スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。
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東尾氏と石毛氏がドラフト斬り!「吉田の伸びしろは?」「阪神、外野手必要か?」
東尾氏と石毛氏がトークショー開催
プロ野球の新人選択会議(ドラフト会議)が10月25日、東京都内で開催された。
6球団が1位指名の意向を示していた大阪桐蔭の根尾昴は4球団の競合の末、中日が交渉権を獲得。夏の甲子園で準優勝した金足農の吉田輝星は日本ハムが外れ1位で交渉権を獲得した。
この日、東京スカイツリーの東京ソラマチ内の「J:COM Wonder Studio」では「プロ野球ドラフト会議 大解剖スペシャル!」と題したイベントが開催され、野球評論家の東尾修氏と石毛宏典氏がトークショーを行った。
石毛氏は1980年のドラフトで西武と阪急から1位指名され、西武が交渉権を獲得し西武入り。東尾氏は1968年のドラフトで西鉄ライオンズから1位指名を受けプロ入り。西武の監督だった1998年のドラフトで3球団の競合となった松坂大輔を引き当てた過去を持つ。
2人は現役時代、ともに西武の黄金時代を支えた仲とあって阿吽の呼吸で軽快なトークを展開した。
ドラフト開始1時間前から始まったイベントの前半では過去のドラフトのマル秘話を展開。
里村明衣子 決勝進出ならず【WWEメイ・ヤング・クラシック 2018】
熱戦に試合後は会場から「サンキュー・明衣子」コール
世界12カ国から集められた32名が競い合うWWE女子トーナメント「メイ・ヤング・クラシック 2018」のトーナメント準決勝で日本が誇る“レジェンド”里村明衣子がトニー・ストームと対戦した。
2人は今年2月に日本で対戦するもドロー決着となっている。試合前、里村は「絶対に勝ちたいです。決勝に出ることしか考えていない」と意欲を見せれば、トニーは「世界でベストな選手の1人だ。簡単ではない」とそれぞれコメントした。
試合では里村が「行くぞ!」と串刺しのランニングエルボーからスピニングヒールキックを決めれば、トニーがお返しとばかりに関節技で反撃。さらにトニーはヒップアタックからスープレックス、場外へのトペ・スイシーダと立て続けに攻め込んでいく。
しかし里村はビッグブーツからDDT、さらに側転からのニードロップで劣勢を打開。一気にデスバレーボムを炸裂させる。これを辛うじてカウント2で回避したトニーが必殺のストロングゼロを叩き込むと、里村もスコーピオライジングを決めるなど必殺技が乱れ飛ぶ展開に。最後はトニーがこの日2発目のストロングゼロを叩き込んでカウント3を奪った。
試合後、両者は涙を流しながら握手を交わすと会場からは“サンキュー・明衣子”コールが巻き起こり、ステージ上ではトリプルHが里村の腕を上げて健闘を称えた。
トニーは準決勝でリア・リプリーを破った紫雷イオと決勝で対戦する。決勝はWWE史上初の女子のみのPPV「エボリューション」(日本時間10月29日)で行われる。
紫雷イオが完璧ムーンサルトで決勝進出【WWEメイ・ヤング・クラシック 2018】
序盤はリアのパワーファイトに苦戦も…
世界12カ国から集められた32名が競い合うWWE女子トーナメント「メイ・ヤング・クラシック 2018」のトーナメント準決勝で“天空の逸女”紫雷イオがリア・リプリーと対戦した。
イオは「どれだけ私がすごいか世界に知らしめます。絶対に優勝決定戦に残りたいし、優勝したい」と意気込んで臨んだ一戦だったが、序盤は体格に勝るリアのパワーファイトに苦戦。強引に投げ飛ばされると、マウントパンチの連打や腕関節を決められるなど劣勢に立たされる。
しかし、気合を入れ直したイオはエルボー17連打からトペ・スイシーダを決めて局面を打開。続けてアッパーカット連打、619を決めてリアを追い込んでいく。
ヒデオ・イタミが因縁のアリに不覚のフォール負け【10・25 WWE】
最後は豪快なテーブル葬に沈む
WWEのクルーザー級を舞台とした「205 Live」(日本時間10月25日配信)でヒデオ・イタミが因縁のムスタファ・アリとフォールズ・カウント・エニウェアマッチで再戦した。
前回の対戦では両者場外カウントアウトとなっており、2人にとって負けられない闘いとなった。
ヒデオが裏拳からアリの顔面を蹴り付けて先制すると、アリはハリケーンラナからダイビングクロスボディーを繰り出して両者互角の攻防を展開。
さらに場外戦ではヒデオが解説席上でヒールホールドやビッグブーツを叩き込んでアリに攻め込んでいく。しかしアリはクロスボディーやDDTで反撃。ヒデオをテーブルに寝かせると最後はコーナートップから豪快に450スプラッシュを炸裂させてテーブル葬。ヒデオはそのままピンフォールを奪われてライバルのアリに敗戦した。
「WWEワールドカップ」前哨戦でミステリオとオートンが勝利【10・23 WWE】
ミステリオの「今、やってやる」で急きょシングル戦実現
WWE「スマックダウン」(現地時間10月23日、ニュージャージー州ニューアーク)で「WWEワールドカップ」に出場するレイ・ミステリオとザ・ミズ、ランディ・オートンとジェフ・ハーディがそれぞれシングル戦で対戦した。
ミズTVにゲストとして出演したミステリオはミズにWWEに復帰した理由を聞かれると、「俺は闘うために戻ってきた。今、やってやろうじゃないか」とミズを挑発。急きょ2人のシングルマッチが実現した。
ミステリオはスライド式トペ・スイシーダやクロスボディーを決めてミズを攻め込むが、ターンバックルに誤爆してしまい形勢逆転。一時はミズの猛攻を許したが、最後はハリケーンラナからの619をミズに決め、ダメ押しのボディースプラッシュでカウント3。ミステリオが勝利を収め、その実力をアピールした。
アスカが「エボリューション」バトルロイヤルの前哨戦制す【10・23 WWE】
最後はバックスピンキックでゼリーナを料理
WWE「スマックダウン」(現地時間10月23日、ニュージャージー州ニューアーク)で「エボリューション」で開催されるバトルロイヤル戦の前哨戦が行われた。
当初はアスカ&ナオミvsソーニャ・デビル&マンディ・ローズの試合が行われる予定だったが、ゴング前に突如アイコニックス、ラナ、カーメラ、ゼリーナ・ベガが次々と登場しバトルロイヤル戦に発展した。
ラストの3人に残ったアスカだったがカーメラのスーパーキックを食らって大ダメージ。しかし残ったゼリーナがダブルニーをラナに決めてラナが脱落。そこにチャンスを狙っていたアスカがバックスピンキックをゼリーナに見舞い、アスカが1人残った。バトルロイヤル前哨戦で自らが優勝候補であることを証明した。
「エボリューション」(日本時間10月29日、WWEネットワークで生配信)はWWE史上初の女子のみのPPV。アスカが出場するバトルロイヤルの他、「メイ・ヤング・クラシック 2018」の決勝戦、ロンダ・ラウジーvsニッキー・ベラのロウ女子王座戦、カイリ・セインvsシェイナ・ベイズラーのNXT女子王座戦などが行われる。バトルロイヤル勝者には女子王座挑戦権が与えられることとなっている。
駒杵嵩大「子どもたちが憧れる選手になりたい」
総合格闘技を始めて1年ぐらいというが、首の太さ、肩、腕、背中の筋肉がただ者ではない風格の駒杵嵩大。それもそのはず、オリンピックを目指していた柔道エリートなのだ。なぜ、総合格闘家になったのか。
「小学校のころから社会人まで、20年ぐらい柔道をやっていて、オリンピックを本気で目指していました。最初は親に言われて始めたんですが、胴着とかがダサかったので、すごく嫌だった(笑)。だって、野球とかサッカーのほうがカッコいいじゃないですか。でも初めて出た試合で優勝して、その後もどんどん優勝を重ねていったんです。小学校の時は市大会、県大会優勝レベルで、中学に上がる時に違う道場に行くようになったら、そこの監督と相性が良かったのか、一気に強くなりました。県大会、関東大会でも敵なしというぐらい。その頃から高校在学中まではオリンピックに出られると信じていたんですが、高校の時に、オリンピックにも出場して、この前の世界選手権でも優勝した高藤に秒殺で負けて(笑)。年下に負けたのも初めてだったし、世の中にはこんな強い奴がいるんだと思いましたね。その後は同じ大学に通い一緒に練習したり、団体戦でともにレギュラーで戦ったり、今は戦友みたいな関係です」
王座奪取後にアンブローズが「お前のせいだ」とロリンズ襲撃【10・22 WWE】
ロウタッグ王座奪取後にまさかの裏切り
WWE「ロウ」(米国現地時間10月22日、ロードアイランド州プロビデンス)のメインで王者ドルフ・ジグラー&ドリュー・マッキンタイア組にシールドのセス・ロリンズ&ディーン・アンブローズ組が挑戦するロウタッグ王座戦が行われた。
両チームともハイレベルな一進一退の攻防を展開するなか、ブラウン・ストローマンが登場。ロリンズの攻撃がレフェリーに誤爆すると、ストローマンが因縁のマッキンタイアを襲撃して場外乱闘に発展。
ここでロリンズが孤立したジグラーをカーブストンプで沈めると、アンブローズがレフェリーを叩き起こしてカウント3。ロリンズ&アンブローズが新ロウタッグ王者となった。
王座奪取に喜ぶ2人だったが、ここでアンブローズは突如ロリンズを蹴り上げるとなんと裏切りのダーティ・ディーズ。さらに攻撃を続けるアンブローズは場外のマットを剥がすと、「お前のせいだ」と叫びながら固いフロアに2発目のダーティ・ディーズを炸裂。
ロリンズを沈めたアンブローズはシールドの衣装を脱いでその場を後にした。
この日はローマン・レインズが白血病治療専念のためユニバーサル王座を返上。そしてメインイベント後のアンブローズの裏切りとシールドは危機的状況を迎えることとなった。
ローマン・レインズが白血病を告白「病気をやっつけて戻ってくる」【10・22 WWE】
「22歳で宣告。一番大変な時期にWWEがチャンスをくれた」
WWE「ロウ」(米国現地時間10月22日、ロードアイランド州プロビデンス)でユニバーサル王者、ローマン・レインズが衝撃告白をした。オープニングに1人で登場したレインズはマイクを握ると、「謝罪しないといけない。11年間白血病と付き合ってきたが、再発してしまった。王座を返上しないといけない」と突然自身の病状を伝えた。
会場が騒然となる中、レインズが「22歳で宣告されて、仕事もなく、子供ができたり、その時は人生で一番大変な時期だった。でもWWEがチャンスをくれて、皆さんの前に登場することができた。そして、皆さんがリアクションをくれてとても感謝している」と続けると会場は“サンキュー・ローマン”コールで返答した。
最後にレインズは「これは引退のスピーチではない。もう一度白血病をやっつけて俺は戻ってくる。ありがとう。みんな愛してます」とベルトを置いてリングを後にした。
ロンダ・ラウジーがニッキー・ベラに最後通牒「あんたを終わらせる」【10・29 WWE】
ロウのリングで調印式
WWE「ロウ」(米国現地時間10月22日、ロードアイランド州プロビデンス)でWWE初の女子選手のみによるPPV「エボリューション」(日本時間10月29日、WWEネットワークで生配信)で行われるロウ女子王座戦の調印式が行われ、王者ロンダ・ラウジーと挑戦者のニッキー・ベラが登場した。
ロンダの入場時に襲撃を恐れたベラ・ツインズが場外へ回避すると、ロンダは「どこへいくの? サインをするために来たのよ。今日はあなたに指一本触れないわ」と約束。
するとリングに上がったベラ・ツインズは「ロンダ、約束したわね。でもあなたはオリンピックで金メダルを取るってお母さんに約束しなかった? 約束を破るからお母さんは恥ずかしく思ってるのよ」とロンダのプライベートな部分を口撃。さらにニッキーは調印書にサインした後にロンダの顔面に平手打ちを放った。
約束を守って反撃を我慢したロンダは調印書にサインをすると「日曜日にあんたを終わらせる。約束したわよ」とニッキーをにらみつけてリングを後にした。