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“胸毛ニキ”こと八須拳太郎が格上・土肥こうじからついに3カウント。再デビューのDroog-Kは水波綾のパワーの前に散る【PPPTOKYO】

2024.05.28 Vol.Web Original

 PPPTOKYO「FANTASTIC PHANTOM-夢幻なる-夜-」(5月27日、東京・新宿FACE)で“胸毛ニキ”こと八須拳太郎がタッグマッチで格上の土肥こうじからついに3カウントを奪った。

 八須はこの日はかつて所属したものの、1週間で夜逃げした団体「プロレスリングZERO1」の先輩・田中将斗とタッグを結成。八須は田中とは今年1月の新宿FACE公演でシングルマッチで対戦し、敗れはしたものの「大したもんやの、お前。あの時逃げ出したお前はもうここにはおらんかった」と言わしめた。

 試合では体格で大きく勝る土肥に一歩も引かないぶつかり合いを挑むが、土肥のパワーに圧倒される。土肥の執拗な押さえ込みに体力を削られるなどたびたびピンチを迎えるが、随所で得意のスピアーで脱出。

性転換手術から還ったエチカ・ミヤビが経過報告「完璧に治った後、最高の試合をみんなに見てもらいたい」【PPPTOKYO】

2024.05.28 Vol.Web Original

 PPPTOKYO所属の女子プロレスラー、エチカ・ミヤビが「FANTASTIC PHANTOM-夢幻なる-夜-」(5月27日、東京・新宿FACE)のリング上で復活をアピールした。

 エチカは2022年9月にトランスジェンダーの女子プロレスラーとしてデビュー。昨年11月の横浜大会で、性転換手術を受けるために休養することを発表。今年1月の新宿FACE大会で壮行試合を行い、プロ初勝利を挙げた。その試合後に「プロレスって最高! 私、プロレスに出会えてよかった。人生変わった。だから私、絶対このリングに帰ってくるから」と語り、休養に入っていた。

 この日の第3試合後にリングに上がったエチカは「みんな、ただいま。私、エチカ・ミヤビは1月9日の壮行試合を機に人生の大きな手術に行くために長期欠場していました。そしてその経過報告と今後についてお話しさせてもらおうと思ってここに来ました。手術直後、人生で経験したことのない地獄の痛みがさく裂して、死ぬかと思って。そこから日本に帰ってきて3カ月、辛くて痛くて。メンテナンスとかもしなくてはいけなくて、とにかく部屋の中にいて、誰とも喋らない。本当に鬱みたいになっちゃって、心も体もつらくて。でも私の心を内側から支えてくれたのはプロレスでした。だからこのPPPTOKYOで早くプロレスがしたい。その思いが日に日に強くなっています。本当なら今日も試合をしたかった。こんなに熱い試合を見たら。だけどまだ体が完全じゃない。だから完璧に治った後、最高の試合をみんなに見てもらいたい。だからもうちょっと復活は待ってほしい。私が復活したその日、私の伝えたいこと、自分らしく生きること、それを伝えるために誰が来ても勝つ。それだけ。よろしく」とアピールした。

上野勇希と髙木三四郎のKO-D無差別級王座前哨戦は大乱戦に。「最高に大人げない髙木三四郎、楽しみにしてろ!」【DDT】

2024.05.27 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月26日、東京・後楽園ホールで「KING OF DDT~20th Anniversary~FINAL!!」を開催した。6月5日、東京・新宿FACEでKO-D無差別級王座をかけて争う、王者・上野勇希と挑戦者・髙木三四郎の前哨戦は大乱戦となった。

 この日、上野は勝俣瞬馬、To-yとのトリオで、髙木、秋山準、松永智充組と対戦。開始早々、上野と髙木は場外へ出てエルボー合戦。北側客席でチョップの打ち合い。次はバルコニーで大乱闘。さらに南側客席に移動すると、髙木が戦闘用チャリンコ・ドラマティックドリーム号で上野をひこうとするも回避。リングに戻ると、髙木が雪崩式ブレーンバスターでぶん投げると、上野もブレーンバスターで応戦し意地の張り合い。そんななか、上野が松永にWRを決めて3カウントを奪い、上野組が勝利。

MAOが決勝で佐々木大輔を破り悲願の「KING OF DDT」初制覇「両国のメインはMAOだ!」【DDT】

2024.05.27 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月26日、東京・後楽園ホールで「KING OF DDT~20th Anniversary~FINAL!!」を開催した。MAOが準決勝、決勝を勝ち抜いて悲願の同トーナメント初制覇を果たした。MAOは7月21日、東京・両国国技館大会でKO-D無差別級王座に挑戦する。

 まず、準決勝でMAOは2022年覇者の樋口和貞と対戦。樋口のチョップ、MAOのミドルキックの激しい応酬となったが、旋風脚から居合いキックで勝利。一方のブロックでは、準決勝で佐々木大輔と前年度優勝者のクリス・ブルックスがノーDQマッチで激突。ボード、イスなど数々の公認凶器が飛び交う乱撃戦のなか、クリスが狙ったプレイングマンティスボムを切り返した佐々木がエル・エス・クレロで丸め込んで逆転勝ち。

璃久が藤村大輔との激闘制し決勝進出。「8月は小田君と大阪同士で倒し合う。最後まで残って僕の試合をしっかり見てほしい」と訴え【Krush】

2024.05.27 Vol.Web Original

「Krush.161」(5月26日、東京・後楽園ホール)で「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われ、小田尋久(TEAM3K)と璃久(HIGHSPEED GYM)が勝利を収めた。2人は8月18日の後楽園ホール大会で王座をかけて対戦する。

 璃久はメインで行われた準決勝第2試合で藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦した。

 1R、ともにオーソドックスの構え。いきなり右ハイの璃久。圧をかける藤村がジャブ。璃久は右カーフからパンチの連打。藤村は左ミドル。圧をかける藤村に璃久は右カーフ。前に出る璃久に藤村が左ジャブから右カーフ。圧をかけて藤村がワンツー。璃久は右ハイからパンチの連打、そして右カーフ。藤村は左ミドル。璃久がパンチの連打。藤村も右カーフ。璃久が詰めて近い距離でパンチを放つが、藤村は強烈な右フック。

小田尋久「関西人の超熱いコテコテバチバチの戦いを後楽園ホールでお見せしたい」。8月大会で璃久と王座をかけて対戦【Krush】

2024.05.27 Vol.Web Original

「Krush.161」(5月26日、東京・後楽園ホール)で「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われ、小田尋久(TEAM3K)と璃久(HIGHSPEED GYM)が勝利を収めた。2人は8月18日の後楽園ホール大会で王座をかけて対戦する。

 小田はセミファイナルで行われた準決勝第1試合で森田奈男樹(エイワスポーツジム)と対戦した。

 1R、ともにオーソドックスの構え。森田が右ロー、左ミドル。小田のローにパンチを合わせる。小田は圧をかけてミドル。森田もロー、ミドル。小田は圧をかけて右フック。森田はローからワンツー。小田はスイッチを繰り返しチャンスをうかがう。森田のローにパンチを合わせに行く小田。圧をかける小田に森田はローからパンチ。小田もミドルからパンチ。小田は圧をかけ左フック。終了間際、小田が右フック。

メインを任された璃久が「バズるKOで締めたい。覚悟を持って藤村さんとバチバチやる」、藤村も「自然にKO決着になる」【Krush】

2024.05.25 Vol.Web Original

「Krush.161」(5月26日、東京・後楽園ホール)の前日計量が5月25日、都内で行われた。

 今大会では前王者ジョーダン・ピケオー(オランダ/Mike’s Gym)の王座返上に伴い開催される「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われる。準決勝第1試合の森田奈男樹(エイワスポーツジム)は69.9kg、小田尋久(TEAM3K)は69.55kg、準決勝第2試合の藤村大輔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は69.8kg、璃久(HIGHSPEED GYM)は70.0kgで4選手とも規定体重をクリアした。勝者2名は8月18日の後楽園ホール大会で決勝を戦う。

 今大会はタイトル戦が行われず、この2試合がセミファイナルとメインイベントとなる。

 小田は「明日は一番盛り上がる試合を見せて、自分の筋肉と試合で会場を爆発させたい」、森田は「コンディションもばっちり。明日はいい試合を見せたい」、璃久は「明日は藤村さんとメイン。初めてのメインなので、そこを任されたからには2人で思い切り殴り合って、倒すか倒されるかで締めたい」、藤村「フェイストゥフェイスで璃久選手はすごいいい顔をしていた。僕も最高の準備ができているので、その辺をしっかり見ていただければ」などとそれぞれ語った。

鈴木博昭とYA-MANの仕切り直しの一番が決定。鈴木は「超RIZIN.3に出たくて流したんじゃないかと思ってる」とこの日も辛辣【超RIZIN.3】

2024.05.24 Vol.Web Original

「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が5月24日、都内で開催された。

 元シュートボクシング(SB)世界スーパーライト級王者の鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)とRISEオープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)-65kg級王者のYA-MAN(TARGET SHIBUYA)の仕切り直しの一戦が発表された。

 2人は「RIZIN.46」(4月29日、東京・有明アリーナ)で対戦予定だったのだが、YA-MANが練習中に膝内側側副靱帯損傷、膝前十宇じん帯損傷という全治2カ月のケガを負ったことから試合が流れていた。

 会見ではYA-MANが「4月、ケガで出れなかったんですけど、ケガの発表のあとに“俺なら出るわ”って言われたんですけど、いや、俺はおまえじゃないから。怪物君のヒザをヒザ十字でぶっ壊してやるんで、ご期待ください」と言えば鈴木は「(ケガでの欠場は)実際は超RIZIN.3に出たくて流したんじゃないかと僕は思ってる。本当はやりたくなかったのかな?って。ここに来たってことはやる気ある? 燃えてんの?」と挑発。

梅野源治がオープンフィンガーグローブ戦で魚井フルスイングと対戦。MMA挑戦も表明【RIZIN.47】

2024.05.24 Vol.Web Original

「RIZIN.47」(6月9日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の追加カード発表会見が5月24日、都内で開催された。

 梅野源治(PHOENIX)と魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)がヒジありのRIZINオープンフィンガーグローブキックボクシングルールで対戦することが発表された。また梅野はMMAに挑戦することも明かした。

 梅野は「この試合の連絡が来たのが2日前くらい。年内に榊原さんと話をしてMMAに挑戦することを決めました。その中でMMAの練習をしっかりやっていたのですけど、オープンフィンガーグローブ(OFG)で今後MMAやっていくなかで、今回、OFGで立ち技の試合をやってくれないかとオファーがあったので引き受けることにしました。細かいルールは調整しているはずなので分かりませんが、ヒジキックボクシングルールでMMA選手と戦うので、しっかり魅せられればいいかなと思っています」と突如、MMA挑戦を発表。

 決めた時期、きっかけについては「決めたのは、去年の年末くらい。今年になってからMMAの練習を始めました。やろうと思ったきっかけは現役生活を長い間やってきましたけど、今までは自分の求めていること夢に向かってひたすら頑張って、やりたいことやってきた。今度はRIZINに参戦しているなかで、自分がやりたいことばかりじゃなくて、RIZINはMMAが母体なので、求められていることをして、その先で自分が求めている立ち技、ムエタイを持って来れたらいいなと。そういう中でMMAへの参戦を決めました」と語った。

皇治と芦澤竜誠が大乱闘。MMAでの再戦のはずが芦澤はベアナックル戦をアピール【超RIZIN.3】

2024.05.24 Vol.Web Original

「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が5月24日、都内で開催された。

 会見では皇治(TEAM ONE)と芦澤竜誠(フリー)が大乱闘を展開し、遺恨を深めた。

 2人は2023年4月の大阪大会でキックボクシングルールで対戦。芦澤が2-1の判定で勝利を収めている。この試合後はともにMMAに進出し大晦日の「RIZIN.45」に出場。

 皇治は三浦孝太を相手に2RでTKO勝ちを収めたものの、芦澤は太田忍を相手に1RでKO負けと明暗を分けた。

 この日の会見ではMMAでの再戦が発表されたのだが「ちょうど1年前に恥かいたんで、おっきい会場でぼこぼこにして恥かかせ返してやろうと思っている。MMAでやり返せたらいいなと思ってる」とMMAでのリベンジに意欲を見せた皇治に対し、芦澤は「これやる必要ないだろ。このMMAでの再戦。俺は大阪のメインで勝ってるんだから。大晦日、俺と皇治がデビューして、俺は太田に負けて、(皇治は)三浦に勝っただけ。それでなんで俺らが再戦やる必要あんの?」とまさかのMMAでの対戦拒否。そして「ベアナックルでやろうぜ。ベアナックルだったらやってやるわ」とベアナックルマッチへの変更を要求。

RIZINとK-1の元王者同士が対戦。斎藤裕「最短で終わらせる」、久保優太「あと2カ月で強くなる」【超RIZIN.3】

2024.05.24 Vol.Web Original

「超RIZIN.3」(7月28日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が5月24日、都内で開催された。

 RIZIN最大の激戦区といわれるフェザー級で斎藤裕(パラエストラ小岩)vs 久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)という注目のカードが組まれた。

 斎藤は初代RIZINフェザー級王者。昨年大晦日の「RIZIN.45」でクレベル・コイケに敗れて以来の再起戦となる。

 久保は元K-1 WORLD GPウェルター級王者。MMAに転向し2021年9月にRIZIN初参戦を果たし、太田忍、シバターを相手に連敗を喫するも、2022年の奥田啓介戦から4連勝。前戦となった3月の神戸大会では元修斗環太平洋フェザー級王者でONE Championshipにも参戦していた高橋遼伍(KRAZY BEE)に判定勝ちを収め、進化を感じさせた。試合後の会見で「元王者とかとやらせてもらえないかと思っている。ケラモフ選手とやりたい」とアピールしていた。

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