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アンダーテイカー “最後の対決”敗戦もトリプルH&マイケルズに制裁【10・6 WWE】

2018.10.07 Vol.Web Original

序盤は互角の攻防を展開するも…
 WWEのビッグイベント「スーパー・ショーダウン」(現地時間10月6日、オーストラリア・メルボルン/メルボルン・クリケット・グラウンド)でジ・アンダーテイカーとトリプルHが対戦した。

“最後の対決”とうたわれたこの試合はノーDQ戦(反則裁定なし)で行われた。

 アンダーテイカーのセコンドにはケイン、トリプルHのセコンドにはショーン・マイケルズがつき、ゴングが鳴る。

 アンダーテイカーはオールド・スクールやスネークアイズを決めて攻め込み、さらに必殺のツームストーン・パイルドライバーを決めるもカウント2。トリプルHも場外でアンダーテイカーを痛め付けてペディクリーを繰り出したが、カウント2で返されて両者互角の攻防を展開。

シールドが固い絆でストローマン軍を撃破【10・6 WWE】

2018.10.07 Vol.Web Original

離脱説流れたアンブローズがチームの危機に大活躍
 WWEのビッグイベント「スーパー・ショーダウン」(現地時間10月6日、オーストラリア・メルボルン/メルボルン・クリケット・グラウンド)でシールド(ディーン・アンブローズ&セス・ロリンズ&ローマン・レインズ)がブラウン・ストローマン&ドルフ・ジグラー&ドリュー・マッキンタイア組と6人タッグで激突した。

 先週のロウで行われたシングルマッチでの前哨戦では1勝2敗と負け越し、試合後の乱闘では戦闘不能に追い込まれたシールドにとっては負けられない全面対決となった。

 やはり試合は両チームの乱闘からスタート。試合中盤にはレインズのスーパーマンパンチがアンブローズに誤爆。さらにレインズとロリンズがストローマン軍の3人に囲まれてしまう。

 ここでシールド離脱が噂されるアンブローズの動きに注目が集まったが、アンブローズは裏切ることはなく、ストローマンにドロップキックを炸裂。

 アンブローズがチームの劣勢を打開すると、最後はダーティ・ディーズでジグラーを沈めてカウント3。全面対決に勝利したシールドは3人で拳を突き合わせてチームの固い結束を証明した。

AJスタイルズがジョーとの遺恨マッチに勝利。次はブライアンと王座戦【10・6 WWE】

2018.10.07 Vol.Web Original

左足を痛めたジョーはカーフ・クラッシャーにあえなくタップ
 WWEのビッグイベント「スーパー・ショーダウン」(現地時間10月6日、オーストラリア・メルボルン/メルボルン・クリケット・グラウンド)でAJスタイルズがサモア・ジョーとノーカウントアウト、ノーDQ(反則裁定なし)でWWE王座を賭けて再戦した。

 前回の王座戦での疑惑判定、さらにジョーの度重なる家族への挑発で遺恨を深めた両者の決着戦とあって、ルールはノーカウントアウト、ノーDQ(反則裁定なし)という過酷なものとなった。

 2人はゴング前から殴り合うなどヒートアップ。試合が始まり巨体のジョーがトペ・スイシーダやショルダータックルで攻め込むと、AJもフェノメナルフォアアームやフェノメノンDDTで反撃。

 さらにジョーがテーブルを持ち出すと、逆にAJがジョーを担いでテーブル葬。この攻撃でジョーが左足を負傷すると、AJは左足に集中攻撃。カーフ・クラッシャーや450°スプラッシュを左足に決めてジョーを追い詰めていく。

 動きが鈍ったジョーはコキーナ・クラッチで一発逆転を狙うが、AJは体を反転させて回避すると、流れるようにカーフ・クラッシャーを決めてジョーからタップを奪って勝利を収めた。

 王座防衛を果たしたAJは「クラウン・ジュエル」(日本時間11月3日、WWEネットワークで生配信)で、この日、ザ・ミズに勝利して王座挑戦権を獲得したダニエル・ブライアンと対戦することが決定した。

アスカ&ナオミがアイコニックスにまさかの逆転負け【10・6 WWE】

2018.10.07 Vol.Web Original

ペイトンがランニングニーでナオミからピンフォール
 WWEのビッグイベント「スーパー・ショーダウン」(現地時間10月6日、オーストラリア・メルボルン/メルボルン・クリケット・グラウンド)でアスカ&ナオミ組がアイコニックス(ビリー・ケイ&ペイトン・ロイス)と対戦した。

 アスカ&ナオミはドロップキック、ヒップアタックを同時に決めると、さらにナオミがムーンサルトを繰り出して試合を優勢に進める。

 しかしオーストラリア出身のアイコニックスは今回は凱旋試合。アスカとナオミの猛攻を耐え抜くと試合終盤、ビリーがロープに飛んだナオミの足を引っ張って妨害。続けてアスカをバリケードに叩き付けて数的有利にすると、連携攻撃でペイトンがランニングニーをナオミに炸裂。ペイトンがナオミからピンフォールを奪って、アイコニックスが凱旋試合を勝利で飾った。

劇作家・岩井秀人が見たRIZIN「胸を打たれた中村優作の“振り返り笑顔”」

2018.10.07 Vol.Web Original

 2004年に行われた魔裟斗と山本KID徳郁の試合は生で見ていた。体重差を感じさせない山本KIDのいつもと変わらない動物的な「一瞬でも気を抜いたら天国へどうぞ♡」な雰囲気は、テレビの前で息を止めさせられた。

 不思議なリズム感の男であった。試合を決める一撃は、何が起きたのか分からないようなスピードで繰り出され、相手の体はたった今、自身の全組織に訪れた大きな災いを認識できないまま、全ての筋肉を弛緩させ脱力し、まっすぐにマットに沈んだ。一瞬の静寂ののち、狂喜する観客。レフリーが倒れた選手のマウスピースを抜きに走り、広いホールの壁に観客の叫び声が渦巻く中、針の先を針の先に刺すような繊細なタイミングで打ったカウンターのスピードは何処へやら、晴れた日の午前中にコーヒーでも飲み、喫茶店を出て「さて、これからどうしようか」とでも思っているかのように、少し一息ついて、山本KIDはゆったりと歩いていた。圧倒的勝利の後の佇まいとは到底、思えなかった。彼は、何を見ていたのだろう。勝利だけを目指して戦っていたようには、どうも思えない。

 通常、カウンター狙いのグラップラーは、小刻みに拳を揺らし、その揺れのテンポに相手の攻撃のタイミングが合った時、カウンターが繰り出される。山本KIDの拳には、この小刻みな揺れが全く見られない。揺れというより、もっと大きな円のようなものを描いていることが多かった。なぜなのだろうか。これは少し突飛な考察だが、通常の選手のカウンターを狙うテンポの刻みが8ビート(つまり1小節に8拍)だとすると、それに対する山本KIDのそれは64ビートぐらいだったのではないだろうか。64ビートなんて聞いたことないけど。カウンターのタイミングを狙う「刻み」が「刻み」に見えないほどのスピードで起きていたために、全く別の動きに見えたのではないだろうか。もはや「刻み」ではない、「流れ」のような感覚でタイミングを見ていたのではないだろうか。とにかく、通常の選手とは明らかに違う感覚で試合を捉え、その中でまた独自の感覚で打撃が繰り出されていたように思う。

ブル中野さんが中野区観光大使に就任。区長「中野をプロレスの街に」

2018.10.06 Vol.Web Original

初仕事で引退後初のプロレスイベントプロデュース。

 元女子プロレスラーのブル中野さんが10月6日、中野区観光大使に就任。中野区の恒例行事「第10回中野にぎわいフェスタ」で任命式が行われた。

 中野さんは中野区に自らオーナーを務めるバー「ガールズ婆バー中野のぶるちゃん」を2011年にオープン。最近ではJ:COM のコミュニティチャンネル「J:COM チャンネル中野」でトーク番組「中野人図鑑」のMCを務めるなど長く中野区民に親しまれて来た。

 この日は中野駅前の中野セントラルパーク内特設リングで観光大使就任第1弾ともいえる「ブル中野&J:COM 中野 presents 中野人図鑑プロレス スペシャルマッチ」が開催された。

 中野さんが引退後にプロレスの試合をプロデュースするのは今回が初めて。

大谷翔平 来季は40本塁打に期待

2018.10.06 Vol.711

トミー・ジョン手術無事成功。二刀流は2020年までお預けも…

 大谷翔平のメジャー1年目のシーズンが終わった。

 今季、二刀流でメジャーに殴り込みをかけた大谷だったが、打者としてはオープン戦では思うような成績を残せなかった。しかし開幕前に打撃フォームを微調整。

 開幕戦(3月29日)のアスレチックス戦ではメジャー初打席でヒットを放った。4月1日のアスレチックス戦では先発し、6回を投げ3安打3失点で初登板初勝利。3日の本拠地開幕戦のインディアンス戦では第1打席でメジャー初本塁打を放った。

 その後も投打にわたり順調に成績を伸ばしていった大谷だったが、6月8日に右ヒジの内側側副靱帯損傷で故障者リスト入りしてしまう。7月3日に約1カ月ぶりに復帰すると打者として出場を重ね、2ケタ本塁打も達成した。9月2日には満を持して投手としても復帰。この登板で1シーズンに15本塁打と投球回50イニングを達成。これは1919年のベーブ・ルース以来の快挙だった。

 しかしその後、右ヒジ靭帯に新たな損傷が判明したことから、以降は投手としての出場は封印。打者として試合に出続け、最終的に打者としては打率.285、22本塁打、61打点、投手としては4勝2敗、防御率3.31の成績を残した。

 シーズン終了後の10月1日には靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を行い無事に成功した。

 投手として復帰するには1年以上かかるとされるが、「打者」としての出場は可能と見られており、その場合は来季は打者に専念する。ただし開幕戦に間に合うかは定かではないという。またトミー・ジョン手術を受けた投手が「打者」として翌年プレーをしたというケースはもちろんなく、投手のリハビリと並行しての出場というのも異例で、今年とは違った形で来季も注目を集めそうだ。

 今年は367打席で22本塁打を放っており、打者に専念する来季は30本はもちろん、40本塁打の期待もかかる。これまで日本人の最多本塁打は2004年に松井秀喜が記録した31本。

 なお二刀流の復活は2020年シーズンになる見込みだ。

ブル中野さんが現役時代のメイクで試合を解説【中野にぎわいフェスタ】

2018.10.05 Vol.Web Original

 中野区の恒例行事となっている「第10回中野にぎわいフェスタ」(主催:中野にぎわいフェスタ実行委員会)が10月6~7日、中野区の各地で開催される。

 この模様をJ:COM のコミュニティチャンネル「J:COM チャンネル中野」(地デジ 11ch)が生放送する。

 番組は2部構成で、第1部の「観て!食べて!遊べ!“にぎわい”の楽しみ方教えます!」(10 月 6 日 12~13 時)では、現在「J:COM チャンネル中野」で放送中 の「中野人図鑑」の番組 MC を務める元女子プロレスラーのブル中野さんが、さまざまなゲストをリングに迎え、中野四季の森公園や中野駅周辺の9つの会場と中継をつなぎ、中野にぎわいフェスタの魅力や楽しみ方を伝える。

 第2部「ブル中野&J:COM 中野 presents 中野人図鑑プロレス スペシャルマッチ」(10 月 6 日 15~16 時)では、ブル中野さんが現役時代を思わせるメイクで登場し試合を解説。試合には、ワールド女子プロレス・ディアナの代表で今年デビュー30 周年を迎える井上京子と現・第8代W.W.W.D 世界シングル王者 Sareee(サリー)が参戦し、翌日に引退試合を控える青野敬子、前王者・伊藤薫とタッグマッチで対戦する。

 また、中野区観光協会観光大使の プロレスラー、NORIも参戦し、がばいじいちゃんと対戦する。

 この番組の模様は地域情報アプリ「ど・ろーかる」でも配信されるので、中野区・杉並区の「J:COM チャンネル」加入者以外も視聴可能となっている。

S-cupに海人とザカリア・ゾウガリーの参戦決定【11・18 SB】

2018.10.05 Vol.Web Original

昨年4月の対戦はザカリアが僅差の判定勝ち
 2年に一度のシュートボクシング(SB)の祭典『SHOOT BOXING S-cup 65kg 世界 TOURANAMENT 2018』(11月18日、東京・両国国技館)の開催概要が10月5日、発表された。

 トーナメントは第9回(2014年)、第10回(2016年)と同じく65kg級で世界トーナメントを開催。SB日本スーパーライト級王者・海人、2016年世界トーナメント覇者ザカリア・ゾウガリー(オランダ)の出場が決定した。

 海人は昨年6月、SBスーパーライト級世界王者で2014年の世界トーナメント覇者の鈴木博昭にヒジによるカットでTKO勝ち。その後、タップロン・ハーデスワークアウト、不可思、ジャオウェハー・シーリーラックジムといった同階級の強豪を次々と撃破。今年7月にはRIZINに初参戦し、ウザ強ヨシヤを2RKOで倒すと翌8月のRIZIN名古屋大会にも参戦を直訴。小川翔を判定で破り9連勝と破竹の勢いでSBのエースの座を盤石なものにした。

 しかし9月のSB後楽園大会では現ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者チャムアトーン・ファイタームエタイと延長にもつれ込む熱戦の末、判定負け。今回は再起戦となる。

 ザカリアは2014年のS-cupでは鈴木に敗れ準優勝に終わったが、2016年のS-cupで優勝。その後、世界最大級のキックボクシング団体『GLORY』 を主戦場にし現在はトップ戦線で活躍。今回は1年7カ月ぶりのSB参戦となる。

 海人とザカリアは昨年4月に対戦。5Rを戦い判定でザカリアが勝利を収めている。当時、海人は「期待の若手、次代のエース」といった存在だったが、ザカリアを追い込む場面もあり、判定も0-2と際どいものだった。

 ザカリア戦を経験した海人は次戦の鈴木戦から9連勝。この試合をきっかけに大きく飛躍した。連勝中、海人は何度も「ザカリアにリベンジしたい」と口にしており、念願の対戦が実現するか注目が集まる。

2020世代・柔道/阿部一二三【プロの瞬撮】

2018.10.05 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

里村明衣子が「メイ・ヤング・クラシック 2018」準々決勝進出【WWE】

2018.10.04 Vol.Web Original

必殺のスコーピオライジングが炸裂
 世界12カ国から集められた32名が競い合うWWE女子トーナメント「メイ・ヤング・クラシック 2018」のトーナメント2回戦で日本が誇る“レジェンド”里村明衣子がアメリカ出身のメルセデス・マルチネスと対戦。勝利を収め準々決勝進出を決めた。

 試合前「技術で上回りたい」と語った里村はその言葉通りメルセデスの腕をひねり上げると、キック3発からの足払い、続けざまにダブルニーも食らわせて試合のペースを握る。

 途中、メルセデスの激しい打撃やネックブリーカーを食らって苦しんだ里村だったが、アームバーでメルセデスの勢いを止めるとコーナートップからのフロッグスプラッシュや側転からのダブルレッグを炸裂。終盤、メルセデスが渾身のフィッシャーマン・バスターを決めるも、カウント2で返した里村はスピニングキックを叩き込むと、メルセデスの膝に飛び乗ってスコーピオライジングを叩きつけて3カウントを奪った。

 里村は次戦の準々決勝ではタイナラ・コンティを破ったレイシー・レーンと対戦する。

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