2019年のスーパー・フェザー級戦線を占う2試合がラインアップ
2018年のKrush最終大会となる「Krush.96」(12月16日、東京・後楽園ホール)の第3弾カード発表会見が6日、都内で行われた。
今大会では王者・島野浩太朗に大岩龍矢が挑戦する「Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチ」が開催されるのだが、2019年の同級のタイトル戦線を占うような2試合が組まれた。
前王者の郷州征宜が復活を目指し、出陣。山本直樹と対戦する。
郷州は今年3月に行われた「K’FESTA.1」での「K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」の1回戦でデニス・ウォーシックに勝利を収めたものの、準決勝で武尊に敗退。6月にはKrushで島野に敗れ王座陥落。9月のK-1ではスーパーファイトでスアレック・ルークカムイにも敗れ、現在3連敗中。
「今、連敗中で、しかも前回の試合では自分らしさを見せられなかった。今年最後のKrushでは自分らしさを見せたい。山本選手は友尊戦を見ましたが、うまい選手で畳みかけに行く時は強い選手だと思う。でもこんなところで負けてはいられない。死に物狂いで勝利をつかむ姿を見せたい」と復活を誓った。
対する山本は今年3月のKrushで島野に敗れたものの、その後2連勝。昨年から今年にかけては7勝(3KO)1敗とタイトルに手が届く位置まで駆け上がってきた。
山本は「郷州選手はチャンピオン経験者でもある強豪なので、タイトルに近付くためにも何が何でも勝ちに行きたい」などとベルトに対する思いを語った。