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矢地祐介が進化宣言「寝ても立っても盛り上げられる」【12・31 RIZIN】

2018.12.14 Vol.Web Original

8月のKO負けも完全払拭
「RIZIN.14」(12月31日、埼玉・スーパーアリーナ)に出場する矢地祐介が12月14日、東京都内で公開練習を行った。
 
 矢地は8月の名古屋大会でルイス・グスタボにKO負け。しかし練習後の会見で「絶好調。6週間くらい休んだんでダメージも抜けている」と言うようにこの日は2分間のシャドーを行ったのだが、いつにも増して軽快な動きを見せた。

 会見ではその敗戦を振り返り「切り替えるも何も、前に進むしかない。負けについては良くも悪くも深く考えていない。弱いから負けた。自分はまだ完成形ではないし、このままでは負けるとは思っていた。そういう意味ではいい経験になった。やらなきゃいけないことがあるのは分かっていたが、なあなあになっていた部分はあったので、本腰を入れてしっかり見つめ直して取り組もうと思うきっかけになった」と前向きにとらえた。

ネイサン・チェンが優勝! 宇野は惜しくも2位【グランプリファイナル  男子レビュー 】

2018.12.14 Vol.Web Original

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル、男子の優勝はアメリカのネイサン・チェンだった。2位の宇野昌磨とは約7点の点差となり、ミスを最小限に留めたチェンがこの僅差の戦いを制した。

 チェンにとっては、ショートとフリー両方で4回転フリップを決められたのが大きかった。要素の基礎点によって出来栄え点に傾斜がかかる新ルールのもとでは、高難度ジャンプの成否が得点を大きく左右する。4回転ジャンプのうちでも基礎点が高いフリップで、チェンは約3~4点半ばの出来栄え点を獲得、このジャンプ1本で15点ほど稼いでいる。高難度ジャンパーの意地を見せた。

 宇野は惜しくも2位。フリー冒頭では単独の4回転がダウングレードになるなど、回転不足のまま降りてきて着氷が乱れたジャンプが複数あり足を引っ張った。ショートでは得意のステップにおいてまでレベルを取りこぼし、ここでの調子の悪さは本人も認めるところだ。

 それでも演技構成点はトップを譲らず、伸びやかなスケーティングや一音一音を忠実に捉えた演技で魅せた。エッジを深く使いながらもスピードに乗り、ジャンプ後のフリーレッグなど要素の終わりまで美しい。この実力をジャンプの成功とともに発揮することが目下の課題だ。

2018年サッカーW杯 ポルトガル対スペイン「熱狂のソチ・奇跡のクリロナポーズ」 【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2018.12.14 Vol.web original

2-3。
ポルトガルが1点を追う展開で迎えた後半43分、ゴール前でFKを得た。
同点のチャンスにキッカーはクリスチアーノ・ロナウド。
ここまで2得点を叩き込んでいる。
集中力を極限まで高めて右足から放たれた一発は当然のようにゴールに吸い込まれていった。

一方、フォトグラファーの僕である。
実はこの日は良い写真が全く撮れていなかった。
言い訳がましくなるが、ここまで5ゴールも決まっているにも関わらず、選手が反対方向に走っていってしまうのだ。
熱狂的なスタジアムに、世界最高のスター選手、そしてスペクタクルな試合展開。
サッカーファンならいくら出しても後悔しない内容だろうが、フォトグラファーとしては物足りなさを感じていた。

そこに来て「千両役者」クリスチアーノ・ロナウドである。
ハットトリックを決めた足で向かった先はそれまでとは全く違う方向だった。
ベンチでもなく、コーナーフラッグに向かう訳でもなく、めったに選手が走ってこないようなサイドラインの中途半端な場所に。
つまり僕の正面に。
しかもスタジアムの熱狂の全てを引き連れて。
ソチでの最高の瞬間、最高の場所でクリロナポーズが撮れた。

実は、こんなこともあろうかと広角系のレンズを準備しておいた。
サッカーではあまり使わないレンズではあるが、フォトポジションが良くなかったため選手が近くに寄って来た時が勝負だと思っていた。
こんなにも最高の形で使うことになるとまでは予想していなかったが。

【カメラマンプロフィル】
撮影:長田洋平
1986年、東京出身。かに座。
早稲田大学教育学部卒業後、アフロ入社。
2012年ロンドンパラリンピック以降、国内外のスポーツ報道の現場を駆け回っている。
最近では平昌オリンピック、ロシアW杯を取材。
今年の目標は英語習得とボルダリング5級。

仮面女子の川村虹花が大晦日のRIZIN出場勝ち取る

2018.12.14 Vol.Web Original

第1試合でKRAZY BEEのあいと対戦
 地下アイドルグループ「仮面女子」として活動しながら、今年3月に総合格闘家としてプロデビューを果たした川村虹花が「RIZIN 平成最後のやれんのか」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)に出場することが12月13日、発表された。

 この日は仮面女子のライブ会場にDEEP JEWELSの佐伯繁代表とRIZINの榊原信行実行委員長が現れ、ステージ上で川村の参戦を発表した。

 先にステージに登場した佐伯氏は「川村選手からRIZINに出たいという発言があった。成績でいったら出られる選手じゃない。しかし成績ではないものを見せられるファイターに成長したと思う」と最も身近で川村を見守ってきた者として辛辣ながらも、その成長ぶりを高く評価。

イオとMMAフォー・ホースウィメンが12・20「NXT」で直接対決【WWE】

2018.12.13 Vol.Web Original

イオ&ダコタvsマリナ&ジェサミン
 WWE「NXT」(日本時間12月13日配信)で紫雷イオ&ダコタ・カイがMMAフォー・ホースウィメンのマリナ・シェファー&ジェサミン・ デュークと次週のNXTで対戦することが決定した。

 両チームは11月に開催された「NXTテイクオーバー:ウォーゲームス2」のカイリ・セイン対王者シェイナ・ベイズラーのNXT女子王座戦以来、因縁が続いている。

 この日、インタビューを受けたダコタは「次週、あの2人とタッグ戦で闘いたい」と提案すると、イオも「次週ね」と同調。一方のMMAフォー・ホースウィメンはインタビューでイオたちの挑戦を笑い飛ばして余裕の表情を見せた。因縁の相手との直接対決となるだけにイオにとって負けられない一戦となる。

紀平梨花が圧巻の初優勝【グランプリファイナル レビュー 】

2018.12.13 Vol.Web Original

圧巻の初優勝だ。紀平梨花が、ショートプログラムとフリースケーティングともに1位となり、初出場のグランプリファイナルで頂点に立った。

紀平はショートでは今シーズンの世界最高得点を記録、アリーナ・ザギトワの自己ベストを2点近く塗り替えた。冒頭の3回転半ジャンプに始まり、プログラムの最後まで美しい演技の流れが途切れなかった。1位で折り返し、迎えたフリー。1本目の3回転半はダウングレードで降り手をついた。それでも挑戦を諦めず、2本目の3回転半はコンビネーションにして綺麗にリカバリー。これまでの戦い方からすれば、ここのジャンプは2回転半に変えて着実に得点を取りに行くことも考えられたが、ファイナルというシリーズ最後の大舞台であることが紀平を突き動かした。

技術点のみならず、演技構成点の側面でも成長が顕著だ。演技構成点トップのザギトワには、ショートであと0.68点、フリーであと0.3点のところまで肉薄。特にフリーでは5項目中4つに9点台を並べた。「ジャンプだけではない」紀平の強さが、世界の舞台でも認められてきた証拠だ。

アスカがベッキーとシャーロットを竹刀で滅多打ち【12・11 WWE】

2018.12.12 Vol.Web Original

12・16「TLC」で女子初のトリプルスレットTLC戦
 WWE「スマックダウン」(現地時間12月11日、ネバダ州ラスベガス/T-モバイル・アリーナ)で“明日の女帝”アスカがメインでシャーロット・フレアーと激突した。

「レッスルマニア34」の再戦となった2人はスマックダウン女子王者のベッキー・リンチが見守る中、激しい攻防を繰り広げる。アスカが得意のアスカロックやオクトパスホールドで攻め立てれば、シャーロットは力尽くで脱出するとフィギュア・エイトでアスカを苦しめる。しかし、これを回転して回避したアスカはシャーロットのスピアーをコードブレーカー、ムーンサルトをヒザで迎撃。再びアスカロックに移行する。しかしシャーロットはこれを場外に転がり落ちて回避すると、リング下の竹刀を持ち出してアスカを攻撃。これで試合は反則裁定となったが、お構いなしのシャーロットはベッキーにも竹刀を叩き付けて3者入り乱れての乱闘に発展。ベッキーがシャーロットをスチール階段に叩き付ければ、アスカもベッキーを解説席に投げ飛ばし、不敵な笑みを浮かべながら竹刀が壊れるまでシャーロットとベッキーを滅多打ちにした。

 この3人は「TLC:テーブルズ・ラダーズ・アンド・チェアーズ」(12月16日、米カリフォルニア州サンノゼ/SAPセンター)で女子初のトリプルスレットTLC戦で対戦する。

中邑真輔がルセフにまさかのフォール負け【12・11 WWE】

2018.12.12 Vol.Web Original

カウンターのマチカキックに不覚
 WWE「スマックダウン」(現地時間12月11日、ネバダ州ラスベガス/T-モバイル・アリーナ)でUS王者中邑真輔がサモア・ジョーをパートナーにルセフ&ジェフ・ハーディ組と対戦した。

 中邑は試合直前に登場したRトゥルース&カーメラのダンスブレイクで油断したジェフに背後からのハイキックで先制すると、ジョーと代わる代わるジェフを痛めつける。

 優勢の中邑&ジョー組だったが、ジェフはジョーにウィスパー・イン・ザ・ウィンドを放ち、ルセフにタッチ。ルセフはジョーに代わってリングインした中邑にクローズラインやヒールキックを炸裂。さらにカットに入ったジョーにもツイスト・オブ・フェイトを決め一気に形勢を逆転した。

 それでも中邑はルセフのスキを突いてキンシャサを狙うが、ルセフはカウンターのマチカキックで迎撃。ルセフが中邑から3カウントを奪った。

ブライアンが変貌ぶりを指摘したアリをなぶり殺し【12・11 WWE】

2018.12.12 Vol.Web Original

TLCでの王座防衛を宣言
 WWE「スマックダウン」(現地時間12月11日、ネバダ州ラスベガス/T-モバイル・アリーナ)でWWE王者ダニエル・ブライアンが“ハイフライヤー”ムスタファ・アリを撃退して「TLC:テーブルズ・ラダーズ・アンド・チェアーズ」(12月16日、米カリフォルニア州サンノゼ/SAPセンター)で行われるAJスタイルズとのWWE王座戦に向けて弾みを付けた。

 オープニングに登場したブライアンは「お前達は気まぐれだ」と観客を挑発。そして「TLCではAJスタイルズの王者奪取の夢を砕き、試合後もWWE王者はニュー・ダニエル・ブライアンだ」と王座防衛を宣言した。

 そこへこの日の対戦相手のアリが登場して「いったいどうしたんだ。俺はあなたに憧れていたのに」とブライアンの変貌ぶりを指摘すると、ブライアンは突如平手打ち。これを合図に試合がスタートした。

 ブライアンはキックやフェイスロックで攻め立てると、アリもトペ・コンヒーロやスイング式DDTを繰り出して白熱の攻防を展開したが、アリの054(リバース450°スプラッシュ)を回避したブライアンがアリの左足をポストに叩き付けると、続けてヒールホールドでダメージを与えてタップ勝ち。さらにブライアンが試合後もアリの顔面にストンピングを浴びせ、ヒールホールドを決めて不敵な笑みを浮かべると会場のファンは大ブーイングを浴びせた。

ロリンズがIC王座TLC戦でコービンを撃破【12・10 WWE】

2018.12.11 Vol.Web Original

レフェリーがまさかの介入も…
 WWE「ロウ」(米国現地時間12月10日、カリフォルニア州サンディエゴ/バレービューカジノセンター)のメーンで王者セス・ロリンズがバロン・コービンGMとTLC形式IC王座戦で対戦した。

 セスはコービンに椅子やラダーを使った攻撃やディープシックスでダメージを食らうと、反撃を狙ったトペ・スイシーダもキャッチされてテーブルに叩きつけられてしまう。

 しかしロリンズは場外戦でスーパーキックをクリーンヒットさせると、コーナートップからフロッグスプラッシュを叩き込んでコービンをテーブル葬。起き上がれないコービンを横目にラダーを登るロリンズだったが、突然レフェリーを務めていたヒース・スレーターがラダーを倒し、コービンをサポートする。

ロンダの代貸エンバーが代理戦争でタミーナに勝利【12・10 WWE】

2018.12.11 Vol.Web Original

TLCではロウ女子王座をかけロンダとナイアが対戦
 WWE「ロウ」(米国現地時間12月10日、カリフォルニア州サンディエゴ/バレービューカジノセンター)でロウ女子王者・ロンダ・ラウジーと“フェイスブレイカー”ナイア・ジャックスが一触即発となった。

 ロンダとナイアは「TLC:テーブルズ・ラダーズ・アンド・チェアーズ」(12月16日、米カリフォルニア州サンノゼ/SAPセンター)で王座戦が決定しているのだが、この日、ナイアはタミーナとともにロウのリングに登場すると「日曜日に私はロウ女子王者になる。この拳を顔面に何発も食らわせて、ロンダ伝説を打ち消してやる」と王座奪取を宣言した。すると、そこへロンダが現れて「私はポーズやトークのためにWWEに来たんじゃない。闘うためよ」と言って走り込むも、ナイアがこれを回避。さらにエンバー・ムーンも駆けつけて、ロンダとナイアの前哨戦がエンバーvsタミーナの代理戦争の形で行われることとなった。

 試合は白熱の攻防を展開したが、エプロンで介入しようとするナイアをロンダが引きずり落として客席に投げ飛ばすと、最後はエンバーがエクリプスでタミーナを沈めて3カウント。先週のタッグ戦に続き、ロンダ&エンバーが代理前哨戦でも勝利を収めた。

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