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盟友イオが救援も…カイリ無念のNXT女子王座奪還失敗

2018.11.18 Vol.Web Original

またしてもMMAフォー・ホースウィメンが介入
 WWE「NXTテイクオーバー:ウォーゲームス2」(米国現地時間12月17日、カリフォルニア州ロサンゼルス/ステイプルズ・センター)で“海賊姫”カイリ・セインが王者シェイナ・ベイズラーとNXT女子王座を掛けて3本勝負(2アウト・オブ・3フォールズマッチ)で激突した。

 盟友・紫雷イオの救援でMMAフォー・ホースウィメンの介入を阻止するも、インセインエルボーを寸前で丸め込まれたカイリはピンフォールを奪われて王座奪還を逃した。

 シェイナとの王座戦リマッチに「私のタイトルを取り戻す」と意気込んだカイリは、ゴングからドロップキックで先制すると、行進ポーズからのスライディングD、場外へのフライング・カブキ・エルボーと果敢に攻め込んでシェイナを追い詰める。すると、またしてもシェイナの盟友MMAフォー・ホースウィメンが介入。ポストに叩き付けられたカイリはシェイナのキリフダクラッチを決められて1本目を先制されてしまう。

初のジム別対抗戦はK-1ジム総本部チームペガサスが勝利

2018.11.18 Vol.web Original

「KHAOS.7」(11月17日、東京・新宿FACE)が開催。KHAOSの新たな試みとしてジム別対抗戦の<BATTLE of KHAOS>が実施され、K-1王者ゲーオやKrush王者ゴンナパーが所属するWSR(ウィラサクレック)フェアテックスジムとK-1ジム総本部チームペガサスが5対5形式で激突した。

 先鋒戦ではWSR・向井貫太が1Rにダウンを奪って判定勝利。次鋒戦ではチームペガサス・SATORU成合が鮮やかなKO勝利で勝ち星をイーブンに戻す。中堅戦でもチームペガサス・璃明武(りあす)が秒殺KO勝利で勝ち越しに王手をかけるも、副将戦ではWSR・竜樹が2度のダウンを奪う大差の判定勝利を収めて、対抗戦は2勝2敗で大将戦へ。

 決着戦となった大将戦ではチームペガサス・剣闘士”俊”が右フックで長崎秀哉をなぎ倒し、対抗戦は3勝2敗でチームペガサス勢が勝ち越し。今大会を生中継するAbemaTVよりチームペガサス勢に総額20万円のボーナスが贈呈された。

 WSR×チームペガサスの対抗戦は2勝2敗で大将戦を迎えた。大将はWSR最古参ファイターの長崎とチームペガサスを支えるリーダー格の剣闘士。

 1R、ともにオーソドックス。まずは剣闘士が左ミドル・左ローを放ち、様子見しながら前に出る。長崎も前に出ようとするとが、健闘しはこれを前蹴りで押さえ、ロープを背にした長崎に右クロスを側頭部へズバリ。これに長崎が後方へ倒れ落ち、初回KOとチームの勝利を決めた。

佐藤将光が齊藤曜にリベンジ果たし2度目の防衛【11・17 修斗】

2018.11.17 Vol.Web Original

序盤は齊藤が1月を思わせる攻めで佐藤を追い込む場面も…
「プロフェッショナル修斗公式戦」(11月17日、東京・後楽園ホール)のメーンで行われた「世界バンタム級チャンピオンシップ」で王者・佐藤将光が齊藤曜を4RKOで破り2度目の防衛に成功した。

 佐藤は昨年10月、石橋佳大との激闘の末、世界王座を獲得。しかし、戴冠後の初戦となった今年1月の齊藤戦でまさかの判定負け。今年7月にトリスタン・グリムズリー相手に初防衛を果たしたものの、この齊藤に喫した黒星が佐藤にとっては大きな心残りとなっており、今回、佐藤の逆指名という形でタイトルマッチが実現した。

 1R、ともにスタンドで状態を揺らしながら相手の出方をうかがう。佐藤が回し蹴りを放つが、距離が近く、齊藤は蹴り足をキャッチするとそのまま押し込みバックを取ると引き込みグラウンドへ。一度はギロチンチョークの体勢に入るなど、佐藤にとっては1月の悪夢が頭をよぎる展開に。

那須川天心vsメイウェザー戦「限りなくボクシングに近い」ルールで実現へ【12・31 RIZIN.14】

2018.11.17 Vol.Web Original

当初発表の「スペシャルチャレンジバウト」が海外で誤解を招く
 RIZINの榊原信行実行委員長が11月17日、羽田空港で会見を開き、大晦日の「RIZIN.14」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で「那須川天心vsフロイド・メイウェザー」戦を予定通り行うことを発表した。

 2人の対戦については11月5日、両選手の出席のもと開かれた会見で発表されたものの、8日になってメイウェザーが自らのインスタグラムで「話が違った」と一方的にキャンセルを表明。世界を股にかけた騒動となっていた。

 榊原氏は10日に渡米し、メイウェザー側と直接会談。この日、帰国し急遽の会見となった。今回の騒動に関しては「互いのミスアンダースタンディング」によるもので、今回の直接交渉の中で誤解が解けたとしたいる。

 榊原氏は「アメリカでは公式戦以外はエキシビションマッチと言われている」ということを前提に、今回の「聞いていた話と違う」というメイウェザー側の発言について、もともと「ノンオフィシャルファイト」ではあったが、日本では「エキシビション」という言葉を使うとスパーリング的なものと取られることが多いことから「スペシャルチャレンジバウト」という発表をしたところ、海外では受け入れられなかったこと。メイウェザー側は天心戦以外にもさまざまな企画が進行中なのだが、今回の言葉の行き違いから,そういった関係先から天心戦について「どうなっているんだ?」と言われる状態になってしまっていたことを説明した。

 今回の騒動に伴い、「スペシャルチャレンジバウト」という名称はわかりにくいことから「スペシャルエキシビションマッチ」として海外を含めてアナウンスしていくことになるという。もっとも、榊原氏は「日本で思われているようなエキシビションではない」と強調した。

 一方で、メイウェザー側が条件のつり上げのための行動ではないかという見方もあるが、榊原氏は「今回の件で契約内容が変わることはない。そういう問題ではない」と否定した。

 メイウェザーのインスタグラムの中での「富裕層の限られたメンバーに向けての試合」というくだりに関しては榊原氏は「そういう話は最初から出ていない。彼らの中でのミスアンダスタンディング」とこちらも明確に否定した。

 また今回の交渉の中ではルール問題についても話されたようで、榊原氏は「天心にはなんとか蹴らせてあげたかったが、それは認められなかった。限りなくボクシングに近い打撃攻撃のみのスタンディングバウトになる。シューズを履くのか?裏拳を認めるのかなど、細かいルールはまだまだこれから詰める」などと話した。

 ただエキシビジョンといっても「KO決着ありについてはメイウェザーサイドも納得している」と非公式戦=エキシビジョンマッチではあるが、「リングの中では何が起こってもおかしくない」という互いの認識のもと試合が行われるよう。

 榊原氏はこの状態について「メイウェザー側からすると、ボクシングに近いスタンディングのルールの中で天心を相手に“全力でぶっ飛ばしてやる”とはさすがに言えないのだろう。天心はなめられているのかもしれない。天心側から見れば、メイウェザーが軽い気持ちできたとして、メイウェザーに本気のスイッチを押させることができるかどうか」と話した。

トーナメント出場の海人がV宣言「僕が主役。主役がベルトを獲るのは当たり前」 【11・18 SB S-cup】

2018.11.17 Vol.Web Original

「明日は自分のためのトーナメントだと思っている」
 シュートボクシング(SB)の2年に一度の祭典「SHOOT BOXING S-cup 65kg 世界 TOURANAMENT 2018」(11月18日、東京・両国国技館)の前日計量が17日、東京都内で開催された。

 1回目の計量では世界トーナメントに出場するアレクセイ・フェドシープが350グラム、58.0kg契約でMOMOTAROと対戦予定だった笠原弘希が650グラムのオーバーで再計量となったが、ともに2回目の計量でパスした。

 トーナメントは出場予定だったチャムアトーン・ファイタームエタイとマルコ・モイサーがケガのため欠場。それぞれランボー・ペットポートオー、トレント・ギルダムに変更となっている。

 計量後に会見が行われ、今回のトーナメントの大本命であるSB日本スーパーライト級王者の海人は「明日は自分のためのトーナメントだと思っている。いろいろ出場メンバーは代わったが、僕がチャンピオンになることには変わりがない。しっかり獲ってもっともっと世界を広げていきたい」と挨拶した。

トーナメント出場のチャムアトーンがケガで欠場【11・18 SB S-cup】

2018.11.16 Vol.Web Original

マルコ・モイサーも拳骨折で欠場
 シュートボクシング(SB)の2年に一度の祭典「SHOOT BOXING S-cup 65kg 世界 TOURNAMENT 2018」(11月18日、東京・両国国技館)で開催される世界トーナメントに出場予定だった現ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者チャムアトーン・ファイタームエタイ(タイ)とマルコ・モイサー(エストニア)の欠場が発表された。

 チャムアトーンは1回戦で元REBELS 65kg級王者UMA(K&K BOXING CLUB/team REBELS)と対戦予定だったが、練習中に膝靭帯損傷で欠場に。チャムアトーンの代替選手として、BBTVスーパーライト級王者、そして現ルンピニースタジアム認定スーパーライト級6位ランボー・ペットポートオー(タイ)が出場する。

 初来日となるランボーはヒジ・ヒザを得意とし、タイではチャムアトーンと並ぶ一流ファイター。過去には2016年のルンピニースタジアム最優秀選手ムアンタイ・PKセンチャイムエタイジム、ラジャダムナン王者ヨーッパノンルン・ジッムンルン、ルンピニースタジアム認定ウェルター級王者ラフィー・ボーヒックといったトップ選手にも勝利している超強豪。

 また、1回戦でWBCムエタイ日本統一ウェルター級王者健太(E.S.G.)と対戦予定のマルコも練習中に拳を骨折したためにドクターストップ。代替選手としてトレント・ギルダム(オーストラリア)が出場する。ギルダムはMMA、ムエタイの試合もこなすオールラウンドファイター。

 なお、チャムアトーンは今回緊急来日し、17日に行われる前日会見で欠場に至った経緯についてコメントするという。

ミズ&アスカの連勝記録がストップ【WWE MMC シーズン2】

2018.11.16 Vol.Web Original

シャーロットのフィギュア・エイトにアスカが無念のタップアウト
 WWEのロウとスマックダウンのスーパースターたちが男女でタッグチームを結成し、トーナメント形式で競い合う「WWEミックス・マッチ・チャレンジ シーズン2」(11月16日配信)でザ・ミズ&アスカ(Awe-Suka)がジェフ・ハーディー(AJスタイルズの代役)&シャーロット・フレアーと対戦し、アスカが無念のタップアウト負けを喫し、連勝記録がストップした。

 試合前にスマックダウンでWWE王座から陥落したAJが欠場となると、代理としてジェフが緊急参戦。さらに今大会の優勝者にはPPV「ロイヤルランブル」でのロイヤルランブル戦30番出場権が与えられることが発表された。

「シャーロットは強いけど、女王を倒す準備はできている」と意気込んだアスカは、その言葉通りヒップアタック、オクトパスホールドを決めて果敢にシャーロットを追い詰めた。さらにミズとアスカは揃ってキックの連打で攻め込むも、スキを突いたジェフがミズにツイスト・オブ・フェイト、シャーロットがアスカにスピアーからのフィギュア・エイトを決めると勝負あり。アスカは無念のタップアウト負けを喫し、無敗を誇ってきた前大会王者のミズ&アスカの連勝記録がストップした。

パラバドミントン・畠山洋平「ハンディキャップ」【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2018.11.16 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

カイリ・セインが王座奪還宣言【11・17 WWE】

2018.11.15 Vol.Web Original

11・17「NXTテイクオーバー:ウォーゲームスⅡ」でベイズラーとリマッチ
 WWE「NXT」(日本時間11月15日配信)で“海賊姫”カイリ・セインがシェイナ・ベイズラーとの王座戦に向け「勝って私のタイトルを取り戻す」と王座奪還宣言をした。

 10月のPPV「エボリューション」で行われたNXT女子王座戦でカイリはMMAフォー・ホースウィメンの介入でベイズラーに敗戦し、王座から陥落。

「NXTテイクオーバー:ウォーゲームスⅡ」(米国時間11月17日、カリフォルニア州ロサンゼルス/ステイプルズ・センター)では3本勝負でリマッチが行われる。

 この日、映像で登場したカイリは「宝箱が空になってしまった。仲間が襲ってくるなんてフェアじゃない」と不満を露わにすると「私を2回倒せない。勝ってタイトルを取り戻す。NXTテイクオーバー:ウォーゲームスでは私のタイトル、私の宝物が戻ってくる。私が勝つ」と力強く王座奪還を宣言した。

戸澤が勘違いからの仲間割れで因縁の相手にフォール負け【11・15 WWE】

2018.11.15 Vol.Web Original

最後は丸め込みで3カウント
 WWEのクルーザー級を舞台とする「205 Live」(日本時間11月15日配信)で元クルーザー級王者の戸澤陽がブライアン・ケンドリックとタッグを組んで抗争しているドリュー・グラック&ジャック・ギャラハー組と対戦した。

 戸澤はギャラハーにセントーン、さらにケンドリックとダブルビッグブーツをギャラハーに決めて先制する。しかしケンドリックがギャラハーにアンクルホールド、ジャンピングニーで反撃されると、そのまま捕まって苦戦を強いられる。

 ケンドリックは何とかビッグブーツで劣勢を打開して戸澤とタッチ。戸澤は風車蹴りからトペ・スイシーダ、ミサイルキックと立て続けに攻め込み、オクトパスホールドでグラックを追い込む。しかし、ケンドリックがギャラハーに押されて戸澤に誤爆すると、戸澤が勘違いをしてケンドリックと不穏な空気に。そのスキを突いたグラックが戸澤を丸め込んで3カウント。戸澤は仲間割れで因縁のグラック&ギャラハーに敗戦した。

羽生出場のロシア大会は今週末!日本大会レビューと第5戦の見どころ【フィギュアGP 2018】

2018.11.15 Vol.Web Original

日本大会(NHK杯): 紀平梨花がグランプリ初出場・初優勝の快挙

 堂々のグランプリ初出場・初優勝は、日本女子で初の快挙だ。紀平梨花は、ショートプログラムで3回転半ジャンプを転倒し5位とやや出遅れたが、フリースケーティングでは見事に3回転半を2本美しく着氷し(うち1本はコンビネーション)、大混戦となった今大会の女子シングルで頂点に立った。今シーズンからシニアに本格参戦する16歳。3回転半に代表される、短い助走から跳ぶ質の高いジャンプが最大の武器になっている。しかし紀平の魅力は、ジャンプにとどまらずスピン・ステップなど他の要素も高い出来栄え点を得られるそのバランス感にある。幼少期より取り組んだ体操やバレエで培った身体のしなやかさには目を見張るものがあり、スケーティングもこの若さにしてハイレベルなものを備える。今大会で2位となった宮原知子は同門の先輩で、一足先にグランプリファイナル出場を確実なものにした。次にこのふたりの戦いを見るのがファイナルの舞台となるかどうかは、紀平の次戦であるフランス大会にかかっている。

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