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2017年MVPの武居が久保を壮絶KO【3・21 K-1】

2018.03.22 Vol.Web Original

試合後にやっと挨拶。「いい人でした」
 新生K-1史上最大の規模で開催された「K-1 WORLD GP ‪2018 JAPAN‬ ~K’FESTA.1~」(‪3月21日‬、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)で6階級のタイトルマッチが行われた。

「K-1 AWARDS 2017」でMVPに輝いたバンタム級王者・武居由樹が久保賢司を相手に初防衛戦に臨み、1R1分27秒、KOで勝利を収めた。

 昨年行われた王座決定トーナメントの決勝の再戦となった2人。カードが決まってから久保の激しい挑発を受けてきた武居。前日会見でも久保は握手拒否、おじぎ無視、打ち合い強制とあらゆる物言いで武居を挑発。武居から「僕もKOを狙っていく」という言葉を引き出したのだが…。

 その言葉通り、1Rからアグレッシブな攻めを見せる武居。左ハイキックで久保をぐらつかせると前蹴りからパンチの連打を追撃し最初のダウンを奪う。「まだまだ」といった表情を見せ立ち上がった久保に今度は左ハイキック。そして左のボディーブローから右フックを撃ち抜くと久保は大の字でダウン。レフェリーが試合を止めた。

 武居は試合後のマイクで王者として、そしてMVPとして「こんな大きな会場で試合ができて、たくさんの人に応援してもらって、本当に僕は幸せです。もっともっと大きい会場でやりたいので、みなさん、K-1の試合、毎回見にきてくだい。これからも応援よろしくお願いします」と挨拶した。

 そして会見では久保について「1回やっていたので取りあえず倒すことを意識していた。終わってからリング上でも控え室でもお互いに“ありがとうございました”と挨拶しました。いい人でした」と話した。

武尊が3階級制覇「戦いたい奴はK-1に来い。逃げも隠れもしない」【3・21 K-1】

2018.03.22 Vol.Web Original

武尊が第4代スーパー・フェザー級王座を獲得

 新生K-1史上最大の規模で開催された「K-1 WORLD GP ‪2018 JAPAN‬ ~K’FESTA.1~」(‪3月21日‬、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)で行われた「K-1 WORLD GP 第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」で武尊が優勝。第4代王者に輝いた。

 武尊は1回戦第3試合で前王者の大雅を破ったスタウロス・エグザコスティディスと対戦。事実上の決勝戦ともいわれる試合となった。スタウロスは65kgでも試合をするなど体格的なハンディがあると思われた武尊だが、1Rから積極的に前に出るなど、パワー負けという印象はなし。1Rからハイスピードのバックスピンキック、ボディーブロー、ヒザ蹴り、前蹴り、ミドルキックといった攻撃でスタウロスのボディーを狙っていく。スタウロスも2Rには大雅を倒した左のパンチを何度もヒットさせるが武尊は倒れない。むしろ笑顔を浮かべ、積極的に打ち合いに臨んでいく。3Rも打ち合う場面では何度も左のパンチを食らった武尊だったが、ラウンド終盤にはパンチの連打であわやの場面も作る。スタウロスも応戦し、最後まで倒れず判定となったが、武尊が3-0の判定で最大の難敵を下した。

ウェイ・ルイが計量オーバーで王座はく奪【3・21 K-1】

2018.03.20 Vol.Web Original

ルイは再計量でも100gしか落とせず
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~」(3月21日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)の前日計量が20日、都内で行われ、スーパーファイトに出場する軍司泰斗が300g、ライト級タイトルマッチに出場する王者ウェイ・ルイが800gオーバーで再計量となった。2時間後の再計量で軍司は無事にクリアしたが、ルイは100gしか落とせず700gオーバー。この事態にK-1実行委員会と双方のジムが協議の末、ともに試合の開催を希望したためいくつかの条件のもと試合が開催されることとなった。

城戸康裕が生配信中に禁断のファスティングリポート【3・21 K-1】

2018.03.20 Vol.Web Original

「K’FESTA.1」前日計量と会見開催
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~」(3月21日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)の前日計量と会見が20日、都内で行われた。

 計量はスーパーファイトに出場する軍司泰斗が300g、ライト級タイトルマッチに出場する王者ウェイ・ルイが800gオーバーで再計量となった。計量後に行われた前日会見には軍司とルイを除く本戦出場の全選手が臨んだ。

久保賢司が武居の握手を拒否!おじぎも無視【3・21 K-1】

2018.03.20 Vol.Web Original

武居「明日出場する選手の中で僕が一番明日の試合を楽しみにしている」
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~」(3月21日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)の前日計量と会見が20日、都内で行われた。

 スーパー・バンタム級タイトルマッチで対戦する王者・武居由樹と久保賢司は昨年からの因縁を引きずったままのやりとりとなった。

 武居は「明日のために完璧に仕上げてきて、何の不安もなく試合を迎えられる。明日出場する選手の中で僕が一番明日の試合を楽しみにしている。頑張ります」といつも通りのさわやかな挨拶。

武尊が縦横無尽の皇治に激怒。あわや乱闘【3・21 K-1】

2018.03.20 Vol.Web Original

皇治がヘルメットネタで弘嵩と武尊を挑発
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~」(3月21日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)の前日計量と会見が20日、都内で行われた。

「第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」出場8選手による会見では皇治が卜部弘嵩と武尊へ「ヒロヤン様、危険なので必ずお被り下さい」「タケポン様、ついでにお被り下さい」という張り紙をしたヘルメットを持って真っ先に入場。2人の席の前に置いたが、これは武尊の入場前にスタッフが片付け事なきを得る。

 しかし皇治は最後のフォトセッションでも再びヘルメットを手に登場。卜部と武尊に渡そうと歩み寄ると武尊が肩をついて一悶着。スタッフが割って入り乱闘には至らなかったが、久しぶりに怖い武尊が見られた印象だ。

羽生結弦・フィギュアスケート【AFLO SPORT Presents PHOTOIMPACT-プロの瞬撮-】

2018.03.20 Vol.web original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

川澄代表復帰でなでしこジャパンに“執念”注入

2018.03.19 Vol.Web Original

4月6日からW杯出場かけたアジアカップ開幕
 日本サッカー協会が3月19日、都内で会見を開き、「MS&ADカップ2018」(4月1日、長崎・トランス・コスモススタジアム長崎)と「AFC女子アジアカップヨルダン2018」(4月6~20日、ヨルダン)に臨む、なでしこジャパン(日本女子代表)のメンバーを発表した。

 FWの川澄奈穂美が2016年3月のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選以来、約2年ぶりの代表復帰を果たした。高倉麻子監督のもとでは初招集となる。

 会見で高倉監督は川澄について「ずっと注目して追いかけていた選手。チームが若返っていくなかでは、若手に経験とチャンスを時間をかけて与えていかなければいけないということもあったが、点を取る・ゴールに向かっていくということに関して少し物足りなさがあった。彼女の縦への突破力に大きく期待しているのと、このチームの中では最年長になるが、チームが厳しい戦いの中で精神的にふらつくようなことがあれば、そんなところでもしっかりチームを締めてもらいたいという期待を持って選出した」などと話した。

3・21「K’FESTA.1」のメーンはトーナメント決勝に決定

2018.03.19 Vol.704

武尊と卜部弘嵩の禁断の対決は実現するのか?

「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN 〜K’FESTA.1〜」(3月21日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ)の試合順が3月7日、発表された。
 今大会は大雅の不出場で急きょトーナメントが組まれた関係で、プレリミナリーファイト5試合、本戦19試合の計24試合というロングラン大会となる。

 タイトル戦が6試合組まれ、木村“フィリップ”ミノル、城戸康裕といった人気選手がスーパーファイトで出場するため、試合順、特にメーンイベントがどのカードになるのか注目されていたのだが、やはり「第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」の決勝戦がメーンに据えられた。

 昨年の開催発表会見から人一倍メーンにこだわってきたのが武尊。トーナメント出場となったことから、メーンまでには難敵を2人倒さねばいけないのだが、果たしてメーンにたどり着けるのか…。

 武尊のメーンへのこだわりの中には「新生K-1が始まって最大の大会なのだから最初から引っ張ってきた選手がメーンを締めることに意味がある」という考えがあった。今回のトーナメントでそれに該当するのは武尊と卜部弘嵩の2人なのだが、この2人の対戦は見たいようで見たくないというような複雑なカード。

 武尊と卜部兄弟の付き合いは長く深い。武尊が上京し、ジムに入った時から兄弟のような付き合いを続けている。

 武尊は「格闘技をやめようと思った時に引き留めてくれたのは卜部兄弟。彼らとは家族以上の関係。そんな人は殴れない」と最初はトーナメントにカードが変わる時に出場を躊躇した。それでも「K-1のために」という思いで参戦を決めた。大会前の会見でも「弘嵩選手相手に闘争心はない。決勝で戦うことになったら? それはその時に考える」と取りあえず今はその話題にはふたをする。

6大タイトル戦のトリは武居vs久保賢司

2018.03.19 Vol.704

 本戦は3部構成になっているのだが、タイトルマッチが最後に並ぶわけではなく、バランスよく配置された。そのなかでもトリであるセミファイナルに登場するのはスーパー・バンタム級王者で「K-1 AWARDS 2017」のMVPに輝いた武居由樹。武居は「第2代スーパー・バンタム級初代王者決定トーナメント」の決勝で破った久保賢司と再び相まみえる。

 武居は昨年5戦5勝、4KO勝ちと圧倒的な強さを見せた。沈着冷静に相手を追い込んで、最後は激しい攻撃でリングに沈める。絶対王者の風格を漂わせながらも、試合が終わった後にマイクを握った瞬間からいつもの少年のようなたたずまいに戻り「みんな大好きです」とさらりと言ってのける。試合前の会見でも爽やかな受け答えで決して怒りを表に出すようなことはない。久保の挑発についても「こういう絡まれ方は初めてなので楽しい」とまで言う。

 一方の久保は昨年、トーナメントで現役復帰して以来、常にいらだち、対戦相手に憎悪をむき出しにする。ともすればそういう振る舞いは試合を盛り上げるためのポーズと取られてしまうこともあるのだが、久保の場合はどうやらそういったものとも違うらしい。

 久保は公開練習後の会見でぽつりと「普段の状態と試合のモードに入った時の感情の落差がありすぎて、私生活ではつらい時もある」と漏らした。そういったため込まれた負の感情が爆発する久保の試合は「情け容赦ない」ものとなる。

 前回の対戦はトーナメントの決勝で互いのダメージに差があった。今回は一発勝負。久保に言わせると武居は「よく言えばクレバーだが、悪く言えば相当性格が悪い」らしい。

 この試合は試合中はもちろんなのだが、試合後の会見のコメントも含めて興味深い一戦となりそうだ。

関が樋沼との打撃戦制すも「判定ですいません」【3・17 ZST】

2018.03.18 Vol.Web Original

真っ向打ち合うも決着つかず

 総合格闘技イベント「ZST.59」(3月17日、東京・新宿FACE)のメーンでZSTフェザー級王者・関鉄矢が王座戴冠後の第1戦に臨み、樋沼朝光に3-0の判定で勝利を収めた。試合は樋沼のキックに関がパンチを合わせ、そこからともに激しい打ち合いに臨むという展開が繰り返される。ともに倒れてもおかしくないようなパンチを被弾しながらも立ち続け、おかまいなしにパンチを放ち続ける。2R終盤になって樋沼が組み付きからテイクダウンに成功しフロントチョーク、ラウンド終了間際に関がバックを奪いスリーパーホールドにとらえるといった場面はあったが、ともに極め切れずに判定決着となった。

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