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FUMIYA「1度負けた選手に2度は負けない」トーナメント決勝でリベンジ誓う

2018.05.14 Vol.706

 服の上からでも分かる熱い胸板とがっちりとした肩幅。さすが格闘家!と思いきや、格闘技を始めてまだ3年くらいしか経っていないとか。

「幼稚園の時にはもう泳いでいた記憶があります。その頃からオリンピックを目指し、水泳をやっていたんですけど、中学校2年生ぐらいの時に伸び悩んでしまって…。ほぼ毎日練習していたのに、これだけやってもダメなんだから、この先も無理だろうと。で、もういいいやって思ってやめちゃったんです」。

 ジュニアオリンピックにまで出場したのに、何ともあっさりと…。

「学校の部活で陸上もやっていて、そっちのほうが面白くなって、本格的に陸上に転向しました。高校時代は800mでインターハイを目指していましたが、結局インターハイには出場できず、関東大会止まり。その後の記録会で1位になったりもしたんですけど、インターハイに出ていないという事で、希望していた大学に推薦がもらえず、陸上もやめちゃいました。諦めが早いというか、ちょっと投げやりになっちゃう性格なのかも知れない (笑)。その後は、柔道整復師の専門学校に通っていたんですが、1年ぐらい何もしていなかったら、太ってきちゃって(笑)。ダイエット感覚というか、エクササイズ感覚で、現在のジムに通い始めたら、格闘技にはまってしまった。そこから、自分の格闘家としての人生が始まりました」

元環太平洋王者・根津優太が3年ぶり参戦で魚井に判定勝ち【5・13修斗】

2018.05.14 Vol.Web Original

根津「改めて“ただいま”。泣きそうです」
「プロフェッショナル修斗川崎大会」(5月13日、神奈川・カルッツかわさき)で元環太平洋バンタム級王者の根津優太が約3年ぶりに修斗に参戦。魚井フルスイングと対戦し、2-1の判定で復帰戦を飾った。

 根津は魚井のフルスイングの左フックを巧みなスウェー、バックステップでかわしては、強烈なロー、ミドルを打ち込んでいく。2、3Rにはラウンド終盤にテイクダウンも奪うなど、着実にポイントを奪い、ジャッジ1人が30-28で魚井を支持するなど難しい判定となったが、残る2人が30-28、30-29で根津を支持した。

 根津は「3年ぶりです。改めて“ただいま”。3年ぶりでも応援してくれる顔触れが変わってなくて泣きそうです。うれしいです。今日は勝ちにいってしまったんですが、まだまだ激闘はできると思う。明日の活力になれる選手になりたいから、これからも見守っていてください」と挨拶した。

猿田洋祐がKOで世界ストロー級初防衛【5・13修斗】

2018.05.14 Vol.Web Original

蹴り足をキャッチし強烈な右フック!
 プロフェッショナル修斗の春の大一番「プロフェッショナル修斗川崎大会」(5月13日、神奈川・カルッツかわさき)で行われた「世界ストロー級チャンピオンシップ」で王者・猿田洋祐が村田一着を3R45秒、KOで破り、初防衛戦に成功した。

 猿田は1Rから村田の蹴りをキャッチしてテイクダウンに持ち込みこつこつとパンチ。そして背を向けた村田にバックから強烈な右のパンチを連打し、削っていく。2Rも村田の蹴りをキャッチし、テイクダウン。1R同様、上のポジションをキープすると今度はヒジの連打。3Rも猿田は村田の右ミドルをキャッチすると強烈な右フックをクリーンヒット。ダウンした村田に追撃のパウンドを連打したところでレフェリーが試合を止めた。

「修斗伝承マッチ」で斎藤裕がリオン武に判定勝ち【5・13修斗】

2018.05.14 Vol.Web Original

斎藤が現王者の貫禄見せる
 プロフェッショナル修斗の春の大一番「プロフェッショナル修斗川崎大会」(5月13日、神奈川・カルッツかわさき)のメーンで行われた斎藤裕vsリオン武の一戦は3R3-0の判定で斎藤が勝利を収めた。

 リオンは第5代、第8代と二度、世界ライト級のベルトを巻いた伝説の王者。現世界フェザー級王者の斎藤との対戦は“修斗伝承”がうたわれたものとなった。

 1R、斎藤はローでの探り合いからタックル、パンチを見せてからのタックルとさまざまなバリエーションでテイクダウンを狙うがクリーンな形でリオンを倒すことはできない。ラウンド終盤にテイクダウンに成功するも、ダメージを与えるまでには至らない。

 2Rもリオンのパンチにタックルを合わせてテイクダウンに成功するも、リオンはすぐに立ち上がる。逃さず押し込む斎藤だが、効果的な攻撃が続かずブレイク。しかし次の展開では組み付いてから足を払ってきれいにテイクダウンに成功。鉄槌を落とすも、リオンはスキを突いて立ち上がる。ここでも逃さずバックをキープした斎藤はヒザ蹴りでリオンを削っていく。リオンも正面に向き直り逆に押し込むが斎藤はリオンのボディーにヒザを連打。斎藤はラウンド終盤にはハイキックをヒット。徐々にペースを握っていく。

竿本樹生が悲願のベルト奪取。「RIZINにも出たい。伊藤選手ともやりたい」【5・12 ZST】

2018.05.13 Vol.Web Original

GRADIATOR王者を破り、団体の威信も守る

 総合格闘技イベント「ZST.60」(5月12日、東京・新宿FACE)のメーンで行われた「第4代ZSTフライ級王者決定戦」で竿本樹生と加マーク納が対戦した。昨年、第3代王者の伊藤盛一郎が王座を返上。これに伴い行われた決定戦だったが、加マークはGRADIATORフライ級王者ということもあり、竿本にとってはベルトばかりか団体の威信をかけた戦いとなったが3-0の判定で勝利を収め、第4代王者に輝いた。

 竿本はパンチからタックルへという戦法で加マークに尻もちをつかせるものの、加マークは左腕で巧みに竿本の動きを制して、逆に右のパンチで竿本を削っていく。それでも徹底してタックルにこだわった戦いを見せる竿本は徐々にグラウンドで自分の形に持ち込んでいく。加マークの固いガードに一本勝ちこそならなかったものの、ジャッジは3Rを通じてアグレッシブに攻め続けた竿本を支持した。

 竿本は試合後のリングで「3年前に和歌山からBRAVE GYMに内弟子としてやってきて、20歳までにベルトを巻くという目標があった。今、21歳になってしまったが、なんとか21歳でベルトを巻くことができて良かった」と話した。また試合後の会見では「取りあえず目標のベルトが取れて今はホッとしている。テイクダウンしても腕を固められてうまく攻められなかったので、どうしようかという思いはあったが、宮田先生がいろいろと指示をしてくれて、その通りに動いて、なんとか自分からいろいろと形を作っていけたのが良かった。試合前に最初は打撃でいって苦戦したらレスリングで行けと言われていたので、苦戦したらレスリングで行く頭しかなかった。打撃でプレッシャーをかけられてタックルにも行きにくかったが、パンチのフェイントからタイミングよくタックルに入れた」などと試合を振り返った。今後については「チャンピオンになって、防衛戦をしないといけないという思いはある。それをしてから上のステップに上がっていきたい。RIZINにも出たい。伊藤選手ともやりたい。僕がベルトを取るまでは伊藤選手がずっとベルトを持っていた。伊藤選手といずれやりたいと思っていたが、戦うことなくベルトを取ってしまったので、伊藤選手とはやってみたい。フライ級が一番盛り上がっていると思うので、どんどん引っ張って行けたらと思うし、全部の階級を合わせて一番引っ張って行ける存在になりたい」などと話した。

5・25キック×バンドライブの異色イベントが開催!

2018.05.11 Vol.706

 キックボクシングとバンドライブが激しく交錯する新感覚のイベント『KICK ADDICT!』が5月25日(金)、豊洲PITで開催される。プロデューサーは″野良犬″の異名で現役時代数々の名勝負を繰り広げた小林さとしとパンクのレジェンド・KATSUTA★なのだから何かが起こることは必至!

 出演バンドは湾岸の羊、ポイズンアーツ、第四胃袋ギアラ、片目惚れ(アイドル)、みついろなど。

 格闘技のほうでは藤原あらしvsダウサイヤムなどの好カードが並ぶ。異色なのは“爆腕”大月晴明と“痩身の暗殺者”天笠尚のエキシビションマッチが実現することだろう。かつてギレルモ・リゴンドウからダウンを奪った天笠のボクシング技術とキックボクシングで一時代を築き上げた大月の爆腕はどんな化学反応を起こすのか。

 最新情報は「KICK ADDICT!」HP( http://www.kick-addict.com/ )から。

卓球女子が3年連続銀メダル

2018.05.11 Vol.706

「2018世界卓球選手権スウェーデン大会」(4月29日〜5月6日、スウェーデン)の団体女子決勝が5日行われ、日本は中国に1−3で敗れ、3大会連続の銀メダルとなった。日本は第1試合のシングルで伊藤美誠が3−2で先勝したものの、第2試合で平野美宇が昨年の世界女王の丁寧に0−3、第3試合でも石川佳純が0−3、第4試合で平野が0−3と3戦続けてストレート負けを喫した。

 6日は男子団体の決勝が行われ、中国がドイツに3−0で勝利を収め、9連覇を達成した。日本は4日の準々決勝で韓国に1−3で敗れた。

イチローがマリナーズ会長補佐に就任。現役は続行

2018.05.11 Vol.706

 米大リーグのマリナーズが5月3日、イチロー外野手がメジャー出場の前提となる40人枠から外れ、会長付特別補佐に就任したことを発表した。

 今後は球団幹部や選手らのサポートにあたる。今季は試合には出場しないが来季以降は選手復帰の可能性はあるという。

 これを受けイチローが記者会見。「大好きなチーム、大好きなチームメート。チームがこの形を望んでいるのであれば、それが彼らの助けになるのであればと、喜んで受けたということ」と話し、来季の復帰については「イメージできないことはない。やってみないことには分からない。僕は野球の研究者でいたい。それも研究材料の一つ」などと話した。

 イチローは2001年に日本のオリックスからマリナーズに入団。今季は6年ぶりにマリナーズに復帰したもののここまで15試合の出場で44打数9安打の打率.205にとどまっていた。

朝倉海がRIZIN2連勝、ケイプは判定に不満爆発!

2018.05.11 Vol.706

 今回は体重オーバーもなく平穏に進んだ前日計量の中で唯一ヒートアップしたのがマネル・ケイプと朝倉海。試合も前日の遺恨を引きずりバチバチのど突き合いとなったが、2−1の判定で朝倉が勝利を収めた。

 RIZINで2連勝となった朝倉は今後について「誰とでも戦う」と言いながらも「同じ団体で戦っている以上はイアン・マッコール選手や堀口選手には勝たなきゃいけないと思う。今は目標にしている選手ですが、いずれ勝ちたい」などと話した。

 一方のケイプは試合後の会見で「失望している。今回の判定を受けて、また日本に試合をしに戻ってくるかどうか、真剣に考えている。僕にとっては不本意な結果であり、レフェリーが相手の腕を上げたときに、“まさか”と思いました。RIZINには非常に失望している」と判定に不満を表した。

堀口vs天心ついに実現か?RIZINが「キックWORLD GP 2018」開催

2018.05.11 Vol.706

「RIZIN.10」(5月6日、福岡・マリンメッセ福岡)のメインで行われた堀口恭司vsイアン・マッコールの一戦は1R9秒で堀口がKO勝ちを収めた。

 堀口はマッコールが距離を詰めてパンチを放ってきたところに左のフックをカウンターで合わせ、一撃で試合を決めた。

 堀口はマイクを握ると「那須川くん、やろうよ。立ち技最強トーナメント、俺も出ますので。よろしくお願いします」と那須川との対戦をアピールした。

 これはセミファイナルに出場した那須川天心が勝利後に「キックのトーナメントのベルトが自分は欲しいです。強い相手とどんどん戦いたいので、ぜひキックのベルトを作ってください」というアピールを受けてのもの。

RENAの対戦要求にカンナびっくり。そしてやんわり拒否

2018.05.11 Vol.706

 昨年、大晦日に行われた「RIZIN女子スーパーアトム級GP」決勝でRENAを下し新女王に輝いた浅倉カンナはメリッサ・カラジャニスと対戦。目標とした一本勝ちは逃したものの、圧倒的な判定で戴冠後の初戦を飾った。

 しかしサプライズが起こったのは試合後。浅倉の挨拶が終わったところで、RENAが突如リングイン。そしてリマッチを要求した。浅倉はまさかの展開に戸惑いを隠せず。しかし「RENAさんは(大晦日後に)MMAで試合をしていない」とやんわり拒否。RENAは「7月16日に(シュートボクシングの)ガールズS-CUPで試合をするので、そのあと7月29日(のRIZIN)でどうですか?」と提案したが、浅倉は試合後の会見で改めて「MMAの試合をやってから言ってほしかった」と話した。下半期に向けこのカードの行方にも注目が集まるところだ。

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