「RIZIN.47」(6月9日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)に出場するフアン・アーチュレッタ(アメリカ/THE TREIGNING LAB, HB ULTIMATE & GRACIE BARRA)が5月22日、リモートによるインタビューを行った。
アーチュレッタは元RIZINフェザー級王者のクレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)と対戦。今回の試合からRIZINを主戦場に戦うのだが、日本で戦う意義について「日本で戦うことは自分にとって光栄なこと。日本の方はあまり気づいてないかもしれないが、世界中のファイターにとって、格闘技の文化において、日本は素晴らしく大きなインパクトを持っている。日本の多くの人はそんなに気づいてない。世界中のファイターは日本で戦うことを夢見ているし、オファーが来ることを首を長くして待っている。日本には歴史があって、過去最高のファイターたちが戦った土地でもあり、そういう最高の戦いが行われた舞台で戦える。そしてその中で一度、王者になり、また王者を目指せる機会を与えられたことは光栄以外の何物でもありません」と語った。
RIZINではかつてBellatorとの対抗戦が行われ、4月の「RIZIN.46」では日韓対抗戦が行われた。アーチュレッタは「今はもうRIZIN独占の契約選手なので、対抗戦があれば100%誇りを持って、RIZIN代表として戦いたいと思っている」とRIZIN愛を口にする。
またRIZINでは年明けに榊原信行CEOが世界中のさまざまなプロモーションとの交流の強化と拡大を目標に掲げたのだが、このRIZINの世界戦略についてアーチュレッタも「RIZINの次のステップはインターナショナル化することだと思う。去年、アゼルヴァイジャンで第1回目の国際大会をやって、お客さんもたくさん入りすごく成功したように見えた。鈴木(千裕)選手が自国のチャンピオン(ムサエフ)をKOしてすごく話題となった。そういうことをどんどん続けていくことが一つだと思う」と海外での大会の必要性を口にした。