未詩がベルト獲りに意欲を見せた。

 渡辺は「私がプロレスを始めたきっかけが、小さい時からアイドルに憧れていて。アイドルになりたいって一心でプロレスラーになってしまって。プロレスのことが全く分からず入ってきて、何を目指したらいいのか分からない、どうしたらいいのか分からないっていうなかで、デビューして半年くらいで山下さんと初めてのシングルが組まれました。その時に初めてプロレスラーとしての目標ができて。今日はボコボコにされてしまったけど、目の前に立つ山下さんをいつか倒したい。いつか必ずこの人に勝ちたいって目標ができて。そこから気が付けばプロレスのことが大好きになるくらい、人生のすべてを東京女子プロレスにかけるくらいまで、今は東京女子プロレスが大好きになりました」と胸中を吐露。

 そして「なかなか難しいことなのは分かっています。プリプリのベルトをこれまで巻いてきた先輩たちを見てきても、それが簡単なことではないことを6年間やってきて。でも、それでも今回このタイトルマッチで山下さんと戦う準備、勝つ準備はできました。ベルトを持ってきた今までの先輩たち、その人が持ったからこその色があるように、私が持ったからこその色とか景色とか、いろいろ見えてくると思うので。私はこのベルトを持ったからこそっていう夢をみんなと一緒に見ていきたいと思うし。自分も東京女子プロレスを引っ張れる存在になるために頑張りたいなと思います。東京女子プロレスにとって11年目、2回目の両国国技館でものすごく大切な大会であることは分かっています。自分が山下さんに勝って、東京女子プロレスの先頭を走っていく人間になれるように頑張りたいと思います」と決意表明。

 受けて立つ山下は「約6年前に初めて未詩とシングルをして。そこからここまで着実に未詩は強さをしっかり重ねてきて。それは日常での練習の時や、それ以外のトレーニングを一緒にしててもすごく感じてて。そんな未詩を相手に両国でこの東京女子のベルトをかけて試合ができるのはめちゃくちゃうれしいですし、ワクワク、ゾクゾクしてます。ホントに今こうして、両国まで何度か未詩と試合をしてる想像をしただけでも、震えてくるほどゾクゾクしていて。ここまで来てくれたっていうのも…ホントにいろんな感情になるんですけど。ただ、私は負けません。絶対に勝ちますし。ひとつ謝っておきたいのは、狂気的すぎたらすみません。たぎりすぎて、興奮めちゃめちゃしてるんで。追われれば追われるほどめちゃくちゃ倒したくなるし、相手のことを強いな、すげーなって思えば思うほど自分の性格的にゾクゾクしちゃうんで。そういう時にこそ現れる狂気的な山下も両国当日、楽しんでいただけたらなと思います。何度でも言います。私は絶対に勝ちます。負けません!」とキッパリ勝利宣言。

 渡辺が勝てば、新世代では初戴冠となるが「東京女子を初期の頃からつくってきた人というのが、これまで、今いるなかだとベルトを巻いてきた人にはなるので。新世代みたいな見られ方をすることもあるとは思うんですけど。自分としては世代っていうふうにわけるより、渡辺未詩が山下実優に勝ったっていうところだったり。逆に世代でわけるとしたら、私が今回勝てて、そのような新世代みたいになったとしても、逆に私より先輩の人たちがもっともっと“今度は未詩に勝ちたい”って思うようになってもらえたらうれしいなって、そんなふうになりたいなとも思うし。世代とかは関係なく、東京女子プロレス全体が、後輩も含め、私がいつの日か山下さんに思ったかのように、そういう心を抱いてくれる人が現れるかもしれない」と話した。

 同団体が2年前に両国国技館に初進出した際、当時もプリプリ王者だった山下は中島翔子に敗れて、王座から陥落したが「(会場に)ネガティブなイメージはないです。ただ両国で初めてやった時と同じシチュエーションなので。自分がベルトを持って、メインのリングに立つっていうのは。なのでそこに対して、次は勝って防衛して、自分が最後ベルトを持った状態でリングに立ちたいなと。そしてこれからも私だけが見せられる未来を見せていきたい」と目を輝かせた。

 2022年のシングルトーナメント「東京プリンセスカップ」では、敗退を喫している山下は「もちろん、(リベンジの)気持ちもあります。だからホントにいろいろ相まって、狂気的すぎたらすみませんって感じですね。いろいろ重なってるんで、そこは悔しさもありますけど、次は絶対勝ちますし、その想像しかできていないので。そこはあんまり引っ張られてはないかなと」とコメント。

 逆に渡辺は「結果として勝てたっていうのはあるんですけど。でも、あの瞬間、一瞬勝てただけで。その後の山下さんのさらなる成長具合がヤバいというか。山下さんでも、10年目でもまだまだこんなに人って成長するの?ってくらい、どんどん先を走っていて。あと10周年の大会で10人タッグとはいえ直接負けてしまっていて。前哨戦でも勝つことはできていないので。私があの一瞬、あの夏に追いついたって思っても、それ以上のスピードで走っていってしまっているので。気持ちとしてはちゃんと勝ちたい。また勝つことで“勝てた”っていうのを証明したいって思ってます」と語った。

プリンセスタッグ王者の水波綾&愛野ユキが“熱く”王座防衛宣言「両国国技館で熱々に燃やし尽くして防衛したい」【TJPW】

2024.03.19 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが3月18日、都内で「GRAND PRINCESS ’24」(3月31日、東京・両国国技館)に向けて記者会見を行った。「でいじーもんきー(でじもん)」(鈴芽&遠藤有栖)を挑戦者に迎え、初V戦に臨むプリンセスタッグ王者のユキニキ(水波綾&愛野ユキ)から熱く防衛宣言が飛び出した。

 初戴冠を目指す「でじもん」の遠藤は「私たちは今までたくさん悔しい思いをして、その度にワンワン泣いてきて。でもあきらめずに何度も立ち上がって、やっとタッグトーナメントで優勝して。めちゃデカいトロフィーも手に入れて。そして、自信もついたし2人の絆も強くなった。これからもたくさん悔しい思いをするだろうけど、それ以上に私たちはうれし涙をもっともっとたくさん増やしていきたい。だから今回の両国国技館でのタイトルマッチ、そこでこのお二人。ツヨツヨで熱々なこの2人に勝って、最後、私たちがベルトを巻いてリングに立ってたら、でじもん、めちゃくちゃかっこいいと思うんですよ。だからその姿をみんなに見せたい」と話した。

 鈴芽は「でじもんはでじもんになる前、(前回の)両国国技館の第1試合で組んで戦っていたんですけど、その頃も息ピッタリではあったけど、まさかこんな大舞台で私たちがタイトルに挑戦することになるとは思ってもみなかったんです。でも有栖もさっき言ってた通り、悔しい思いを2人でたくさんしてきて、トーナメント優勝という大きな結果を2人で残すことができて。私たちはその思いもよらなかった大舞台に、今は自信を持って向かうことができています。私はずっと東京女子プロレスをつくり上げる一員になりたいと言い続けていて、このベルトを獲ることがその最前線に立つことだと思っているので、両国国技館で絶対にこのベルトを獲りたいと思います」と語った。

 受けて立つ愛野は「まずは両国国技館でタイトルの初防衛戦をやれることにめちゃめちゃワクワクしているし、楽しみで仕方ないです。その対角線上にいるのはでじもん。2人の自分にはない武器を持っているところとか、そういったものは勢いとかすごく身に染みて感じています。ですが、今のアニキと自分が負ける気はしないです。組めば組むほど言葉にしなくても伝わるみたいな、絆がどんどん生まれていってるなと思いますし。だからもっとアニキと一緒に私は戦いたいです。そのために両国国技館で、両国に来てくれた人、選手、両国国技館自体を熱々に燃やし尽くして防衛したいと思います。そして米国大会にも、今度やる(岡山・新庄村の)「がいせん桜プロレス」にもベルトを持っていきたい」と力を込めた。

 パートナーの水波も「1月にこのタッグのベルトを獲って、あっという間に2カ月が経ったなと思います。その期間、ユキと組む回数は少なかったかもしれないけど、その分、濃い時間を過ごしてここまできたと思っております。私はこのなかで唯一、東京女子の所属の選手ではありません。だからこそ、対戦相手のでじもんにも、組んでいるユキにも、そして東京女子を見てくれているお客さんにも、私にしかできない新しい風を吹かせることができると思っています。なので、まだまだユキニキのチャンピオンとして吹かせたい風はいっぱいあるし、3月31日、両国国技館ではそういうものと2人の熱さで防衛して、まだまだユキニキのチャンピオンロードを熱く熱く歩んでいきたいと思います。皆さん、まだまだ燃えていきましょう!」と熱くコメント。

 対戦相手チームの印象について、でじもんの鈴芽は「イッテンヨン(1月4日、後楽園ホール)では私たちは3WAYタッグで敗れていて。それから私たちがタッグトーナメントで優勝して、このタイトルマッチが決まってから前哨戦という形で何度もぶつからせていただいていて、結果がつかなかった時もあったし、私が負けたこともあったし。悔しい思いはどんどん溜まっていってるんですけど。それ以上にぶつかる度に私はこの2人の熱さがクセになっちゃうというか、どんどんどんどんヤケドしそうな熱さが大好きになってしまっていて、ワクワクが強くなっています」と述べた。

 ユキニキの愛野は「一緒に燃えてくれる相手は、戦っていてすごく楽しいので。そういう相手だなというのは前哨戦で感じました。有栖も鈴芽もすごく動き回るし、くるくる動き続けられたら、ちょっと手に負えなくなる瞬間があるんですけど、それはこちらの力でなんとかするとして。でもさっき鈴芽が“東京女子をつくっていく人になりたい。そのためにもベルトを持ちたい”と言ってて。その気持ちって私もずっと持ち続けているので、その志を持つ相手と高め合える相手なのかなと思っています」と分析。

 王座決定3WAYタッグマッチを戦ったイッテンヨンの時点で、ユキニキはタッグ歴が浅かったが、水波は「あのときと比べものにならないくらい、タッグ力は増してます。もう1倍2倍とか、3倍4倍ではない。100倍とか1000倍とか、そういう単位で増していると思っております」とチーム力アップにも自信を見せていた。

インターナショナル王者・荒井優希が王座死守を誓う「いろんな景色をこのベルトと一緒に見ていきたいので必ず防衛したい」【TJPW】

2024.03.19 Vol.Web Original

 東京女子プロレスが3月18日、都内で「GRAND PRINCESS ’24」(3月31日、東京・両国国技館)に向けて記者会見を行った。インターナショナル・プリンセス(IP)王者で上福ゆきの挑戦を受ける荒井優希(SKE48)が王座死守を誓った。

 約3年ぶりの王座奪還を目指す上福は「自分から挑戦したんですけど、本当に前からタイトルマッチだとかトーナメントとかシングルマッチとか、好きか嫌いかでいえば好きじゃないし、得意か不得意かでいえば不得意なんですけど。そんなことをしてでも東京女子プロレスを盛り上げたいなという気持ちが強いので。私なりにティファニーブルーが似合うかどうか分からないですけど、ティファニーユーザーなので、もしベルトをワンチャン獲れたら、ティファニーの藤沢のモデルかなんかにしてもらおうかなと思います。強く、楽しく、美しく、頑張ります」と上福流で意気込んだ。

 荒井は「自分自身、先輩相手にチャンピオンとしてシングルマッチをするのが初めてなので。勝てたことのない相手ですし、私のなかでインターナショナルのベルトが結構、上福さんのイメージがあって。上福さんが持っている、似合ってるイメージがあって。まだまだ自分の色を全然付けられてないし、どっちかというと上福さんが持っていそうって思う人がたくさんいるんじゃないかなって。今の時点では自分もそう思ってしまうんですけど、今のチャンピオンは私なので。“このベルトといえば荒井優希だ”と言ってもらえるようになりたいですし、もっともっと自分色に染めて、いろんな景色をこのベルトと一緒に見ていきたいなと思うので、両国国技館でも必ず防衛して、まだまだ先に進んでいきたいと思います」と言い切った。

木村ミノルが改めて安保瑠輝也戦をアピール「似合わないオープンフィンガーグローブを置いて、またキックボクシングでやろうよ」【RIZIN】

2024.03.18 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」(3月23日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)で復帰を果たす木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle-Box)が3月18日、改めて安保瑠輝也(MFL team CLUB es)との対戦をアピールした。

 木村はこの日、同大会の追加カード発表会見に登場。ブアカーオ・バンチャメーク(タイ/バンチャメーク)との対戦が発表された。試合はRIZINキックボクシングルール3分3R、74.0kg契約で行われる。

 木村は今回の試合についてはまずは安保がブアカーオと引き分けていることから、それ以上の結果「ものすごいKOをして、安保とは違うなというところを見せたい」とKO勝ちを目指す。

 そして今後の目標として「今はRIZINが盛り上がっているし、面白いし、そこに出るのがファイターとしての価値を上げている。自分はキックボクシングが好きで、キックボクシングを大事にしてやっているんで、キックボクシングの面白さを見せていきたい。それがRIZINでなら最高なんで、今はRIZINに参戦して自分の強さを証明していきたい」とRIZINへの継続参戦を目標に掲げた。

三度目の正直で“陰性獲得”の木村ミノルが神戸で電撃復帰戦。相手は安保瑠輝也と引き分けたブアカーオ【RIZIN】

2024.03.18 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 9 in KOBE」(3月23日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)の追加カード発表会見が3月18日、都内で開催され、木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle-Box)の参戦が発表された。

 木村は昨年6月24日の札幌大会でRIZINに約6年9カ月ぶりの参戦を果たし、ロクク・ダリとキックボクシングルールで対戦し、1RKO勝ちを収めるも試合前に行っていたドーピング検査で陽性の判定が出たため、試合はノーコンテストに。そして試合日を起点とした半年間の出場停止処分が下されていた。その期間が明ける予定の昨年大晦日には安保瑠輝也(MFL team CLUB es)との試合が発表されたものの、発表前に受けていた検査でまたも陽性判定となり、試合は消滅していた。

 この日はブアカーオ・バンチャメーク(タイ/バンチャメーク)との対戦が発表された。試合はRIZINキックボクシングルール3分3R、74.0kg契約で行われる。

 木村は今回は2月7日に検査を行い陰性判定だったことから晴れてこの日のカード発表となった。RIZINの榊原信行CEOは「試合前にもう一度検査をする。今回はブアカーオも検査を受けてもらう」と両者にドーピング検査を義務付けたうえでの試合となる。榊原氏は「また陽性だったら永久追放」と今回はラストチャンスであることを強調。また「契約体重の74kgも守れなければRIZINに上がることはない」と計量オーバーにも厳しい姿勢で臨むことを明らかにした。

KO-Dタッグ王者・遠藤哲哉&飯野雄貴が全日本・本田竜輝&安齊勇馬を返り討ちで初V。4・7後楽園で秋山準組が挑戦へ【DDT】

2024.03.18 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3月17日、東京・後楽園ホールで「Judgement2024〜旗揚げ27周年記念大会5時間スペシャル〜」を開催した。KO-Dタッグ王者でバーニングの遠藤哲哉&飯野雄貴がニュー・ピリオドの本田竜輝&安齊勇馬(全日本プロレス)を返り討ちにして初防衛に成功。4月7日、後楽園でのV2戦の挑戦者に秋山準を指名した。

 飯野と本田は激しい肉弾戦で、ラリアットも相打ち。飯野が安齊にラリアットを叩き込み、遠藤がサスケスペシャルで2人まとめて吹っ飛ばす。ニュー・ピリオドの連係を阻止した遠藤がオーバーヘッドキック、飯野が2人にジャンピング・ラリアット。安齊が飯野にジャンピング・ニー、本田は遠藤にラリアットで追い込む。飯野が本田にスピアーを見舞うと、遠藤が旋回式ト―チャーラックボムからバーニングスター・プレスを決めて3カウントを奪取した。

UNIVERSAL王者・MAOが正田壮史に戦慄のKO勝ち。次期防衛戦は4・4米国大会でのビリー・スタークス戦【DDT】

2024.03.18 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3月17日、東京・後楽園ホールで「Judgement2024〜旗揚げ27周年記念大会5時間スペシャル〜」を開催した。DDT UNIVERSAL王者のMAOが正田壮史に戦慄のKO勝ちを収め、6度目の防衛に成功。MAOは次期挑戦者に女子のビリー・スタークス(AEW)を指名し、4月4日(現地時間)、米ペンシルベニア州フィラデルフィアでのDDT米国大会で防衛戦が実現する。

 MAOから「DDT、プロレスに愛がない」と酷評されていた正田の覚悟は本物だった。スワン式ミサイルキックで奇襲を掛けた正田は、ストンピング、サッカーボールキックを連発。MAOがスタナーで返したところでゴングが鳴る。MAOが掌底を打てば、正田はハイキック、三角蹴り、そして正田がチカラKOBUムキムキを狙うと、回避したMAOはパッケージ・パイルドライバー。ソバット、ミドルキック3連発。正田は張り手連発から、強烈なハイキックで反撃。この一発でスイッチが入ったMAOは掌底8連発、顔面蹴り、居合いキック(トラースキック)。さらにヘッドバットから、セカンドロープからの旋風脚で正田をKOした。

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