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初の女子対抗戦に臨む宮﨑小雪「自分が乗り込んで勝てば菅原選手は言い訳はできない。K-1で勝つことに意味がある」【RISE×K-1】

2024.03.10 Vol.Web Original

 RISEとK-1の10対10の対抗戦が「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)と「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の2大会に渡って行われる。

 RISE QUEENアトム級王者の宮﨑小雪(TRY HARD GYM)が「K-1 WORLD MAX」に乗り込んでK-1 WORLD GP女子アトム級王者の菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と対戦。女子では初の対抗戦に臨む宮﨑に話を聞いた。

K-1のカルロス菊田プロデューサーが「カルロス」の意外な由来と若き日の華麗なるニューヨークライフを明かす

2024.03.09 Vol. Web Original

 K-1のカルロス菊田プロデューサーが「カルロス」の名前の由来とその華麗なる遍歴の一端を明かした。

 カルロス氏は「K-1 AWARDS 2023」(2月7日)で「ベストおさわがせ賞」を受賞。その副賞として「JAPAN MOVE UP」(TOKYO FM)の出演権が贈られ、3月9日の放送に出演した。

 カルロス氏は東京藝術大学音楽学部を卒業後「音楽家の道を歩むか、そうではない道を歩むかということを考えていた時に、ラジオ業界のレジェンドといわれる方に声をかけていただき、ラジオの仕事をさせていただいた」と音楽家の道には進まず、まさかのラジオ業界入り。そしてその時の縁でソニーミュージックに入社。2000年からニューヨークに赴任し映像コンテンツのシンジケーションビジネスを手掛けていたのだが、この時に「ちょっとしたご縁があって、K-1の国際的な映像シンジケーションビジネスの構築に携わるようになり、約140カ国にK-1 WORLD GP、K-1 WORLD MAX、HERO’Sの放映権をライセンス販売した」という。そういった実績があり、昨年、新生K-1が第2章を迎えるにあたり、カルロス氏に新プロデューサーとして白羽の矢が立ったわけだ。

 そしてこの「カルロス」という名前については「そのニューヨーク時代に真剣にアルゼンチンタンゴを踊っていました。人前で踊ることもあったんですが、その時に師匠から『カルロス』と命名されました」とまさかの経歴を明かした。

カルロス菊田プロデューサーが考えるK-1世界戦略のカギは「武士道」「ストーリー」「共感性」、そして「K-1のグローバルスポーツ化」【K-1】

2024.03.09 Vol. Web Original

 K-1では3月20日に2024年第1弾大会となる「K-1 WORLD MAX」(東京・国立代々木競技場第一体育館)を開催する。今大会ではスーパー・ウェルター級の世界トーナメント「K-1 WORLD MAX 2024」の開幕戦、RISEとの対抗戦といった注目のカードが並ぶ。大会開催を前にカルロス菊田プロデューサーがK-1の世界戦略について語った。

 カルロス氏は「K-1 AWARDS 2023」(2月7日)で「ベストおさわがせ賞」を受賞。その副賞として「JAPAN MOVE UP」(TOKYO FM)の出演権が贈られたのだが、その収録とその後の取材で「日本はいろいろなアセットを持っている。その最大のアセットの一つが文化。例えば外国の方が日本に来て、浅草や京都に行くのは日本の文化に触れていく部分。日本のアニメーションやゲームも文化。例えば『ゴースト・イン・ザ・シェル』という映画があったが、これは日本の漫画を原作としたハリウッド映画。最近はゴジラもそう。そういうものを使ったマネタイズも行っている。K-1についていうと、日本には武士道というものがある。新渡戸稲造さんの『The Soul of Japan』という本がアメリカで出版され大ヒットした。K-1が持っている武士道の精神は大きなコンテンツになるのかなと思っている」と今後の世界戦略の方向性を示した。

 その手段については「いくつかある」というカルロス氏がまず注目するのがコンテンツの価値。「2000年代と今の大きな違いはメディアアウトレットが非常に増えたこと。2000年代前半は日本も海外も地上波やケーブルサテライトのチャンネルが基本的なアウトレットだったが、昨今ではOTT(オーバー・ザ・トップ=インターネット回線を通じてコンテンツを配信するストリーミングサービス)、日本でいえばDAZN、ABEMA、U-NEXTなど放送と通信を使ったアウトレットが非常に増えたので、2000年代に比べるとコンテンツの価値が非常に上がっている。昨今、MLBやオリンピックのライセンスの金額を聞くと目からうろこのように感じる。このようにコンテンツの価値が上がっている今、日本から格闘技を世界に広げていければなと思っている」と語った。

秋山成勲と皇治の代理戦争カード発表。皇治推薦の安藤優介は30kg差にも「問題ない。KOできる」【K-1】

2024.03.08 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の追加カード発表会見が3月8日、都内で開催された。

 現在、ONE Championshipで戦う総合格闘家の秋山成勲(日本/韓国/Team Cloud)と、かつてK-1で戦い、現在は格闘技イベント「NARIAGARI」を立ち上げCEOを務める皇治(TEAM ONE)の代理戦争ともいえる、それぞれの推薦選手による対戦が発表された。

 秋山の推薦選手であるクォン・ジャンウォン(韓国/Cheonghak Muaythai Gym)は体重128kgのスーパーヘビー級戦士。プロ戦績は18戦16勝(12KO)2敗とムエタイスタイルのテクニシャンでありながら高いKO率を誇るファイター。

 皇治の推薦選手である安藤優介(猛者連 team OGRE)はMA日本キックのクルーザー級3位でIKCヘビー級王者の肩書を持つファイター。昨年9月の「NARIAGARI vol.2」ではK-1にも参戦中の山口翔大と対戦し、敗れるも接近戦での激しい打ち合いを展開した。12月の「NARIAGARI vol.3」ではKO勝ちを収めた後にリングサイドにいた宮田充KrushプロデューサーにK-1参戦をアピールしていた。

K-1が秋山成勲に韓国大会でのプロデューサー就任を打診【K-1】

2024.03.08 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の追加カード発表会見が3月8日、都内で開催された。

 現在、ONE Championshipで戦う総合格闘家の秋山成勲(日本/韓国/Team Cloud)の推薦選手であるクォン・ジャンウォン(韓国/Cheonghak Muaythai Gym)と皇治(TEAM ONE)がCEOを務める格闘技イベント「NARIAGARI」の安藤優介(猛者連 team OGRE)の対戦が発表された。

 この日の会見ではK-1のカルロス菊田プロデューサーが秋山にK-1が韓国で大会を開催する際のプロデューサー就任を打診していることを明かした。現在、秋山はONEで選手として契約していることから「どこまでプロデューサー業を務められるのかなどを前向きにご検討いただいているという状況」(カルロス氏)とのこと。

 今回のカードはその中で秋山から「韓国の格闘技を盛り上げるためにできることがあれば何でもやりたい」という申し入れがあったことから実現した。

 秋山は現在の韓国の格闘技業界について「肌感で感じることは、昔、ボブ・サップやチェ・ホンマンがいた時代は盛り上がっていたし、楽しかった。韓国でも大会が行われ、世界中が盛り上がったが、その時期が終わり、だんだん人が格闘技に触れなくなったのは事実。そこにROAD FCとかいろいろな団体ができたが、ほぼMMAが多い。最終的にUFCやONEを目指している選手が多いのは事実だが、人気があることはある。だけど、目にする場所がなくなっているところで、少しずつ人気より認知がなくなってきたのではないかという部分も感じている。そういった意味でも韓国の格闘技界の底上げというか、何か力を貸せるところはないかと思い、今回、選手を推薦した」と語ったうえで「どういうきっかけになるかは分からないが、いい機会になればいいし、面白いものをどんどん出さないと飽きられてしまう。そういう意味でも自分の役割を全うしたい」などと今回のジャンウォンのファイトに期待した。

6・23代々木で五味隆典と鈴木千裕がボクシングルールで対戦。「20年前の五味隆典を千裕に見せてやろうかなと思っている」【KNOCK OUT】

2024.03.08 Vol. Web Original

4月5日スタートのリアリティ番組で2人がコーチに就任

 KNOCK OUTが3月8日、都内で会見を開き、4月5日から始まるKNOCK OUTのリアリティ番組「THE KNOCK OUT FIGHTER」(TOKYO MX1、TVer)のコーチとしてKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級、RIZINフェザー級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)と初代PRIDEライト級王者の五味隆典(イーストリンカンラスカルジム)が就任することを発表した。また、合わせて対抗戦の大将戦として2人がボクシングルールで対戦することもサプライズ発表された。

 同番組はKNOCK OUTのリングに上がりたいという新たな人材を発掘すべく、オーディションやスカウトで選手を選出。コーチのもとトレーニングを積み、6月23日に行われる国立代々木競技場第二体育館でのビッグマッチで対抗戦を行う。その大将戦として鈴木が五味との対戦を熱望。2人の対戦が実現することとなった。

 会見でKNOCK OUTの山口元気代表が「KNOCK OUTの第一人者である鈴木千裕とその師匠である五味隆典選手にお願いした。面白い選手育成ができるのではないかと思っている」と2人のコーチ就任を発表。そして「千裕は五味君にファイトスタイルが似ていると思ったので、五味君の所に練習に行くことを勧めた。五味君は魂の練習というか、非常に大切なものを教えてくれる人。番組をやるにあたっては千裕がコーチをやることは決まっていたが、もう一人は“五味君だな”と思った。五味君にKNOCK OUTファイターに魂の部分を教えてもらいたいと思った。それでコーチをお願いした」とコーチ就任要請の経緯を説明。そして「その中でコーチの就任だけでなく“コーチ同士で最後に戦ってくれないか”という無茶なお願いもした。もともと千裕が“五味さんの引退試合をやらせてくれ”とすごくしつこく言っていて、なかなか実現できなかった中で“ここでどうかな?”と五味君に言った。これはOKなんでしょうか?」と五味に公開の場で返事を迫った。

金子晃大を迎え撃つ鈴木真彦「これからは僕が奪い返す番。僕が死神になります」【RISE×K-1】

2024.03.08 Vol.Web Original

 RISEとK-1の10対10の対抗戦が「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)と「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の2大会に渡って行われる。

「RISE ELDORADO 2024」では前RISEバンタム級王者の鈴木真彦(フリー)がK-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)を迎え撃つ。大会を前にした鈴木に話を聞いた。

K-1アドバイザーの石井和義氏が「今年は『立ち技元年』。新しいものがスタートする年」とビッグプランの存在を示唆

2024.03.07 Vol.Web Original

K-1がRISEの伊藤代表を招きランチミーティング

 K-1が3月7日、都内でカルロス菊田プロデューサー、宮田充Krushプロデューサー、石井和義K-1アドバイザー、そしてRISEの伊藤隆代表によるランチミーティングを開催した。

 このミーティングにはK-1に限らず格闘技関係の取材を行っているメディアも参加し、今後のK-1やRISEはもとよりキックボクシング界、ひいては格闘技界全体について闊達な意見交換を行った。

 両団体は「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)と「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の2大会に渡って10対10の対抗戦を行う。

 ミーティングでは他の競技に比べて、格闘技界のルールの一般層への伝わりにくさを指摘する声が挙がると伊藤氏は「うちとK-1さんも微妙にルールが違う。分かりやすくしたほうがいい。統一ルールみたいなものがあってもいいと思う。ムエタイ、キックボクシング、K-1・RISE系の3つに分かれるとか」などと統一ルールの創設にも言及。石井氏は「キックボクシングはサッカーになるべき。アメフトになると分からない。総合がアメフトなら、キックはサッカーになっていくべき。もっと一般の人が分かりやすいようにしなければ」と競技自体の分かりやすさを強調した。

 統一した機構やルールがないことから「世界」や「日本一」といった概念が見えにくい問題について石井氏は「K-1は世界中で大会をやり始める。キックボクシングはキックボクシングで伊藤さんが近いうちに発表すると思うが“これが世界一”というようなすごいことをする」とRISEがなにやら世界戦略を描いていることを示唆する場面も。

3大タイトル戦のトリプル前哨戦で上野勇希がHARASHIMAを絞殺。「不動のエースに勝って、KING OF DDTにもっと真っすぐ行く」【DDT】

2024.03.07 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3月6日、東京・新宿FACEで「Judgement2024 TOUR in SHINJUKU」を開催した。17日の東京・後楽園ホールで行われる3大シングルタイトル戦のトリプル前哨戦で、上野勇希がHARASHIMAを絞殺し弾みをつけた。
 
 3大シングルタイトル戦とは、KO-D無差別級選手権(王者=上野vs挑戦者=HARASHIMA)、DDT UNIVERSAL選手権(王者=MAOvs挑戦者=正田壮史)、DDT EXTREME選手権(王者=勝俣瞬馬vs挑戦者=岡谷英樹)で、この日は王者組と挑戦者組に分かれて6人タッグマッチで激突した。
 
 MAOと正田は激しい打撃戦を展開し、勝俣と岡谷は本番さながらで頭に竹串を刺し合う。HARASHIMAが上野にミドルキック連打、ファルコンアローでダメージを与え、スワン式ボディープレス、ハイキック、リバース・フランケンシュタイナー、串刺し式蒼魔刀と怒涛の攻め。しかし、走り込んだところをキャッチした上野がブラックアウトスリーパー(変型胴締めスリーパー)で絞め上げると、危険とみなしたレフェリーが試合を止めた。

全日・本田竜輝&安齊勇馬がバーニング軍を粉砕し、KO-Dタッグ王座獲り宣言「ベルトを一発で獲って、その価値を高めてやる!」【DDT】

2024.03.07 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3月6日、東京・新宿FACEで「Judgement2024 TOUR in SHINJUKU」を開催した。17日の東京・後楽園ホールでKO-Dタッグ王座(王者は遠藤哲哉&飯野雄貴)に挑む全日本プロレスのニュー・ピリオド(本田竜輝、安齊勇馬)が前哨戦を制し、ベルト獲りを宣言した。
 
 この日、ニュー・ピリオドは井上凌とのトリオで出陣し、遠藤、飯野、松永智充組と最初で最後の前哨戦を戦った。DDTと全日本の全面対抗戦とあって、試合は緊迫感あふれる激しい攻防に。安齊が遠藤に投げ捨てドラゴンを見舞えば、遠藤はハンドスプリング式スクリューキックで返す。飯野が本田に串刺し式ボディーアタックを繰り出せば、本田は串刺し式ラリアットで反撃。そして、飯野のチョップ、本田のエルボーの応酬から、ラリアット相打ち。松永が本田にバックドロップもカウントは2。ニュー・ピリオドが本田に合体技を決めると、本田がラリアットからファイナルベントを松永に叩き込んで勝利を奪った。

“胸毛ニキ”八須拳太郎が前代未聞の「コンプライアンス違反」負け。元警官レスラー2人にリング上で“現行犯逮捕”も【PPPTOKYO】

2024.03.06 Vol.Web Original

 PPPTOKYOの女子プロレスラー、ちゃんよたがプロデュースする「PPPTOKYO・ちゃんよたプロデュース公演『Love&Muscle~愛と筋肉の宴』」(3月5日、東京・新木場1st Ring)に出場した“胸毛ニキ”こと八須拳太郎が暴走ファイトの末に「コンプライアンス違反」で敗れる珍事が起こった。

 八須は今大会、当初はカードが組まれていなかったことに憤慨し、大会前のカード発表会見に乱入し、ちゃんよたに直訴。夏すみれとスペシャルハードコアマッチで対戦することとなったのだが、その際に「シン胸毛軍でちゃんよた興行を乗っ取って“胸毛興行”にしてやる」と宣言。この日のオープニングでもドラマ「サンクチュアリ -聖域-」に猿河役で出演していた義江和也をシン胸毛軍の助っ人として引き連れ乱入。改めて「この興行を胸毛興行にしてやる。ちゃんよたもちゃんよた興行も胸毛の海に沈めてやるよ」と宣言した。

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