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スケルトン・小室希【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2018.11.20 Vol.web Oliginal

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

中邑真輔がロリンズに惜敗。レスナーはブライアンに圧勝【11・18 WWE】

2018.11.19 Vol.Web Original

勝利のロリンズは12・16「TLC」で因縁のアンブローズと対戦へ
 WWE「サバイバー・シリーズ」(現地時間11月18日、カリフォルニア州ロサンゼルス/ステイプルズ・センター)でUS王者・中邑真輔とIC王者セス・ロリンズの初対戦が実現した。

 実力者同士の対決は中邑が「カモーン」と挑発すると、ロリンズも中邑の真似で挑発するなど心理戦からスタート。

 ロリンズが場外の中邑にトペ・スイシーダ3連打を決めれば、中邑も飛び付き腕十字から三角絞めを決めてロリンズを追い詰めた。白熱の攻防を展開する両者だったが、フロッグスプラッシュを避けた中邑が必殺のキンシャサをクリーンヒットさせるもカウント2。さらに追撃のキンシャサを狙った中邑だったが、ロリンズのスーパーキックからのカーブ・ストンプを食らって勝負あり。中邑はあと一歩のところまで追いつめるも、ロリンズとの王者同士の初対決に惜敗した。

 試合後にはロリンズと因縁のディーン・アンブローズが挑戦するIC王座戦がPPV「TLC: テーブルズ・ラダーズ・アンド・チェアーズ」(12月16日、米カリフォルニア州サンノゼ/SAPセンター)で行われることが発表された。

シャーロット・フレアーがロンダ・ラウジーを竹刀で滅多打ち【11・18 WWE】

2018.11.19 Vol.Web Original

負傷のベッキー・リンチの代打で登場のシャーロット。序盤は白熱の攻防を展開も…
 WWE「サバイバー・シリーズ」(現地時間11月18日、カリフォルニア州ロサンゼルス/ステイプルズ・センター)でロウ女子王者ロンダ・ラウジーがシャーロット・フレアーと対戦した。

 先週のロウではスマックダウン女子王者ベッキー・リンチ率いる女子スマックダウン軍がロウを占拠。しかし、この時の乱闘が原因で負傷欠場となったベッキーは代理にシャーロットを指名してこのカードが実現した。

 試合はロンダが腕十字固めを繰り出せば、シャーロットもフィギュア・エイトで応戦と序盤から大技が飛び交う。さらにムーンサルトを足で迎撃したロンダがスタンディング・リバース肩車を決めれば、すぐさまシャーロットがスピアーを炸裂させるなどお互いのプライド掛けた白熱の攻防を展開する。

男子エリミネーション戦はロウ軍が圧勝【11・18 WWE】

2018.11.19 Vol.Web Original

「サバイバー・シリーズ」でロウとスマックダウンが激突
 WWE「サバイバー・シリーズ」(現地時間11月18日、カリフォルニア州ロサンゼルス/ステイプルズ・センター)で行われた“ロウ”“スマックダウン”2大ブランド対抗の男子5対5エリミネーション戦はチームロウが勝利を収めた。

 チームロウはブラウン・ストローマン、フィン・ベイラー、ボビー・ラシュリー、ドルフ・ジグラー、ドリュー・マッキンタイア、チームスマックダウンはザ・ミズ、シェイン・マクマホン、レイ・ミステリオ、ジェフ・ハーディ、サモア・ジョーという布陣。

 試合前から不協和音が生じていたチームロウだったが、マッキンタイアがジョーをクレイモアで沈めて1人目の脱落に成功。

女子エリミネーション戦でSD軍アスカが最後の1人まで奮闘も…【11・18 WWE】

2018.11.19 Vol.Web Original

最後はナイアのサモアンドロップに沈む
 WWE「サバイバー・シリーズ」(現地時間11月18日、カリフォルニア州ロサンゼルス/ステイプルズ・センター)で “ロウ”と“スマックダウン”2大ブランド対抗の女子5対5エリミネーション戦が行われ、チームスマックダウンのアスカは最後の1人まで残る活躍を見せた。

 チームロウはナイア・ジャックス、ミッキー・ジェームス、タミーナ、サーシャ・バンクス、ベイリー。チームスマックダウンはアスカ、ナオミ、カーメラ、ソーニャ・デヴィル、マンディ・ローズという布陣。

 試合はタミーナvsナオミでスタートすると、タミーナがコーナーのスマックダウンメンバーにも攻撃して乱闘に発展。そのタミーナを脱落させたカーメラが “ダンスブレイク”で踊り出して会場を盛り上げる。

 さらにベイリーとソーニャが2人同時に場外カウントアウトで脱落すると、ロウはサーシャとナイア、スマックダウンはアスカ1人残りという展開に。

 数的不利なアスカだったが、サーシャの顔面にニーを叩き込むと、2人にヒップアタックを叩き込んで局面を打開。さらにここでナイアがコーナートップのサーシャを故意に押してリングに落とすという突然の裏切り行為が勃発。アスカはすかさずアスカロックで捕らえてサーシャを沈めた。

 最後はアスカとナイアの一騎打ちとなったが、ナイアはアスカにレッグドロップ3発から豪快なサモアンドロップを見舞い、3カウントを奪った。

 会場はナイアに大ブーイングを浴びせたが女子5対5エリミネーション戦はナイアが1人残ったチームロウの勝利となった。

海人が宣言通り世界トーナメント完全優勝【11・18 SB S-cup】

2018.11.19 Vol.Web Original

1回戦では韓国のチョ・ギョンジェを1RKO
 シュートボクシング(SB)の2年に一度の祭典「SHOOT BOXING S-cup 65kg 世界 TOURANAMENT 2018」(11月18日、東京・両国国技館)で行われた世界トーナメントでSB日本スーパーライト級王者の海人が決勝で UMAを破り優勝した。

 海人は1回戦で韓国のMAX-FC推薦選手であるチョ・ギョンジェと対戦。1R2分16秒、KOで勝利を収めた。

 1R序盤は様子見の2人だったが、海人がいきなり仕掛け右ストレートでダウンを奪う。立ち上がったチェだったが海人の右ストレートで2度目のダウン。トーナメントは2ノックダウン制なことから海人のKO勝ち。海人はほぼノーダメージで1回戦を突破した。

植山征紀が悲願のスーパーバンタム級王座獲得【11・18 SB S-cup】

2018.11.19 Vol.Web Original

植山が笠原友希を3R56秒、TKOで破る
 シュートボクシング(SB)の2年に一度の祭典「SHOOT BOXING S-cup 65kg 世界 TOURANAMENT 2018」(11月18日、東京・両国国技館)で行われたSB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント決勝戦で植山征紀が笠原友希を3R56秒、TKOで破り悲願のベルトを腰に巻いた。

 植山はかつて前王者の内藤大樹に2度挑戦。2016年の最初の挑戦時は先制のダウンを奪いながらも逆転負けを喫するなど、もう一歩ベルトに手が届かない状況が続いていた。

 その内藤がベルトを返上したことで「挑戦者決定トーナメント」から「王座決定トーナメント」に格上げされた今回のトーナメントで、植山は1回戦の佐藤執斗、準決勝の伏見和之と2連続KOで決勝に進出。

 対する笠原は17歳ながらこれまでプロ戦績10戦10勝で、今回はSBの史上最年少チャンピオンの記録がかかるというホープ。

 植山の「3度目の正直」か笠原の「史上最年少戴冠」か話題の大きなカードとなっていた。

盟友イオが救援も…カイリ無念のNXT女子王座奪還失敗

2018.11.18 Vol.Web Original

またしてもMMAフォー・ホースウィメンが介入
 WWE「NXTテイクオーバー:ウォーゲームス2」(米国現地時間12月17日、カリフォルニア州ロサンゼルス/ステイプルズ・センター)で“海賊姫”カイリ・セインが王者シェイナ・ベイズラーとNXT女子王座を掛けて3本勝負(2アウト・オブ・3フォールズマッチ)で激突した。

 盟友・紫雷イオの救援でMMAフォー・ホースウィメンの介入を阻止するも、インセインエルボーを寸前で丸め込まれたカイリはピンフォールを奪われて王座奪還を逃した。

 シェイナとの王座戦リマッチに「私のタイトルを取り戻す」と意気込んだカイリは、ゴングからドロップキックで先制すると、行進ポーズからのスライディングD、場外へのフライング・カブキ・エルボーと果敢に攻め込んでシェイナを追い詰める。すると、またしてもシェイナの盟友MMAフォー・ホースウィメンが介入。ポストに叩き付けられたカイリはシェイナのキリフダクラッチを決められて1本目を先制されてしまう。

初のジム別対抗戦はK-1ジム総本部チームペガサスが勝利

2018.11.18 Vol.web Original

「KHAOS.7」(11月17日、東京・新宿FACE)が開催。KHAOSの新たな試みとしてジム別対抗戦の<BATTLE of KHAOS>が実施され、K-1王者ゲーオやKrush王者ゴンナパーが所属するWSR(ウィラサクレック)フェアテックスジムとK-1ジム総本部チームペガサスが5対5形式で激突した。

 先鋒戦ではWSR・向井貫太が1Rにダウンを奪って判定勝利。次鋒戦ではチームペガサス・SATORU成合が鮮やかなKO勝利で勝ち星をイーブンに戻す。中堅戦でもチームペガサス・璃明武(りあす)が秒殺KO勝利で勝ち越しに王手をかけるも、副将戦ではWSR・竜樹が2度のダウンを奪う大差の判定勝利を収めて、対抗戦は2勝2敗で大将戦へ。

 決着戦となった大将戦ではチームペガサス・剣闘士”俊”が右フックで長崎秀哉をなぎ倒し、対抗戦は3勝2敗でチームペガサス勢が勝ち越し。今大会を生中継するAbemaTVよりチームペガサス勢に総額20万円のボーナスが贈呈された。

 WSR×チームペガサスの対抗戦は2勝2敗で大将戦を迎えた。大将はWSR最古参ファイターの長崎とチームペガサスを支えるリーダー格の剣闘士。

 1R、ともにオーソドックス。まずは剣闘士が左ミドル・左ローを放ち、様子見しながら前に出る。長崎も前に出ようとするとが、健闘しはこれを前蹴りで押さえ、ロープを背にした長崎に右クロスを側頭部へズバリ。これに長崎が後方へ倒れ落ち、初回KOとチームの勝利を決めた。

佐藤将光が齊藤曜にリベンジ果たし2度目の防衛【11・17 修斗】

2018.11.17 Vol.Web Original

序盤は齊藤が1月を思わせる攻めで佐藤を追い込む場面も…
「プロフェッショナル修斗公式戦」(11月17日、東京・後楽園ホール)のメーンで行われた「世界バンタム級チャンピオンシップ」で王者・佐藤将光が齊藤曜を4RKOで破り2度目の防衛に成功した。

 佐藤は昨年10月、石橋佳大との激闘の末、世界王座を獲得。しかし、戴冠後の初戦となった今年1月の齊藤戦でまさかの判定負け。今年7月にトリスタン・グリムズリー相手に初防衛を果たしたものの、この齊藤に喫した黒星が佐藤にとっては大きな心残りとなっており、今回、佐藤の逆指名という形でタイトルマッチが実現した。

 1R、ともにスタンドで状態を揺らしながら相手の出方をうかがう。佐藤が回し蹴りを放つが、距離が近く、齊藤は蹴り足をキャッチするとそのまま押し込みバックを取ると引き込みグラウンドへ。一度はギロチンチョークの体勢に入るなど、佐藤にとっては1月の悪夢が頭をよぎる展開に。

那須川天心vsメイウェザー戦「限りなくボクシングに近い」ルールで実現へ【12・31 RIZIN.14】

2018.11.17 Vol.Web Original

当初発表の「スペシャルチャレンジバウト」が海外で誤解を招く
 RIZINの榊原信行実行委員長が11月17日、羽田空港で会見を開き、大晦日の「RIZIN.14」(埼玉・さいたまスーパーアリーナ)で「那須川天心vsフロイド・メイウェザー」戦を予定通り行うことを発表した。

 2人の対戦については11月5日、両選手の出席のもと開かれた会見で発表されたものの、8日になってメイウェザーが自らのインスタグラムで「話が違った」と一方的にキャンセルを表明。世界を股にかけた騒動となっていた。

 榊原氏は10日に渡米し、メイウェザー側と直接会談。この日、帰国し急遽の会見となった。今回の騒動に関しては「互いのミスアンダースタンディング」によるもので、今回の直接交渉の中で誤解が解けたとしたいる。

 榊原氏は「アメリカでは公式戦以外はエキシビションマッチと言われている」ということを前提に、今回の「聞いていた話と違う」というメイウェザー側の発言について、もともと「ノンオフィシャルファイト」ではあったが、日本では「エキシビション」という言葉を使うとスパーリング的なものと取られることが多いことから「スペシャルチャレンジバウト」という発表をしたところ、海外では受け入れられなかったこと。メイウェザー側は天心戦以外にもさまざまな企画が進行中なのだが、今回の言葉の行き違いから,そういった関係先から天心戦について「どうなっているんだ?」と言われる状態になってしまっていたことを説明した。

 今回の騒動に伴い、「スペシャルチャレンジバウト」という名称はわかりにくいことから「スペシャルエキシビションマッチ」として海外を含めてアナウンスしていくことになるという。もっとも、榊原氏は「日本で思われているようなエキシビションではない」と強調した。

 一方で、メイウェザー側が条件のつり上げのための行動ではないかという見方もあるが、榊原氏は「今回の件で契約内容が変わることはない。そういう問題ではない」と否定した。

 メイウェザーのインスタグラムの中での「富裕層の限られたメンバーに向けての試合」というくだりに関しては榊原氏は「そういう話は最初から出ていない。彼らの中でのミスアンダスタンディング」とこちらも明確に否定した。

 また今回の交渉の中ではルール問題についても話されたようで、榊原氏は「天心にはなんとか蹴らせてあげたかったが、それは認められなかった。限りなくボクシングに近い打撃攻撃のみのスタンディングバウトになる。シューズを履くのか?裏拳を認めるのかなど、細かいルールはまだまだこれから詰める」などと話した。

 ただエキシビジョンといっても「KO決着ありについてはメイウェザーサイドも納得している」と非公式戦=エキシビジョンマッチではあるが、「リングの中では何が起こってもおかしくない」という互いの認識のもと試合が行われるよう。

 榊原氏はこの状態について「メイウェザー側からすると、ボクシングに近いスタンディングのルールの中で天心を相手に“全力でぶっ飛ばしてやる”とはさすがに言えないのだろう。天心はなめられているのかもしれない。天心側から見れば、メイウェザーが軽い気持ちできたとして、メイウェザーに本気のスイッチを押させることができるかどうか」と話した。

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