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「QUINTET」が9月23日にアマチュア大会を開催

2018.06.10 Vol.Web Original

一般、マスターズ、女子、海外にも広く門戸
 桜庭和志が立ち上げた5vs5のチーム戦によるグラップリング大会「QUINTET」がアマチュア大会を開催することを発表した。

 6月9日に東京・ディファ有明で開催された「QUINTET FIGHT NIGHT in TOKYO —Light Weight Team Championship—」の大会後に桜庭と日本ブラジリアン柔術連盟の中井祐樹会長が揃って会見。QUINTETと日本ブラジリアン柔術連盟との共催で、9月23日に墨田区総合体育館でアマチュア大会を開催する。

 中井氏は「360キロ以下で一般、マスターズ、女子それぞれ2〜4チームのトーナメントを開催したいと思っている」などと話した。

 マスターズの年齢など詳細については追って発表される。海外にも門戸は広げ、参加は公募制。募集の詳細などは日本ブラジリアン柔術連盟のホームページで案内されるという。

悪質タックル問題で連盟が監督らの指示を認定し永久追放

2018.06.09 Vol.707

 アメリカンフットボールの日本大学と関西学院大の定期戦で、日大の宮川泰介選手が関西学院大のQBの選手を悪質なタックルで負傷させた問題で、関東学生アメフットボール連盟は5月29日、東京都内で臨時理事会を開き、日大アメフット部の内田正人前監督と井上奨前コーチによる反則行為の指示を認定。2人を除名処分とすることを決定した。除名は永久追放にあたる最も重い処分。

 理事会は内田、井上両氏の処分に加え、森琢ヘッドコーチを資格剥奪処分、宮川選手とチームを2018年度シーズン終了までの公式戦出場停止処分とした。

 ただし宮川選手については再発の危機が払しょくされた場合、チームについては原因究明と再発防止策を策定し、抜本的な組織改革が確認されるなどした場合は処分を解除されるとした。

 同連盟の規律委員会は綿密な調査の上、この結論に至り、内田氏ら指導陣について「指導者失格」と断罪。宮川選手との認識の「乖離」は存在しないと断定した。

 この問題では5月22日に加害選手である宮川選手が氏名を公表し、顔も出したうえで謝罪会見を開き、そこで内田、井上両氏からの指示を明言した。

 対する日大側は同日、広報部が井上氏が「潰せ」と指示したことを認めたうえで、試合前によく使う言葉で「最初のプレーから思い切って当たれ」という意味との見解を示した。そして23日夜に内田、井上両氏が会見を開き、意図的な反則行為の指示を改めて否定し「解釈の違い」と宮川選手の発言を否定する主張を展開した。また会見の司会を務めた日大広報部の米倉久邦氏が一方的に会見を打ち切ろうとしたことも合わせて、日大側の態度に非難が集中した。

 25日には大塚吉兵衛学長が会見を開き、騒動を謝罪したが、試合から3週間近く経過しているのに真相究明の第三者委員会が設置されないなどの対応の遅れに「グラウンドで起きたことは部同士や連盟で解決できるという考えで、対応が遅い形になって申し訳なかった」などと認識の甘さを認めた。また大学として初めて開く会見に田中英寿学長が出席しなかったことにも非難が集まるなど、日大の対応は後手に回るばかりだった。

 24日には日大から関学大へ再回答書を提出したのだが、関学大は26日に会見を開き、鳥内秀晃監督は再回答について「不可解」「疑念」「不自然」などと厳しい言葉を口にし、「(内田氏が)本当の責任をあいまいにしている感じはある」などとし、「解明する気はあるのか」などと話した。そして定期戦の中止も合わせて発表した。

 また31日には内田、井上両氏に対する傷害罪での告訴状が関学大の選手側から出され受理されたことが分かった。宮川選手については被害選手側から寛大な処分を求める嘆願書が提出された。

福永祐一が悲願のダービー制覇

2018.06.09 Vol.707

 競馬の「第85回日本ダービー(GⅠ)」(芝2400メートル)が5月27日、東京競馬場で行われ、福永祐一騎乗のワグネリアンが2分23秒6で優勝した。

 8枠17番という不利な枠での出走となったワグネリアンだったが、福永は皐月賞馬のエポカドーロが逃げる展開の6、7番手の外を追走。直線に入るところでは4番手に上がり、残り100メートルで先頭に立つと後続を振り切り、ゴールした。

 福永は1998年にキングヘイローでダービー初騎乗。この時は2番人気に押されながら14着に惨敗。2012年には1番人気のワールドエースに騎乗も4着に敗れるなどダービーの厚い壁に跳ね返されてきたが、19回目の挑戦でついに悲願のダービージョッキーの仲間入りを果たした。

五味隆典がアンディ・サワーと対戦。そして「今年は3連勝する」【7・29 RIZIN】

2018.06.08 Vol.Web Original

元PRIDE王者と元K-1 MAX王者が対戦
 RIZIN FIGHTHING FEDERATIONが6月8日、都内で会見を開き、「RIZIN.11」(7月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)への五味隆典の参戦を発表した。対戦相手は元K-1 WORLD MAX世界王者アンディ・サワー。元PRIDE王者と元K-1 MAX王者の対戦が実現することとなった。

 五味は今回の参戦について「オファーをいただいたので頑張ろうと思います。ジムも落ち着いて、半年間いい練習ができていたので、後は絞って打撃の練習をするだけ。ケガもないので、素晴らしい舞台に立てる機会があるのならやったほうがいいと思ってオファーを受けた。この階級のエースがいないなと思って、それで盛り上げられるなら出ようと思った(笑)」などと説明した。

チームリーダー所英男の「大将は嫌だ…」で矢野が大将に…【6・9 QUINTET】

2018.06.08 Vol.Web Original

1回戦のチームオーダーを発表
 桜庭和志が立ち上げた5vs5のチーム戦によるグラップリング大会「QUINTET」の2度目の大会となる「QUINTET FIGHT NIGHT in TOKYO -Light Weight Team Championship-」(6月9日、東京・ディファ有明)の前日会見が8日開催され、各チームの1回戦の選手出場順(オーダー)が発表された。

 今大会は5選手の総体重を360キロ以下に定めたいわば軽量級シリーズ。

 旗揚げ戦でチームメートだった所英男と中村大介がそれぞれ個別にチームを結成するなど、バラエティーに富んだ顔触れの4チームが揃った。

羽生結弦に国民栄誉賞

2018.06.08 Vol.707

 政府は6月1日、今年2月に行われた冬季平昌オリンピックで2大会連続の金メダルを獲得したフィギュアスケート男子の羽生結弦に国民栄誉賞を授与することを決めた。23歳での受賞は史上最年少。これまでに芸能や文化、スポーツなどの分野で功績を上げた26の個人・団体が受章。五輪金メダリストでは柔道の山下康裕氏、陸上マラソンの高橋尚子氏、レスリングの吉田沙保里、伊調馨の両選手に続く5人目の快挙となる。

 羽生は平昌五輪直後には現役続行を宣言。前人未到の「4回転半ジャンプ」さらには「5回転ジャンプ」の成功を目指す。

 なお羽生は4月には2度目の紫綬褒章も受賞している。

スペイン代表のイニエスタがJ1神戸入り

2018.06.08 Vol.707

サッカーJ1リーグの神戸が5月24日、東京都内で会見を開き、スペイン代表MFのアンドレス・イニエスタをバルセロナから獲得したことを発表した。イニエスタは「日本は大好きな国。チームを助け、自分のサッカーを見せるために日本に来た」と抱負を語った。複数年契約で年俸は推定で3000万ユーロ(約39億円)とみられている。この額はJリーグ史上最高額。

 イニエスタはバルセロナの生え抜き選手で他クラブへの移籍は初めて。スペイン代表としても2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で優勝に貢献。6月14日に開幕するW杯ロシア大会でも代表に選ばれている。

 またJリーグではシーズン中の背番号の変更は認められていなかったのだが、30日に行われた理事会でユニホームに関する要項を改定。イニエスタが慣れ親しんだ「8」をつけてプレーすることが可能となった。

西野監督「全試合でポイント獲得。グループリーグ突破」掲げる

2018.06.08 Vol.707

 日本サッカー協会は5月31日、東京都内で会見を開き、「2018ワールドカップ(W杯)ロシア」(6月14日開幕)の日本代表メンバー23人を発表した。

 前日に行われたガーナ代表との壮行試合のメンバーから井手口、浅野、三竿という若手選手が外れ、本田、香川、岡崎、長友、長谷部、川島という前回のブラジル大会の主力が揃ってメンバー入り。初選出の選手も12人いるものの、経験重視のメンバーという印象。
平均年齢の28.26歳は過去5大会と比べて最高齢となった。

 ハリルホジッチ前監督は「日本は若手を信頼して使うところが欠けている」と指摘し、多くの新戦力を招集しては合宿でチェックしたが、今回、西野監督に与えられた時間はわずかということもあり、このような顔ぶれになったと思われる。

 西野朗日本代表監督は今回の選考について「(W杯初戦の)6月19日にベストを出せる選手を選んだ」と話した。

 落選した3選手については所属するクラブでの出場機会が少なくコンディションがベストではなかったことを示唆した。それでも期待をかけての招集だったが、19日までにトップパフォーマンスに上げていくことは難しいとの判断を下したよう。

 香川については「状態は上がっている」と判断。本田についても「コンディションは上がっている。影響力はチームにプラスになっている」などと話した。

 そして今大会の目標を「各ゲームでポイントを取って、グループステージを突破したい」と設定した。

 代表はオーストラリアでの事前キャンプのため2日に出国。

 3日午前に宿舎で行ったミーティングは前監督のそれとは大きく様変わり。ガーナ戦の映像を見ながら選手に意見を求めるなど、首脳陣が積極的に選手からの意見に耳を傾けたという。

 日本は12日に行われるパラグアイ代表戦で最後の仕上げを行い、19日のグループリーグ初戦コロンビア戦に臨む。

BMXフリースタイルパーク・大西勘弥【AFLO SPORT Presents PHOTOIMPACT-プロの瞬撮-】

2018.06.08 Vol.web Original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

ラジャダムナン王座決定戦出場の緑川創が「パンチが当たれば倒せる」

2018.06.05 Vol.Web Original

6月27日にタイで「ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王座決定戦」
 新日本キックや「KNOCK OUT」を主戦場に戦う、新日本キック第8代ウェルター級チャンピオンの緑川創が6月27日にタイのラジャダムナンスタジアムで前チャンピオンのシップムーン・シットシェフブンタムとの「ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王座決定戦」を行う。

 緑川は6月5日、「RISE125」(6月17日、千葉・幕張メッセ・イベントホール)に出場する高谷裕之の公開練習でスパーリングパートナーを務め、その後、自らのタイトル戦についてコメントした。

 ムエタイ最高峰のラジャダムナン王座を目指して戦ってきた緑川にとっては今回のタイトル戦はやっとめぐってきたビッグチャンス「先輩の試合とか自分自身がタイで試合をする中で、これが立ち技の最高峰だと実感していて、それに挑戦して取りたいという気持ちがずっとあった。決まったからには死に物狂いで練習して、絶対に取ってやろうと思っている」などと話した。

高谷裕之がHIROYAに「お互いKO狙いで!」とメッセージ【6・17 RISE】

2018.06.05 Vol.Web Original

元新日本キックウェルター級王者の緑川創とスパーリング
「RISE125」(6月17日、千葉・幕張メッセ・イベントホール)に参戦する高谷裕之が6月5日、自らが代表を務める代官山のトレーニングジム「EXFIGHT」で公開練習を行った。

 高谷は3分間のシャドーの後、3分間のマススパーリングを披露。順調な仕上がりを見せた。

 練習後の会見では「徐々にキックに慣れてきて、よく仕上がってきていると思う。当日は楽しみにしていてほしい」などと話した。

 この日、練習パートナーを務めたのは新日本キック第8代ウェルター級チャンピオンの緑川創。緑川も6月27日にタイのラジャダムナンスタジアムで前チャンピオンのシップムーン・シットシェフブンタムとの「ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王座決定戦」を控えている。

 緑川には「以前から試合が決まるとスパーリングをお願いしていた」とのことで「刺激をもらっている」間柄という。

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