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タワンチャイと暫定王座決定戦の野杁正明「日本人選手が海外の選手に通用するということを証明したうえでメインの武尊君につなげたい」【ONE172】

2025.03.11 Vol.Web Original

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する野杁正明(team VASILEUS)が3月11日、都内で公開練習を行った。

 野杁はコメイン(第13試合)で行われる「フェザー級(−70.3kg)キックボクシング暫定世界王者決定戦」でタワンチャイ・PK・センチャイ(タイ/PK Saenchai Muay Thai Gym)と対戦する。

 この日はシャドーの後に2分間のミット打ちを行った。

 その後の会見で野杁は「連戦が続いていることもあって正直疲れているが、今回は絶対に勝てないと言われている相手なので、そういったところでも純粋に準備期間を楽しく過ごせているし、ワクワクしかない。疲れているが、この準備期間で作ったものを当日出せることを自分自身楽しみにしている」と現在のコンディションについて語った。

王座挑戦のKANA「ペッディージャー選手に勝つ方法が一つだけある」。勝ってメクセンへのリベンジとOFGマッチへ意欲【ONE172】

2025.03.11 Vol.Web Original

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場するKANA(フリー)が3月11日、都内で公開練習を行った。

 KANAは「女子アトム級(−52.2kg)キックボクシング世界タイトルマッチ」で王者ペッディージャー・ルッカオポーロントン(タイ/Team Mehdi Zatout)に挑戦する。

 この日はシャドーの後に2分間のミット打ちを行った。

 その後に行われた会見でKANAは「2週間を切って、今は疲労がピークだが、タイトル戦への準備期間を楽しんで、当日までしっかり仕上げて最強の王者に挑んで勝ちに行く」と現在のコンディションとメンタルについて語った。

若松佑弥「はいつくばってでも勝つという気持ちが当時とは違う」と覚悟の出陣。3年前のリベンジと王座奪取目指しモラエスと対戦【ONE172】

2025.03.11 Vol.Web Original

 ONE Championshipの約1年2カ月ぶり4度目となる日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」(3月23日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場する若松佑弥(Tribe Tokyo MMA)が3月11日、都内で公開練習を行った。

 若松は「フライ級(−61.2kg)MMA世界王座決定戦」でアドリアーノ・モラエス(ブラジル/American Top Team/Constrictor Team)と対戦する。モラエスとは2022年3月にモラエスが持つONE世界フライ級王座に挑戦し、その時はギロチンチョークで若松が一本負けを喫している。

 この日はシャドーの後に2分間のマススパーリングを行った。

 その後の会見で若松は「今に集中して23日に全力を出せればと思う気持ちと絶対に王者になるという気持ちが常にある。楽しみにしていてもらえれば」と現在の心境を明かした。

高梨将弘がKO-D無差別級王者クリス・ブルックスから直接勝利を挙げ、3・20後楽園でのベルト獲りに弾み【DDT】

2025.03.09 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3月8日、神奈川・横浜ラジアントホールで「ヤッチャイナファイト2025」を開催した。「Judgement2025~旗揚げ28周年記念大会5時間スペシャル~」(3月20日、後楽園ホール)でクリス・ブルックスの保持するKO-D無差別級王座に挑戦する高梨将弘が前哨戦を制し、王座戦に弾みをつけた。

 クリスと高梨はタッグチームCDKでのベストパートナー同士だが、クリスが高梨を指名して、今回のタイトル戦が決定。この日、クリスは正田壮史と組み、高梨&アントーニオ本多と最初で最後の前哨対決となった。

 クリスは高梨にグラウンドでのオクトパスストレッチ、チョップ連打で攻めていく。高梨はトラースキックからタカタニック狙いも、切り返したクリスがラリアット一閃。クリスは高梨にツームストーン・パイルドライバーも本多がカット。クリスが正田のキックのアシストを受け、パイルドライバー。そしてプレイングマンティスボムを狙うが、高梨がバッカスで丸め込んで逆転の3カウントを奪った。

鈴木みのるがUNIVERSAL王座前哨戦で王者・上野勇希を圧倒。「後楽園をぶち壊す勢いで俺と全力で遊びましょ」【DDT】

2025.03.09 Vol.Web Original

 DDTプロレスが3月8日、神奈川・横浜ラジアントホールで「ヤッチャイナファイト2025」を開催した。「Judgement2025~旗揚げ28周年記念大会5時間スペシャル~」(3月20日、後楽園ホール)で行われる、DDT UNIVERSAL選手権(王者=上野勇希vs挑戦者・鈴木みのる)の前哨戦は、挑戦者の鈴木が上野を圧倒した。

 鈴木は彰人と組み、上野はTo-yとのコンビで激突。場外戦に転じると、鈴木は上野にイス、傘で攻撃。上野もエルボーで返して激しくやり合う。リングに戻ると、鈴木がエルボーで攻め込む。上野のエルボー、鈴木のチョップの打ち合いに。鈴木がフロント・ハイキックを見舞えば、上野はブレーンバスターで返す。To-yがチョップ連打も、鈴木のチョップ一発で吹っ飛ばされる。To-yのコジマワンダーランドから、上野が彰人にフロッグスプラッシュを叩き込む。鈴木が上野にスリーパーからゴッチ式パイルドライバー狙いも、To-yが阻止。上野が彰人にドロップキックから、Blackout Sleeperで絞め上げギブアップを奪った。勝負は上野組が制したが、強烈なインパクトを残したのは鈴木のほうだった。

 マイクを持った鈴木は「上野! タイトルマッチまでクビ洗って待っとけとか、ベルト念入りに磨いとけとか、おまえのこれが最後とか、そんなB級レスラーのお決まりのセリフ、俺は言わねぇんだよ。次は後楽園だよな。今日よりもっと楽しく、もっと激しく、後楽園ぶち壊す勢いで俺と全力で遊びましょ」と不敵に発言。上野は「鈴木みのると遊ぶのは痛いし苦しい。俺と遊ぶのはしんどいぞって言ってくれましたよね。でも、こんなんじゃ僕は負けません。鈴木さん、僕と遊ぶのは痛いです。苦しいです。でも楽しいですよ。またお会いしましょう」と返した。

鈴木千裕が千裕節全開「ガンといってドーン!」でダウトベックKOを約束【RIZIN.50】

2025.03.07 Vol.Web Original

 RIZINが3月7日、都内で「RIZIN.50」(3月30日、香川・あなぶきアリーナ香川)の合同公開練習を行った。

 前RIZINフェザー級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)がクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)との柔術特訓の成果をちょい見せした。鈴木は今大会ではカルシャガ・ダウトベック(カザフスタン/Turan Orda/Tiger Muay Thai)と対戦する。

 鈴木は昨年大晦日にクレベルに敗れ、王座から陥落。試合後の会見で「彼に勝つために彼に技を教えてもらいます」とクレベルに弟子入りする意思を表明し、今年2月に2人はクレベルのジムで合同合宿を行った。
 
 この日の公開練習では1分半の持ち時間のところを2分に延長し、前半の1分半はミット打ち、最後の30秒はMMAのスパーリングを行った。

 ミット打ちでは変わらぬ激しいパンチ、キックをスパーリングパートナーのミットに叩き込み、後半はタックルからテイクダウン、倒された際には下から三角絞めを狙う動きを見せた。

王者・井上直樹「防衛して美味しいうどんを食べて帰る」、挑戦者の元谷友貴「自分の力を出し切っていい結果に」【RIZIN.50】

2025.03.07 Vol.Web Original

 RIZINが3月7日、都内で「RIZIN.50」(3月30日、香川・あなぶきアリーナ香川)の合同公開練習を行った。

 バンタム級タイトルマッチで対戦する王者・井上直樹(Kill Cliff FC)が初防衛に向けて、そしてと挑戦者の元谷友貴(アメリカン・トップチーム)は王座奪取とリベンジに向けて、ともに静かに闘志を燃やした。

 井上は昨年9月に行われた王座決定戦でキム・スーチョルを1RTKOで破り、RIZIN参戦10戦目でついに王座を獲得。元谷は昨年大晦日に次期挑戦者決定戦で秋元強真(JAPAN TOP TEAM)を完封し井上への挑戦権を獲得した。2人は2020年の大晦日に対戦し、井上が1Rでリアネイキッドチョークで一本勝ちを収めている。

 元谷は1分半の持ち時間で恒例のサークリングからのカード配り、そして後半はMMAのマススパーリングを行った。井上はボクシンググローブを着けて、シャドーとミット打ちを計1分半行った。

朝倉未来が「出ますよ。職業・格闘家なので」と5・4東京ドーム大会への出場を明言。対戦相手は「1カ月前には」と榊原CEO【RIZIN男祭り】

2025.03.07 Vol.Web Original

 RIZINが3月7日、都内で会見を開き、5月4日に東京ドームで開催予定だった「THE MATCH 2」の名称を「RIZIN 男祭り」に変更して開催することを発表した。

 今大会については昨年大晦日に開催を発表。平本蓮(剛毅會)と朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)の再戦をメインとして行われることとなっていたのだが、3日に平本が右肩の「外傷性肩関節不安定症」で全治6カ月との診断が下ったため欠場することが発表されていた。

 3日の発表の際には朝倉の参戦については未確定な状況だったのだが、この日の会見に姿を見せた朝倉は「試合、出ますよ。それだけです。僕は職業・格闘家なので、相手は誰でもいいです」とあっさり出場を明言した。

 対戦相手について未来は「対戦相手がまだ分かんないみたいで(笑)。誰でもいいですけどね。いろいろ名乗り上げるんじゃないですか? 俺と試合をしたら金も稼げるし、知名度もつくし、注目されるし。いろんな人、手を挙げてください」と全方位に対戦を呼び掛けた。

 平本の欠場決定以降、朝倉の対戦相手としては2023年11月の「FIGHT CLUB」で敗れているYA-MAN(TARGET SHIBUYA)、前フェザー級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)といった名前が挙がり、朝倉自身もこの2人に加え、3月30日の「RIZIN.50」で鈴木と対戦するカルシャガ・ダウトベック(カザフスタン/Turan Orda/Tiger Muay Thai)の名を挙げている。ダウトベックとは2018年に対戦し、朝倉が勝利を収めている。

クレベルがシェイドラエフを相手に初防衛戦。大晦日での朝倉未来戦についても言及。篠塚辰樹がヒロヤを相手にMMAデビュー戦【RIZIN男祭り】

2025.03.07 Vol.Web Original

 RIZINが3月7日、都内で会見を開き、5月4日に東京ドームで開催する「RIZIN男祭り」のカードを2試合発表した。フェザー級王者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)がラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス/Ihlas)を相手に初防衛戦に臨む。

 クレベルは昨年大晦日に鈴木千裕を破り王座に返り咲いた。シェイドゥラエフは昨年6月にRIZIN初参戦を果たすと武田光司、9月にフアン・アーチュレッタからともに1Rで一本勝ち。大晦日には久保優太に2RでTKO勝ちを収め3連勝でタイトル挑戦にこぎつけた。

 クレベルは「私も、次の試合でタイトル防衛したい。ありがとうございます。本当は5月じゃなく、7月に試合したかったが、榊原さんからのオファーで、やることになった。自分はチャンピオンだから、ベルトを日本で守りたい。絶対にシェイドラエフを極める、絶対ポぺガーです」と語った。

 榊原氏は「本来なら7月くらいのタイミングで、シェイドラエフで問題ないけど本当に強い相手だし準備の時間がほしいというのがクレベルが本音だったと思う。でもファンには“また榊原、クレベル無理させやがって”と思われるかもしれないけど、めちゃくちゃ無理してもらった。祭りをやるならその思いに応えるとクレベルは最強の挑戦者を迎えて5月4日にベルトをかけるという覚悟を決めてくれた。ファンとしては待ち望んだカードだと思うので楽しみにしていてください」とこのタイトル戦が決まった経緯を明かした。

「THE MATCH 2」から「RIZIN男祭り」へ。榊原CEO「いろいろ封印してきたものを全部やる。プロモーター人生をかけて勝負に出る」【RIZIN男祭り】

2025.03.07 Vol.Web Original

 RIZINが3月7日、都内で会見を開き、5月4日に東京ドームで「RIZIN男祭り」という名称で大会を開催することを発表した。

 当初、この日は平本蓮(剛毅會)と朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)の再戦をメインとする「THE MATCH 2」の名称で開催の予定だったのだが、3日に平本が右肩の「外傷性肩関節不安定症」で全治6カ月との診断が下ったため欠場することが発表されていた。RIZINでは平本の欠場を受け、大会のコンセプトを「最高の格闘技の祭り」に切り替え、それに伴い大会名も「RIZIN男祭り」に変更しての開催となった。

 会見の冒頭、榊原信行CEOは「1回、THE MATCHは忘れてください。ガラっとコンセプトを変えて、最高の格闘技の祭りを5月4日に東京ドームで作り出したい」と語った。

 その決断の大きな理由の一つとなったのが朝倉の参戦決定。榊原氏は「2カ月前の段階で相手が変わったが、東京ドームのリングに立つと決めてくれた。でかい祭りにしたい。未来の復活祭でもあり、RIZINの10周年の記念のお祭り。タイトルを何にしようかと思ったが『THE MATCH 2』という次元を超えて新しいタイトルをぶち上げる。『RIZIN男祭り』でいく。いろいろ封印してきたものを全部やる。タイトルマッチもやるし、久しぶりのグランプリも5月4日からやる。この祭りに俺も乗りたいと言ってくれるファンと選手の力を使って東京ドームで熱狂を作る」と熱を込めた。

緊急参戦の鶴屋怜 ランキング入り目指し「フィニッシュするつもり」も「まずは勝つことが大事」【UFC 313】

2025.03.06 Vol.Web Original

「UFC 313: Pereira vs. Ankalaev」(3月8日=日本時間9日、米ラスベガス・T-モバイル・アリーナ)でUFC2戦目に臨む鶴屋怜(THE BLACKBELT JAPAN)の試合を前にしたコメントが大会を配信するU-NEXTを通じて届いた。鶴屋は今回は負傷欠場のブルーノ・シウバの代打で緊急参戦。ジョシュア・ヴァン(ミャンマー/4oz. Fight Club)と対戦する。ヴァンは2023年にオクタゴンデビューを果たし、昨夏、チャールズ・ジョンソンにUFC初黒星。しかし、その後2連勝でUFCでの戦績は5勝1敗、プロ戦績は14戦12勝(6KO、2S)2敗の23歳。

 鶴屋は2024年2月に「Road to UFC(RTU)」フライ級トーナメントで優勝しUFCと契約した22歳。プロ戦績は10勝無敗、UFCでの経験ではヴァンには劣るものの、RTUではオクタゴンで3戦を経験し昨年6月のデビュー戦ではユナニマス判定でカルロス・ヘルナンデスに勝利を収めている。ストライカー対グラップラーの構図となる今回、レスラーとして知られる鶴屋の打撃での成長も見られるか、期待のマッチアップであるとともに、フライ級15位から先週外れ再び順位を上げたいヴァンと、いち早くランク入りを目指す鶴屋の互いに大事な一戦となる。

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