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大尊が豪快KO勝ちもまさかの筋肉キャラ返上【12・17 修斗】

2017.12.18 Vol.Web Original

「剛よく剛を制す。力だけでは勝てないということを力で教えてやった」
 プロフェッショナル修斗公式戦「インフィニティリーグ2017優勝決定戦」(12月17日、東京・新宿FACE)のメインイベントで大尊伸光vs田口泰地のマッスル対決が行われ、大尊が1R3分22秒、KOで勝利を収めた。

 入場早々、にらみ合う2人。コールを受け、自コーナーへ戻るため視線を外した田口だったが、その間も大尊は視線を外さない。田口はそれに気づくと一瞬驚いた表情を見せたものの、再度にらみ合いに応じ、コールを受けた大尊が両手を上げると田口も合わせて両手を上げるなど、ゴング前からファンを当惑させた。

あこがれの選手が先生に! プロ野球選手による野球教室が開催【夢の課外授業】

2017.12.18 Vol.701

 今年日本一に輝いた福岡ソフトバンクホークスの監督・工藤公康が毎年12月に開催している野球教室が3日、東京・神宮室内野球練習場で開催された。今年で24年目を迎える「チャリティ・キッズ・ベースボールスクール2017」(主催:二十一世紀倶楽部、夢の課外授業実行委員会)には、工藤監督のほか、現役のプロ野球選手が先生として参加。東京と近郊の10チーム、約100名の子どもたちが、憧れのプロ選手から直接指導を受けた。

ウェアの断捨離はちょっと待って! 東京マラソンが衣類リユースの活動支援

2017.12.13 Vol.Web Original

 大掃除のタイミングにあわせて、いらなくなったものは捨ててしまおうと人も少なくないだろう。その断捨離アイテムのなかに着なくなったスポーツウエアなど衣類があるならば処分はちょっと待って!

 東京マラソン財団は12日、2018年の東京マラソン(2月25日)で衣類リユースの活動支援を実施すると発表した。家庭に眠っているまだ使える衣類を社会貢献に役立てる「洋服ポスト」の仕組みを東京マラソンに導入するもので、東京マラソン EXPO 2018の会場や大会当日のスタートエリア(ランナーのみ)に「洋服ポスト」を設置して、ボランティアが衣類を預かる。集まった衣類1kgにつき7円が、東京マラソンチャリティを通じて寄付されるという。

 東京マラソン走ったランナーなら経験済だろうが、スタート地点についてから実際に走りだすまではかなり時間があって体が冷える。とはいえ、42.195キロメートルを走り抜くためにも余計なものは身に着けたくないのが、多くのランナーの思うところ。東京マラソン財団は、古くはなったもののまだ着られるスポーツウェアなどをスタート寸前まで着用して暖を取ってもらい、いよいよ走りだすという時には脱いで「洋服ポスト」の仕組みを利用してもらうことをイメージしているという。

「洋服ポスト」は、特定非営利活動法人洋服ポストネットワーク協議会が運営する、眠っている衣服を世の中のために役立てる仕組み。スポーツウエアに限らず、メンズ、レディーズ、子供用などまだ着られる衣類を預かり、マレーシアで選別、世界各地の古着マーケットで販売されたり、形を変えてリサイクルされる。東京マラソンだけではなく、常設のポストやイベントでの回収、郵送での送付も受け付けている。詳細は「洋服ポスト」の公式サイト http://www.yofukupost.net/ で分かる。
 
 東京マラソン当日に衣類の預かりや仕分けを行うボランティアを1月下旬から募集する。募集の詳細は、東京マラソン財団オフィシャルボランティアクラブ VOLUNTAINER http://www.voluntainer.jp/ で発信される。

塚越vs牧平のタイトル戦正式決定。小澤が復帰戦で里見と対戦【2・12 Krush.85】

2017.12.13 Vol.Web Original

塚越「最後は気持ちの勝負」、牧平「愛と勇気をもってベルトを獲りに行く」
「Krush.85」(2018年2月12日、東京・後楽園ホール)の第一弾カード発表会見が12月12日行われた。

 先日のKrush12月大会で行われた「-67kg次期挑戦者決定戦」で勝利を収めた牧平圭太が王者・塚越仁志に挑戦するタイトル戦が正式に発表された。

 約1年ぶり2度目の防衛戦となる塚越は「牧平選手がチャンピオンだった時とベルトの価値が同じだとは思っていません。僕はベルトを防衛して、9月の初代K-1ウェルター級王座決定トーナメントにも出ていますし、K-1では残念な結果(準決勝敗退)でしたけど、Krushチャンピオンの誇りを持って戦ってきたつもり。Krushのチャンピオンとして倒して防衛したい。最後は気持ちの勝負になると思う。今年2月にモハン選手と防衛戦もありましたが、僕は9月のK-1では準決勝で(久保の)ローキックで負けました。牧平選手もローを得意にしていると思うので、この試合は自分が成長するチャンスだと思っています。ここで負けたら格闘家としての次はないと思っているので、すべてをかけて倒しに行きたい」などと話した。

 約2年ぶりの王座返り咲きを狙う牧平は「約2年ぶりにKrushのベルトを間近で見て、よだれが出るほど興奮しますね。応援してくれる人たちの気持ちを力に変えて、愛と勇気をもってベルトを獲りに行きます。この階級は技術云々だけじゃなく、男としての生き方やハートを見せられる選手が集まっていると思うので、最後はそこの勝負かなと思っています。命がけでベルトを獲りに行きます」などと話した。

西京vs椿原 2015K-1甲子園決勝の再戦実現【12・27 K-1】

2017.12.13 Vol.Web Original

西京「プロとしてしっかり分かりやすく白黒はっきりつけたい」
 K-1実行委員会が12月12日、都内で会見を開き「K-1 WORLD GP JAPAN 2017~SURVIVAL WARS 20127~」(12月27日、東京・後楽園ホール)の対戦カードの変更を発表した。

 第6試合で西京春馬と対戦予定だった大滝裕太が負傷のため欠場。これを受け、K-1甲子園2017-55kg王者・椿原龍矢が西京と対戦することとなった。

 この2人は2015年のK-1甲子園決勝で対戦。この時は西京が判定勝利を収めている。今年のK-1甲子園決勝後の一夜明け会見で、椿原は「プロのリングで西京にリベンジしたい」と話していたのだが、早くもそのチャンスが巡ってきた。

 会見で椿原は「「K-1甲子園の一夜明け会見の時に言うだけやったらタダなんで『西京選手にリベンジしたい』と言ったんですけど(笑)、実際に言ってみて良かったなと思います。K-1甲子園が終わってからも練習は続けとって、まだサウスポー対策はやってないですけど、ちゃんと勝てるように試合したいと思います。K-1甲子園で負けた相手と高校生のうちにリベンジできるのはラッキーだと思いました。(西京は)Krushの-58kgでチャンピオンにもなっていて、めっちゃ強いのは分かっているし、上手い選手です。でもここで西京選手にKOで勝ったら、もしかしたら来年3月の『K’FESTA.1』出場があるかもしれないので、勝ちます」などと話した。

 一方、西京は「対戦相手が椿原選手に変更になると聞いて、正直、モチベーションはがた落ちでした。でも来年(武尊の返上で)空位になるK-1フェザー級のタイトル戦線に向けて大事な試合になると思うので勝ちに行きます。(椿原は)2年前のK-1甲子園の決勝で勝っている相手ですが、しょうもない試合だったので(自分が)勝ったとは思っていません。結果は僕の優勝でしたが、今度はプロとしてしっかり分かりやすく白黒はっきりつけたいです。今回はKrushでチャンピオンになって一発目の試合で、椿原選手と同じレベルでやってないんだぞという試合をしたいです。今年は負けなしで来たので、最高の締めで1年を終わりたいです。試合への気持ちは変わらず、Krushチャンピオンとしてレベルの違いを見せて倒したい」などと話した。

大滝はバイク事故でドクターストップ
 なお大滝は12月5日にバイクを運転中にトラックと接触事故を起こし、全身打撲などの怪我を負い、20日間の加療が必要と診断された。命に別状はないもののドクターストップで今大会を欠場することとなった。

キックトーナメントの那須川天心の相手はラウェイ王者・浜本【12・27、31 RIZIN】

2017.12.13 Vol.Web Original

 RIZIN FIGHTING FEDERATIONが12月12日、都内で会見を開き、「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 2 nd ROUND/Final ROUND」(12月29、31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カードを発表した。

和田良覚、垣原賢人らが高山善廣を語る 「高山善廣チャリティー写真展」

2017.12.12 Vol.Web Original

PRIDE時代のドン・フライ戦など56点の写真を展示
 日本の格闘技写真の第一人者であるフォトグラファーの長尾迪氏の写真展「MMA LEGEND」の第2弾となる「MMA LEGEND Vol.2 高山善廣チャリティー写真展」が12月12日からスタジオf-1成城で始まった。

 今回の写真展は今年5月に試合中の事故で頸椎を損傷し、現在厳しいリハビリを続けている高山選手のチャリティーを目的としたもの。

 初日から多くのファンや関係者が訪れ、また海外のメディアの取材も入り、改めて高山善廣という選手が日本の総合格闘技界とプロレス界に大きな影響を与えていたことを感じさせる。

 会場にはPRIDE時代を中心に56点の写真を展示。語り草となっている2002年のドン・フライとの一戦はもちろん、最近のものでは悪性リンパ腫と闘う垣原賢人を応援しようとU戦士たちが集まった「Moving On〜カッキーエイド〜」での試合の模様など、貴重なカットが並ぶ。

佐藤将光と松本光史が参戦。猿田洋祐と世界王者3人がそろい踏み【1・28 修斗】

2017.12.11 Vol.Web Original

佐藤は“ザ・ギロチン”齊藤曜と対戦
 プロフェッショナル修斗の2018年開幕戦(2018年1月28日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードが発表された。

 すでに参戦が発表されていた世界ストロー級王者・猿田洋祐に続き、世界バンタム級王者・佐藤将光と世界ライト級王者・松本光史の出場が決まった。ともにノンタイトル戦となる。

 佐藤は“ザ・ギロチン”の異名を持つ齊藤曜と対戦する。齊藤は11月12日のプロ修斗青森大会で約4年ぶりの修斗参戦を果たし、昨年度新人王・一條貴洋と対戦。相手に何もさせず、代名詞であるギロチン(フロントスリーパー)で勝利を収めた。

 齊藤は総合格闘技ばかりではなくグラップリングの大会にも多く参戦。2015年には「D-NET GRAPPLING ALL JAPAN CUP」でUFCファイターの佐々木憂流迦を破り優勝を果たし、同年に行われたZSTの「第二代GT(グラップリング)タッグ王者決定トーナメント」では師匠の戸井田カツヤとのタッグで参戦。決勝で宇野薫、植松直哉組に敗れはしたものの、準優勝。またMMAルールでは元ZSTバンタム級王者の藤原敬典を下すなど、その実力は折り紙付き。修斗のバンタム級戦線をかき回す存在となりそうだ。

牧平が平山破り、塚越への挑戦権獲得【12・9 Krush.83】

2017.12.10 Vol.Web Original

2度のローブローで試合が 中断

 Krushの2017年最後の大会となる「Krush.83」(12月9日、東京・後楽園ホール)で「Krush−67kg次期挑戦者決定戦」牧平圭太vs平山迅戦が行われ、延長にもつれ込む接戦となったが、牧平が判定勝ちで挑戦権をつかんだ。

 試合は1Rから牧平が得意の左ロー、ミドルをひたすら蹴りまくり、平山は攻撃の糸口をつかめない。しかし2R、そんな展開の中、平山がワンチャンスを生かし、左フックで先制のダウンを奪う。なおも平山はKO勝ちを狙い攻め込むが、牧平はなんとかしのぐ。

 後がない牧平は3Rも徹底的に蹴りまくる。平山も距離を詰め、パンチで応戦。ここで牧平の左のヒザが平山の下腹部付近に。リングに倒れこみローブローをアピールする平山とセコンド。それでもダウンカウントが数えられ、いったんはゴングが鳴ったが、時計を止め審判団が協議。ビデオ判定の末、平山の抗議が認められ、ローブローのジャッジで試合を再開。再開後は牧平のローと平山のパンチが乱れ飛ぶ展開に。平山はローで大きなダメージを受けながらも最後まで立ち続け、パンチを放ち続けた。試合は判定に持ち込まれ、3者とも28-28で延長へ。

 延長ラウンドも牧平のキックと平山のパンチが乱れ飛ぶ展開となったが、牧平の左ミドルがまたもローブローとなり中断。再開後も互いに意地の蹴り合い殴り合い。2人は最後までリングに立つ続け、判定となったが、ジャッジ3者とも10-9で牧平を支持。牧平が3-0で勝利を収めた。

KANAが王座奪還。そして「K-1に女子の階級を作る」【12・9 Krush.83】

2017.12.10 Vol.Web Original

“独眼竜”KANAが今年1月のリベンジに成功
 Krushの2017年最後の大会となる「Krush.83」(12月9日、東京・後楽園ホール)はダブルメインイベントで女子のタイトル戦が2試合組まれた。

 ダブルメインイベントの第2試合で行われた「Krush女子−50kgタイトルマッチ」は王者・メロニー・ヘウヘスに前王者のKANAが挑戦。KANAが3-0の判定で勝利を収め、王座に返り咲いた。

 2人は今年1月にKANAにヘウヘスが挑戦する形で初対戦。プロ入り以来、全勝街道を突っ走っていたKANAだったが、初のダウンを喫したうえで判定負け。王座を明け渡した。ヘウヘスはその後、紅絹を相手に防衛を果たし、今回が2度目の防衛戦。一方、KANAは5月に復帰戦を飾るや8月にもKO勝ちを収め、今回の挑戦にこぎつけた。

 1Rから激しい打ち合いの2人。パンチを中心に攻撃を組み立てるKANAに対し、ヘウヘスはパンチに時折繰り出す右ハイキックが効果的。1R終了時にはヘウヘスの強烈なジャブを受けたKANAの右目が腫れ始める。2RになるとヘウヘスはKANAの右目に左ジャブを集め始める。KANAは左右のボディーフックで反撃。嫌がるヘウヘスにープレッシャーをかけコーナーに追い込んではパンチの連打。しかしヘウヘスのジャブでKANAの右目はどんどん腫れ上がっていく。3Rが始まるころにはKANAの右目は大きく腫れ上がり、ほとんど視界ゼロ。なおもヘウヘスのジャブがKANAを襲うが、KANAの左右のボディーフックは左目だけでも的確にヘウヘスのボディーをとらえ続ける。

 ともにダウンこそ奪えなかったものの、観客にはっきり伝わる激しい打撃戦を繰り広げた末に試合は判定に。30-29、29-28、30-27の3-0でKANAが勝利を収めた。

12.9「Krush.83」KANAが王座奪還を宣言「明日で悪夢を終わらせる」

2017.12.08 Vol.Web Original

 東京・後楽園ホールで9日に開催される「Krush.83」の前日計量と記者会見が8日、都内の会場で行われた。
 Krush2017年シリーズ最後のメインイベントはKrush女子-50kgタイトルマッチ。シリーズ最初の1月の大会でベルトを奪われたKANAが、その因縁の相手メロニー・ヘウヘスに今回は挑戦者として挑む。
 初めての敗北、そしてベルトを奪われた相手との再戦にKANAは「今年1月15日にメロニーに負けてから、毎日悪夢と戦ってきました。その悪夢も明日で終わりだと思います。明日までしっかり準備しないといけないと思うし、まだ準備の途中なので1秒たりとも油断できないです」と会見の間もピリピリした様子。「二度同じ相手と戦ったことがないので、明日どういう状況になるか分かりません。ただ初めて負けた相手でベルトを獲られた相手もあるので、すごく気合いが入っています」と表情を引き締めた。対するメロニーはリラックスした雰囲気で「KANAの悪夢は明日で終わりじゃないと思っている。明日は自分の方がKANAより優れていること、そしてKrushのチャンピオンに相応しいことを証明したい」と防衛に自信をのぞかせた。

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