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MVP獲得の金子晃大が鈴木真彦とのリベンジマッチに「MVPとして負けられない」【K-1 AWARDS】

2024.02.08 Vol.Web Original

 K-1グループの年間表彰式「K-1 AWARDS 2023」が2月7日、都内で開催され、K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が最優秀選手賞(MVP)に輝いた。

 金子は昨年9月に行われた新生K-1の第2章のスタートとなる「ReBOOT~K-1 ReBIRTH~」で宿命のライバルともいえる玖村将史との3度目の対戦を制し、2度目の防衛を果たした。この勝利を含め、昨年は4戦4勝(1KO)。「THE MATCH 2022」でRISEの鈴木真彦に敗れて以降は6連勝で「RISE ELDORADO 2024」(3月17日、東京・東京体育館)では鈴木との再戦が決まっている。

 金子は「こうやってMVPが取れてうれしいですけど、これは僕の力だけじゃなくて、練習とか付き合ってくれた仲間、トレーナーさん、スポンサーさんのお陰だと思うんで、今年もそれを忘れず、感謝して、覚悟を持ってやっていきたいと思っている。3月17日にRISEとの対抗戦があって、『THE MATCH』で負けてから一緒にやってきた仲間たちを信じて、自分自身を信じてやっていきたいと思っているんで、応援よろしくお願いします」とスピーチ。

ベストバウトは玖村将史vs鈴木真彦。鈴木が「格闘技全体を盛り上げていきましょう」と堂々スピーチ【K-1 AWARDS】

2024.02.08 Vol.Web Original

 K-1ジャパングループの年間表彰式「K-1 AWARDS 2023」が2月7日、都内で開催され、最高試合賞(ベストバウト)に昨年3月の「K’FESTA.6」で行われた玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)とRISEの鈴木真彦(フリー)との対抗戦が選出された。試合は玖村がダウンを奪ったうえでの判定勝ちを収めている。

 プレゼンターを務めた魔裟斗氏は「最高試合にふさわしい試合だったと思う。おめでとうございます。そしてWelcome to K-1。今日は一人で来たんですか? 僕はK-1というのは立ち技世界最強を決める舞台だと思っているので、RISEから鈴木選手が来てくれるというのはうれしいことだなと思っている。今、日本国内ではK-1とRISEが立ち技では最高峰の団体だと思っているので、この団体のトップ同士が戦うのは非常に素晴らしいことだと思っている。今回は玖村選手が勝ったが、K-1というのはリベンジがある舞台なんで、ぜひもう一度リベンジに来てほしいなと思っています」と勝った玖村には祝福を、敗れた鈴木にもエールを贈った。

ハッサン・トイから王座奪取の松倉信太郎が殊勲賞。「負けても辞めなければ経験。負けとか失敗を恐れない」【K-1 AWARDS】

2024.02.08 Vol.Web Original

 K-1グループの年間表彰式「K-1 AWARDS 2023」が2月7日、都内で開催され、K-1 WORLD GPミドル級王者の松倉信太郎(team VASILEUS)が殊勲賞に輝いた。

 松倉は昨年6月に行われた「初代ミドル級王座決定トーナメント」で決勝まで勝ち進むもハッサン・トイにKO負けを喫し、準優勝に終わるも12月にはダイレクトリマッチでトイの持つ王座に挑戦。延長にもつれ込む激戦を制し、判定勝ちを収め第2代王者となった。昨年の戦績は5戦4勝(2KO)1敗。

 プレゼンターを務めたタレントでK-1公式応援ギャルのゆうちゃみは「大激闘で王者になられて、感動で胸が熱くなった。私も頑張ろうと刺激を受けた試合でした」とトイから王座を奪った試合の感想を述べた。

 松倉は「ハッサン選手には6月にトーナメントの決勝で負けて、12月にリベンジできた。僕は結構たくさん負けているんですが、負けてもそこで辞めなければ長いキャリアの中で経験になると思っているので、負けとか失敗を恐れない。いろいろな選手がいると思うが、僕はうまい戦いとか試合前につかみかかったりとかはできないが、気持ちには結構自信を持っているので、何試合できるか分からないが、リングに上がるときはマジで気合を入れて、対戦相手をぶっ倒しに行くんで注目してもらえればうれしい」と挨拶した。

ヤーレンズがM-1優勝、菅原美優はベストKO賞。互いにステップアップしての再会を誓う【K-1 AWARDS】

2024.02.08 Vol.Web Original

 昨年の「M-1グランプリ2023」で初の決勝進出を果たし最終決戦まで進むも惜しくも準優勝となったヤーレンズが2月7日、K-1グループの年間表彰式「K-1 AWARDS 2023」で敢闘賞のプレゼンターを務めた。

 その前にひとネタ披露したヤーレンズはK-1 WORLD GP女子アトム級王者の菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が敢闘賞を受賞した際に再登場。出井隼之介は「「M-1に出ると、こういうところにお呼ばれするのかとびっくりしてます。こういう賞は励みになる賞だと思うので、さらにステップアップしていただければ。応援しています」、楢原真樹は「全部彼に言われてしまいました。去年は4回戦って4回とも勝つという素晴らしい。僕も何の大会かは言えないんですが6回戦って6回勝ってますので。これからもどんどん勝ち続けて頑張ってください。月並みでごめんなさい」などとそれぞれスピーチした。

 表彰式後には菅原と3人で会見。楢原はこの日の出来について「満点が何点かは言えないですが670点です」と高い自己採点。菅原がファイターと美容師の二刀流と聞かされると「二刀流といえば近年では宮本武蔵さん以来出てないということで」とボケてから「K-1でグーでしょ、美容師さんはハサミでチョキ、あとはパーがあればじゃんけんコンプリート…という話をどうにか面白く書いてもらえれば。あとはライターさんの仕事です」と報道陣に丸投げする場面も。

宮﨑小雪との対抗戦に臨む菅原美優に宮田プロデューサーが「絶対に勝ってください」と檄【K-1 AWARDS】

2024.02.08 Vol.Web Original

 K-1グループの年間表彰式「K-1 AWARDS 2023」が2月7日、都内で開催され、K-1 WORLD GP女子アトム級王者の菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が敢闘賞を受賞した。

 菅原は昨年3月の「K’FESTA.6」でパヤーフォン・アユタヤファイトジムを破り王座を獲得。パヤーフォンには2022年の「RING OF VENUS」で行われた「K-1 WORLD GP初代女子アトム級王座決定トーナメント」の決勝で敗れており、王座獲得と同時にリベンジを果たした。以降、海外の強豪を相手に3連勝を収め、昨年は4戦4勝と無敗の快進撃で走り抜けた。

「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)ではかねてから対戦アピールされていたRISE QUEENアトム級王者の宮﨑小雪(TRY HARD GYM)との対戦が決まっている。

 菅原菅原「去年は4試合させていただき、試合が終わったと思ったらすぐにオファーが来て、すごい“疲れたな”という1年だったんですが、すごく大きく成長できた1年でした。感謝の気持ちを忘れず、去年よりもっと試合をする気持ちで毎日練習を頑張るので、たくさんオファーをください。3月に大きな試合が決まっているので、そこに勝ってからもっともっと、上を目指せるように頑張るのでこれからもよろしくお願いします」と挨拶。宮田氏は「女子のトップ対決。勝ったほうが45~46kgの日本一ということで注目が集まっている。絶対に勝ってください」と檄を飛ばした。

Krush MVPの稲垣柊が「格闘家は強さが正義。いろいろな団体でKrush王者の力を見せる準備はできている」【K-1 AWARDS】

2024.02.08 Vol.Web Original

 K-1グループの年間表彰式「K-1 AWARDS 2023」が2月7日、都内で開催され、Krushスーパーライト級王者の稲垣柊(K-1ジム大宮チームレオン)がKrush最優秀選手賞(MVP)に輝いた。

 稲垣は昨年行われた「第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント」を制し王座獲得。11月には決勝で対戦予定だった小嶋瑠久を相手に防衛戦に臨み、勝利を収めている。現在10連勝中で昨年は4戦4勝(3KO)の戦績を残している。

 プレゼンターを務めた宮田充Krushプロデューサーは「誰が見ても去年のKrushの後楽園の顔に成長した選手。65kgはK-1グループで非常に層の厚い階級。大和哲也という強い王者もいる。海外でもヨーロッパでも強い選手が多い階級。稲垣選手は今後、KrushのみならずK-1のリング、そして世界にチャンスは広がっていくかと思う。今年はいずれK-1のリングでも暴れてもらうことになると思う」とさらなる飛躍を期待。

 稲垣は「2024年はこの賞を超えていけるような戦いをリング上で示していきたい。格闘家は強さが正義だと思っている。僕がKrush王者として、RISE、RIZIN、いろいろな団体でKrush王者の力を見せる準備はできているので、宮田さん、カルロスプロデューサー、よろしくお願いします。2024年、稲垣柊、さらなる高みに躍進しますので、稲垣柊の名前を覚えておいてください」と団体の枠を超えた戦いをアピールした。

タイガー・クイーンとダーク・ウナギの一騎打ちが急きょ決定【2・16 SSPW】

2024.02.06 Vol.Web Original

「第6回タイガーサポーターズマッチ」の開催が緊急決定

 初代タイガーマスクの佐山サトルが主宰を務める「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス」が2月6日、「第6回タイガーサポーターズマッチ」(神奈川・POST DI AMISTAD)を2月16日に開催することを発表した。

 同大会でタイガー・クイーン(ストロングスタイルプロレス)とダーク・ウナギ(DarkerZ)が急きょ一騎打ちを行うこととなった。

 ダーク・ウナギは昨年行われた「SSPW 女子タッグトーナメント」にダーク・タイガー(DarkerZ)と組んで参戦。8月に行われた準決勝でタイガー・クイーン、梅咲遥組と対戦し、タイガースープレックスホールドでクイーンから3カウントを奪われている。

 その後、10月に行われた「初代タイガーマスクストロングスタイルプロレスSPECIAL【THE ONE AND ONLY SAYAMA TIGER】」ではダーク・タイガー、ダーク・チーターとのトリオでジャガー横田、井上京子、伊藤薫組と対戦。同大会ではダーク・ウナギとうり二つのウナギ・サヤカも出場し、メインでクイーンと異色タッグを結成。高橋奈七永、沙恵組と対戦し、空中分解も危惧されるギクシャクした空気の中、クイーンが沙恵から3カウントを奪い勝利を収めている。

卜部功也が対抗戦に持論を展開「宮本武蔵じゃないとダメ。主導権を握らせちゃダメ」【K-1】

2024.02.05 Vol.Web Original

 K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級とライト級の2階級制覇王者である卜部功也(ALONZA ABLAZE)が2月5日、若い世代のK-1ファイターたちにあえて苦言を呈し、対抗戦についても持論を語った。

 K-1はこの日、都内で会見を開き「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の追加カードを発表。卜部は約2年8カ月ぶりに戦線復帰し、元Krushスーパー・ライト級王者の鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)と対戦することが発表された。

 卜部は会見で今の新しい世代のファイターに言いたいことを問われると「“俺らで客席、埋めようぜ”“パンパンにしようぜ”みたいな、そういう感覚を一人一人持たないとダメだなという感じはします。なんか任せきりではなく、選手みんなでK-1を盛り上げて、パンパンにする。そうすればK-1もよくなるし、自分たちも良くなるし全部回ってくる。そこはK-1がなくなってKrushだけになった時から思っていた。“客めっちゃ連れてきてやろう”“知らない人でも声かけよう”みたいな、そういうのがあった。今のK-1にもそういう努力が必要なんじゃないですかね。そうしたらもっとやる気が出て、自分も潤うんでいい感じになるんじゃないですか」と旧K-1が活動を停止し、数年後に新生K-1が生まれるという激動の時代を生き抜いた卜部ならではの感想を口にした。

 また現在、RISEをはじめ各団体との間で行われている対抗戦については「言われたらやるという感じ。自分からは特にという感じなんですが行けと言われたら行きます」とのこと。それはまずは3階級制覇に集中なのかと思いきや「自分から行くというスタンスは嫌。K-1の土俵につれてきたいというのはある。宮本武蔵じゃないとダメだと思う。自分がコントロールしないといけない。主導権を握らせちゃダメ。そういう意味ではどんと構えて、やりたいと言われてマッチメイクするみたいな感じでいいと思う。それは若い選手たちにも言いたい。“そんなふらふら行くんじゃねえ”って。“どんと構えてろ”って言いたいです」とも続けた。

卜部功也が3階級制覇を目指し2年8カ月ぶりに戦線復帰。スーパー・ライト級トップ戦線の鈴木勇人と対戦【K-1】

2024.02.05 Vol.Web Original

 K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級とライト級の2階級制覇王者である卜部功也(ALONZA ABLAZE)が約2年8カ月ぶりに戦線復帰することが2月5日、発表された。

 この日、K-1は今年の第1弾大会となる「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の追加カード発表会見を都内で開催した。卜部は階級をスーパー・ライト級に上げて鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)と対戦する。

 卜部はスーパー・フェザー級時代には初代K-1王座獲得し世界最強決定トーナメントにも優勝。2018年には王者ウェイ・ルイをKOで破りライト級王座も獲得し、2階級制覇を成し遂げた。ここ数年は自らが立ち上げたジムでの選手育成もあり、試合数が激減していたが、今回は「ジムの体制が整ったというのも一つ」などと本格復帰に踏み切った。なお今回から所属をK-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTからALONZA ABLAZEに変更している。

 対する鈴木は元Krushスーパー・ライト級王者。2020年から2021年に3連敗を喫し、一時はどん底に落ちるも2022年から7戦6勝(4KO)1敗と完全復活を果たし、大和哲也の持つK-1スーパー・フェザー級王座への挑戦を狙える立場まで浮上している。

カリミアンがリュウ・ツァー相手に防衛戦。「戦いはもう始まっている」といきなりパネルを破壊【K-1】

2024.02.05 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の追加カード発表会見が2月5日、都内で開催され、クルーザー級と女子フライ級の2つのタイトル戦の開催が発表された。

 クルーザー級ではシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)がリュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)を相手に初防衛戦に臨む。

 カリミアンは2018年に行われた「初代K-1クルーザー級王座決定トーナメント」で優勝し、王座戴冠。3度目の防衛戦でK-Jeeに敗れ王座を明け渡すも、ダイレクトリマッチで王座奪還。その後はスーパーファイトでの出場が続き、昨年9月には「K-130周年記念無差別級トーナメント」に出場も準決勝でクラウディオ・イストラテに判定負けを喫している。

 ツァーはその昨年9月に行われたトーナメントの優勝者。今回は適正階級のクルーザー級で王座獲りを狙う。

 会見にはカリミアンのみが出席したのだが、入場時のフォトセッションでいきなりツァーのパネルを破壊。

 ツァーが「シナ選手が強い選手であることは知っていますが、今の私のコンディションはシナ選手を100%KOできるほどとても良い状態」などとコメントを寄せるとカリミアンは「リュウ選手が何を言っても関係ない。私は彼をKOする。それしか考えてない。昨年、トーナメントに参加したが。私もベルトがあると思っていた。自分の夢はK-1の2階級制覇。トーナメントにベルトはなかったが、自分の夢はリュウ選手を破ってベルトを守って2階級制覇をすること。彼の夢は私がリングで打ち砕きたい」と王座防衛とその先に2階級制覇を見据えた。

SAHOがKANAを破ったプリフティに挑戦。「KANA選手へのこだわりはない。王者とやってベルトを巻きたい」【K-1】

2024.02.05 Vol.Web Original

「K-1 WORLD MAX」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の追加カード発表会見が2月5日、都内で開催され、クルーザー級と女子フライ級の2つのタイトル戦の開催が発表された。

 女子フライ級では昨年12月の大阪大会で女王KANAを破り王座を獲得したアントニア・プリフティ(ギリシャ/Fight Club Galatsi/Theofanous Elite Team)がSAHO(闘神塾)を相手に初防衛戦に臨む。

 SAHOは「こんなチャンスは1回しかないと思っている。この1回で絶対に勝って自分が王者になる」と不退転の決意を見せた。

 プリフティの印象については「リーチが長くて打ち分けがうまい。自分が相手に勝っているのはすべて。パワー、スタミナ、一番はメンタル面は誰にも負けてないと思っている」と語った。プリフティvsKANA戦については「KANA選手が勝つと思っていたので、びっくりした部分もあるが、逆に自分にチャンスが回ってきたと思った。ただただプリフティ選手が強かったんだと思う」との見立て。

 これまでKANAへの挑戦を熱望していたのだが「自分がK-1に参戦した理由はK-1のベルトを巻きたかったから。前はKANA選手が王者だったから対戦したかったが、今の王者はアントニア選手。気持ちを切り替えてアントニア選手に勝たないとベルトを巻けないと思ったので、その選手に勝とうと思っている。KANA選手へのこだわりはない。自分はやりたい相手とかは特になくて、王者とやってベルトを巻きたいという思いしかない」とプリフティに全集中の姿勢を見せた。

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